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発明の名称 画像形成装置のクリーニング装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−30937
公開日 平成11年(1999)2月2日
出願番号 特願平9−199164
出願日 平成9年(1997)7月10日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】入江 晃
発明者 久國 久高
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】像担持体に当接するクリーニンブレードによって該像担持体上の残留トナーを除去回収し、クリーニングブレード近傍に滞留するトナーをトナー貯溜部に搬送するトナー搬送手段を具備する画像形成装置のクリーニング装置において、前記トナー搬送手段に前記滞留するトナーをほぐす手段をそなえてなることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
【請求項2】トナーをほぐす手段が、磁界発生手段であることを特徴とする「請求項1」記載の画像形成装置のクリーニング装置。
【請求項3】磁界発生手段が永久磁石であることを特徴とする「請求項2」記載の画像形成装置のクリーニング装置。
【請求項4】トナーをほぐす手段が、トナー搬送手段に設けた鋸歯状部であることを特徴とする「請求項1」記載の画像形成装置のクリーニング装置。
【請求項5】クリーニングブレードを支持するクリーニング装置のケーシングのトナー貯溜部が、回転自在の磁界発生手段と仕切り板とによって区画されていることを特徴とする「請求項1」乃至「請求項4」のいずれか記載の画像形成装置のクリーニング装置。
【請求項6】回転自在の磁界発生手段が、永久磁石であることを特徴とする「請求項5」記載の画像形成装置のクリーニング装置。
【請求項7】回転自在の磁界発生手段が、電磁石であることを特徴とする「請求項5」記載の画像形成装置のクリーニング装置。
【請求項8】回転自在の磁界発生手段に、これに付着したトナーをかき取るためのかき取り部材を当接配置してなることを特徴とする「請求項5」乃至「請求項7」のいずれか記載の画像形成装置のクリーニング装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電複写機、同プリンタなど、静電転写プロセスを利用する画像形成装置、就中、そのクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】上記のような周知の画像形成装置にあっては、転写の際、転写に寄与せず像担持体上に残る残留トナーが発生することを免れず、また、転写材として多用される紙から生ずる微細な紙粉、析出物、コロナ生成物等の異物が像担持体に付着するのでこれらの残留トナー、各種の異物を転写の都度充分に除去することが良質の画像を得るための必須要件である。
【0003】これら残留トナー、その他の異物を除去する手段としてはすでに幾多の提案がなされているが、ゴム等の弾性材料からなるクリーニンクブレードの一つのエッジを像担持体に圧接して残留トナー等を像担持体表面からかき落とすようにしたクリーニング手段が、構成が簡単で小型であり、トナー除去機能もすぐれているので、広く実用されていることはよく知られている通りである。
【0004】「図4」はクリーニングブレードを用いる公知のクリーニング装置の典型的な一例を示す概略側断面図である。これについて略述すると、紙面に垂直方向に延設され、周辺に一次帯電器、現像器、転写手段(いずれも不図示)等を具備する回転円筒状の像担持体1に平行にクリーニング装置Cが配置してある。
【0005】前記クリーニング装置は、像担持体1側に開口部をそなえたケーシング2を有しており、前記開口側に一縁を取着した弾性クリーニングブレード3の、他方の自由端縁の一つのエッジが像担持体表面に圧接している。不図示の転写部位において発生した残留トナーが、像担持体の回転走行につれてクリーニングブレード3の位置に到来すると該ブレード3によって像担持体からかき落とされ、これも前記開口部に設けられたすくいシート4によってケーシング2内に落下する。
【0006】前記ケーシング2の前記すくいシート4の奥側には仕切り板7が配設してあり、その下方の解放部位近傍には回転自在のかき込み部材5が配置してあって、前記すくいシート4によって案内されてきたトナー等は、かき込み部材5によって、前記仕切り板7の奥側のトナー貯溜部8に収納される。
【0007】このような構成のクリーニング装置では、かき込み部材5によってトナー貯溜部8内のトナー密度が相当に高くなるまで、多量のトナーを強制的に収納できるので装置の小型化が可能となる。また、一旦像担持体1からかき落とされたトナーの一部が像担持体の回転につれ回りしてブレードエッジ部位に供給されるので、これによる潤滑作用によってブレードと像担持体間の摩擦が小さくなってブレードめくれ、ビビリ振動の発生等が抑制されて安定したクリーニング機能が得られる。
【0008】併しながら、上記のような構成のものにあっては、長期の使用によって、かき込み部材5とケーシング2底面との間の間隙部位に次第にトナーが溜って凝集したり、かき込み部材5と仕切り板7との間の間隙から、一旦収納したトナーが、クリーニングブレード3、すくいシート4の存在する側の空間部に逆流してこの部分に存在するトナーが過剰になるような事態の生ずることを免れない。
【0009】上記のようなトナーの凝集を防ぐべく、かき込み部材5とケーシング底面間の間隙をあまり小さくすると、像担持体に供給されるトナー量が不足してブレードめくれが生じ易いというクリーニング性の問題がある。また、ブレード3側に過剰のトナーが蓄積されると、これに含まれる紙粉その他の異物が像担持体に摺擦してこれを損傷するおそれがでてくる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事態に鑑みてなされたものであって、上述のような画像形成装置のクリーニング装置であって、クリーニングブレードでかき取ったトナーをかき込み部材でトナー貯溜部に搬送するように構成したクリーニング装置において、前述のようなトナーの凝集、過剰なトナーによる像担持体の損傷などがなく、長期にわたって安定して良好なクリーニング機能を維持できるようなクリーニング装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達成するため、本発明は、像担持体に当接するクリーニンブレードによって該像担持体上の残留トナーを除去回収し、クリーニングブレード近傍に滞留するトナーをトナー貯溜部に搬送するトナー搬送手段を具備する画像形成装置のクリーニング装置において、前記トナー搬送手段に前記滞留するトナーをほぐす手段をそなえてなることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置(1)、または、上記(1)のものにおいて、トナーをほぐす手段が、磁界発生手段であることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置(2)、または、上記(2)のものにおいて、磁界発生手段が永久磁石であることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置(3)、または、上記(1)のものにおいて、トナーをほぐす手段が、トナー搬送手段に設けた鋸歯状部であることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置(4)、または、上記(1)乃至(4)のいずれかのものにおいて、クリーニングブレードを支持するクリーニング装置のケーシングのトナー貯溜部が、回転自在の磁界発生手段と仕切り板とによって区画されていることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置(5)、または、上記(5)のものにおいて、回転自在の磁界発生手段が、永久磁石であることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置(6)、または、上記(5)のものにおいて、回転自在の磁界発生手段が、電磁石であることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置(7)、または、上記(5)乃至(7)のいずれかのものにおいて、回転自在の磁界発生手段に、これに付着したトナーをかき取るためのかき取り部材を当接配置してなることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置(8)である。
【0012】このように構成することによって、クリーニング装置内のトナーが不足してブレードめくれやクリーニング不良を発生したり、過剰のトナーによって像担持体が損傷されたりするような事態を好適に回避することがてきる。
【0013】
【実施例】「図1」は本発明の実施例を示すクリーニング装置の構成を示す概略側断面図である。クリーニング装置自体の基本的構成は、前記「図4」に示すものと同様であり、対応する部位には同一の符号を付して示してあり、それらについての説明は必要ない限り省略する。
【0014】この場合、現像剤としては磁性トナーを用いるものとし、ケーシング2内の仕切り板7の下端近傍に、例えば、永久磁石からなる回転自在の第1の磁界発生手段9が設けてあり、仕切り板7下端に、前記第1の磁界発生手段9に当接するかき取りブレード10が設けてある。さらに、かき込み部材5の各羽根先端部にはこれも磁石などからなる第2の磁界発生手段6が設けてある。
【0015】このように構成してあるから、クリーニングブレード3によってかき取られたトナーはすくいシート4によってかき込み部材5によってトナー貯溜部8方向に搬送されるが、このとき、前記かき込み部材5に設けた第2の磁界発生手段によってすくいシート側にあるトナーがかき込み部材5に引きつけられながら搬送される。
【0016】このときの第2の磁界発生手段6によるトナーの取り込みは、かき込み部材5の羽根部分によるかき込みのように、これに関連する位置にある全てのトナーをを強制的に取り込むのではなく、トナーに作用する磁力の強弱によって不規則状にトナーを引きつけてとり込むので、この部位のトナーに、揺さぶりのような機械的な力を与えることになり、凝集するトナーをほぐして密度の高まりを阻止することができる。
【0017】このようにして、前記第1の磁界発生手段9の位置に到来したトナーは、該磁界発生手段9によって受容され、ブレード10によってかき落とされて貯溜部8に貯溜される。この場合、図から判るように、仕切り板7下端の下方には、貯溜部8に貯溜されたトナーをかき込み部材側空間部位に逆流させるような通路が実質的に存在しないので、トナーの逆流による過剰トナーに起因する前述のような問題を有効に回避できる。
【0018】このように本実施例装置によれば、かき込み部材下方にトナーが凝集することを阻止できるとともに、トナーの逆流による過剰トナー状態の生起をも防止でき、すくいシート4近傍に、充分にほぐれた適量のトナーを常時維持できるので像担持体の損傷もなく、長期にわたって良好なクリーニング機能を得ることが可能となる。
【0019】「図2」は本発明の第2の実施例を示すもので、同図はクリーニング装置のかき込み部材のみを示し、その他のクリーニング装置の全体構成は前記「図1」に示すものと同様とする。
【0020】図示のように、すくいシート4によってケーシング内に取り込まれたトナーをかき込み搬送するかき込み部材5の各羽根の先端部は鋸歯状に形成してある。このような構成とすることによって、凝集するトナーが前記鋸歯状乃至櫛状の羽根によって局部的にかき取られるので、トナーに不整な力がかかり、凝集作用が崩れてトナーは密度の低い状態に維持される。
【0021】かき込み部材によって貯溜部に搬送されるトナーが前記第1の磁界発生手段、これに当接するブレードによって逆流を阻止されることは前記実施例装置の場合と同様である。
【0023】「図3」は本発明の第3の実施例を示すもので、図にはクリーニング装置内のかき込み部材のみを示してあり、クリーニング装置のその他の部分の構成は前記「図1」に示すものと同様とする。
【0024】この装置にあっては、かき込み部材5の各羽根の先端部分が鋸歯状乃至櫛状に形成してあるとともに、その部分が磁性を帯びて第2の磁界発生手段となっている。このような構成によって凝集するトナーが鋸歯状部によって局部的にかき込まれるとともに、磁界発生手段によっても局部的の引きつけられかき込まれるので、凝集するトナーには、凝集を崩す機械的な力と磁気的な力が作用し、トナーの凝集をより有効に阻止することが可能となる。
【0025】その他の作用は前記「図1」に示す装置と同様であることは直ちに理解できるところであろう。
【0026】前記「図1」に示す装置において、第1の磁界発生手段たる永久磁石の代わりに電磁石を適用したものを本発明の第四の実施例とする。
【0027】このような構成とすることによっても、前記各実施例装置と同様の作用を奏することができるとともに、第1の磁界発生手段に吸着したトナーをブレード10によってかきとる際には磁界を発生しないようにすることによってトナーをより効果的にトナーを除去することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、磁性トナーを用いる画像形成装置の像担持体上の残留トナーをクリーニングブレードによって除去し、これをかき込み部材によってトナー貯溜部に搬送するように構成したクリーニング装置において、像担持体から除去回収したトナーを凝集させることなく、且つ適量のトナーが常時像担持体に再度供給されるようにできるとともに、一旦トナー貯溜部に回収されたトナーが像担持体側に逆流して像担持体に過剰に供給されて像担持体を存しようするような事態を有効に回避して、良好なクリーニング機能を長期にわたって維持でき、良質の画像を安定して得るのに顕著な効果がある。




 

 


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