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発明の名称 閃光装置及び該閃光装置を有するカメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−84490
公開日 平成11年(1999)3月26日
出願番号 特願平9−251411
出願日 平成9年(1997)9月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】田村 光治
発明者 西薗 利広 / 天明 良治
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 導光板を使用し集光制御する閃光装置において、導光板成形時のゲート部を利用して該導光板の位置決め手段として形成することを特徴とする閃光装置。
【請求項2】 該導光板の位置決め手段としてのゲート部が位置決め範囲より狭い範囲にて形成したことを特徴とする請求項1記載の閃光装置。
【請求項3】 該導光板の位置決め手段の延長線上にリブを複数用い、かつ閃光発光光源入射面より突出させた形状としたことを特徴とする請求項1記載の閃光装置。
【請求項4】 導光板を使用し集光制御する閃光装置において、導光板成形時のリブ部を利用して該導光板の回転止め手段とすることを特徴とする閃光装置。
【請求項5】 複数の導光板にて構成して集光制御する閃光装置において、該導光板の回転止め手段としてのリブ部を側面に配置して形成したことを特徴とする閃光装置。
【請求項6】 該複数の導光板はその右辺側及び左辺側の導光板が同一形状であることを特徴とする請求項5記載の閃光装置。
【請求項7】 請求項1ないし請求項6記載の閃光装置をカメラ本体に組み込んだことを特徴とするカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影のために用いられる閃光装置及び該閃光装置を有するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、導光板閃光装置(ライトガイド閃光装置ともいう)では、図5に示すように反射笠3a及びキセノン管3bから閃光光源ユニット3の前方に配置した導光板1は本体2の突き当て部2c,2d及び導光板1の光線射出部1c付近を、本体2の位置決めリブ2e等にて外径形状での位置決め及びフレ止めを行っており、本体2の前部には前面プレート4が取り付けられ、その上部は蓋5で覆われている。また、特開平8−234277号公報に記載されている照明装置では導光板閃光装置には基本構成が示されているが、光学部品の保持手段等は明確に示されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、導光板閃光装置で使用する導光板はその全ての面を反射または屈折面として利用しており、外径形状で位置決めを行うと、正確な位置決めができないという欠点があり、入射・反射光線束に誤差が発生し、光利用効率が低下し、均一な性能(例えばガイドナンバー・配光特性)が得られないという問題点がある。
【0004】本発明は、前述従来技術の欠点を除去し、導光板閃光装置で使用する導光板射出成形時のゲート部を利用して、本来光学的に有効に機能しないゲートを有効活用した閃光発光装置を提供することを第1の目的とする。同じく、本発明は導光板閃光装置で使用する導光板射出成形時のリブ部を利用して、性能を損なうことなく照明光学系の確実な保持を行うことのできる閃光発光装置を提供することを第2の目的とする。同じく、本発明は導光板閃光装置で使用する導光板射出成形時の射出成形性及び組立性の向上した閃光発光装置を提供することを第3の目的とする。
【0005】同じく、本発明は導光板閃光装置で使用する導光板を複数構成する場合に照明光学系の保持を確実に行うことのできる閃光発光装置を提供することを第4の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するために、本発明は導光板を使用する閃光装置において、導光板を成形時のゲート部及びリブ部を利用して装置本体取付の際の位置決め及び回転止めにしたものである。
【0007】
【発明の実施の態様】請求項1に示す本発明は導光板を使用し集光制御する閃光装置において、導光板成形時のゲート部を利用して該導光板の位置決め手段として形成することにより、照明光学系の制御作用の安定した閃光装置の照明光学系の保持ができる。請求項2に示す本発明は該導光板の位置決め手段としてのゲート部が位置決め範囲より狭い範囲にて形成したことにより、導光板成形後のゲート部切断によるバリ・カエリ・変形が発生しても、位置決め部に何ら影響を与えることがないので、位置決め部を保護できる。請求項3に示す本発明は該導光板の位置決め手段の延長線上にリブを複数用い、かつ閃光発光光源入射面より突出させた形状としたことにより、閃光発光光源の入射面付近を、ゴミ・ケバ・汚れ・ヤケ等の防止と閃光発光光源の安定保持ができる。請求項4に示す本発明は導光板を使用し集光制御する閃光装置において、導光板成形時のリブ部を利用して該導光板の回転止め手段とすることにより、照明光学系の制御作用の性能を維持しながら確実に行う閃光装置の照明光学系の保持ができる。
【0008】請求項5に示す本発明は複数の導光板にて構成して集光制御する閃光装置において、該導光板の回転止め手段としてのリブ部を側面に配置して形成したことにより、回転の振れ止め手段を利用して照明光学系の制御作用を害することなく性能を維持した閃光装置の照明光学系の保持ができる。請求項6に示す本発明は該複数の導光板はその右辺側及び左辺側の導光板が同一形状であることにより、照明光学系としての導光板を低コストで組み立てでき、その制御性能を維持した閃光装置の照明光学系の保持ができる。請求項7に示す本発明は以上の構成を有する閃光装置をカメラに組み込んだことにより、カメラとして閃光装置の照明光学系群が安定保持されかつ光制御機能のよいので、適正な閃光撮影ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1に基づいて説明する。図1は本実施例の閃光装置の分解斜視図である。図において、11は導光板で、射出成形で構成される無色透明な照明光学系であって、その射出面11cである前面の縁部中央に位置決め部となる射出成形時に形成されるゲート部11aを有し、その発光入射面11dである後面の縁部中央に回転止め部となる射出成形時に形成されるリブ部11bを該ゲート部11aの延長線の位置に有している。12は閃光装置本体で、該導光板11を保持するためにその底面に該ゲート部11aが係合する位置決め穴12aと該リブ部11bが係合する回転止め穴12bを有している。13は閃光光源ユニットで、該導光板11の後部に配置され、反射笠13a及びキセノン管等の閃光発光光源13bから形成されている。14は該導光板11の射出面11c側の前面側を覆っている。15は閃光装置用蓋で、該導光板11と閃光光源ユニット13の浮き止めで、不図示の浮き止めガイド部と本体にビスにて固定される。
【0010】以上の構成の本実施例において、閃光発光光源13bから射出した光束は、直接及び反射笠13aで反射した後、照明光学系の導光板11の入射面11dから被写体に向かい照射され、この時、導光板11内での光制御により均一で集光性の高い照明が得られる。ここで、導光板11は射出成形する場合に、型割りが最小となる2分割で、発光射出面11c側をパーティングラインにしており、ゲート部11aが位置決め用を兼ね、かつ射出面1c側中央付近の最大肉厚部にあるため、成形性のよい配置である。また、ゲート部11aの延長線上にリブ部11bを導光板11の回転の振れ止めとしたので正確な照明光学系保持が可能となり、スペース効率が良く、性能・品質を安定することができる。
【0011】図2は本発明の第2実施例を示すものである。説明を簡単にするために前述第1実施例と同一部分には同一符号を付し、相違する点のみを説明する。図2は本実施例の閃光装置の分解斜視図である。本実施例では導光板11の射出面11cの一縁中央に位置決め用突部11c′を形成するとともに、該位置決め用突部11c′の先端面にその位置決め範囲より狭いゲート部11a′を設定したものである。その他の構成は前述第1実施例と同様である。
【0012】以上の構成の本実施例は射出成形後のゲート部11a′の切断時に発生するバリ・カエリ・変形等が導光板11の閃光装置本体12への取り付けに影響しないようになり、導光板11の射出成形性、組立性を改善できる。
【0013】図3は本発明の第3実施例を示すものである。図3は本実施例の閃光装置の分解斜視図である。本実施例では導光板11の入射面11dの一方の縁部中央に形成されるリブ部11bに対向して他方の縁部中央にリブ部11eを設け、かつ両リブ11b,11eは入射面11dより閃光発光光源13b側にやや突出して形成されることで、反射笠13aの位置決め部を兼ねるようにしたものである。その他の構成及び機能は前述第1実施例と同様である。
【0014】以上の構成の本実施例において、導光板11のリブ11b,11e間に保護ガラスまたは化学強化ガラスを挿入(接着、圧入等)し、閃光発光光源13と密封構成とすることにより、導光板11と閃光発光光源13のゴミ、ケバ、汚れ、ヤケ等を防止することができ、性能劣化を防止することも可能となる。
【0015】図4は本発明の第4実施例を示すものである。図4は本実施例の閃光装置の分解斜視図である。本実施例では、前述第1実施例の導光板11を3分割したものである。すなわち、中央導光板21と左右同形のサイド導光板21′からなり、該中央導光板21は射出面21cの一方縁側に位置決め部となるゲート部21aを、入射面21dの他方縁側に回転止めとなるリブ部21bをそれぞれ形成し、左右のサイド導光板21′は射出面21c′の一方縁側に位置決め部となるゲート部21a′を、一側面にリブ部21b′をそれぞれ形成し、該中央導光板21の左右に並設する場合は左右は互いに上下反転して配設される。
【0016】22は閃光装置本体で、該中央導光板21を保持するためにその底面に該ゲート部21aが係合する位置決め穴(不図示)と一方のサイド導光板21′のゲート部21a′が係合する位置決め穴(不図示)を有し、さらにその両内側面には左右のサイド導光板21′のリブ部21b′が当接する突き当て部22c,22dが形成されている。23は閃光光源ユニットで、該導光板21,21′の後部に配置され、反射笠23a及びキセノン管等の閃光発光光源23bから形成されている。24は該導光板21,21′の射出面21c,21c′前面側を覆っている。25は閃光装置用蓋で、該導光板21のリブ部21bと係合する振れ止め穴25aと他方のサイド導光板21′のゲート部21a′が係合する位置決め穴25bを有し、本体22にビスにて固定される。
【0017】以上の構成の本実施例において、導光板21,21′の閃光装置本体22への組立について説明する。まず、中央導光板21のゲート部21aを本体22の底面の位置決め穴に係合して位置決めされ、次いで、図示右辺側のサイド導光板21′のゲート部21a′を本体22の底面の位置決め穴に係合して位置決めするとともに、そのリブ部21b′を突き当て部22cに当接させる。さらに 図示左辺側のサイド導光板21′を右辺側のサイド導光板21′に対し反転した状態で装着すると、そのリブ部21b′を突き当て部22dに当接させて閃光装置用蓋25で覆うと、その位置決め穴25bにゲート部21a′が係合して位置決めされる。同時に、閃光装置用蓋25の振れ止め穴25aに中央導光板21のリブ部21bが係合して回転止めされることにより、中央導光板21と左右のサイド導光板21′からなり照明光学系群が確実に保持される。なお、本実施例は導光板を複数使用することで、光学的な面増加による境界面反射・屈折を繰り返し、照明光学系群の光制御作用を向上させる。
【0018】さらに、以上の各実施例の閃光装置をカメラに組み込むことによって、閃光装置の照明光学系群が安定保持されかつ光制御機能のよいので、適正な閃光撮影ができるカメラとすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示す本発明は導光板を使用し集光制御する閃光装置において、導光板成形時のゲート部を利用して該導光板の位置決め手段として形成することにより、閃光装置の照明光学系としての導光板の正確な保持ができ、スペース的に効率が良くなる。請求項2に示す本発明は該導光板の位置決め手段としてのゲート部が位置決め範囲より狭い範囲にて形成したことにより、導光板成形後のゲート部切断によるバリ・カエリ・変形が発生しても、位置決め部に何ら影響を与えることがないので、位置決め部の保護ができる。請求項3に示す本発明は該導光板の位置決め手段の延長線上にリブを複数用い、かつ閃光発光光源入射面より突出させた形状としたことにより、閃光発光光源の入射面付近を、ゴミ・ケバ・汚れ・ヤケ等の防止と閃光発光光源の安定保持ができる。請求項4に示す本発明は導光板を使用し集光制御する閃光装置において、導光板成形時のリブ部を利用して該導光板の回転止め手段とすることにより、照明光学系としての導光板の制御作用の性能を維持しながら閃光光源ユニットとの相互位置関係が正確に配置された照明光学系の保持ができる。
【0020】請求項5に示す本発明は複数の導光板にて構成して集光制御する閃光装置において、該導光板の回転止め手段としてのリブ部を側面に配置して形成したことにより、回転の振れ止め手段を利用して照明光学系の制御作用を害することなく性能を維持する安定した閃光装置の照明光学系の保持ができる。請求項6に示す本発明は該複数の導光板はその右辺及び左辺側の導光板が同一形状であることにより、低コストでかつ組立性を向上できる閃光装置の照明光学系としての導光板の保持ができる。請求項7に示す本発明はカメラに以上の構成を有する閃光装置を備えることにより、カメラとして閃光装置の照明光学系群が安定保持されかつ光制御機能のよいので、適正な閃光撮影ができる。




 

 


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