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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−24506
公開日 平成11年(1999)1月29日
出願番号 特願平9−175007
出願日 平成9年(1997)6月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫
発明者 芹澤 洋司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 トナー画像が形成される厚手の記録材をプリンタ本体に供給するように着脱可能に装着される給送ユニットと、該給送ユニットから前記記録材を画像形成部にまで給送したり、該画像形成部にトナー画像を形成したり、前記画像形成部から前記記録材に転写されたトナー画像を定着手段により定着したりするプリンタエンジンの各部を制御する各部制御部とを有する画像形成装置において、前記給送ユニットに設けられ、前記プリンタ本体へ給送される前記記録材の厚みを検出する厚み検出手段と、該厚み検出手段からの検出信号に基づき、前記定着手段の定着温度または前記給送ユニットの駆動部を制御する制御手段とを備えた、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】 前記制御手段は、前記厚み検出手段からの検出信号があらかじめ設定された前記記録材の厚みよりも厚いという情報である場合に、前記厚手の記録材が重送されたと判断して前記記録材の給送を停止させるものである、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】 前記制御手段は、前記記録材が前記プリンタ本体の画像形成部に到達する前に給送を停止させるものである、ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】 前記制御手段は、前記厚み検出手段からの検出信号に基づいて前記プリンタ本体に通信される厚み情報が、該プリンタ本体へ給送される記録材の厚みが2枚未満で、かつ前記記録材の1枚よりも厚い記録材であるという場合に、前記厚手の記録材よりもさらに厚手の記録材が給送されたと判断して定着温度を上昇させる一方、前記記録材の厚みが2枚以上であるという場合に、前記厚手の記録材が重送されたと判断して定着温度を下げるように切替制御するものである、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】 前記厚み検出手段は、前記記録材の通過に伴って給送ユニットに備えられた搬送部材の偏倚を検知する光学検知手段と、該光学検知手段によって検知された搬送部材の偏倚が所定値より大きい場合に厚み情報として報知する報知手段とを有する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1記載の画像形成装置。
【請求項6】 前記厚み検出手段は、前記記録材の通過に伴って給送ユニットに備えられた搬送部材の位置が偏倚したことを測定する距離測定手段と、該距離測定手段によって測定された距離情報と閾値情報とを比較して厚み情報を報知する報知手段とを備えた、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント本体に対して着脱可能の給送ユニットに記録材の重送を検出する検出手段を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置としての電子写真プリンタシステムは、図11に示すように構成されている。すなわち、同図において、201は、静電潜像を形成するための像担持体としてのドラム型電子写真感光体ドラム(以下、単に「感光体ドラム」という)、202は感光体ドラム201を一様に帯電するための帯電ローラ、203は感光体ドラム201上の静電潜像を可視像化する現像器、204は現像剤となるトナーのトナー容器、205は感光体ドラム201上の転写残トナーをクリーニングするクリーナで、これら感光体ドラム201、帯電ローラ202、現像機203、トナー容器204およびクリーナ205によってプロセスカートリッジ206が構成されている。そして、このプロセスカートリッジ206は、プリンタ本体200に対して着脱可能となっている。
【0003】207は感光体ドラム201上に静電潜像を形成するための光源となるレーザ発信器、208はレーザビームを感光体ドラム201上で走査するためのポリゴンミラー、209は折り返しミラー、210はレーザ発信機207、ポリゴンミラー208および折り返しミラー209によって構成される光学ユニット、211はプリンタ本体200に標準装備されている記録材である用紙を積載するための用紙カセット、212は用紙カセット211内の用紙の有無を検出する紙有無センサ、213は用紙カセット211上の用紙を搬送路に送り込むための給紙ローラ、214は給紙の際に用紙を分離するための分離爪、215,216は搬送ローラ、217は用紙の斜行を補正するためのレジストローラ、218は用紙先端を検出し、画像の書き出し位置と用紙への転写のタイミングを採るためのTOPセンサ、219は感光体ドラム201上のトナーを用紙に転写するための転写ローラ、220は用紙に転写されたトナーを定着させるための定着ローラおよび加圧ローラなどを有する定着器、221は用紙が定着器220から正常に出力されたか否かを検出する排紙センサ、222,223は用紙をプリンタ本体200外に排出するまで搬送する排出ローラである。これらによってプリンタ本体200を構成する。
【0004】次に、このプリンタ本体200に対して脱着可能な給送ユニットの構成について説明する。
【0005】224は記録材としての封筒を専門に給送するための給送ユニットとしてのオプション封筒フィーダであり、225はオプション封筒フィーダ224内の封筒を給紙する封筒給紙ローラ、226は給紙された封筒をプリンタ本体200に送り込む封筒搬送ローラである。
【0006】227はプリンタ本体200の下部に取り付けられるオプションカセットフィーダであり、228はオプションフィーダ用のカセット、229はオプションカセット228内の用紙有無を検出するためのオプションカセット紙有無センサ、230はオプションカセット給紙ローラ、231はオプションカセット228の分離爪、232はオプションカセット搬送ローラである。
【0007】233は記録材を両面搬送させるためのオプション両面搬送ユニットであり、234は用紙を両面搬送させるか、排紙させるかによって搬送パスを切り替える排紙フラッパ、235は片面プリントされた用紙を反転するために反転パスを切り替える反転フラッパ、236は正転と逆転とを行うことで用紙を反転させる反転ローラ、237,238は両面内の用紙搬送を行う両面搬送ローラ、239は一旦両面搬送ローラ237,238によって搬送された用紙を画像形成部内に送り込む両面再給紙ローラ、240は再給紙位置を検出するための再給紙センサである。
【0008】図12は、上述のような構成の電子写真プリンタシステムを制御するための機能ブロックである。
【0009】同図において、301はホストコンピュータからの画像データをレーザ発信器207を点灯させるためのドット情報に展開したり、プリンタエンジンに対してプリントの要求あるいはプリントする際のエンジンの状態を指示したり、エンジン内の状態をチェックしたりするプリンタコントローラ、302はプリンタコントローラ301の指示に従い後述するプリンタエンジン各部を制御するエンジン制御部、303は用紙を搬送するための駆動系をエンジン制御部302の指示に基づき実行する用紙搬送制御部、304はスキャナモータおよびレーザなどの制御をエンジン制御部302の指示に基づき実行する光学系制御部、305は帯電ローラ202、現像機203、転写ローラ219の各種高圧出力をエンジン制御部302の指示に基づき実行する高圧制御部、306は定着器220の温度をエンジン制御部302の指示に基づき所定の温度に温調する定着器温度制御部、307はオプション両面搬送ユニット233、オプション封筒フィーダ224およびオプションカセットフィーダ227の各給送ユニットと通信を行う報知手段としてのオプション通信制御部、308は紙有無センサ212,229やTOPセンサ218などのセンサの状態を検出するセンサ入力部、309は外部治具制御部である。
【0010】図13は、オプション通信制御部307と各オプション給送ユニットとの通信部分の構成を示したブロック図である。
【0011】オプション通信制御部307からオプション封筒フィーダ224、オプションカセットフィーダ227およびオプション両面搬送ユニット233のそれぞれに対しては/SEL1、/SEL2、/SEL3の信号が対応して接続されている。この/SEL1信号ないし/SEL3信号はオプション通信制御部307が通信するオプションを特定するための信号で、オプション給送ユニット224,227,233側はこの信号が“真”になることによって、自分が通信対象であることを認識できる。
【0012】また、オプション通信制御部307から同一の/SCLK信号が各オプション給送ユニット224,227,233に通信される。同様に/SIN、/SOUTの信号についてもオプション通信制御部307から各オプション給送ユニット224,227,233に共通の信号として通信される。
【0013】このような構成においてオプション通信制御部307は各オプション給送ユニット224,227,233に対して図14に示すような通信処理を行っている。つまり、各オプション給送ユニット224,227,233毎に時系列的に順次コマンドとステータスのやりとりを行っている。
【0014】ここで示すコマンド、ステータスとは例えばオプションに対しての給紙開始指示コマンド、あるいはオプション状態ステータスなどである。
【0015】このような電子写真プリンタシステムにおいて、従来は特に封筒専用の給送ユニットなどで、封筒のフラップ部を重ねてセッティングしたような場合に、封筒が重送したまま搬送され、その結果、定着器220で封筒をジャムさせてしまっていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の電子写真プリンタシステムは、通常の電子写真プロセスを実行して記録材に画像形成を行うようにしているので、仮に給送ユニット内で重送が生じても、例えば、重送された用紙がユーザの処理しにくい箇所でジャムが発生し、その結果、重送された記録材が無駄になってしまうと、電子写真プリンタのユーザビリティや信頼性が損なわれるという問題点があった。
【0017】本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、重送した記録材の無駄をなくすとともに、印字品質を保持して画像形成に伴うユーザビリティや信頼性を向上させるようにした記録材給送装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明に係る画像形成装置は、トナー画像が形成される厚手の記録材をプリンタ本体に供給するように着脱可能に装着される給送ユニットと、該給送ユニットから前記記録材を画像形成部にまで給送したり、該画像形成部にトナー画像を形成したり、前記画像形成部から前記記録材に転写されたトナー画像を定着手段により定着したりするプリンタエンジンの各部を制御する各部制御部とを有するものである。
【0019】前記給送ユニットに設けられ、前記プリンタ本体へ給送される前記記録材の厚みを検出する厚み検出手段と、該厚み検出手段からの検出信号に基づき、前記定着手段の定着温度または前記給送ユニットの駆動部を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】請求項2記載の発明によれば、前記制御手段は、前記厚み検出手段からの検出信号があらかじめ設定された前記記録材の厚みよりも厚いという情報である場合に、前記厚手の記録材が重送されたと判断して前記記録材の給送を停止させるものである。
【0021】請求項3記載の発明によれば、前記制御手段は、前記記録材が前記プリンタ本体の画像形成部に到達する前に給送を停止させるものである。
【0022】請求項4記載の発明によれば、前記制御手段は、前記厚み検出手段からの検出信号に基づいて前記プリンタ本体に通信される厚み情報が、該プリンタ本体へ給送される記録材の厚みが2枚未満で、かつ前記記録材の1枚よりも厚い記録材であるという場合に、前記厚手の記録材よりもさらに厚手の記録材が給送されたと判断して定着温度を上昇させる一方、前記記録材の厚みが2枚以上であるという場合に、前記厚手の記録材が重送されたと判断して定着温度を下げるように切替制御するものである。
【0023】請求項5記載の発明によれば、前記厚み検出手段は、前記記録材の通過に伴って給送ユニットに備えられた搬送部材の偏倚を検知する光学検知手段と、該光学検知手段によって検知された搬送部材の偏倚が所定値より大きい場合に厚み情報として報知する報知手段とを有する。
【0024】請求項6記載の発明によれば、前記厚み検出手段は、前記記録材の通過に伴って給送ユニットに備えられた搬送部材の位置が偏倚したことを測定する距離測定手段と、該距離測定手段によって測定された距離情報と閾値情報とを比較して厚み情報を報知する報知手段とを備えた。
【0025】[作用]以上の構成に基づいて、記録材の厚みを検出する厚み検出手段を給送ユニットに設けて、該給送ユニットからプリンタ本体へ記録材を給送させる。この際、前記厚み検出手段からの検出信号に基づき、制御手段を介して前記給送ユニットの駆動部を停止させたり、定着手段の定着温度を切替制御するようにした。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〈第1の実施の形態〉図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図、図2は、同上の画像形成装置のプリントエンジンを制御する機能ブロック図、図3は、オプション通信制御部と各オプション給送ユニットとの通信部分の構成を示したブロック図である。
【0027】図1において、1は、静電潜像を形成するための感光体ドラム、2は感光体ドラム1を一様に帯電するための帯電ローラ、3は感光体ドラム1上の静電潜像を可視像化する現像器、4は現像剤となるトナーのトナー容器、5は感光体ドラム1上に残留している未転写のトナーをクリーニングするクリーナで、感光体ドラム1、帯電ローラ2、現像器3、トナー容器4およびクリーナ5によってプロセスカートリッジ6が構成されている。そして、このプロセスカートリッジ6はプリンタ本体に対して脱着可能である。
【0028】7は感光体ドラム1上に静電潜像を形成するための光源となるレーザ発信器、8はレーザビームを感光体ドラム1上で走査するためのポリゴンミラー、9は折り返しミラーで、これらレーザ発信器7、ポリゴンミラー8および折り返しミラー9によって光学ユニット10が構成されている。11はプリント本体に標準装備されている記録材である用紙を積載する用紙カセット、12は用紙カセット11内の用紙の有無を検出するための紙有無センサ、13は用紙カセット11に積載されている用紙を搬送路に送り込むための給紙ローラ、14は給紙の際に用紙を分離するための分離爪、15,16は搬送ローラ、17は用紙の斜行を補正するためのレジストローラ、18は用紙先端を検出し、画像の書き出し位置と用紙への転写のタイミングとを採るためのTOPセンサ、19は感光体ドラム1上のトナーを用紙に転写するための転写ローラ、20は転写されたトナーを用紙に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを有する定着手段としての定着器、21は用紙が定着器20から正常に出力されたか否かを検出するための排紙センサ、22,23は用紙をプリンタ本体外に排出するまでの搬送を行う排出ローラで、上述した各部材によってプリンタ本体が構成されている。
【0029】次に、このプリンタ本体に対して着脱可能な給送ユニットの構成について説明する。
【0030】24は図1に示すように封筒を専門に給送するための給送ユニットとしてのオプション封筒フィーダで、25はオプション封筒フイーダ24内の封筒を給紙する封筒給紙ローラで、26は給紙された封筒をプリンタ本体に送り込むための搬送部材としての封筒搬送ローラである。27はプリンタ本体の下部に取り付けられるオプションカセットフィーダで、28はオプションフィーダ用のカセット、29はオプションカセット28内の用紙の有無を検出するためのオプションカセット紙有無センサ、30はオプションカセット給紙ローラ、31はオプションカセット28の分離爪、32はオプションカセット搬送ローラである。
【0031】33は両面搬送を行うためのオプション両面搬送ユニットであり、34は用紙を両面搬送させるか、排紙させるかによって搬送パスを切り替えるための排紙フラッパ、35は片面印字された用紙を反転するための反転パスを切り替えるための反転フラッパ、36は正転と逆転とを行うことで用紙を反転させるための反転ローラ、37,38は一面に印字された用紙の他面に印字を行わせるために用紙搬送を行う両面搬送ローラ、39は一旦両面搬送ローラ37,38によって搬送された用紙を画像形成部に送り込む両面再給紙ローラ、40は再給紙位置を検出するための再給紙センサである。
【0032】次に、図2に基づいて上述のように構成された電子写真プリンタシステムの構成を制御する機能ブロックを説明する。同図において、101は、ホストコンピュータからの画像データをレーザ発信器7を点灯させるためのドット情報に展開したり、プリンタエンジンに対してプリントの要求あるいはプリントする際のエンジンの状態を指示したり、エンジン内の状態をチェックしたりするプリンタコントローラ、102はプリンタコントローラ101の指示に従い後述するプリンタエンジン各部を制御するエンジン制御部、103は用紙を搬送するための駆動系をエンジン制御部102の指示に基づき実行する用紙搬送制御部、104はスキャナモータおよびレーザなどの制御をエンジン制御部102の指示に基づき実行する光学系制御部、105は帯電、現像、転写の各種高圧出力をエンジン制御部102の指示に基づき実行する高圧制御部、106は定着器20の温度をエンジン制御部102の指示に基づき所定の温度に温調する定着器温度制御部、107はオプション両面搬送ユニット33、オプション封筒フィーダ24およびオプションカセットフィーダ27の各給送ユニットとの通信のやり取りを行う報知手段としてのオプション通信制御部、108は紙有無センサ12,29やTOPセンサ18などのセンサ状態を検出するセンサ入力部である。
【0033】そして、オプション通信制御部と各オプション給送ユニットとの通信部分の構成を図3に基づいて説明すると、同図において、通信手段としてのオプション通信制御部107は各オプション給送ユニットに対して/SEL1、/SEL2または/SEL3の信号が対応して接続されている。この/SEL1ないしSEL3信号は オプション通信制御部107が通信するオプションを特定するための信号で、オプション側はこの信号が“真”になることによって、自分が通信対象であることを認識できる。
【0034】また、/SCLK信号はオプション通信制御部107から同一の信号が各オプションに接続されている。また/SIN信号、/SOUT信号についても各オプションに共通の信号として接続されている。
【0035】このような物理構成において、プリンタ本体の/SOUT信号からコマンド情報に基づき各給送オプションは、プリンタ本体に対してオプション内部の状態を表すステータス情報を/SIN信号を介して返送する。図4に示すようにオプション封筒フィーダ24からプリンタ本体へのステータスの一例としてSTATUS0に関する内部情報を示している。ここで行われているシリアル通信は8bit シリアル通信で、1st bitはエラーステータスのためのビットであるため、通常は0となり、8th bitは奇数パリティになっている。その他の6bit によって、各種オプションの情報を報知する仕組みになっている。ここでは7th bitが重送中を示すビットになっており、プリンタ本体は少なくともこのSTATUS0を読み取っていれば、オプション封筒フィーダ24が重送を検出しているか否かを判断できるようになっている。
【0036】ここでは、オプション封筒フィーダ24における封筒の重送検出機能について図5に基づいて説明する。
【0037】図5は、オプション封筒フィーダ24内を示す概略構成図である。
【0038】図5において、24aは、プリンタ本体とのシリアル通信機能を司るとともに、オプション封筒フィーダ24内部の各機構部を制御するための制御手段としての封筒フィーダ制御部、24bは、封筒フィーダ制御部24aからの情報に基づき各搬送部のローラを駆動させる駆動部で、この駆動部24bは封筒のピックアップ機能を持つ給紙ローラ25も駆動する。24cは給送中の封筒の厚みを検出し、その情報を封筒フィーダ制御部24aに報知する厚み検出手段としての重送検出部、26aは給紙された封筒を分離するためのリタードローラで、このリタードローラ26aは封筒搬送ローラ26を介して封筒をプリンタ本体へ搬送する。
【0039】次に、図6に基づいて本実施の形態における重送検出部24cの実際の機能構成を説明する。
【0040】図6において、封筒搬送ローラ26には、搬送コロ26bが対向して配設されている。そして、搬送コロ26bは、搬送コロホルダ26cによってホールドされている。この搬送コロホルダ26cには、回動自在のレバー41の一端が接触している。このレバー41は、軸41aを中心に回動自在に軸支され、軸41aの一端側に較べて他端側の長さを長くしてレバー41の一端側の僅かな動きを増幅するようにしている。42はレバー41の他端側に配設されたフォトセンサで、この光学検知手段としてのフォトセンサ42はレバー41の回動によって遮光されたり、透光されたりする。また、フォトセンサ42はセンサホルダ43に取り付けられている。
【0041】封筒の厚みの検出は、封筒搬送ローラ26を封筒が通過している最中に、封筒の厚みによって搬送コロ26bが図示矢印X1方向に移動し、これに連動して搬送コロホルダ26cが上下することで、搬送コロホルダ26cの上下動をレバー41が感知する。その結果、レバー41の一端側の動きを軸41aを挟んで他端側で増幅し、レバー41の他端側の動きを図示矢印X2方向に大きく変換する。これにより、フォトセンサ42によってレバー41が所定量以上変位した場合にフォトセンサ42の遮光/透光の条件が変化することで封筒フィーダ制御部に1/0情報として伝達される。
【0042】図7は、封筒フィーダ制御部24aの内部の重送検出方法を示すフローチャートである。封筒フィーダ制御部24aは、プリンタ本体から給紙開始要求を受けるまでウエイト状態になる(ST1)。そして、給紙開始要求を受けると、各ローラの駆動を開始する(ST2)。次いで、各ローラの駆動開始から所定時間T1の期間について重送検出を行うように時間T1をセットし(ST3)、重送検出期間中(ST4)にフォトセンサ42が重送状態になると(ST6)、所定時間連続して重送状態が保持されているかどうかを判断するためのタイマT2をセットする(ST8)。すなわち、まずタイマT2がセットされているか判断し(ST7)、タイマT2がセットされていなければ、タイマT2をセットする(ST8)。この場合、タイマT2は当然検出期間T1より短い期間であり、さらには通紙中の封筒サイズよりも短い期間であることは説明するまでもない。なお、重送検出期間中(ST4)にフォトセンサ42が重送を検出しなければ、各ローラの駆動開始から所定時間T1の期間経過後にすべてのローラの駆動を停止する(ST5)。
【0043】そして、タイマT2期間に連続してフォトセンサ42が重送状態を検出したと判断すると(ST9)、プリンタ本体に報知するためのステータス情報に“重送中”であることを示す重送ステータスをセットする(ST10)。最終的には、この重送ステータスがプリンタ本体に読み込まれることにより、プリンタ本体は封筒フィーダ内部で重送が発生したことを認識することができる。この重送ステータスをプリンタ本体が常時監視しているステータス上に設定することで、重送発生を即座にプリンタ本体が認識して、封筒の搬送を停止させる。
〈第2の実施の形態〉次に、図8に基づいて本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0044】本実施の形態では、封筒の重送検出機構を第1の実施の形態のようなレバー41およびフォトセンサ42の機構によって行うのではなく、一般的に使用されている距離測定手段としての測距センサ44によって行う。
【0045】以下、一般的に使用されている測距センサを用いた構成について説明する。
【0046】第1の実施の形態は、レバー41によって搬送コロ26bの移動量を検出したのに対して、本実施の形態は搬送コロホルダ26cに形成した基準面の距離を測距センサ44によって直接、封筒フィーダ制御部24aのCPUに取り込むものである。
【0047】この測距センサ44とは、赤外光などを発光させ、その光を測定したい対象物に照射し、対象物の反射光を測定することで距離を測定するセンサである。
【0048】測距センサ44には、所定の距離に対して1/0のデジタル信号を出力するタイプのものと、アナログ信号を出力するタイプのものとがある。
【0049】本発明においては、それらを特に限定するものではなく、デジタル信号の場合には、閾値を所定の重送検出時の値に設定することで、上述した第1の実施の形態と同様の機能を実現することができる。
【0050】一方、アナログ信号を出力する場合には、A/D変換した結果を封筒フィーダ制御部24a内で加工/判断して、その結果をプリンタ本体に重送情報として伝達すること、あるいはA/D交換した多値の厚み情報としてプリンタ本体に伝達することも可能である。
【0051】いずれの場合も、本発明の機能、効果を十分に発揮できるものである。
〈第3の実施の形態〉次に、第3の実施の形態について説明する。
【0052】本発明の第3の実施の形態では、オプション封筒フィーダ24から重送情報を受けた場合のプリンタ本体の処理について説明する。
【0053】プリンタ本体は、前述の第1の実施の形態で示したように、オプション封筒フィーダ24によってシリアル通信のステータス情報から重送情報を認識することができる。
【0054】したがって、オプション封筒フィーダ24に対して給紙を要求し、印字を実行する場合には、重送ステータスを含むステータス情報を常時読み取る。
【0055】そして、オプション封筒フィーダ24から重送情報を受け取った場合には、給紙された重送封筒がプリンタ本体の転写領域に到達する前に封筒の搬送を停止する。
【0056】図9は、プリンタ本体側の処理の概略を示すフローチャートである。
【0057】プリンタ本体は、図示しないコントローラに基づいて封筒フィーダ制御部24aからの印字要求を受けると(ST12)、オプション封筒フィーダ24に対して給紙開始コマンドを発行する。これにより、第1の実施の形態でも示したように封筒フィーダ制御部24aは内部の給紙動作を開始する。プリンタ本体は図示しないシリアル通信動作により常時オプション封筒フィーダ24からの重送ステータスを監視し、重送ステータスが“1”(ST18)になった場合には、即座にオプション封筒フィーダ24に対して給紙停止を要求する(ST19)とともに、プリンタ本体の印字動作を即座に停止する(ST20)。この停止動作により、重送した封筒は、感光体ドラム1と転写ローラ19とが当接する転写ニップ部にまで到達しない位置で停止することになる。
【0058】この場合の図示しないコントローラへの報知は、ジャム、あるいは重送のどちらでも良い。いずれにしても、その封筒は転写ニップ部まで到達していないので、ユーザが再度封筒フィーダにセットすれば印字に使用できる状態にある。
〈第4の実施の形態〉次に、図10を参照しながら第4の実施の形態について説明する。
【0059】本発明の第4の実施の形態では、封筒フィーダからの厚み情報に基づきプリンタ本体が定着器20の温度制御を切り換える場合について説明する。
【0060】図10は、封筒フィーダから得られた厚み情報により、温度制御をどのように変化させるかを模式的に示した図である。
【0061】ここで説明する封筒フィーダは、少なくともL1、L2の2レベルの厚み検出機能を有していることを前提としている。また、ここではL1〜L2の領域についてはアナログ的な厚み検出をできることを条件としている。
【0062】このような条件で、プリンタ本体は所定の厚みL1までの期間は通常の封筒が1枚ずつ給紙されていると判断している領域であり、定着温度も通常と同じ温度で制御している。
【0063】また、L1〜L2までのアナログ検知領域では、通常とは異なる特殊な種類の封筒、例えば特に厚い封筒が搬送されていると、判断する領域である。この領域では、厚みに応じて定着温度を上げることで定着性を損なわずに印字させるようにしている。
【0064】また、封筒フィーダがL2以上の厚みであると判断した場合には、封筒が重送していると判断している。この領域では封筒の重送により定着器20の非通紙域の温度が必要以上に上昇しないように定着温度を通常の定着温度T0 より低く制御する。
【0065】このように重送時に定着温度を下げることで、定着器20の非通紙域の温度上昇を抑え、定着器20の各部の温度が必要以上に上昇しないようにすることができ、電子写真プリンタとしての信頼性を確保することができる。
【0066】上述の実施の形態では、L1〜L2の領城がアナログ的な検知レベルであることを条件にしているが、これは例えばL1=L2であっても重送時の信頼性確保に対しては同様の効果が得られる。
【0067】また、L1とL2との厚みをデジタル的に検出する封筒フィーダである場合には、Tn =T2 >T0 なる温度に制御することで、同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、記録材の厚みを検出する厚み検出手段を給送ユニットに設けて、該給送ユニットからプリンタ本体へ記録材を給送させる際に、前記厚み検出手段からの検出信号に基づいて、制御手段を介して前記給送ユニットの駆動部を停止させたり、定着手段の定着温度を切替制御するようにしたので、例えば記録材の重送時における搬送不良を未然に防いで重送した記録材の無駄をなくすことができ、記録材の厚みに応じた適切なプリンタ制御を可能とし、印字品質を保持して画像形成に伴うユーザビリティや信頼性を向上させることができる。




 

 


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