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発明の名称 カメラのサポータ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−72841
公開日 平成11年(1999)3月16日
出願番号 特願平9−249896
出願日 平成9年(1997)8月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】日比谷 征彦
発明者 酒井 幹雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 レンズ装置とカメラ本体を締付リングにより連結して成るカメラを支持するカメラのサポータにおいて、前記締付リングの外側に位置して前記締付リングと共に回転する回転部材を設けたことを特徴とするカメラのサポータ。
【請求項2】 前記回転部材は前記締付リングに遊びを持って嵌め合わせた請求項1に記載のカメラのサポータ。
【請求項3】 前記回転部材の内周面に有する溝に前記締付リングの外周から突出した操作ノブを嵌め合わせた請求項1又は2に記載のカメラのサポータ。
【請求項4】 前記締付リングの外周面に凹部又は凸部を設け、前記回転部材の内周面には前記締付リングの凹部又は凸部に入り込む凸部又は凹部を設けた請求項1に記載のカメラのサポータ。
【請求項5】 前記凹部又は凸部は球面状又は角体状とした請求項4に記載のカメラのサポータ。
【請求項6】 前記締付リングの操作ノブ側に位置するリブに切欠部を設けると共に、光軸を挟んで前記切欠部に対称に位置するリブには光軸と略直交する方向に伸びる部分を設けた請求項1に記載のカメラのサポータ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型のレンズ装置と携帯型のカメラ本体を連結して成る例えばテレビカメラを支持するためのカメラのサポータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のテレビカメラでは、撮影条件に適応したレンズ装置をカメラ本体に装着することが可能となっており、これらのレンズ装置とカメラ本体はバヨネットマウント等の連結機構を介して連結する場合が多い。例えば図13の一部を切欠した側面図に示すように、レンズ装置1とカメラ本体2はサポータ3を介して連結される。この際に、レンズ装置1の上部1aがサポータ3のフック4に掛止され、レンズ装置1の下部1bはサポータ3の雄ねじ5に押さえ部材6を介して雌ねじ7によって固定される。なお、サポータ3はレンズ装置1の端面に当接する基部3aと、レンズ装置1のフランジ部8を挿通する孔3bと、基部3aの周縁からカメラ本体2側に突出するリブ3cとを有している。
【0003】そして、レンズ装置1のフランジ部8とカメラ本体2の締付リング9が係合され、図14の一部を切欠した平面図に示すように、締付リング9の操作ノブ9aを指Fで駆動することにより、レンズ装置1とカメラ本体2が連結され、カメラ本体2はカメラ台10にねじ11により固定される。これにより、レンズ装置1の重量がカメラ本体2に加えられることなく、レンズ装置1とカメラ本体2が連結されたことになる。
【0004】一方、締付リング9の操作ノブ9aが手探りされる上に、指Fがサポータ3のリブ3cで邪魔されることがあるため、図15の側面図に示すように、サポータ12の基部12aにリブ3と同様な孔12bが設けられ、リブ12cの一部に切欠部12dが設けられ、指Fがサポータ12のリブ12cで邪魔されないようにする場合もある。
【0005】一般に、サポータ3は図16に示すような断面形状とされ、基部3aの幅が241mm、その厚みが6mm、孔3bの直径は80mmとされている。また、基部3aを含むリブ3cの高さは40mm、その厚みは5mmとされている。そして、断面積は1310mm2 、主断面二次モーメントつまり断面二次モーメントの極値から算出した断面係数の最小極値は4150m3 とされている。
【0006】一方、サポータ12は図17の断面形状とされ、基部12aの幅が241mm、その厚みが10mm、孔12bの直径は80mmとされている。また、基部12aを含むリブ12cの高さが40mm、リブ12c、12eの厚みは5mmとされている。更に、孔12bの中心からリブ12eまでの距離は75mmとされている。そして、断面積は1900mm2 、断面係数の最小極値は3920m3とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の図15に示した従来例では、サポータ12の強度が切欠部12dを設けることにより低下することを防止するため、サポータ12の基部12aの厚みtが6mmから10mmに厚くされている。このため、指Fが入る隙間Dが減少して締付リング9の操作が困難になる上に、サポータ12の重量が増加してテレビカメラの取り回しが悪くなるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、レンズ装置とカメラ本体を容易に連結できるカメラのサポータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明に係るカメラのサポータは、レンズ装置とカメラ本体を締付リングにより連結して成るカメラを支持するカメラのサポータにおいて、前記締付リングの外側に位置して前記締付リングと共に回転する回転部材を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図12に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。図1はカメラ21と共に示す第1の実施例の一部を切欠した平面図、図2は図1をA−A線に沿って切断した断面図であり、カメラ21はレンズ装置22とカメラ本体23を連結して成り、サポータ24に支持されている。レンズ装置22のバヨネットマウント25にはフランジ部26が設けられ、カメラ本体23のバヨネットマウント27には、操作ノブ28aを有する締付リング28が螺合されている。
【0011】サポータ24にはカメラ21の重量を支える強度が与えられ、レンズ装置22の端面22aに当接する基部24aが設けられている。基部24aの中央にはレンズ装置22のマウント25を挿通する孔24bが形成され、基部24aの外周にはカメラ本体23側に突出するリブ24cが設けられている。
【0012】ここで、サポータ24の基部24aには、締付リング28の外周に嵌まる環状の回転部材29が、環状の保持部材30を介して回転自在に取り付けられている。回転部材29の内周面には、締付リング28の操作ノブ28aを受け入れる溝29aが設けられ、回転部材29の外周のレンズ装置22側にはフランジ部29bが設けられ、回転部材29の外周のカメラ本体23側にはレバー29cが設けられている。そして、回転部材29のフランジ部29bがサポータ24と保持部材30の間に保持され、保持部材30がサポータ24に固定されることにより、回転部材29はサポータ24に回転自在に支持されることになる。
【0013】このような構成により、レンズ装置22とカメラ本体23を連結する際には、レンズ装置22のフランジ部26とカメラ本体23の締付リング28を係合した後に、回転部材29のレバー29cを目視で確認して指Fで操作する。これにより、回転部材29が回転すると共に、操作ノブ28aを介して締付リング28が回転する。そして、締付リング28はレンズ装置22のフランジ部26をカメラ本体23のバヨネットマウント27の間に挟み込み、レンズ装置22とカメラ本体23を連結する。
【0014】この第1の実施例では、締付リング28の外周に嵌まり、締付リング28と共に回転する回転部材29を設けたので、回転部材29のレバー29cを目視で確認して操作きるので、従来のように操作ノブ28aを手探りする煩わしさもなくすことができる上に、指Fがサポータ24のリブ24cによって邪魔されることを防止でき、レンズ装置22とカメラ本体23を容易に結合できる。
【0015】従って、レンズ装置22とカメラ本体23を短時間で連結でき、時間や人員の削減による設置コストの削減や、撮影状況に適応したレンズ装置22とカメラ本体23の組合わせを容易に行うことができ、カメラ21の映像の品質を向上させることができる。
【0016】図3は第2の実施例の断面図であり、第1の実施例と異なる締付リング31と回転部材32が設けられている。締付リング31の外周面には第1の実施例と同様な操作ノブ31aに加えて、多数の球面状の凹部31bが形成されている。また、回転部材32の内周面には第1の実施例と同様な溝32aに加えて、締付リング31の凹部31bに嵌合する少なくとも1つの球面状の凸部32bが形成され、回転部材32の外周面には第1の実施例と同様なフランジ部32cとレバー32dが形成されている。なお、回転部材32の凸部32bは多いほど好ましい。
【0017】この第2の実施例では、第1の実施例と同様の効果を得ることができると共に、締付リング31の凹部31bと回転部材32の凸部32bの嵌合により、回転部材32から締付リング31に大きい回転トルクを伝達でき、操作ノブ31aの折曲や破損を防止できる。
【0018】図4は第3の実施例の断面図であり、第1の実施例と異なる締付リング33と回転部材34が設けられている。締付リング33の外周面には第1の実施例と同様な操作ノブ33aに加えて、1つの凹部33bが形成されている。また、回転部材34の内周面には第1の実施例と同様な溝34aに加えて、締付リング33の凹部33bに嵌入する凸部34bが形成され、回転部材34の外周面には第1の実施例と同様なフランジ部34cとレバー34dが形成されている。更に、締付リング33の凹部33bの内周面と回転部材34の凸部34bの外周面の間には隙間が与えられ、回転部材34は締付リング33に対してがたつくことが可能とされている。
【0019】この第3の実施例では、第1及び第2の実施例と同様の効果を得ることができると共に、締付リングの凹部33bの内周面と回転部材34の凸部34bの外周面の間に隙間が与えられているので、締付リング33と回転部材34を円滑に嵌め合わせることができる。
【0020】図5はカメラ21と共に示す第4の実施例の一部を切欠した平面図、図6はサポータ41の背面図であり、第1の実施例の回転部材29と保持部材30が省かれ、第1の実施例のサポータ24とは異なるサポータ41とされている。サポータ41にはカメラ21の重量を支える強度が与えられ、レンズ装置22の端面22aに当接する基部41aが設けられている。基部41aの中央にはレンズ装置22のマウント25を挿通する孔41bが形成され、基部41aの外周にはカメラ本体23側に突出するリブ41cが設けられている。
【0021】そして、サポータ41のリブ41cには、操作ノブ28a側において高さD’の切欠部41dが形成され、操作ノブ28aの反対側において強度を補強する例えば断面コ字状の補強部41eが形成され、切欠部41dと補強部41eは光軸に対称な位置に設けられている。補強部41eではリブ41cの端部から光軸側に光軸に略垂直に向かう、つまりレンズ装置22の端面22aに略平行に向かう垂直部41fと、この垂直部41fの下部から基部41aに向けてリブ41cに略平行に向かう平行部41gとが設けられ、基部41aではリブ41cと平行部41gの間が省かれている。
【0022】ここで、サポータ41は図7に示すような断面形状とされ、基部41aの幅が241mm、その厚みが6mm、孔41bの直径は80mmとされている。また、基部41aを含むリブ41cの高さは30mm、その厚みは補強部41eと共に5mmとされている。そして、断面積は1200mm2 、断面係数の最小極値は4020mm3 とされている。なお、断面係数の最小極値は主断面二次モーメントつまり断面二次モーメントの極値から算出されている。
【0023】この第4の実施例では、サポータ41で強度的に問題になるのは曲げモーメントであるが、一般的に曲げ応力σ、加わるモーメントM及び断面係数Zとの間にはσ=M/Zが成立するため、サポータ41は図16、図17に示した従来例のサポータ3、12と同等の強度を有することができる。
【0024】また、サポータ41の基部41aを図17に示した従来例のサポータ12の基部12aよりも薄くできる上に、切欠部41dの高さD’を大きくすることができる。従って、操作スペースを広くでき、締付リング28の操作ノブ28aの位置を容易に確認でき、操作性を向上させることができる。
【0025】更に、サポータ41の断面積Aも従来の65%程度であるので、軽量化を実現でき、撮影時の取り回しを向上させることができる。そして、第1〜第3の実施例の回転部材29、32、34を設ける必要がないので、製造コストの抑制が可能となる。
【0026】なお、サポータ41に代えて、図8〜図12に示すような断面形状のサポータ42〜46とすることも可能であり、サポータ42〜46ではサポータ41と同様な基部42a〜46a、孔42b〜46b、リブ42c〜46c、切欠部42d〜46d及び補強部42e〜46eが設けられている。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラのサポータは、締付リングの外側に位置して締付リングと共に回転する回転部材を設けたので、回転部材を目視で確認しながら回転することにより締付リングを締め付けることが可能となり、レンズ装置とカメラ本体を容易に連結できる。
【0028】また、締付リングの操作ノブ側に位置するリブに切欠部を設けると共に、光軸を挟んで切欠部に対称に位置するリブに、光軸と略直交する方向に伸びる部分を設ければ、軽量化に寄与でき、撮影時の取り回しを向上させることができる。




 

 


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