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発明の名称 除電手段及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−65301
公開日 平成11年(1999)3月5日
出願番号 特願平9−222491
出願日 平成9年(1997)8月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】岸田 正行 (外4名)
発明者 三宅 博章
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 細長のホルダに除電部材が配設されてなる除電手段において、葉書等の小シートに対応する前記ホルダの中央部分には除電部材が配設されず、その両側に除電部材が配設されていることを特徴とする除電手段。
【請求項2】 請求項1記載の除電手段からなる第1の除電手段と、該第1の除電手段における除電部材の非配設部分に対応して除電部材が配設された第2の除電手段と、該第2の除電手段をその除電部材が第1の除電部材と略同一高さとなる位置と該位置から退避された位置に、第2の除電手段を選択的に駆動する駆動する駆動手段を有することを特徴とする除電手段。
【請求項3】 画像が形成される感光体と、該感光体に向けて付勢され、感光体上の画像をシートに転写する転写手段と、請求項1又は2記載の除電手段とを有し、該除電部材の除電部材は転写手段のシート搬送方向下流においてシートの裏面に接触することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、より詳しくは転写部におけるシートの分離を改良した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例は、光学機構により電子写真方式により、像担持体である感光ドラムに静電潜像が形成され、該画像は現像器によりトナーが付与されて現像され、可視像であるトナー像にされる。また、給紙機構により給紙された記録シートSは図4に示す様に、入口ガイド26より感光ドラム5に、入射角α°で挿入される。
【0003】挿入されたシートSは転写手段である転写ローラ6により、感光ドラム5表面に現像されたトナー像が転写即ち写し替えられるが、転写性を最適化させた転写圧力が転写ローラバネ17により決められている。
【0004】転写が完了したシートSは、搬送される行程中に感光ドラム5の曲率により分離されるが、シートSの厚さが薄いシート等は感光ドラム5に静電吸着しやすい為、除電針10で除電を行ないシートSを分離している。
【0005】一般的に普通紙は秤量64g/m2 〜80g/m2 であり、除電針が必要であるが、それ以上の厚い紙であれば、除電針がなくても、十分に曲率分離が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の従来例のような除電針の構成であると、ハガキや封筒等の厚いシートが転写部に挿入されると、シートの腰の強さや、カール等で転写ローラ6が押し下げられる。そして転写ローラ6が下がった状態でシートが搬送されると、除電針10に衝突し、ジャムが発生する場合があった。
【0007】又、シートの衝突を防ぐためには、シートの腰の強さに負けないように転写ローラ圧を高くすればよいが、画像の中ヌケ等の転写不良が発生するという問題が発生する。
【0008】又、衝突を防ぐ手段として入口ガイド26の位置を入射角α°が小さくなるように配置することも考えられるが、これも転写不良が発生するという問題が生じる。又、除電針10を低くすると、シートの除電が十分に行なわれず、感光ドラム5に静電吸着してしまう問題が発生する。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決し、葉書等の腰の強いシートが転写ローラを押し下げた場合でも、衝突したりすることのないようにした除電手段及び該除電手段を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本出願に係る第1の発明の除電手段は、細長のホルダに除電部材が配設されてなる除電手段において、葉書等の小シートに対応する前記ホルダの中央部分には除電部材が配設されず、その両側に除電部材が配設されていることを特徴とする。
【0011】本出願に係る第2の発明は、第1の発明における第1の除電手段と、該第1の除電手段における除電部材の非配設部分に対応して除電部材が配設された第2の除電手段と、該第2の除電手段をその除電部材が第1の除電部材と略同一高さとなる位置と該位置から退避された位置に、第2の除電手段を選択的に駆動する駆動する駆動手段を有することを特徴とする。
【0012】本出願に係る第3の発明の画像形成装置は、画像が形成される感光体と、該感光体に向けて付勢され、感光体上の画像をシートに転写する転写手段と、第1又は第2の発明に係る除電手段とを有し、該除電部材の除電部材は転写手段のシート搬送方向下流においてシートの裏面に接触することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]先ず、図1を用いて本発明に係る転写装置を備えた画像形成装置の全体構成を説明する。
【0014】図1において、画像形成装置本体1の上部には、原稿の画像情報を読みとる画像読取部Aが配置されており、その下部には記録シートSに画像情報に応じた画像を記録する画像形成部Bが配置されている。
【0015】画像形成部Bには、シートSを収容するカセット2a、2bが配置されておりシート給送手段であるピックアップローラ3a、3bにより繰り出されたシートSは、図示しないシート分離手段により一枚ずつ分離、給送され、画像形成部Bに設けられた画像形成手段となる感光ドラム5位置まで搬送される。
【0016】ここで、画像形成装置本体1が複写モードの場合、原稿台15にセットされた原稿の画像情報が走査光学系7が駆動される事により画像読取手段8により読みとられる。
【0017】画像読取手段8により読みとられた画像情報を基にレーザスキャナ9は、レーザ光Lを出射し、感光ドラム5の表面に静電画像を形成し、この静電画像に現像器16からトナーが供給されてトナー画像が形成され可視像化される。
【0018】そして、シートカセット2a、2bから給送されたシートSが、レジストローラ対4によりシート先端部と感光ドラム上のトナー像との一致のタイミングをとり、感光ドラム5と転写ローラ6との間に搬送され、転写ローラ6により感光ドラム5に形成されたトナー画像がシートSに転写される。
【0019】また、転写ローラ6よりもシート搬送方向下流側には除電手段10が設けられており、画像が転写されたシートSは感光ドラム5の曲率により分離をしているが厚さが薄く、腰の弱いシートS等は感光ドラム5に静電吸着しやすいため除電しながらシートSを分離している。
【0020】転写、分離されたシートSは、搬送ベルト11により搬送され、定着装置12に送られて該定着装置12に設けられた定着ローラ12aと加圧ローラ12bとによって加熱、加圧処理されてトナー画像が定着される。
【0021】定着されたシートSは定着装置12よりも下流側にある排出部13を介して排出トレイ14上に積載される構成になっている。
【0022】次に、本発明の特徴であるシート分離手段の1実施形態について、図2を用いて説明する。図2は感光ドラム、転写ローラ6、除電手段10、シートサイズといったいわゆる転写周りの部分の長手関係を表す図である。本発明では除電手段の形状を、従来のように、軸方向即ち長手均一とせずに、封筒、葉書といった小サイズに対応する位置には除電針を配置しない構成を特徴としている。即ち、除電手段は、一般的には、転写ローラと略同一長さの絶縁性のホルダに除電部材である除電針が配設されているが、本実施形態では、封筒等の小サイズに対応する位置に除電針の非配設部分10aを形成する。封筒の紙幅で最も広いのは176mmであるため、除電針としてはそれよりも左右2mm程度余裕を持たした形で180mm(中央基準で90mmずつ)の範囲には配置しない構成とすることが望ましい。
【0023】図2で示すような形状に除電手段をすることで、従来のように腰の強い封筒、葉書といった厚紙が、転写ローラ6を押し下げ除電手段10に引っ掛かり、紙詰まりすることはない。また、厚紙であることから転写分離時に感光ドラム5に静電吸着することなく曲率分離で十分搬送できる。一方、普通紙や第2原図のような静電吸着しやすいシートに関しては、A5(148×210mm)の縦送りが除電針がない範囲に該当し、分離に悪影響を及ぼす可能性があるが、横送りを使用することで、性能上は問題無い。それ以外は封筒、葉書よりも紙サイズが広いため、除電針の配設部分10bが紙の端部を従来通り除電する。そのため、転写分離を妨げることはない。
【0024】以上のように、除電針を分離に必要な位置のみに配置することで、安定した分離、搬送が可能である。
【0025】[実施形態2]次に、第2の実施形態について説明する。実施形態1では除電針自体の形状で達成したが、実施形態2では除電針を切り替え式とすることを特徴としている。詳細な構成について図3を用いて説明する。除電手段10は第1の除電手段10cと第2の除電手段10dの2体構成となっている。そして、第1の除電手段10cは、前記実施形態と同様に腰の強い葉書等の小サイズのシートに対応する部分は除電部材の非配設とされ、その両側に除電部材が配設され、また、第2の除電手段10dは細長のホルダには、第1の除電手段の除電部材の非配設部に対応する部分に除電部材が配設され、該ホルダにはレバー20が一体でかしめられていて、その一端が本体の手前側まで延びてきている。
【0026】レバー20は手動による切り替え式になっていて、レバー20を上方へ動かすと連動して除電手段10dも動き、両側の除電手段10aと同じ高さになる。反対に、下方へ動かすと除電手段10dも下がり退避する。
【0027】封筒や葉書のような厚紙を通紙したい場合には操作者自身がレバー20を下方へ動かすことによって、除電手段を下げる。これにより、除電手段に引っ掛かって紙詰まりすることを防ぐことができる。さらに、実施形態1と異なり、切り替え式であるため、封筒や葉書と同じ幅の薄紙にも対応可能になる。このような紙を通紙したい場合には除電手段を上へ動かせば、従来通りの分離性能を確保することができる。
【0028】以上、手動により除電手段の高さを切り替えたが、電気的に切り替えを行っても構わない。この場合、先のレバー20の一端にソレノイドを設けて切り替え動作を行う。具体的な操作としては、本体の操作部上に封筒や葉書といった特殊紙選択キーを表示させ、それを選択するとソレノイドが動作し除電手段を切り替えることができるようにすればよい。
【0029】以上のように、除電手段の高さを封筒や葉書の紙幅において適宜切り替えることで、安定した分離、搬送が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、封筒や葉書といった小サイズ紙が通る領域には常時あるいは所望時に除電手段を位置しないようにすることで、封筒や葉書が分離手段を通過時に、これらのシートが分離手段よりシート搬送方向下流に位置する除電手段に引っ掛かり紙詰まりすることなく、安定した分離搬送を行うことができる。




 

 


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