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発明の名称 カメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−133492
公開日 平成11年(1999)5月21日
出願番号 特願平9−309565
出願日 平成9年(1997)10月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中村 稔
発明者 竹之内 修一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 スプール室とカートリッジ室の少なくとも一部を形成すると共に、フィルム給送路に対して、撮影光軸方向のレンズが配置される側とは反対側に、スプール室とカートリッジ室を一体的に連結する連結部を持つ本体部材を有したことを特徴とするカメラ。
【請求項2】 前記本体部材は、スプールとフォークの少なくともいずれか一方を回転可能に保持することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
【請求項3】 前記本体部材は、前記スプール室の上面と外周、及び、前記カートリッジ室の上面と外周を形成することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
【請求項4】 前記本体部材は、前記スプール室の上面と下面と外周、及び、カートリッジ室の上面と外周を形成することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
【請求項5】 前記本体部材は、前記スプール室の上面と下面、及び、カートリッジ室の上面を形成することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
【請求項6】 前記本体部材は、前記スプール室の上面と前記カートリッジ室の上面を形成することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
【請求項7】 前記本体部材は、前記スプール室の下面と前記カートリッジ室の上面を形成することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
【請求項8】 前記本体部材は、前記カートリッジ室の上面を形成することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
【請求項9】 前記本体部材は、前記スプール室の上面と下面を形成することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプール室とカートリッジ室の少なくとも一部を形成する本体部材を有するカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラは、特開平8−194252号,特開平8−278543号や図11に示される様に、スプール室(不図示)と、カートリッジ室(不図示)と、前記スプール室と前記カートリッジ室を結ぶ連結部101aとを有し、撮影画面において、フィルム給送路に対して前記連結部101aが撮影光学系側に配置され、該連結部101aにアパーチャ開口部101bが形成された構造になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年のカメラの小型化により、鏡筒が小さく、カメラの高さ方向の長さが短くなっている為、前記連結部101aの上下方向の幅が小さくなる。また、沈胴式の鏡筒を有するカメラにおいては、沈胴時のカメラの厚みを減少させる為に連結部101aの光軸方向の厚みも薄くなっている。この為、カメラ本体の連結部101aの強度が低下し、前カバー及び後ろカバーに加わる外部からの力によってカメラ本体が歪み、撮影光学系のピントずれやフィルム給送に支障が出るなどの問題点を有していた。
【0004】(発明の目的)本発明の第1の目的は、本体部材の連結部の剛性を高め、信頼性の高いフィルム給送と撮影光学系の支持の安定性を実現すると共に、小型化、低コスト化を達成することのできるカメラを提供しようとするものである。
【0005】本発明の第2の目的は、スプール支持部材とフォーク支持部材の少なくとも一方の取付け誤差を無くし、フィルム給送の精度の向上と安定化を図ることのできるカメラを提供しようとするものである。
【0006】本発明の第3の目的は、スプール室及びカートリッジ室を同一の型で成形することができ、しかもスプール室及びカートリッジ室の少なくとも上面を本体部材により一体的に形成することで該本体部材の剛性を更に向上させることのできるカメラを提供しようとするものである。
【0007】本発明の第4の目的は、本体部材の強度を維持しつつ、スプール室のフィルム入口部の金型の加工性を向上させることのできるカメラを提供しようとするものである。
【0008】本発明の第5の目的は、本体部材の強度を維持しつつ、本体部材の型構造が簡略化されると共にカメラのレイアウトの自由度を向上させることのできるカメラを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成するために、請求項1〜9記載の本発明は、スプール室とカートリッジ室の少なくとも一部を形成する本体部材を有するカメラにおいて、フィルム給送路に対して、撮影光軸方向のレンズが配置される側とは反対側に、スプール室とカートリッジ室を一体的に連結する連結部を持つ本体部材を有したカメラとするものである。
【0010】つまり、フィルム給送路より後方に、スプール室とカートリッジ室を一体的に連結する連結部を形成することで、該連結部にアパーチャ開口を設けることを不要とし、又前記連結部の一部を圧板部として形成することで、光軸方向の厚みを薄くするようにしている。
【0011】また、上記第2の目的を達成するために、請求項2記載の本発明は、本体部材により、スプールとフォークの少なくともいずれか一方を回転可能に保持するようにしたカメラとするものである。
【0012】つまり、従来より強度の増した本体部材によって、スプールとフォークの少なくともいずれか一方を直接回転可能に支持するようにしている。
【0013】また、上記第3の目的を達成するために、請求項3記載の本発明は、本体部材により、スプール室の上面と外周、及び、カートリッジ室の上面と外周を形成したカメラとするものである。
【0014】また、上記第4の目的を達成するために、請求項4記載の本発明は、本体部材により、スプール室の上面と下面と外周、及び、カートリッジ室の上面と外周を形成するカメラとするものである。
【0015】また、上記第5の目的を達成するために、請求項5記載の本発明は、本体部材により、前記スプール室の上面と下面、及び、カートリッジ室の上面を形成するカメラとするものである。
【0016】同じく上記第5の目的を達成するために、請求項6記載の本発明は、本体部材により、スプール室の上面とカートリッジ室の上面を形成するカメラとするものである。
【0017】同じく上記第5の目的を達成するために、請求項7記載の本発明は、本体部材により、スプール室の下面と前記カートリッジ室の上面を形成するカメラとするものである。
【0018】同じく上記第5の目的を達成するために、請求項8記載の本発明は、本体部材により、カートリッジ室の上面を形成するカメラとするものである。
【0019】同じく上記第5の目的を達成するために、請求項9記載の本発明は、本体部材により、スプール室の上面と下面を形成するカメラとするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1〜図4は本発明の実施の第1の形態に係る図であり、図1は本発明の実施の第1の形態に係るカメラの横断面図、図2は同じくカメラの異なる位置における横断面図、図3は同じくカメラの縦断面図である。また、図4は図1等に示す本体1をカメラの後方下面から見た斜視図である。
【0022】これらの図において、1は、スプール室1b,カートリッジ室1c,前記スプール室1b及びカートリッジ室1cをつなぐ連結部1d,後述するフィルムを後方から支持する圧板部1eを有する本体部材である。2は前記スプール室1bに回転可能に支持されるスプール、3は前記カートリッジ室1cに回転可能に支持されるフォーク、4はファインダ、5はAFセンサ、6はAEセンサ、7はストロボ発光部、8は液晶等を用いた表示部材、9は前記カートリッジ室1cを塞ぐ為のカートリッジ室蓋、10は前記カートリッジ室蓋9の閉状態を保持する為のフックレバー、11は電池室、12はストロボ用メインコンデンサ、13は鏡筒、14は鏡筒駆動機構、15は鏡筒減速ギア列、16は前カバー、17は後カバー、18はフィルムカートリッジ、19は前記フィルムカートリッジ18内に装填されるフィルム、20は前記フィルム19を撮影光軸前方から支持するアパーチャ部材、21は給送モータ、22は固定筒、23は撮影光学系である。
【0023】図4に示す様に、上記本体部材1はスプール室1b及びカートリッジ室1cをを有し、連結部1dでこれらを一定間隔に保持ししている。そして、前記スプール室1b及びカートリッジ室1cはそれぞれスプール2とフォーク3を回転可能に支持する。不図示のフィルム給送機構は、前記連結部1dの上部に取り付けられ、前記スプール2の内部に配置される給送モータ21の駆動力をスプール2及びフォーク3に伝達し、フィルム19の給送を可能としている。
【0024】又本体部材1は、アパーチャ面において、フィルム19を撮影光軸方向の後方から支持する圧板部1eを連結部1dと一体的に有する。アパーチャ部材20は本体部材1に対し撮影光軸前方から固定され、圧板部1eとの間にフィルム19の通るトンネル部(フィルム給送路)を構成し、フィルム19の撮影光軸方向の位置を規制する。
【0025】鏡筒13は撮影光学系23を保持しており、固定筒22はスプール室1b及びカート室1cの一部に固定されており、該固定筒22に取り付けられる鏡筒駆動機構14及び鏡筒減速ギア列15により、前記鏡筒13に保持される撮影光学系23は撮影光軸方向に移動可能に、前記固定筒22によって支持されている。
【0026】ファインダ4はAFセンサ5、AEセンサ6を支持し、本体部材1に固定される。又ファインダ4は上部で表示部材8を支持する。ストロボ発光部7はスプール2の上部にて本体部材1に固定される。
【0027】カートリッジ室蓋9は、本体部材1の下面で、該本体部材1に対し開閉可能に軸支される。フックレバー10は、本体部材1の側面に回転可能に軸支され、カートリッジ室蓋9の閉状態を保持し回転操作によってカートリッジ室蓋9の閉状態保持を解除可能にする。不図示のカートリッジ装填機構は、本体部材1に固定され、カートリッジ室蓋9とカートリッジ18の状態に応じて該カートリッジ18の装填と排出を行う。フィルムカートリッジ18は前述した様にフィルム19を収納しており、カートリッジ室1cに装填される。
【0028】電池室11は、スプール室1b下面に本体部材1に対して固定される。コンデンサ12は、鏡筒13の下面に本体部材1に対して固定される。前カバー16及び後カバー17は、本体部材1に対して取り付けられる。
【0029】上記構成において、スプール室1bとカートリッジ室1cをつなぐアパーチャ付近の連結部1dがフィルム19面に対して撮影光軸方向の後方にあるため、撮影光路を確保するために上記連結部1dにアパーチャ開口を設ける必要がない。この為、アパーチャ開口による連結部の強度低下を無くすことができ、従来と同じ厚みの本体部材であっても、従来の本体部材以上の強度を確保する事が可能となる。更に、スプール室1bとカートリッジ室1cも本体部材1により一体的に形成している為、より従来よりも剛性が高いものとなる。
【0030】これにより、前カバー16,後カバー17に対し外力がかかったとしても、これらを支持する本体部材1の中で変形し易かった連結部1dが変形してしまうといったことがなくなる。従って、アパーチャ部材20と圧板部1eとの間に形成される、フィルム19の走行スペースであるフィルム給送路を狭めたり、スプール室1bとカートリッジ室1cの間隔が変化してフィルム給送系の給送負荷が増したりすることで、フィルム19の給送に支障が生じたり、スプール室1bとカートリッジ室1cに支持される鏡筒13のフィルム19に対する位置ずれ及び傾きによるピントボケが発生する、といったことを防止することができる。
【0031】また、連結部1dがフィルム19面に対して撮影光軸方向の後方にあるため、従来本体部材とは別体である圧板を、連結部1dと一体化した圧板部1eとすることができ、コストダウン、及び、光軸方向の厚みを薄くしカメラの小型化を図ることが可能となる。
【0032】また、従来のカメラとは異なる本体構造によって、カメラのレイアウトの自由度を向上させることが可能となる。
【0033】更に、スプールとフォークを直接回転可能に保持する構成にしている為、取付け誤差を無くすことができ、フィルム給送の精度の向上と安定化を図ることができる。
【0034】(実施の第2の形態)図5は本発明の実施の第2の形態に係るカメラの本体部材を示す、カメラの後方下面から見た斜視図であり、その他の構造は実施の第1の形態と同様である為、その図示及び説明は省略する。又同一機能を持つ部分は同一の符号を付してある。
【0035】この実施の形態においては、本体部材1により、スプール室1bの上面と外周、及び、カートリッジ室1cの上面と外周を形成し、その他の面に相当する部分、つまり前方と後方の面に相当する部分は開口部としている。また、これにより、スプール室1bの上下でスプールを回転可能に保持すると共に、スプール室1bのフィルムの入口の金型の加工性を向上させることができる。
【0036】(実施の第3の形態)図6は本発明の実施の第3の形態に係るカメラの本体部材を示す、カメラ前方上面から見た斜視図であり、その他の構造は実施の第1の形態と同様である為、その図示及び説明は省略する。又同一機能を持つ部分は同一の符号を付してある。
【0037】この実施の形態においては、本体部材1により、スプール室1bの上面と下面、及び、カートリッジ室の上面を形成し、その他の面に相当する部分は開口部としている。これにより、本体部材1の強度を維持しつつ、フォークとスプールの上下を回転可能に保持でき、又本体部材1の金型構造の簡略化と、カメラのレイアウトの自由度の向上を達成することができる。
【0038】(実施の第4の形態)図7は本発明の実施の第4の形態に係るカメラの本体部材を示す、カメラ前方上面から見た斜視図であり、その他の構造は実施の第1の形態と同様である為、その図示及び説明は省略する。又同一機能を持つ部分は同一の符号を付してある。
【0039】この実施の形態においては、本体部材1により、スプール室1bの上面とカートリッジ室1cの上面を形成し、その他の面に相当する部分は開口部としている。従って、この実施の第4の形態においても、本体部材1の強度を維持しつつ、フォークとスプールの上部を回転可能に保持でき、又本体部材1の金型構造の簡略化と、カメラのレイアウトの自由度の向上を達成することができる。
【0040】(実施の第5の形態)図8は本発明の実施の第5の形態に係るカメラの本体部材を示す、カメラ前方上面から見た斜視図であり、その他の構造は実施の第1の形態と同様である為、その図示及び説明は省略する。又同一機能を持つ部分は同一の符号を付してある。
【0041】この実施の形態においては、本体部材1により、スプール室1bの下面とカートリッジ室1cの上面を形成し、その他の面に相当する部分は開口部としている。従って、この実施の第5の形態においても、本体部材1の強度を維持しつつ、フォークとスプールの下部を回転可能に保持でき、又該本体部材1の金型構造の簡略化と、カメラのレイアウトの自由度の向上を達成することができる。
【0042】(実施の第6の形態)図9は本発明の実施の第6の形態に係るカメラの本体部材を示す、カメラ前方上面から見た斜視図であり、その他の構造は実施の第1の形態と同様である為、その図示及び説明は省略する。又同一機能を持つ部分は同一の符号を付してある。
【0043】この実施の形態においては、本体部材1により、カートリッジ室1cの上面を形成し、その他の面に相当する部分は開口部としている(尚、スプール室の外周の一部は形成している)。従って、この実施の第6の形態においても、本体部材1の強度を維持しつつ、フォークを回転可能に保持でき、又該本体部材1の金型構造の簡略化と、カメラのレイアウトの自由度の向上を達成することができる。
【0044】(実施の第7の形態)図10は本発明の実施の第7の形態に係るカメラの本体部材を示す、カメラ前方上面から見た斜視図であり、その他の構造は実施の第1の形態と同様である為、その図示及び説明は省略する。又同一機能を持つ部分は同一の符号を付してある。
【0045】この実施の形態においては、本体部材1により、スプール室1bの上面と下面を形成し、その他の面に相当する部分は開口部としている(尚、カートリッジ室の外周の一部は形成している)。従って、この実施の第7の形態においても、本体部材1の強度を維持しつつ、スプールの上下を回転可能に保持でき、又該本体部材1の金型該本体部材1の金型構造の簡略化と、カメラのレイアウトの自由度の向上を達成することができる。
【0046】尚、図1から図10までに示される本体部材はそれぞれ単独で本発明の効果を有するものであるが、本発明は前記実施の各形態に限られるものではなく、前記実施の各形態で示されない本体部材の形態も同様の効果を有することが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、本体部材の連結部の剛性を高め、信頼性の高いフィルム給送と撮影光学系の支持の安定性を実現すると共に、小型化、低コスト化を達成することができるカメラを提供できるものである。
【0048】また、本発明によれば、スプール支持部材とフォーク支持部材の少なくとも一方の取付け誤差を無くし、フィルム給送の精度の向上と安定化を図ることができるカメラを提供できるものである。
【0049】また、本発明によれば、スプール室及びカートリッジ室を同一の型で成形することができ、しかもスプール室及びカートリッジ室の少なくとも上面を本体部材により一体的に形成することで該本体部材の剛性を更に向上させることができるカメラを提供できるものである。
【0050】また、本発明によれば、本体部材の強度を維持しつつ、スプール室のフィルム入口部の金型の加工性を向上させることができるカメラを提供できるものである。
【0051】また、本発明によれば、本体部材の強度を維持しつつ、本体部材の型構造が簡略化されると共にカメラのレイアウトの自由度を向上させることができるカメラを提供できるものである。




 

 


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