米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 写真;映画 -> キヤノン株式会社

発明の名称 画像処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−84788
公開日 平成11年(1999)3月30日
出願番号 特願平9−248634
出願日 平成9年(1997)9月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之 (外1名)
発明者 田代 浩彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ステイプル機能を持つ画像処理装置において、複数枚の原稿を所定の順で読み取るための昇順読み取りモード及び逆の順で読み取るための降順読み取りモードを有する原稿給紙手段と、印字面を表にして用紙を排出する通常排出モード及び印字面を裏にして用紙を排出する反転排出モードを有する用紙排出手段と、読み取った原稿画像を用紙に対して通常時より回転させて印字を行うための画像回転手段とを備え、ステイプルの向きに応じて前記原稿給紙手段と前記用紙排出手段と前記画像回転手段を制御することを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】 ステイプル向きが上打ちである場合は、降順読み取りモード,通常排出モード,回転角0度を選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項3】 ステイプル向きが下打ちである場合は、昇順読み取りモード,反転排出モード,回転角180度を選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数ページの用紙をステイプルしてとじ込むステイプル機能を有し、特にステイプル装置を装着可能な画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置でコピーをする場合、排出紙の印字面を表にし、ユーザが画像処理装置のフロント部の前に立ったときに、印字面の上側が手前(ユーザ側)になるように排出し、ステイプル装置の手前側(ユーザ側)にあるステイプル部で、排出紙の上側からステイプルを行うようにしている。
【0003】また、コンピュータから送信された印字データをプリント出力する場合は、印字面が裏となるように反転排紙することが多く、反転排紙したときに、適切なステイプル位置、ステイプル方向になることが望まれるため、ステイプル装置の奧側(ユーザに対し反対側)に紙の下からステイプルを行うステイプル装置を使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような従来の画像処理装置においては、複数ページからなる原稿画像をすべて記憶でき、ページ順を変えて出力することによりソート出力結果を得られる電子ソートモードのときに、例えば、下打ちのステイプル装置で、降順読み込みで原稿を読み込む、または、上打ちのステイプル装置で、昇順読みで原稿を読むときに、適切なステイプル位置と向きにソートして出力するためには、すべて原稿を記憶してからプリント処理する必要があり、コピーパフォーマンスが落ちてしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消するためになされたものであり、ステイプル装置のステイプル位置、方向の違いにより生じるコピーパフォーマンスの低下を防ぎ、使い勝手のよい画像処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置は、次のように構成したものである。
【0007】(1)ステイプル機能を持つ画像処理装置において、複数枚の原稿を所定の順で読み取るための昇順読み取りモード及び逆の順で読み取るための降順読み取りモードを有する原稿給紙手段と、印字面を表にして用紙を排出する通常排出モード及び印字面を裏にして用紙を排出する反転排出モードを有する用紙排出手段と、読み取った原稿画像を用紙に対して通常時より回転させて印字を行うための画像回転手段とを備え、ステイプルの向きに応じて前記原稿給紙手段と前記用紙排出手段と前記画像回転手段を制御するようにした。
【0008】(2)上記(1)の画像処理装置において、ステイプル向きが上打ちである場合は、降順読み取りモード,通常排出モード,回転角0度を選択するようにした。
【0009】(3)上記(1)の画像処理装置において、ステイプル向きが下打ちである場合は、昇順読み取りモード,反転排出モード,回転角180度を選択するようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の画像処理装置の内部構成を示す断面図であり、同図において、100は複写装置本体、180は循環式自動原稿送り装置(原稿給紙手段)(以下、RDFという)である。このRDF180では、RDF180内に載せた原稿を下から給紙する降順読み取りモードと、上から給紙する昇順読み取りモードを選択することができる。
【0011】101は原稿載置台としてのプラテンガラス、102は原稿画像を読み取るためのスキャナであり、原稿照明ランプ103,走査ミラー104等で構成される。不図示のモータによりスキャナ102が所定方向に往復走査されて原稿の反射光を走査ミラー104〜106を介してレンズ108を透過してCCDセンサ109に結像する。
【0012】120はレーザ,ポリゴンスキャナ等で構成された露光制御部であり、CCDセンサ(イメージセンサ部)109で電気信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光体ドラム110に照射する。感光体ドラム110の回りには、1次帯電器112,現像器121,転写帯電器118,クリーニング装置116,前露光ランプ114が装備されている。画像形成部126において、感光体ドラム110は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回転しており、1次帯電器112により所望の電位に帯電された後、露光制御部120からのレーザ光129が照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム110上に形成された静電潜像は、現像器121により現像されて、トナー像として可視化される。
【0013】一方、上段カセット131あるいは下段カセット132からピックアップローラ133,134により給紙された転写紙は、給紙ローラ135,136により本体に送られ、レジストローラ137により転写ベルト130に給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器118により転写紙に転写される。転写後の感光体ドラム110は、クリーナー装置116により残留トナーが清掃され、前露光ランプ114により残留電化が消去される。
【0014】転写後の転写紙は、分離帯電器119により感光体ドラム110から分離される。そして、転写ベルト130から分離されて定着前帯電器139,140によりトナー像が再帯電され、定着器141に送られ加圧,加熱により定着され、排出ローラ142により本体100の外に排出される。
【0015】138はレジストローラ137から送られた転写紙を転写ベルト130に吸着させる吸着帯電器であり、転写ベルト130の回転に用いられると同時に、138a,138bが対になって、転写ベルト130に転写紙を吸着帯電させる転写ベルトローラである。
【0016】本体100には、例えば4000枚の転写紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。また、100枚の転写紙を収容し得る、マルチ手差し153が装備されている。
【0017】154は排紙フラッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排紙側の経路を切り替える。排紙ローラ142から送り出された転写紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、158は下搬送パスであり、排紙ローラ142から送り出された転写紙を反転パス155を介し、転写紙を裏返して再給紙トレイ156に導く。また、157は両面記録と多重記録の経路を切り替える多重フラッパであり、これを左方向に倒すことにより、転写紙を反転パス155に介さず、直接下搬送パス158に導く。
【0018】159は経路160を通じて転写紙を感光体ドラム110側に給紙する給紙ローラである。161は排紙フラップ154の近傍に配置されており、この排紙フラッパ154により排出側に切り替えられた転写紙を機外に排出する排出ローラである。両面記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、複写済みの転写紙を反転パス155,下搬送パス158を介して裏返した状態で再給紙トレイ156に格納する。このとき、両面記録時には、多重フラッパ157を右方向へ倒し、また多重記録時には、再給紙トレイ156に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ給紙ローラ159により経路160を介して本体のレジストローラ137に導かれる。
【0019】本体100から転写紙を反転して排出する(反転排出モード)時には、排紙フラッパ154を上方へ上げ、多重フラッパ157を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を反転パス155側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を通過した後に、反転ローラ163によって第2の送りローラ側162aへ搬送し、搬出ローラ161によって、転写紙を裏返して機外へ排出される。
【0020】図4は、ステイプル装置の外観構成を示す斜視図であり、同図に示すようなステイプル装置本体(フィニッシャー)401が装着されている場合は、ステイプル装置本体401へ転写紙が排出される。402,403,404はステイプルトレイであり、ステイプル装置本体401内でステイプル単位毎に転写紙をためた後、転写紙はステイプルされ、所定のトレイに排出される。また、後述するパンフレットモードのときには、ステイプル装置本体401内でステッチ単位毎に転写紙をためた後、転写紙の中央を2ケ所とじ、真ん中から折り曲げて、ステッチトレイ405に排出する。ステイプルトレイ402,403,404やステッチトレイ405が何らかの原因で使用できないときに割り込みトレイ406に排出する。
【0021】図2は、図1の画像処理装置の要部構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像読み取り部201は、CCDセンサ109,アナログ信号処理部202等により構成されており、レンズ108を介しCCDセンサ109に結像された原稿画像は、CCDセンサ109により、アナログ電気信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ信号処理部202に入力され、サンプル&ホールド,ダークレベルの補正等が行われた後に、アナログ・デジタル変換(A/D変換)される。デジタル化された信号は、シェーディング補正(原稿を読み取るセンサのばらつき、および原稿照明用ランプの配光特性の補正)、変倍処理後、電子ソータ部203に入力される。
【0022】外部I/F処理部209は、外部のコンピュータから入力された画像情報を展開し、画像データとして電子ソータ部203(画像回転手段)に入力される。
【0023】電子ソータ部203では、γ補正等の出力系で必要な補正処理や、スムージング処理,エッジ強調,画像の回転,その他の処理,加工等が行われ、プリンタ部204に出力される。プリンタ部204は、図1のレーザ等から成る露光制御部120,画像形成部126,転写紙の搬送制御部等により構成され、入力された画像信号により転写紙上に画像を記録する。
【0024】また、CPU回路部205は、CPU206,ROM207,RAM208等により構成され、画像読み取り部201,電子ソータ部203,プリンタ部204等を制御し、本装置のシーケンスを統括的に制御する。
【0025】図3は、電子ソータ部203の詳細構成を示すブロック図である。図2の画像読み取り部201から送られた画像は、Blackの輝度のデータとして入力され、log変換部301に送られる。log変換部301では、入力された輝度データを濃度データに変換するためのLUTが格納されており、入力データに対応するデータ値を出力することによって、輝度データを濃度データに変換する。
【0026】その後、濃度データは2値化部302へ送られる。2値化部302では多値の濃度データが2値化され、濃度値が「0」あるいは「255」となる。2値化された8bitの画像データは、「0」または「1」の1bitの画像データに変換され、メモリに格納する画像データ量は小さくなる。
【0027】しかし、画像を2値化すると、画像の階調数は256階調から2階調になるため、写真画像のような中間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の劣化が著しい。そこで、2値データによる擬似的な中間調表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで擬似的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。この方法は、ある画像の濃度がある閾値より大きい場合は「255」の濃度データであるとし、ある閾値以下である場合は「0」の濃度データであるとして2値化した後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分を誤差信号として、回りの画素に配分する方法である。誤差の配分は、あらかじめ用意されているマトリクス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、回りの画素に加算することによって行う。これによって、画像全体での濃度平均値が保存され、中間調を擬似的に2値で表現することができる。
【0028】2値化された画像データは、制御部303に送られる。また、外部I/F処理部209から入力される。コンピュータからの画像データは、外部I/F処理部209で2値画像データとして処理されているため、そのまま制御部303に送られる。
【0029】制御部(A)303では、本体からの指令により、制御部(B)307を結ぶバスを選択して、コピーを行う原稿の画像を画像記憶部304に一旦すべて格納したり、画像記憶部304から画像データを順次読み出して出力する。
【0030】画像記憶部304は、それぞれSCSIコントローラとハードディスク(メモリ)を有する複数の記憶部308と制御部(B)307から構成されている。これらの記憶部のそれぞれは他の記憶部と独立して動作することができる。本体からの指令により制御部Bは、指示された記憶部と結び、SCSIコントローラからの指令に従い、ハードディスクに画像データを書き込む。ハードディスクに格納された複数の画像データは、複写機の操作部で指定された編集モードに応じた順序で出力される。例えば、ソートの場合、DFから原稿束の最終ページから最初のページに向かって順に読み込み、一旦ハードディスクに格納する。そして、最終ページから最初のページに向かって順番にハードディスクから一旦格納された原稿の画像データを読み出し、これを複数回繰り返して出力する。これにより、ビンが複数あるソータと同じ役割を果たすことができる。
【0031】画像記憶部304から呼び出された画像データは平滑化部305に送られる。平滑化部305では、まず1bitのデータを8bitのデータに変換し、画像データの信号を「0」または「255」の状態にする。変換された画像データは、あらかじめ決められたマトリクス上の係数と、近傍画素の濃度値をそれぞれ乗算したものの総和で得られる、重みづけされた平均値に置き換えられる。
【0032】これによって2値のデータは近傍の画素における濃度値に応じて多値のデータに変換され、読み取られた画像により近い画質が再現できる。平滑化された画像データは、γ補正部306に入力される。γ補正部306では濃度データを出力する際に、プリンタの特性を考慮したLUTによる変換を行い、操作部で設定された濃度値に応じた出力の調整を行う。
【0033】図5はステイプル時に各種設定を行う処理動作を示すフローチャートである。まず、操作部からコピースタートの指示があると、ステイプル装置401のステイプル方向が下打ちであるか上打ちであるかを判断し(ステップS101)、下打ちと判断した場合は、原稿送り装置180を昇順読み取りモードに設定する(ステップS102)。次に、排出機構を反転排紙モードに設定し(ステップS103)、電子ソータ部203内のレイアウトメモリを180度回転モードに設定する(ステップS104)。
【0034】また、上打ちと判断した場合は、原稿送り装置180を降順読み取りモードに設定する(ステップS105)。次に、排出機構を通常排紙モードに設定し(ステップS106)、レイアウトメモリを0度回転モードに設定する(ステップS107)。
【0035】例えば、原稿が上から1,2,3,4とある場合、下打ちの場合は、原稿は1,2,3,4の順番で原稿送り装置180によって原稿給紙されて、レイアウトメモリにより180度回転されて画像形成が行われ、排出機構によって反転されて排出されるので、印刷面を下にして1,2,3,4と順番に排出され(ステップS108)、ステイプル装置の奧側にある下打ちのステイプラによりステイプルされることで(ステップS109)、用紙の左上にステイプルし、ページ順に排紙することができる。
【0036】上打ちの場合は、原稿は4,3,2,1の順番で原稿送り装置によって原稿給紙されて、レイアウトメモリでは回転しないで画像形成が行われ、排出機構によって通常に排出されるので、印刷面を上にして4,3,2,1と順番に排出され(ステップS108)、ステイプル装置の手前側にある上打ちのステイプラによりステイプルされることで(ステップS109)、用紙の左上にステイプルし、ページ順に排紙することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、ステイプル機能を持つ画像処理装置において、複数枚の原稿を所定の順で読み取るための昇順読み取りモード及び逆の順で読み取るための降順読み取りモードを有する原稿給紙手段と、印字面を表にして用紙を排出する通常排出モード及び印字面を裏にして用紙を排出する反転排出モードを有する用紙排出手段と、読み取った原稿画像を用紙に対して通常時より回転させて印字を行うための画像回転手段とを備え、ステイプルの向きに応じて前記原稿給紙手段と前記用紙排出手段と前記画像回転手段を制御するようにしたため、ステイプル装置のステイプル位置、方向の違いにより生じるコピーパフォーマンスの低下を防ぐことができ、使用勝手がよくなるという効果がある。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013