米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 写真;映画 -> キヤノン株式会社

発明の名称 カメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−30801
公開日 平成11年(1999)2月2日
出願番号 特願平9−186687
出願日 平成9年(1997)7月11日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】岸田 正行 (外4名)
発明者 小川 幸雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 操作手段の操作に応じてフィルムの送り量を設定する送り量設定手段と、フィルム装填後、送り量が前記送り量設定手段による設定量に達するまでフィルム送りを行う送り制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
【請求項2】 前記送り量設定手段による設定量が、装填されたフィルムの撮影済み駒数であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
【請求項3】 フィルムが装填されたことを検出する装填検出手段を有しており、前記送り制御手段は、前記装填検出手段の検出信号に応じてフィルム送りを開始することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
【請求項4】 前記送り制御手段によるフィルム送りの開始を指示する送り開始操作手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
【請求項5】 前記送り制御手段によるフィルム送り中に、シャッタ動作を規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のカメラ。
【請求項6】 フィルムへのデータの写し込みを行うデータ写し込み手段を有しており、前記送り制御手段によるフィルム送り中に、前記データ写し込み手段によるデータの写し込みを規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のカメラ。
【請求項7】 フィルムへの磁気データの記録を行うデータ記録手段を有しており、前記送り制御手段によるフィルム送り中に、前記データ記録手段による磁気データの記録を規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のカメラ。
【請求項8】 前記送り量設定手段は、送り量が設定された後、所定時間内に前記送り制御手段によるフィルム送りが行われないときは、送り量の設定を解除することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のカメラ。
【請求項9】 フィルムを途中巻き戻ししたときに、途中巻き戻ししたフィルム量を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、途中駒まで撮影されたフィルムを未撮影駒から再度使用できるようにしたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】35ミリフィルムを使用するフィルム自動装填カメラには、途中駒まで撮影されたフィルムを再度カメラに装填したときに、撮影済み駒数だけシャッタレリーズして未撮影駒までのフィルム巻上げを行うようにしたものがある。
【0003】また、特開平5−88243号公報には、フィルムの途中巻戻し時の撮影駒数を電気的記憶手段にて記憶し、フィルムのカメラへの再装填時に上記電気的記憶手段に記憶された撮影済み駒数までフィルムを巻き上げるようにしたカメラが提案されている。
【0004】さらに最近では、磁気データの記録部を有したフィルムを使用するカメラが多用されており、このようなカメラにおいては、撮影済み駒に記録される磁気データの有無を磁気再生ヘッド等によって検出することで、未撮影駒までのフィルム巻き上げを行えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャッタレリーズしながらフィルムを巻き上げる場合には、撮影済み駒の二重露光を防止するために、暗室内でこの作業を行う必要があった。また、フィルム給送中にデータ写し込みを行う機能が備えられているカメラの場合には、データ写し込みをOFFモードにセットしておかないと、連続して空レリーズした際にデータが二重に写し込まれてしまうという欠点がある。さらに、磁気データの情報が記録可能なフィルムを使用するカメラにおいてシャッタレリーズしながら巻き上げると、すでに記録されている磁気データの上から新たに磁気データが上書き記録されて記録内容が修正されてしまうという欠点がある。
【0006】また、再生ヘッドにより磁気データの有無を読み取って撮影済み駒を検知することで未撮影駒までのフィルム巻き上げを行えるように構成されたカメラにおいては、再生回路や給送モータ等から発生する磁気をシールドする部品等が必要となるため、カメラの大型化やコストアップにつながるおそれがある。
【0007】一方、上記公報提案のカメラでは、電気的記憶手段の容量に限度があるため、通常は2〜3本のフィルムの撮影駒数しか記憶できないとか、また同じ種類のフィルム(例えば、ISOや最大駒数などが同じフィルム)を装填した場合にフィルムの区別がつかず、結果として送り駒数を誤り、二重露光してしまうといった危険性がある。
【0008】そこで、本発明は、撮影済み駒の二重露光等の不都合を生じることなく、途中巻き戻しされたフィルムを再装填したときに未撮影駒までのフィルム送りを行えるようにしたカメラを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明では、操作手段の操作に応じてフィルムの送り量(例えば、装填されたフィルムの撮影済み駒数)を設定する送り量設定手段と、フィルム装填後、送り量が送り量設定手段による設定量に達するまでフィルム送りを行う送り制御手段とを有するカメラを構成している。
【0010】すなわち、撮影者が前回撮影したフィルム駒数(途中巻き戻しした駒数)を操作手段を通じて入力設定すれば、フィルム装填後、その駒数まで自動的に巻き上げ等されるようにして、従来のように暗室で撮影済み駒に対してシャッタレリーズを行わなくても未撮影駒のいわゆる頭出しを行えるようにしている。
【0011】なお、上記発明においては、カメラの裏蓋等の閉じによりフィルム装填を検出して送り制御手段によるフィルム送りを自動的に開始させるようにしてもよいし、送り開始操作手段の操作に応じてフィルム送りを開始させるようにしてもよい。
【0012】また、送り制御手段によるフィルム送り中にはシャッタ動作を規制するようにして、撮影済み駒に対する二重露光を確実に防止するのが望ましい。
【0013】さらに、フィルムへのデータの写し込みや磁気データの記録を行う手段を有する場合には、送り制御手段によるフィルム送り中にデータ写し込みや磁気データ記録を規制する規制手段を設けて、データが上書きされてしまうのを確実に防止できるようにするのが望ましい。
【0014】また、送り量が設定された後、所定時間内に送り制御手段によるフィルム送りが行われないときは、送り量の設定を解除するようにして、例えば途中巻き戻ししたフィルムを再装填するつもりで送り量設定を行った後、思い直して新品フィルムを装填したような場合に、スムーズに通常の1駒目の頭出しが行われるようにするのが望ましい。
【0015】また、フィルムを途中巻き戻ししたときに、途中巻き戻ししたフィルム量を表示する表示手段を設けて、撮影者がうっかり撮影済み駒数を確認しないで巻き戻してしまったような場合でも、このフィルムを再装填する際に設定すべき送り量(撮影済み駒数)を明確に認識させることができるようにするが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図6には、本発明の第1実施形態である35ミリフィルム用カメラを示している。この図において、100はカメラ本体であり、101はレリーズボタンである。また、7はLCD等の表示手段であり、103は空送り(装填されたフィルムのうち撮影済み駒を送る)を行う駒数を設定するための空送り駒数設定スイッチ、3はカメラに装填されたフィルムが途中駒まで撮影されて未撮影駒数が残存している状態で、他のフィルムと交換する場合などにフィルムを巻き戻すために操作される途中巻き戻しスイッチである。
【0017】図1には、上記カメラの制御部の構成を示している。この図において、1はCPU(送り制御手段)であり、シャッタ制御、フィルム給送制御、時間計測等、カメラのすべてのシーケンス制御を行う。
【0018】このCPU1は、電源をオフしても記憶内容を保持する電気的記憶手段であるEEPROM2との間でデータの授受を行うようになっている。このEEPROM2は、カメラに装填されたフィルムの巻き上げを行う場合に、後述する設定操作によって設定された巻き上げ駒数等を記憶するものであり、CPU1により記憶内容の読出しおよび書込みが可能になっている。なお、EEPROM2は、CPU1に内蔵されるものでもよい。
【0019】またCPU1には、上記途中巻き戻しスイッチ3が接続されている。この途中巻戻しスイッチ3がオンすると、CPU1はフィルム給送手段4にフィルムの巻戻し制御を行なわせる。
【0020】フィルム給送手段4は、CPU1により制御されるモータドライバ(不図示)を有しており、このモータドライバには正転、逆転駆動およびブレーキ動作が行われる給送用モータ5が接続されている。そして給送用モータ5の正転時にはフィルムの巻上げが行われ、給送用モータ5の逆転時にはフィルムの巻戻しが行われる。
【0021】またCPU1には、フィルム移動量検知手段10が接続されている。このフィルム移動量検知手段10は、例えば発光素子と受光素子とからなるフォトインタラプタにより構成され、この発光素子と受光素子との間には、パーフォーレーションが形成されたフィルム側縁部が配置される。
【0022】そして、フィルム移動量検知手段10は、パーフォーレーションが発光素子と受光素子との間に位置して発光素子からの光がパーフォーレーションを通過して受光素子に受光されたときにオンになり、パーフォレーションが発光素子と受光素子との間から外れて発光素子からの光がフィルムで反射され受光素子に受光されないときにオフになる。こうしてフィルムの送りとともにフィルム移動量検知手段10からのオン信号がCPU1に入力されると、CPU1はオン信号の入力回数をカウントしてフィルム送り量を検知することができる。例えば、35ミリフィルムでは、1駒に対して通常8個のパーフォレーションが形成されているので、上記オン信号が8回入力すれば、1駒分のフィルム送りがされたことを検知することができる。
【0023】また、CPU1には、カメラのフィルム装填室を開閉する裏蓋が閉じられるとオンになり、開けられるとオフになるフィルム装填検知スイッチ11が接続されている。
【0024】さらに、CPU1には、表示手段7が接続されている。この表示手段7は、カメラの撮影情報(シャッター速度、絞り等)のほか、後述するフィルム途中巻戻しを行った場合の巻き戻し駒数を表示する。
【0025】また、CPU1には、データ写し込み手段8が接続されている。このデータ写し込み手段8は、シャッターレリーズ時にLED等を発光させて、撮影日時やメッセージ等のデータをフィルムに被写体とともに写し込ませる。
【0026】さらに、CPU1には、空送り駒数設定手段(送り量設定手段)6が接続されている。この空送り駒数設定手段6は、上述した空送り駒数設定スイッチ103がオン操作された回数に応じて撮影済み駒数に相当する空送り駒数(送り量)を設定する。
【0027】次に、このように構成された制御部の動作を図2および図3のフローチャートに沿って説明する。まず図2は、カメラに装填されたフィルムの途中巻戻し時の処理ルーチンを示すものである。ステップ(以下、Sと略す)30では待機状態にあり、ここではカメラに装填されたフィルムが途中まで撮影された状態、例えば36枚撮りフィルムが装填され、20駒目まで撮影された状態で待機しているものとして説明する。
【0028】このような状態で、CPU1は、S31でフィルムの交換のために途中巻戻しスイッチ3がオンになったか否かを判別し、オンになったときは、S32で途中巻戻しスイッチ3によって生成された信号に応じてフィルム給送手段4のモータドライバを駆動制御し、モータ5を逆転させる。
【0029】こうしてモータ5を逆転させフィルムの巻き戻しを開始すると、S33でCPU1はフィルム移動量検知手段10を通じて巻戻し駒数のカウントを開始する。そしてS34でフィルムリーダー部を残した状態まで巻き戻されたと判断すると、モータ5を停止させ、巻き戻しを終了する。
【0030】巻き戻しの終了後、S35で上記巻き戻し駒数を表示手段7に点滅表示させる。これにより、撮影者は巻き戻し駒数を確認し、この駒数を覚えておくことができる。
【0031】リーダー部を残して巻き戻されたフィルムがカメラから取り出されると、これをS36でフィルム装填検知スイッチ11を通じて検出し、表示手段7に点滅表示されていた巻き戻し駒数をS37で「ゼロ」として、S40で待機状態となる。
【0032】次に、図3は、カメラにフィルムを装填する場合の処理ルーチンを示している。S1では、図2のS40と同じ状態、すなわちフィルムがカメラから取り出された待機状態を示している。
【0033】この状態で、S2で空送り駒数設定手段6により空送り駒数が設定されたか否かを判別する。空送り駒数が設定されていないときは、S3で新品フィルムが装填されるものとして、S4に進む。
【0034】S4では、フィルムのリーダー部の空送り(巻き上げ)を開始する。また、S5でデータ写し込み手段8によるフィルムへのデータ写し込みを禁止する。さらに、S6でフィルム1駒目がカメラのアパーチャ位置にセットされるのに必要な一定量の空送りが完了したか否かを判別し、完了したときはS7で待機状態になる。その後は通常の撮影が可能となり、S8でシャッタレリーズされるごとにS9で1駒巻き上げが行われ、巻き上げ中にS10でデータ写し込みが行われる。そして、S11で1駒巻き上げが終了したことを検出した後、S12で全駒の巻き上げが終了したか否かを判別し、全駒巻き上げが終了したときは図2のS38に進み自動的に巻き戻しが開始される。
【0035】なお、S38では、CPU1がフィルム給送手段4のモータドライバを駆動制御し、給送用モータ5を逆転させて、撮影済みのフィルムを巻き戻し、S39で巻き戻しが完了したことを検出すると、S41で駒数表示を「ゼロ」にしてS40で待機状態となる。
【0036】一方、S2で空送り駒数が設定されたときは、途中巻戻しされたフィルムをカメラに再装填するものとしてS13に進む。このS13では、例えば20駒巻き戻されたフィルムを再装填する場合には、撮影者の空送り駒数設定スイッチ103の操作に応じて表示手段7に空送りモードであることを表示するとともに、空送り駒数設定スイッチ103の20回のオン操作に応じて「20」を表示する。また、EEPROM2に「20」を記憶する。
【0037】こうして空送り駒数の表示を行うと同時に、S14にて時間カウントを開始し、S15にて所定時間が経過したか否かを判別し、所定時間経過するまでにS16でフィルム装填検知スイッチ11を通じてフィルムの装填が検出されないときは、S21に進んで空送りモードを解除するとともに設定された空送り駒数をリセットして、S1の待機状態に戻る。
【0038】所定時間経過するまでにS16でフィルムの装填が検出されたときは、S17に進んで、CPU1は、空送り駒数が表示されて空送りモードが設定されている状態で、S13にてEEPROM2に記憶された空送り駒数のデータにしたがってフィルム給送手段4を駆動制御し、給送用モータ5を正転させ、20駒分フィルムを巻き上げるための空送りを開始する。なお、この空送り中には、S18でデータ写し込みが禁止されるとともに、シャッターの開閉作動も禁止される。これにより、フィルムの空送り中に、撮影済み駒に二重露光したり新たなデータが写し込まれたりするのを確実に防止することができる。
【0039】次に、S19で設定駒数分の空送りが完了したか否かを判別し、完了したときはS20に進んで、最初の未撮影駒から次の撮影を行えるように、カメラのアパーチャ位置に(空送り駒数+1駒)目のフィルムをセットするとともに、セットされている駒が(空送り駒数+1駒)目であることを表示手段7に表示し、この駒の撮影に備えてS7で待機状態となる。例えば、空送り駒数が20である場合には、アパーチャ位置にセットされる駒は21駒目になり、表示手段7にも「21」が表示される。
【0040】このように本実施形態によれば、途中巻戻ししたフィルムを再装填して撮影を行う場合には、まず空送り駒数設定スイッチ103を操作して空送りモードを設定するとともに、このフィルムが巻き戻されたときの駒数に相当する空送り駒数を設定した後にフィルムを再装填することにより、設定された駒数だけフィルムを自動的に空送りするように構成したので、撮影者は従来のように暗室で何度もレリーズする必要がなくなり、しかも誤った駒数が空送りされることがない。したがって、途中巻戻ししたフィルムを再使用する際の操作性を向上させることができる。
【0041】なお、本実施形態では、途中巻戻しフィルムを再装填して空送りを開始させる信号としてフィルム装填検知スイッチ11のオン信号を利用したが、再装填フィルムの空送りの開始を指示をする専用の操作手段(例えば、空送り開始スイッチ)を設けて、この操作手段からの信号により空送りを開始させるようにしてもよい。
【0042】(第2実施形態)図4には、本発明の第2実施形態である磁気データの記録が可能なフィルムを使用するカメラの制御部を示している。なお、本実施形態の基本構成は第1実施形態と同じであり、共通要素については同符号を付して説明に代える。
【0043】本実施形態では、第1実施形態のデータ写し込み手段8に代えて、撮影時にフィルムの磁気記録部に対し、撮影日時や撮影条件等の磁気データを記録するフィルム情報記録手段(データ記録手段)18を設けている。
【0044】また、図5には、本実施形態のカメラの制御部におけるフィルム装填時の処理ルーチンを示している。なお、この処理ルーチンも、第1実施形態の処理ルーチンとほぼ同じであり、S51〜70はそれぞれ、第1実施形態のS1〜20に対応する。
【0045】第1実施形態と異なるのは、第1実施形態のS5およびS18に相当するS55およびS68であり、これらのステップでは、フィルムの空送り中にフィルム情報記録手段18による磁気記録部への磁気データの記録を禁止する。これにより、フィルムの空送り中に、撮影済み駒の磁気記録部に新たなデータが上書きされてしまうのを確実に防止することができる。
【0046】なお、以上の各実施形態では、カメラにフィルムを装填する前に予め空送り駒数を設定する場合について説明したが、本発明では、カメラにフィルムを装填して1駒目までの空送りが完了した後の待機状態のときに、空送り駒数を設定するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、撮影者が前回撮影したフィルム駒数(途中巻き戻しした駒数)を操作手段を通じて入力設定すれば、途中巻き戻ししたフィルムの再装填後、その駒数まで自動的に巻き上げ等されるように構成しているので、従来のように暗室で撮影済み駒に対してシャッタレリーズを行わなくても未撮影駒のいわゆる頭出しを確実に行うことができ、操作性を向上させることができる。また、フィルムを再装填するごとにこのフィルムの撮影済み駒数を撮影者が入力設定するようにしているので、使用できるフィルムの数に制限がなく、しかも、磁気データの再生回路等を採用したカメラに比較して安価で小型のカメラを実現することができる。
【0048】なお、フィルム装填を検出してフィルム送りを自動的に開始させるようにすれば、フィルム装填後、何ら操作なくすぐにフィルム送りを開始させることができるので、操作性をより良くすることができる。
【0049】また、送り制御手段のフィルム送り中には、シャッタ動作、データ写し込みおよび磁気データ記録を規制するようにすれば、撮影済み駒に対する二重露光やデータの上書きを確実に防止することができる。
【0050】また、送り量が設定された後、所定時間内に送り制御手段によるフィルム送りが行われないときに、送り量の設定を解除するようにすれば、例えば途中巻き戻ししたフィルムを再装填するつもりで送り量設定を行った後、思い直して新品フィルムを装填したような場合に、無駄に未撮影駒のフィルム送りが行われるのを防止し、スムーズに通常の1駒目の頭出しを行うことができる。
【0051】さらに、フィルムを途中巻き戻ししたときに、途中巻き戻ししたフィルム量を表示する表示手段を設ければ、撮影者がうっかり撮影済み駒数を確認しないで巻き戻してしまったような場合でも、このフィルムを再装填する際に設定すべき送り量(撮影済み駒数)を明確に認識させることができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013