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発明の名称 定着装置及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−143267
公開日 平成11年(1999)5月28日
出願番号 特願平9−304075
出願日 平成9年(1997)11月6日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中川 周吉 (外1名)
発明者 浅川 雅透
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 セラミックヒーターと、前記セラミックヒーターを保持するホルダと、前記セラミックヒーターと前記ホルダとに接続され前記セラミックヒーターを張架する張力付加手段とを有することを特徴とする定着装置。
【請求項2】 記録シートを給送する給送手段と、前記記録シートを搬送する搬送手段と、静電潜像にトナーを付着することによりトナー像を形成される像担持体と、前記トナー像を前記記録シートに転写する転写手段と、請求項1記載の定着手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックヒーターを使用した定着装置及びその定着装置を使用した画像形成装置に関する物である。
【0002】
【従来の技術】従来、セラミックヒーターを用いた定着装置は、セラミックヒーターを金属または耐熱性のプラスチックのステーに耐熱接着剤等で固定し、セラミックヒーターの両電極に電力を加え、周囲温度によりヒーターの駆動制御を行う方式が一般的に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き定着装置においては、温度制御回路、供給電源制御回路(以下単に駆動回路という)に異常があった場合に、回路上に設けたヒューズ、サーモスイッチ等の安全回路によってセラミックヒーターへの電力供給を停止させていた。しかし温度上昇が急激である場合には安全回路が動作するよりも先にセラミックヒーターが割れることによって通電を遮断し、それ自体安全装置の一環を構成していた。
【0004】しかしセラミックヒーターはステーに耐熱接着剤などで固定されていることから破損した場合にも破損部が隣接し、希に導電性を維持してセラミックヒーターが正常に動作していると錯覚される可能性があった。これは熱的応力による破損のみならず、外部から加えられた力による破損の場合でも同様の事態が発生する。
【0005】本発明は、熱的応力または外的応力によってセラミックヒーターが破損した場合の誤動作を防止し、安全装置としての機能を担保し得る定着装置、及びこれを搭載した画像形成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明に係る定着装置は、セラミックヒーターと、前記セラミックヒーターを保持するホルダと、前記セラミックヒーターと前記ホルダとに接続され前記セラミックヒーターを張架する張力付加手段とを有することを特徴とする。
【0007】また本発明に係る画像形成装置は、記録シートを給送する給送手段と、前記記録シートを搬送する搬送手段と、静電潜像にトナーを付着することによりトナー像を形成される像担持体と、前記トナー像を前記記録シートに転写する転写手段と、前記定着手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる定着装置及び画像形成装置について、図を用いて説明する。図1は本実施形態に係る定着装置の斜視図、図2は定着装置のブロック図、図3は画像形成装置の全体概略構成図である。
【0009】図3に示す画像形成装置Aの上部には光学手段及び操作手段を有するスキャナユニット1が備えられており、画像情報に応じてレーザー光を発振する。この発振されたレーザー光はミラー2により反射され、プロセスカートリッジ10に照射される。プロセスカートリッジ10は像担持体である感光ドラム3、半導体性のゴムからなるローラ帯電器4、トナー6を感光ドラム3上に現像する現像器5、及び廃トナーを感光ドラム3上から除去するクリーナー8等から構成されている。
【0010】感光ドラム3は図中矢印の方向に回転し、ローラ帯電器4にて表面を一様に帯電される。その後スキャナユニット1より発振されたレーザ光がミラー2を介して照射され、表面に静電潜像を形成される。この静電潜像は現像器5によりトナーが供給されて、トナー像として可視像化される。
【0011】一方、給送カセット12内の記録シート14は、給送ローラ13及び給送ローラ13に対向して設けられた図示しない分離パッドにより、一枚ずつ分離されて給送される。給送された記録シート14は、上下のガイドに沿って一対のレジストローラ15に搬送される。レジストローラ15は、記録シート14がくるまで停止しており、これに記録シート14の先端が突き当たることにより、記録シート14の斜行が補正される。
【0012】ついで、レジストローラ15は感光ドラム3上に形成された画像の先端と同期するように駆動を開始し、転写ガイド19によって記録シート14をローラ帯電器4と転写ローラ7とのニップへと搬送する。このレジストローラ15の近くには図示しないシートセンサが設置されており、搬送状態やジャム、記録シート14の長さを検知できるようになっている。
【0013】転写ローラ7には図示しない高圧電源によりトナーと逆電圧のバイアス電圧が印加されており、このバイアス電圧が記録シート14の裏側から与えられることにより感光ドラム3上のトナー像が感光ドラムから分離され、記録シート14上に転写される。トナー像を転写された記録シート14は搬送部材16によって定着装置17に案内される。定着装置17は、記録シート14上のトナー像を熱及び圧力で記録シート14上に溶解固着させることにより記録画像とする。画像定着後の記録シート14は排出トレイ18に排出、積載される。
【0014】定着装置17には、図1に示すようにセラミックヒーター20の両端には係止穴20aが取り付けられており、この係止穴20aにはそれぞれスプリング22の一端が取り付けられている。これらスプリング22の他端はヒータ固定ステー21に固定されており、セラミックヒーター20に張力を与えている。
【0015】また図2に示すように、セラミックヒーター20は、温度制御回路23の制御によってヒーター駆動回路24から駆動電圧を与えられる。温度制御回路23に接続されたサーミスタ等の温度検知素子26がセラミックヒーター20の近傍に設けられており、これにより検知した温度に基づいて、ヒーター駆動回路24を制御する。
【0016】セラミックヒーター20の両端の結線はACコネクタ25を用いており、また回路内に温度ヒューズなどの安全回路素子27が設けられている。温度制御回路23やヒーター駆動回路24の誤動作によってセラミックヒーター20が異常加熱した場合は、この安全回路素子27が作動して回路を切断し、セラミックヒーター20への供給電流を停止させる。
【0017】上記の如く構成した画像形成装置に於いてセラミックヒーター20が異常加熱した場合、通常は安全回路素子27が動作して供給電流を停止するが、この安全回路素子27が動作を開始するまでには時間差がある。そのためセラミックヒーター20の加熱が一定以上の速度である場合、安全回路素子27が動作する前にセラミックヒーター20が熱的応力により破損する。
【0018】すると破損したセラミックヒーター20は両端に取り付けられたスプリング22により離隔する方向へ完全に分離される。従ってセラミックヒーター20は確実に通電を停止し、正常動作と錯覚される虞がない。またこれはセラミックヒーター20が外的応力により破損した場合にも同様である。
【0019】
【発明の効果】上記説明した如く、本発明に係る定着装置及び画像形成装置に於いては、セラミックヒーターを張架することにより固定したので、熱的応力または外的応力によってセラミックヒーターが破損した場合に確実に分離させることができ、通電を停止することができる。従ってセラミックヒーターが正常に動作していると錯覚する虞がない。




 

 


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