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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−84795
公開日 平成11年(1999)3月30日
出願番号 特願平9−248199
出願日 平成9年(1997)9月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中川 周吉 (外1名)
発明者 的場 健
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 少なくとも記録材に画像情報を記録するための記録手段を有する画像形成装置において、前記記録手段の記録材の搬送路が装置の略上面側に開いた略U字形状になるように形成したことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】 前記装置の底部の領域をL1、使用可能な記録材の最大サイズをLとしたときに、前記両者の関係が、L1<Lとなるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】 前記画像形成装置は、原稿の画像情報を読み取るための読取手段を有し、前記記録手段の記録材の搬送路外側に前記読取手段の原稿の搬送路を配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】 前記読取手段は原稿を保持するための保持手段を有し、該保持手段は前記装置の底部の領域から飛び出しており、その飛び出し量をL2、使用可能な記録材の最大サイズをLとしたとき、前記両者の関係が、L2<Lとなるように構成したことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】 前記読取手段は原稿を保持するための保持手段を有し、該保持手段を前記装置の底部の領域に配設したことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】 前記保持手段を、装置設置面に対して傾斜した形状に形成したことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】 前記保持手段を、装置設置面に対して略上方に湾曲した形状に形成したことを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】 前記読取手段における画像読取部は、原稿の画像情報を読み取るコンタクトイメージセンサと、該コンタクトイメージセンサに圧接して回転するローラとからなり、該ローラが原稿を排出搬送するローラの役目を兼ねていることを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリやプリンタ等の記録手段と読取手段とを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、通常の画像情報送受信機能以外にコピー機能も有しているファクシミリ装置があり、記録紙に画像情報を記録するための記録手段と、原稿の画像情報を読み取るための読取手段が一体的に構成されている。具体的には、例えば、図5及び図6に示す装置がある。尚、図5に示す装置は手前側が装置正面であり、図6に示す装置は右側が装置正面である。
【0003】図5に示す装置において、記録手段Aは、転写式電子写真プロセス利用のレーザービームプリント機構であり、装置の右側面側を給紙部の給紙カセット着脱部とし、装置の左側面側を記録紙排出部とし、給紙部側から排出部側へ装置内を左右方向に設けたシートパス501 に沿って作像プロセス機器を配設してある。
【0004】読取手段Bは、コンタクトイメージセンサ502 を含む自動給紙機構を用いた原稿流し読み機構であり、装置上面のほぼ左半面側(記録紙排出部の上方)に配設してあり、装置上面のほぼ右半面側を原稿載置部503 としてある。
【0005】原稿(シート材)Oは、画像面を下向き(フェイスダウン)にして原稿載置部503 上に積載セットされ、最下位の原稿から1枚ずつ読取手段B内へ右側から左側へ引き込み搬送されて、その下向き画像面がコンタクトイメージセンサ502 により光電読み取りされ、読み取り済みの原稿は読取手段Bの原稿搬送方向左側の原稿排出トレイ504 上に画像面下向きで排出される。
【0006】読み取られた画像情報(読取画像情報)は、ファクシミリ送信モードの場合は、相手方ファクシミリ装置へ送信される。
【0007】また、コピーモードの場合やファクシミリ受信モードの場合は、記録手段Aが作動して上記読取画像情報又は受信した画像情報(時系列電気デジタル画素信号)に対応して変調されたレーザービームCがレーザースキャナ505 から出力されて回転感光体ドラム506 に対する走査露光がなされ、該感光体ドラム506 の周りに配設した帯電手段、現像手段等の他の作像プロセス機器との協働により回転感光体ドラム506 の面に対して、走査露光画像情報に対応したトナー画像が形成される。
【0008】一方、給紙カセット507 内の積載収容記録紙(シート材)Pが給紙ローラ508と分離手段との協働により1枚ずつ装置内へ給送されてシートパス501 内へ導入され、レジストローラ対509 によって感光体ドラム506 と転写手段510 との対向部である転写部511 へ所定のタイミングにて給送されることにより、感光体ドラム506 面側のトナー画像が記録紙P面側へ転写される。
【0009】トナー画像の転写を受けた記録紙Pは定着装置512 へ搬送されてトナー画像の定着処理を受け、排出ローラ対513 により装置左側面側の排出トレイ514 上に画像面上向き(フェイスアップ)で排出される。
【0010】また、図6に示す装置の場合は、読取手段Bを装置上面の装置正面寄りに配設し、この読取手段Bの装置正面側とは反対側に原稿供給部として原稿載置トレイ515 を配設し、装置正面側に原稿排出部として原稿排出トレイ504 を装置正面より前方に張り出させて配設してある。
【0011】原稿Oは、画像面下向き(フェイスダウン)で原稿載置トレイ515 上に積載セットされ、最下位の原稿から1枚ずつ読取手段B内へ引き込み搬送されて、その下向き画像面がコンタクトイメージセンサ502 により光電読み取りされ、読み取り済みの原稿は装置正面より前方に張り出された原稿排出トレイ504 上に画像面下向き(フェイスダウン)で排出される。
【0012】読取画像情報は、ファクシミリ送信モードの場合は、相手方ファクシミリ装置へ送信される。
【0013】尚、記録手段Aにおいて、給紙カセット507 は装置内の下部に対して装置正面側から、水平方向に着脱するようになっている。
【0014】また、コピーモードの場合やファクシミリ受信モードの場合は、記録手段Aが作動して給紙カセット507 内の記録紙Pが給紙ローラ508 により装置の奥側方向に1枚ずつ繰り出され、次いで大径ローラ、抑えコロ、ガイド板等からなるUターンシートパス516 で装置の正面側方向へ反転搬送されて転写部511 で感光体ドラム506 面に前述の装置と同様に形成されたトナー画像の転写を受け、また定着装置512 で転写トナー画像の定着処理を受ける。
【0015】定着装置512 を出ると、Uターンシートパス517 で再び装置の奥側方向へ反転搬送されて排出ローラ対513 により、読取手段Bの下側に配設した排紙トレイ518 と装置上面カバー530 の上面531 にかけて画像面下向き(フェイスダウン)で排出される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来例の装置では、記録手段Aの給紙カセット507 が装置設置面に対してほぼ平行に配置されており、該給紙カセット507 を装置より着脱する際に、その着脱方向にほぼ給紙カセット1つ分のスペースが必要であるため、装置の設置領域としては、最低でもほぼ給紙カセット2つ分のスペースが必要であった。
【0017】即ち、使用可能(記録手段Aに通紙可能であり且つ給紙カセット507 に収納可能)な最大サイズの記録紙の長さをLとすると、装置の設置領域として、給紙カセット507 を着脱する方向に最低でも長さ2Lのスペースが必要であった。
【0018】そこで、本発明の目的は、装置の設置領域を小さくした画像形成装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、少なくとも記録材に画像情報を記録するための記録手段を有する画像形成装置において、前記記録手段の記録材の搬送路が装置の略上面側に開いた略U字形状になるように形成したことを特徴とする。
【0020】具体的には、例えば、前記装置の底部の領域をL1、使用可能な記録材の最大サイズをLとしたときに、前記両者の関係が、L1<Lとなるように構成したことを特徴とする。
【0021】上記構成によれば、記録手段の搬送路の形状を、装置の上面側に開いた略U字形状に形成しているため、具体的には例えば、前記装置の底部の領域をL1、使用可能な記録材の最大サイズをLとしたときに、前記両者の関係が、L1<Lとなるように構成しているため、例えば着脱可能な給紙カセットを有する装置の場合、該給紙カセットの着脱操作のために必要なエリアは略垂直方向のみで水平方向には不要となる。従って、装置の設置領域を小さくすることが可能である。
【0022】更に前記画像形成装置は、原稿の画像情報を読み取るための読取手段を有し、前記記録手段の記録材の搬送路外側に前記読取手段の原稿の搬送路を配置したことを特徴とする。
【0023】更に、前記読取手段は原稿を保持するための保持手段を有し、該保持手段は前記装置の底部の領域から飛び出しており、その飛び出し量をL2、使用可能な記録材の最大サイズをLとしたとき、前記両者の関係が、L2<Lとなるように構成したことを特徴とする。
【0024】具体的には、例えば、前記保持手段を、装置設置面に対して傾斜した形状に形成し、或いは装置設置面に対して略上方に湾曲した形状に形成し、或いは装置設置面に対して傾斜した形状で且つ略上方に湾曲した形状に形成したことを特徴とする。
【0025】上記構成によれば、装置の設置領域は、装置の底部の領域L1(<L)と保持手段の飛び出し量L2(<L)を合わせた分で良いので、例えば従来、水平方向に給紙カセットの2つ分の領域(2L)を必要としていた装置に比べて、該装置の設置領域を小さくすることが可能である。
【0026】また、前記読取手段は原稿を保持するための保持手段を有し、該保持手段を前記装置の底部の領域に配設したことを特徴とする。
【0027】上記構成によれば、原稿の保持手段を装置の底部に配置しているので、装置の設置領域を、より一層(例えば最大原稿サイズにまで)小さくすることが可能である。
【0028】また、前記読取手段における画像読取部は、原稿の画像情報を読み取るコンタクトイメージセンサと、該コンタクトイメージセンサに圧接して回転するローラとからなり、該ローラが原稿を排出搬送するローラの役目を兼ねていることを特徴とする。
【0029】上記構成によれば、画像読取部において、コンタクトイメージセンサに対向したローラが原稿を排出搬送するローラの役目を兼ねているので、経済性に優れている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した画像形成装置の実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。尚、以下の説明では、記録材に画像情報を記録するための記録手段と、原稿の画像情報を読み取るための読取手段を有する画像形成装置を例示している。
【0031】〔第1実施形態〕第1実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して詳しく説明する。図1及び図2は第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。尚、本実施形態では、画像形成装置としてマルチファンクションプリンタを例示している。また、装置正面は、図中左側である。
【0032】まず、記録手段Bの構成(レーザービームプリンタ)を、記録材としての記録紙の流れに沿って説明する。
【0033】記録紙給紙トレイ51に積載された複数枚の記録紙Pが、時計回り方向に1回転して止まる給紙ローラ53によって最上位の記録紙から順に1枚ずつ繰り出され、搬送ローラ55によって感光体ドラム57と転写ローラ56の間のトナー像転写部58へと送られる。
【0034】一方、感光体ドラム57は、時計回り方向に回転しており、帯電ローラ59によって一様に帯電されたのち、画像信号に基づいてレーザースキャナ(不図示)より発射された選択的なレーザー光によって露光され、静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器60によって顕像化(トナー像化)される。
【0035】感光体ドラム57上に形成されたトナー像は、転写ローラ56によって電気的に引きつけられることによって、トナー像転写部58を通過する記録紙の上面に順次転写され、画像が形成される。
【0036】画像の形成された記録紙は、ガイド部材62によって定着装置65の加熱手段63とこれに圧接する加圧ローラ64とのニップへ導かれる。記録紙が前記加熱手段63と加圧ローラ64とのニップを通過する過程で、該記録紙の表面(上面)に転写されたトナー像が加熱及び加圧されて該表面に定着される。
【0037】定着装置65を通過した記録紙は、ガイド部材66及び分離ガイド67によってフェイスアップ排紙ローラ対68に導かれ、更にフェイスダウン排紙ローラ対69へ送られ、該フェイスダウン排紙ローラ対69によって記録紙排紙トレイ70上へ排出される。
【0038】また、フラッパ71を切り換えることで、フェイスアップ排紙ローラ対68を抜けた記録紙は排紙口72へ送られ、該排紙口72より本装置を設置してある机等の面へ排出される。
【0039】また図において、80は制御手段としてのコントローラであり、記録手段Bの底部に設置され、上記プリントシーケンスに沿って装置の各部を制御している。
【0040】上記部材等によって構成される記録手段Bの記録紙の搬送路は、図に示すように、装置の略上面側に開いた略U字形状に形成されている。
【0041】更に具体的には、前記コントローラ80を含む記録手段Bの底部(装置底部)の装置正面から奥行き方向の長さL1が、使用可能(本実施形態では記録手段Bが記録可能)な最大サイズの記録紙の長さLよりも小さくなるように配置構成されている(L<L)。
【0042】上述したように、記録手段Bの記録紙の搬送路の形状を、装置の上面側に開いた略U字形状に形成することにより、例えば着脱可能な給紙カセットを有する装置の場合、該給紙カセットの着脱操作のために必要なエリアは略垂直方向のみで水平方向には不要となるので、装置の設置領域を小さくすることができる。
【0043】次に、読取手段Aの構成について説明する。
【0044】尚、読取手段Aの原稿の搬送路は、前記記録手段Bの記録紙の搬送路(略U字形状搬送路)の外側に配置されており、且つ記録手段Bの底部にある軸部50aを中心に回動可能に支持されている。この読取手段Aの回動範囲は図1の実線及び二点鎖線に示す通りである。
【0045】1は揺動カバーであり、記録手段Bの底部にある軸部50aを中心に回動可能に支持されている。2は下フレームであり、揺動カバー1に固着されており、且つ以下に詳細を述べる給紙ローラ6、搬送ローラ12、コンタクトイメージセンサ20、排紙ローラ16を内蔵保持している。3は上フレームであり、軸2aを中心に回動自在となっており、且つ以下に詳細を述べる紙有無検知レバー11、予備搬送アーム7、分離パッド9、搬送コロ13、紙先端検知レバー23、押さえ板21、加圧板バネ15、排紙コロ18を内蔵保持し、且つ原稿搬送路の上側のガイド部の役目を兼ねている。
【0046】4は原稿トレイであり、積載台1bの上流側に位置し、該積載台1bと共に原稿を積載保持する。この原稿トレイ4は、揺動カバー1の一部に差込及び取り外し可能に保持されている。5は原稿スライダであり、積載台1b上をスライド可能に支持され、原稿の幅方向(搬送方向と直交する方向)の位置決めを行うものである。
【0047】6は給紙ローラであり、積載台1b及び原稿トレイ4に積載された原稿の中から、最下位の原稿を繰り出すために反時計回り方向に回転する。尚、給紙ローラ6の回転軸6aには、図示しないワンウェイクラッチが装着されており、給紙ローラ6の外周面を反時計回り方向(搬送方向)に回すように外力を与えると、連れ回り回転するようになっている。
【0048】7は予備搬送アームであり、回転軸10aを中心に回転自在に支持されており、引張バネ8により給紙ローラ6に圧接している。9は分離パッドであり、回転軸10aを中心に回動自在に支持されているホルダー10と一体的に構成されており、図示しないバネによって給紙ローラ6に常時圧接しており、該給紙ローラ6との間に進入した複数枚の原稿から1枚のみを分離する。
【0049】11は紙有無検知レバーであり、軸11aを中心に回動自在に支持されており、原稿が給紙ローラ6と予備搬送アーム7の間に挿入されると、時計回り方向に回動し、その動きを図示しないフォトセンサによって検知する。
【0050】12は搬送ローラであり、給紙ローラ6によって繰り出された1枚の原稿を更に下流側に搬送するために、給紙ローラ6の下流側に位置し、反時計回り方向に回転する。尚、本実施形態では、搬送ローラ12の回転速度は、給紙ローラ6の回転速度の約2倍に設定されている。13は搬送コロであり、回転軸14を中心に回転自在に支持されており、該回転軸14に圧接した加圧板バネ15を介して搬送ローラ12に圧接している。
【0051】16は排紙ローラであり、搬送ローラ12と搬送コロ13とで挟持搬送している原稿を原稿排紙トレイ17に導くために、搬送ローラ12の下流側に位置し、反時計回り方向に回転する。尚、本実施形態では、排紙ローラ12の回転速度は、搬送ローラ12の回転速度とほぼ同じに設定されている。18は排紙コロであり、回転軸19を中心に回転自在に支持されており、該回転軸19に圧接した加圧板バネ15を介して排紙ローラ16に圧接している。
【0052】20は画像読取部を構成するコンタクトイメージセンサであり、原稿表面上の画像情報を読み取るために、搬送ローラ12及び排紙ローラ16の間に配設されている。21は押さえ板であり、コンタクトイメージセンサ20に対向した位置にあり、圧縮バネ22によってコンタクトイメージセンサ20の表面20aに当接している。この押さえ板21の働きは、波打ち或いはカールしている原稿をコンタクトイメージセンサ20の表面20aに密着させ、画像ボケを防止することにある。
【0053】23は紙先端検知レバーであり、コンタクトイメージセンサ20の上流側にあり、回転軸14の周りに回転自在に支持されており、図示しないフォトセンサによって搬送中の原稿先端を検知する。
【0054】41はテンキー等複数のキーを備えた操作部であり、上フレーム3と一体的に固定されている。操作部41は、上フレーム3と同様に軸部1aを中心に回動可能となっている。この操作部41の回動範囲は図2の実線及び二点鎖線に示す通りである。
【0055】上記保持手段としての原稿排紙トレイ17は、装置の底部の領域L1から飛び出しており、本実施形態では、その飛び出し量L2が、使用可能(記録手段Bが通紙可能)な最大サイズの記録紙の長さLと概略同じになるように設定されている(L2≒L)。
【0056】尚、前記飛び出し量L2と、使用可能な記録材の最大サイズLとの関係は、前述した(L2≒L)に限定されるものではなく、更に好ましくは前記両者の関係が(L2<L)となるように設定する。この場合、例えば、前記保持手段としての原稿排紙トレイ17を、装置設置面に対して傾斜した形状に形成し、或いは装置設置面に対して略上方に湾曲した形状に形成し、或いは装置設置面に対して傾斜した形状に形成すると共に該装置設置面に対して略上方に湾曲した形状に形成すれば良い。
【0057】上述したように、装置の設置領域は、装置の底部の領域L1(<L)と原稿排紙トレイ17の飛び出し量L2(≒L或いは<L)を合わせた分(L1+L2)で良いので、例えば従来、水平方向に給紙カセットの2つ分の領域(2L)を必要としていた装置に比べて、該装置の設置領域を小さくすることができる(L1+L2<2L)。
【0058】次に、上記構成の画像形成装置をコピー機として使用する場合について説明する。まずユーザは、原稿表面を下側にして、原稿Oの束の先端を、予備搬送アーム7と給紙ローラ6の間に挿入しつつ積載台1及び原稿トレイ4の上にセットする。このとき、装置は、紙有無センサレバー11により、原稿がセットされたことを認識する。
【0059】次に、操作部41内の図示しないコピーキーを押すと、給紙ローラ6が反時計回り方向に回転し始める。すると、原稿Oは予備搬送アーム7により給紙ローラ6に圧接されているので、該原稿に搬送力が働き、下流側に搬送される。そして、給紙ローラ6と分離パッド9のニップ部に到達すると、最下位の1枚の原稿のみが分離されて下流側に搬送される。この1枚の原稿は、搬送コロ13が圧接している搬送ローラ12により更に下流側に搬送され、コンタクトイメージセンサ20に到達する。そして、押さえ板21によりコンタクトイメージセンサ20の表面20aに押さえ付けられながら、通過の際、コンタクトイメージセンサ20によって原稿表面の画像情報が読み取られる。
【0060】尚、原稿表面の画像情報が、コンタクトイメージセンサ20により読み取られるタイミングは、原稿先端が紙先端検知レバー23により検知されてから指定時間後である。
【0061】そして、原稿は、排紙コロ18が圧接している排紙ローラ16により下流側に搬送され、排紙トレイ17上に排出される。
【0062】2枚目以降の原稿は、1枚目の原稿後端が給紙ローラ6と分離パッド9のニップ部を抜けると同時に搬送される。従って、1枚目の原稿と2枚目の原稿との間の隙間は、2枚目の原稿先端が搬送ローラ12と搬送コロ13のニップに到達するまでの間に形成される。これは、本実施形態においては、搬送ローラ12の回転速度が、給紙ローラ6の約2倍に設定されているためである。
【0063】上記動作を繰り返すことにより、複数枚の原稿表面の画像情報を読み取ることが可能である。
【0064】前述の如くして読み取られた画像情報は、電気信号に変換後、コントローラ80を介して記録手段Bに伝達され、前述のプリントシーケンスを経て、画像の形成された記録紙を記録紙排紙トレイ70に排出する。
【0065】尚、ファクシミリとして画像情報を送信する場合は、読み取られた画像情報は、電気信号に変換後、コントローラ80を介し、更に図示しない電話回線を経て、相手方のファクシミリ等に伝送される。
【0066】また、ファクシミリとして相手方のファクシミリから送られてくる画像情報を受信する場合及びプリンタ単体として使用する場合については公知であるので、ここでは説明を省略する。
【0067】次に、上記構成の画像形成装置のジャム処理の方法について説明する。
【0068】記録紙の搬送路の途中でジャムが発生した場合、図1に示すように、読取手段Aの揺動カバー1を開く。これにより、記録紙の搬送路が開放されるので、ジャムした記録紙を取り除くことが可能である。
【0069】また、原稿の搬送路の途中でジャムが発生した場合、図2に示すように、操作部41を開く。これにより、原稿の搬送路が開放されるので、ジャムした原稿を取り除くことが可能である。
【0070】また、感光体ドラム57、帯電ローラ59、現像器60等を含むプロセスカートリッジを着脱する場合は、記録紙の搬送路の途中でジャムが発生した場合と同様に、揺動カバー1を開くことによって行う構成となっている。
【0071】上述したように、本実施形態によれば、記録手段Bの記録紙の搬送路の形状を、装置の上面側に開いた略U字形状に形成したので、例えば着脱可能な給紙カセットを有する装置の場合、該給紙カセットの着脱操作のために必要なエリアは略垂直方向のみで水平方向には不要となるので、装置の設置領域を小さくすることができる。
【0072】また、原稿保持手段としての原稿排紙トレイ17が装置の底部の領域L1から飛び出しており、その飛び出し量L2を、使用可能(記録手段Bが通紙可能)な最大サイズの記録紙の長さLと概略同じ(L2≒L)或いは小さく(L2<L)なるように設定することにより、装置の設置領域は、装置の底部の領域L1(<L)と原稿排紙トレイ17の飛び出し量L2(≒L或いは<L)を合わせた分(L1+L2)で良いので、例えば従来、水平方向に給紙カセットの2つ分の領域(2L)を必要としていた装置に比べて、該装置の設置領域を小さくすることができる(L1+L2<2L)。
【0073】〔第2実施形態〕第2実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して詳しく説明する。図3は第2実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。尚、前述した第1実施形態と同じ機能を示すものには、同一符号を付して説明を省略する。
【0074】尚、本実施形態に係る画像形成装置において、記録手段Bは、前述した第1実施形態と同様の構成であるので、装置の底部の領域L1と使用可能な記録紙の最大サイズLとの関係は、L1<Lとなっている。また、揺動カバー1及び操作部41の回動範囲等は図示していないが、前述した第1実施形態と同様の構成である。
【0075】以下、本実施形態の特徴部分である読取手段Aの画像読取部の構成について説明する。本実施形態では、読取手段Aの画像読取部が、積載台1b及び原稿トレイ4上に画像面を上向きにしてセットした原稿の画像情報を読み取る構成となっている。
【0076】即ち、時計回り方向に回転する給紙ローラ6により最上位の原稿から1枚ずつ順次ピックアップされ、ピックアップされた原稿は搬送路上側に配設されたコンタクトイメージセンサ20によって画像情報を読み取られる。
【0077】31はスキャニングローラであり、原稿をコンタクトイメージセンサ20の表面20aに密着させながら搬送するために、該コンタクトイメージセンサ20の表面20aに常時圧接しながら反時計回り方向に回転するものである。このスキャニングローラ31は、コンタクトイメージセンサ20によって画像情報が読み取られた原稿を装置から排出搬送する排紙ローラの機能も兼ねている。
【0078】尚、本実施形態では、図3に示すように、読取手段Aが原稿排紙トレイを持っていない構成となっているが、装置手前側に最大サイズの原稿分のスペースL2があることが好ましい。この原稿分のスペースL2は、前述した第1実施形態における原稿排紙トレイ17の装置底部の領域L1からの飛び出し量L2に相当する。
【0079】従って、本実施形態は前述した第1実施形態と同じ理由で、前記原稿分のスペースL2を、使用可能(記録手段Bが通紙可能)な最大サイズの記録紙の長さLと概略同じ(L2≒L)或いは小さく(L2<L)なるように設定することにより、装置の設置領域は、装置の底部の領域L1(<L)と前記原稿分のスペースL2(≒L或いは<L)を合わせた分(L1+L2)で良いので、例えば従来、水平方向に給紙カセットの2つ分の領域(2L)を必要としていた装置に比べて、該装置の設置領域を小さくすることができる(L1+L2<2L)。
【0080】更に、原稿の画像情報を読取手段Aで読み込ませる時に、ユーザは原稿の画像面を直接見ながら操作できるので、間違った情報或いは白紙を読み込ませたりすることを防止することができる。
【0081】また、スキャニングローラ31が原稿を排出搬送する排紙ローラの役目を兼ねているので、経済性に優れている。
【0082】〔第3実施形態〕第3実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して詳しく説明する。図4は第3実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。尚、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同じ機能を示すもの部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0083】尚、本実施形態に係る画像形成装置において、記録手段Bは、前述した第1実施形態と同様の構成であるので、装置の底部の領域L1と使用可能な記録紙の最大サイズLとの関係は、L1<Lとなっている。また、揺動カバー1及び操作部41の回動範囲等は図示していないが、前述した第1実施形態と同様の構成である。
【0084】本実施形態では、読取手段Aは原稿を保持するための保持手段を有し、該保持手段を装置の底部の領域に配設している。
【0085】図4において、32は反転ガイドであり、コンタクトイメージセンサ20とスキャニングローラ31のニップ部から排出された原稿を、装置底部に向かって反転させるためのものである。この反転ガイド32は、軸部32aを中心に装置設置面に突き当たるまで回動可能であり、記録手段Bで画像が形成された記録紙を排紙口72から排出する場合(フェイスアップ排紙時)には、図中二点鎖線位置に回動させる。
【0086】33は搬送ローラであり、反転ガイド32の中間にあって反時計回り方向に回転するものである。34は搬送ローラであり、反転ガイド32の出口部にあって反時計回り方向に回転するものである。
【0087】35は保持手段としての原稿排紙トレイであり、装置底部に配設され、搬送ローラ34から排出される原稿を積載保持するためのものである。この原稿排紙トレイ35は、各種サイズに対応可能とするために、図中右上がりの傾斜を有する構成となっている。
【0088】従って、画像読取後に前記反転ガイド32に進入した原稿は、搬送ローラ33及び搬送ローラ34によって搬送され、進路をほぼ180 度変更された状態で装置の底部に配設された原稿排紙トレイ35上に排出される。
【0089】この原稿排紙トレイ35の大きさは、前述した第2実施形態と同様に、最大サイズの原稿分のスペースL2を有し、使用可能(記録手段Bが通紙可能)な最大サイズの記録紙の長さLとの関係は、概略同じ(L2≒L)或いは小さく(L2<L)なるように設定される。
【0090】これにより、装置の設置領域は、装置の底部の領域L1(<L)と前記原稿分のスペースL2に相当する原稿排紙トレイ35の大きさとなるので(L2≒L1<L)、該装置の設置領域を、より一層、例えば最大原稿サイズ(L2)にまで小さくすることができる。
【0091】更に、原稿の画像情報を読取手段Aで読み込ませる時に、ユーザは原稿の画像面を直接見ながら操作できるので、間違った情報或いは白紙を読み込ませたりすることを防止することができる。
【0092】また、スキャニングローラ31が原稿を排出搬送する排紙ローラの役目を兼ねているので、経済性に優れている。
【0093】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、画像形成装置として、記録材に画像情報を記録するための記録手段と、原稿の画像情報を読み取るための読取手段を有する画像形成装置を例示を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば記録材に画像情報を記録するための記録手段のみを有する他の画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
【0094】また前述した実施形態では、画像形成装置としてマルチファンクションプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばレーザービームプリンタ、ファクシミリ、複写機等の他の画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
【0095】また前述した実施形態では、記録方式として電子写真方式を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式であっても良い。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、記録手段の搬送路の形状を、装置の上面側に開いた略U字形状に形成したので、具体的には例えば、前記装置の底部の領域をL1、使用可能な記録材の最大サイズをLとしたときに、前記両者の関係が、L1<Lとなるように構成したので、例えば着脱可能な給紙カセットを有する装置の場合、該給紙カセットの着脱操作のために必要なエリアは略垂直方向のみで水平方向には不要となる。従って、装置の設置領域を小さくすることができる。
【0097】また前記画像形成装置は、原稿の画像情報を読み取るための読取手段を有し、前記記録手段の記録材の搬送路外側に前記読取手段の原稿の搬送路を配置し、更に前記読取手段は原稿を保持するための保持手段を有し、該保持手段は前記装置の底部の領域から飛び出しており、その飛び出し量をL2、使用可能な記録材の最大サイズをLとしたとき、前記両者の関係が、L2<Lとなるように構成したので、装置の設置領域は、装置の底部の領域L1(<L)と保持手段の飛び出し量L2(<L)を合わせた分で良く、例えば従来、水平方向に給紙カセットの2つ分の領域(2L)を必要としていた装置に比べて、該装置の設置領域を小さくすることができる。
【0098】或いは、前記読取手段が原稿を保持するための保持手段を有し、該保持手段を前記装置の底部の領域に配設することにより、装置の設置領域を、より一層(例えば最大原稿サイズ(L2)にまで)小さくすることができる。
【0099】また、前記読取手段における画像読取部は、原稿の画像情報を読み取るコンタクトイメージセンサと、該コンタクトイメージセンサに圧接して回転するローラとからなり、該ローラが原稿を排出搬送するローラの役目を兼ねているので、経済性に優れている。




 

 


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