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発明の名称 現像剤量規制部材の製造方法及びこの製造方法による現像剤量規制部材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−24397
公開日 平成11年(1999)1月29日
出願番号 特願平9−192086
出願日 平成9年(1997)7月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】藤岡 徹
発明者 庭野 謙太郎 / 渡部 政弘
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 現像剤担持体の現像剤の担持量を規制する現像剤量規制部材の製造方法であって、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入し、次に、金型内に熱硬化性を有する弾性原料を射出して加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、上記支持部材ごと金型内から取り出すこととする現像剤量規制部材の製造方法において、金型内への弾性原料の射出時に、上記支持部材の両端部の周縁部のダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化させることを特徴とする現像剤量規制部材の製造方法。
【請求項2】 ダレ形成部上への弾性原料の射出量をダレ形成部の周辺部への弾性原料の射出量より薄肉にすることにより、ダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化させることとする請求項1に記載の現像剤量規制部材の製造方法。
【請求項3】 ダレ形成部の加熱温度をダレ形成部の周辺部の加熱温度より高くすることにより、ダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化させることとする請求項1に記載の現像剤量規制部材の製造方法。
【請求項4】 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか一項の現像剤量規制部材の製造方法により製造された現像剤量規制部材。
【請求項5】 現像剤担持体の現像剤の担持量を規制する現像剤量規制部材の製造方法であって、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材の一方の端部を金型内に挿入し、次に、金型内に熱硬化性を有する弾性原料を射出して加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、弾性部材の固着された支持部材ごと金型内から取り出すこととする現像剤量規制部材の製造方法において、上記端部の周縁部のダレ形成部上に弾性原料の漏れ防止のための漏れ防止部材を設けたのち、金型内への弾性原料を射出することを特徴とする現像剤量規制部材の製造方法。
【請求項6】 漏れ防止部材は熱硬化性樹脂より成形されていることとする請求項5に記載の現像剤量規制部材の製造方法。
【請求項7】 漏れ防止部材は熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂とにより二色成形されていることとする請求項5に記載の現像剤量規制部材の製造方法。
【請求項8】 請求項5ないし請求項7のうちのいずれか一項の現像剤量規制部材の製造方法により製造された現像剤量規制部材。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤担持のための無端状の外周面を有する現像剤担持体の現像剤の担持量を規制するブレード状の現像剤量規制部材の製造方法及びこの製造方法により製造された現像剤量規制部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来にあっては、現像剤担持体の現像剤の担持量を規制する現像剤量規制部材の製造方法としては、プレスによる打ち抜きにてブレード状に加工された支持部材の一例たる金属部材の一方の端部を金型内に挿入し、次に、金型内に挿入の支持部材の一方の端部に接着剤、例えば、シリコーンゴム用熱接着プライマーを塗布してから、熱硬化性を有する弾性原料の一例たる熱硬化性液状シリコーンゴム(以下、液状シリコーンゴムと略称する。)を金型内に射出したのち、加熱及び加圧により金型内に射出された液状シリコーンゴムを適当な硬度に硬化させ、以て、金属部材ごと金型内から取り出すという現像剤量規制部材の製造方法が知られ、実用に供されており、特に、金型内への液状シリコーンゴムの射出時に、金型内を200℃に加熱しつつ、30℃に維持された液状シリコーンゴムを射出することにより、金型内に射出された液状シリコーンゴムの硬化の迅速化が図られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる現像剤量規制部材の製造方法にあっては、ブレード状の支持部材たる金属部材の周縁部には、プレスによる打ち抜き加工による変形、所謂、「ダレ」が形成されてしまう。
【0004】例えば、上記金属部材として1.5mmの厚さを有するジンコート鋼板(所謂、金属鋼板の一種である。)を活用したときには、ジンコート鋼板の打ち抜かれる部分の寸法よりも0.06mm〜0.07mm程度小さい寸法の打ち抜き型にて、プレスによる打ち抜き加工を為すことにより、打ち抜かれたジンコート鋼板の周縁部には、周囲に対して0.06mm〜0.07mm程度の段差を有する「ダレ部」が形成され、一般に、材質の柔らかい金属部材を支持部材として活用したときには、打ち抜かれた金属部剤の周辺部に形成された「ダレ形成部」と周囲との段差は0.02mm〜0.03mm程度に達してしまう。
【0005】一方、金型内に射出される弾性原料は、所定値以上の隙間が金型にある際には、この隙間から容易に金型外部へと漏れ出すことができ、弾性原料として液状シリコーンゴムを活用したときには、漏れ出すに十分な隙間の寸法は0.005mm〜0.01mm程度である。
【0006】よって、上記液状シリコーンゴムの金型内への射出時に、「ダレ形成部」から液状シリコーンゴムが漏れだしてしまい、以て、「ダレ形成部」付近に漏れだした液状シリコーンゴムの硬化によるささくれ、所謂、「バリ」が形成されてしまい、金型内の液状シリコーンゴムに対して所定の硬度に硬化せしめるための加圧が十分に為されないために、金型内に射出された液状シリコーンゴム中に気泡が生じ、故に、得られた現像剤量規制部材は、現像剤担持体の現像剤担持体の安定した規制を為すことができず、この現像剤量規制部材を備える現像手段を活用せる画像形成装置にあっては、転写及び定着処理により形成されたシート状の転写材上の複写画像には濃度ムラや白スジなどの画像低下が生じることがあった。
【0007】そこで、本発明においては、金型内への熱硬化性を有する弾性原料の射出時に、支持部材の周縁部に形成された「ダレ形成部」からの弾性原料の漏れを防止することができる現像剤量規制部材の製造方法の提供と、現像剤担持体の現像剤の担持量の規制を安定して為すことができる現像剤量規制部材の提供とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目的は、現像剤担持体の現像剤の担持量を規制する現像剤量規制部材の製造方法であって、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入し、次に、金型内に熱硬化性を有する弾性原料を射出して加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、上記支持部材ごと金型内から取り出すこととする現像剤量規制部材の製造方法において、金型内への弾性原料の射出時に、上記支持部材の両端部の周縁部のダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化させるという第一の発明により達成される。
【0009】又、上記目的は、ダレ形成部上への弾性原料の射出量をダレ形成部の周辺部への弾性原料の射出量より薄肉にすることにより、ダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化させるという第二の発明によっても達成される。
【0010】更に、上記目的は、ダレ形成部の加熱温度をダレ形成部の周辺部の加熱温度より高くすることにより、ダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化させるという第三の発明によっても達成される。
【0011】又、上記目的は、上記第一の発明ないし上記第三の発明のうちのいずれかの現像剤量規制部材の製造方法により製造された現像剤量規制部材という第四の発明によっても達成される。
【0012】更に、上記目的は、現像剤担持体の現像剤の担持量を規制する現像剤量規制部材の製造方法であって、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材の一方の端部を金型内に挿入し、次に、金型内に熱硬化性を有する弾性原料を射出して加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、弾性部材の固着された支持部材ごと金型内から取り出すこととする現像剤量規制部材の製造方法において、上記端部の周縁部のダレ形成部上に弾性原料の漏れ防止のための漏れ防止部材を設けたのち、金型内への弾性原料を射出するという第五の発明によっても達成される。
【0013】又、上記目的は、漏れ防止部材は熱硬化性樹脂より成形されているという第六の発明によっても達成される。
【0014】更に、上記目的は、漏れ防止部材は熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂とにより二色成形されているという第七の発明によっても達成される。
【0015】又、上記目的は、上記第五の発明ないし上記第七の発明のうちのいずれかの現像剤量規制部材の製造方法により製造された現像剤量規制部材という第八の発明によっても達成される。
【0016】すなわち、上記第一の発明においては、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入したのち、金型内に弾性原料を射出し、次に、上記支持部材の両端部の周縁部のダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化させたのち、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させてから、上記支持部材ごと金型内から取り出す。
【0017】又、上記第二の発明においては、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入したのち、ダレ形成部上への弾性原料の射出量をダレ形成部の周辺部への弾性原料の射出量より薄肉になるよう、金型内に弾性原料を射出して、ダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化せしめ、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させてから、上記支持部材ごと金型内から取り出す。
【0018】更に、上記第三の発明においては、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入したのち、金型内に弾性原料を射出し、この時に、ダレ形成部の加熱温度をダレ形成部の周辺部の加熱温度より高くすることにより、ダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化せしめ、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させてから、上記支持部材ごと金型内から取り出す。
【0019】又、上記第四の発明においては、上記第一の発明ないし上記第三の発明のうちのいずれかの発明の現像剤量規制部材の製造方法にて製造された現像剤量規制部材を現像手段に備えることにより、現像剤担持体の有する無端状の外周面に担持されている現像剤への安定した摩擦帯電が為される。
【0020】更に、上記第五の発明においては、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入し、次に、金型内に挿入された支持部材の両端部の周縁部のダレ形成部上に弾性原料の漏れ防止のための漏れ防止部材を設けてから、金型内に弾性原料を射出し、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、上記支持部材ごと金型内から取り出す。
【0021】又、上記第六の発明においては、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入し、次に、金型内に挿入された支持部材の両端部の周縁部のダレ形成部上に弾性原料の漏れ防止のための漏れ防止部材としての熱硬化性樹脂を固着せしめてから、金型内に弾性原料を射出し、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、上記支持部材ごと金型内から取り出す。
【0022】更に、上記第七の発明においては、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入し、次に、金型内に挿入された支持部材の両端部の周縁部のダレ形成部上に弾性原料の漏れ防止のための漏れ防止部材として、熱硬化性樹脂と熱硬化性樹脂との二色成形による部材を固着せしめてから、金型内に弾性原料を射出し、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、上記支持部材ごと金型内から取り出す。
【0023】又、上記第八の発明においては、上記第五の発明ないし上記第七の発明のうちのいずれかの発明の現像剤量規制部材の製造方法にて製造された現像剤量規制部材を現像手段に備えることにより、現像剤担持体の有する無端状の外周面に担持されている現像剤への安定した摩擦帯電が為される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下の添付図面に基づき本発明における実施の形態に関して説明する。
【0025】(第一の実施形態)先ず、本発明における第一の実施形態の現像剤量規制部材の製造方法にて製造された現像剤量規制部材を備える現像手段を示すに好適な一例たる現像装置1に関して図1に基づき説明する。尚、図1は、現像装置1の概略構成を示す模式的断面図である。
【0026】上記現像装置1は、現像剤を所定量収容可能である現像剤収容部2と、現像剤収容部2に収容の現像剤を攪拌して適度に解すための攪拌ローラ3と、現像剤担持のための無端状の外周面を有する現像剤担持体たる回動自在な現像スリーブ4と、現像剤量規制部材たるブレード5とを有している。
【0027】上記現像装置1の備える現像スリーブ4は、現像装置1を活用せる画像形成装置(図示せず)に設けられた駆動機構(図示せず)により所定の周速度にて回転駆動されるよう設定されており、以て、現像スリーブ4は、現像時に、攪拌ローラ3により適度に攪拌された現像剤を外周面上に担持して回転しつつ、静電潜像担持のための無端状の外周面を有する潜像担持体たる感光体ドラムDの外周面上に形成の静電潜像へと担持した現像剤を鏡映力にて搬送することとなる。
【0028】一方、上記現像装置1の備えるブレード5は、現像剤収容部2に支持されたブレード状の支持部材6と、支持部材6の一方の端部に固着された弾性部材7とを有しており、以て、ブレード5は、弾性部材7が自由状態にある端部側の一側面を現像剤を介して現像スリーブ4の外周面に摺接することにより、現像スリーブ4の現像剤担持量の規制と、現像スリーブ4の外周面上に担持の現像剤への摩擦帯電とを為すよう配置されている。
【0029】上記ブレード5の有する支持部材6としては、ゴム、金属或いは樹脂等をブレード状に成型した部材や、これらの部材を積層せしめたたのちブレード状に成形した部材などが一般的であり、又、■.現像剤が正極性を有する(ポジ系トナー)場合には、金属にて薄板状に成型された基板層に、荷電制御されたシリコーンゴム等にて薄板状に成型された電荷付与層を積層した部材が用いられ、一方、■.現像剤がマグネタイト等の含有により負極性を有する(ネガ系トナー)場合には、金属にて薄板状に成型された基板層に、荷電制御されたウレタンゴム等にて薄板状に成型された電荷付与層を積層した部材が用いられることもあるが、本実施形態にあっては、金属板としてのジンコート鋼板(金属鋼板の一種である。)をプレスにより打ち抜き加工した部材を支持部材6として採用している。
【0030】尚、本実施形態にあっては、本発明における支持部の素材として、ジンコート鋼板を採用することとしたが、支持部材の素材はこれに限定されるものではなく、支持部材として採用するに好ましい他の素材としては、ジンコート鋼板等と同系列のステンレススチール板、リン青銅板、アルミニウム板、或いは、0.02mm〜0.5mmの範囲内の厚みを有する耐熱樹脂板等が挙げられる。
【0031】以上の構成等より成る現像装置1にあっては、以下に示す要領により現像スリーブ4の現像剤担持量の規制と、現像スリーブ4の外周面上に担持された現像剤への摩擦帯電が為される。
【0032】先ず、上記現像剤収容部2に収容の現像剤は、攪拌ローラ3により適当に攪拌されつつ現像スリーブ4に向けて送り出されることにより、現像スリーブ4の外周面上に担持される。
【0033】次に、上記現像スリーブ4の外周面上に担持された現像剤は、現像スリーブ4の回転により、現像スリーブ4と弾性部材7との間の規制領域Zにて現像剤担持量を所定量に規制されつつ、弾性部材7との摺接により摩擦帯電せしめられたのち、生じた鏡映力の作用にて感光ドラムDの外周面上に形成されている静電潜像へと飛翔し付着する。
【0034】さて、従来における現像剤量規制部材の製造方法にあっては、図2に示すように、ジンコート鋼板等に代表される金属鋼板をプレスによる打ち抜き加工することにて得られた部材を支持部材6として採用し、次に、得られた支持部材6を金型8内に挿入したのち、熱硬化性を有する弾性原料、例えば熱硬化性液状シリコーンゴム(以下、液状シリコーンゴムと略称する。)を金型8内に射出していた。
【0035】故に、上記金型8内に射出された液状シリコーンゴムは、プレスによる打ち抜き加工時に支持部材6の周縁部に形成された幾つかの「ダレ形成部」と金型8の内面との隙間(図2参照。)から漏れ出てしまい、以て、漏れだした液状シリコーンゴムの硬化によるささくれ、所謂、「バリ」が「ダレ形成部」付近に形成されてしまい、金型8内の液状シリコーンゴムに対して所定の硬度に硬化せしめるための加圧が十分に為されないために、所定硬度に硬化した弾性部材中の気泡の発生等の不具合を防止できず、更に、気泡を生じた弾性部材及び支持部材等にて構成された現像剤量規制部材を備える現像手段を活用した画像形成装置にあっては、転写及び定着処理により形成されたシート状の転写材上の複写画像には濃度ムラや白スジなどの画像低下が生じることがあった。
【0036】そこで、本実施形態は、金型8内への液状シリコーンゴムの射出時に、支持部材6の周縁部に形成された「ダレ形成部」と金型8の有する内面との隙間からの液状シリコーンゴムの漏れを防止することができる現像剤量規制部材の製造方法の提供と、現像剤担持体の現像剤の担持量の規制を安定して為すことができる現像剤量規制部材の提供とを目的とするものである。
【0037】すなわち、本実施形態にあっては、既に上記支持部材6が挿入された金型8内への液状シリコーンゴムの射出の際に、「ダレ形成部」への液状シリコーンゴムの射出量を、「ダレ形成部」の周辺部への液状シリコーンゴムの射出量よりも薄肉にすることにより、「ダレ形成部」における液状シリコーンゴムの硬化速度を早め、以て、「ダレ形成部」上に所定の厚み、例えば0.003mmの厚みを有するよう液状シリコーンゴムの迅速な硬化を優先的に為すことにより、「ダレ形成部」からの液状シリコーンゴムの漏れを防止することとした。
【0038】故に、粘性度と熱硬化するに十分な温度との物性的関係から鑑みて、上記金型8内に射出される液状シリコーンゴム等の弾性原料としては粘性度が10〔Pa・s〕〜1,000〔Pa・s〕の範囲内にあるものが好ましく、又、弾性原料の射出時における金型内の温度値としては120〔℃〕〜200〔℃〕の範囲内の温度値が好ましい。
【0039】尚、本実施形態にあっては、本発明における熱硬化性を有する弾性原料として、熱硬化性を有する液状シリコーンゴムを採用することとしたが、弾性原料はこれに限定されるものではなく、弾性原料として採用するに好ましいものは、他に、ミラブル製のシリコーンゴム、ポリウレタンゴム、或いは、これらの変性品若しくはブレンド品等が挙げられ、これらの弾性原料の厚みとしては0.1mm〜0.5mmの範囲内の値が好ましい。
【0040】よって、以上にて説明してきたように、本実施形態においては、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材6を金型8内に挿入したのち、金型8内に液状シリコーンゴムを射出し、次に、「ダレ形成部」上に射出された液状シリコーンゴムを、「ダレ形成部」の周辺部に射出された液状シリコーンゴムより早く硬化させたのち、金型8内に射出された液状シリコーンゴムを加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させてから、支持部材6ごと金型8内から取り出すこととしたので、金型8内への液状シリコーンゴムの射出時に、「ダレ形成部」からの液状シリコーンゴムの漏れを防止することができ、以て、気泡を生じていない正常な弾性部材7を有するブレード5を使用者に提供することができる。
【0041】(第二の実施形態)次に、本発明における第二の実施形態の現像剤量規制部材の製造方法に関して説明する。尚、本実施形態の現像剤量規制部材の製造方法により製造された現像剤量規制部材は、第一の実施形態の現像剤量規制部材たるブレード5と同様の構成となることから、図1に代えて説明を省略する。
【0042】本実施形態にあっては、既に支持部材6が挿入された金型8内への液状シリコーンゴムの射出の際に、「ダレ形成部」の加熱温度を「ダレ形成部」の周辺部の加熱温度よりも高くすることにより、「ダレ形成部」上に射出された液状シリコーンゴムを、「ダレ形成部」の周辺部上に射出された液状シリコーンゴムよりも早く硬化せしめることにより、「ダレ形成部」からの液状シリコーンゴムの漏れを防止することとした。
【0043】そこで、本実施形態にあっては、上記「ダレ形成部」を中心に加熱するための加熱手段を、例えば金型8に設けることにより、「ダレ形成部」に射出された液状シリコーンゴムの迅速な熱硬化を為すこととした。
【0044】尚、上記「ダレ形成部」を中心に加熱するための加熱手段としては、受けた通電量に対する熱効率及びコスト等に鑑みて、シーズヒータ、遠赤外線セラミックヒータ、近赤外線セラミックヒータ、UVヒータ、パネルヒータ、或いは、マイクロヒータ等が好ましい。
【0045】よって、本実施形態においても第一の実施形態と同様の効果が得られた。
【0046】(第三の実施形態)次に、本発明における第三の実施形態の現像剤量規制部材の製造方法に関して図3に基づき説明する。尚、本実施形態の現像剤量規制部材の製造方法により製造された現像剤量規制部材を示すに好適な一例たるブレード9は、第一の実施形態の現像剤量規制部材たるブレード5とほぼ同様の構成となることから、共通箇所に関しては、図1と同符号を付与することにより説明を省略する。
【0047】上記ブレード9は、図3に示すように、尚、図3は、ブレード9の概略構成を示す模式的な図である。
【0048】本実施形態にあっては、図3に示すように、本発明における支持部材6の周縁部の「ダレ形成部」に、予め、漏れ防止部材10(以下、パッキンと称する。)たる熱硬化性樹脂、例えば、熱硬化性を有するプラスッチックを固着せしめたのち、金型8内に熱硬化性を有する弾性原料、例えば、熱硬化性を有する液状シリコーンゴムを射出することとした。
【0049】よって、本実施形態においては、第一の実施形態と同様の効果が得られると共に、液状シリコーンゴムの射出時の金型8内の温度設定の幅を広げることもできるという利点が得られる。
【0050】(第四の実施形態)次に、本発明における第四の実施形態の現像剤量規制部材の製造方法に関して説明する。尚、本実施形態の現像剤量規制部材の製造方法により製造された現像剤量規制部材は、第三の実施形態の現像剤量規制部材たるブレード9と同様の構成となることから、図3に代えて説明を省略する。
【0051】本実施形態にあっては、上記支持部材6の周縁部に形成された「ダレ部」上に設けられる漏れ防止部材10として、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との二色成形により得られたものを採用することとした。
【0052】すなわち、本実施形態にあっては、上記金型8内に支持部材6を挿入したのち、支持部材6の周縁部における「ダレ形成部」上に、先ず、熱可塑性樹脂、例えば熱可塑性プラスチック樹脂を射出し、次に、既に熱可塑性樹脂が射出された「ダレ形成部」上に熱硬化性樹脂を射出し、以て、射出された熱可塑性プラスチックと熱硬化性樹脂とにて二色成形することにより「ダレ形成部」上に漏れ防止部材10を成形することとした。
【0053】尚、本実施形態にあっては、本発明における熱可塑性樹脂として、熱可塑性プラスチックを採用することとしたが、熱可塑性樹脂はこれに限定されるものではなく、熱可塑性樹脂として採用されるに好ましいものとしては、他に、ポリカーボネイト樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタラート樹脂、或いは、ポリプロピレン樹脂等が挙げられる。
【0054】よって、本実施形態においては、第三の実施形態により得られた効果及び利点をより良い状態にて生じせしめることができる。
【0055】
【実施例】次に本発明における実施例に関して説明すると共に、従来例との比較により得られた結果に関して説明する。
【0056】<実施例1>加熱した金型内に、プレスによる打ち抜き加工にて成形され、予めシリコーン用プライマー Z3042(登録商標;バイエル製)を厚さ1.6mmに塗布されたジンコート鋼板挿入したのち、LSR射出成型機 520C(登録商標;アーブルグ製)によりLTV(低温加硫型)シリコーンゴム LSR AI3601(登録商標;バイエル製、以下、シリコーンゴムと略称する。)を金型内に射出した。この時、ジンコート鋼板の金型内に挿入された端部側の周縁部の「ダレ形成部」上に厚み0.003mm程度の硬化したシリコーンゴムが形成されるよう、金型内へのシリコーンゴムの射出量を調整した。次に、120℃に維持された金型内から15分後にジンコート鋼板ごと取り出したのち、得られた部材を200℃にて4時間に亘り熱処理し、以て、硬度40度の現像剤量規制部材たるブレードが得られ、得られたブレードを構成するジンコート鋼板からのシリコーンゴムの漏れの程度を測定すると共に、このブレードを備える現像手段を活用した画像形成装置にて画像形成を為し、以て、シート状の転写材上に形成された画像の評価を為した。
【0057】<実施例2>加熱した金型内に、プレスによる打ち抜き加工にて成形され、予めシリコーン用プライマー Z3042を厚さ1.6mmに塗布されたジンコート鋼板挿入したのち、LSR射出成型機 520CによりLTVシリコーンゴム LSR AI3601(以下、シリコーンゴムと略称する。)を金型内に射出した。この時、断熱板により囲まれたヒータによりジンコート鋼板の金型内に挿入された端部側の周縁部の「ダレ形成部」を中心に200℃にて加熱した。次に、120℃に維持された金型内から15分後にジンコート鋼板ごと取り出したのち、得られた部材を200℃にて4時間に亘り熱処理し、以て、硬度40度の現像剤量規制部材たるブレードが得られ、得られたブレードを構成するジンコート鋼板からのシリコーンゴムの漏れの程度を測定すると共に、このブレードを備える現像手段を活用した画像形成装置にて画像形成を為し、以て、シート状の転写材上に形成された画像の評価を為した。
【0058】<実施例3>加熱した金型内に、プレスによる打ち抜き加工にて成形され、予めシリコーン用プライマー Z3042(登録商標;バイエル製)を厚さ1.6mmに塗布されたジンコート鋼板挿入したのち、LSR射出成型機 520C(登録商標;アーブルグ製)によりLTV(低温加硫型)シリコーンゴム LSR AI3601(登録商標;バイエル製、以下、シリコーンゴムと略称する。)を金型内に射出した。この時、ジンコート鋼板の金型内に挿入された端部側の周縁部の「ダレ形成部」上に、予め、熱硬化性プラスチックにて漏れ防止部材たるパッキンを設けた。次に、120℃に維持された金型内から15分後にジンコート鋼板ごと取り出したのち、得られた部材を200℃にて4時間に亘り熱処理し、以て、硬度40度の現像剤量規制部材たるブレードが得られ、得られたブレードを構成するジンコート鋼板からのシリコーンゴムの漏れの程度を測定すると共に、このブレードを備える現像手段を活用した画像形成装置にて画像形成を為し、以て、シート状の転写材上に形成された画像の評価を為した。
【0059】<実施例4>加熱した金型内に、プレスによる打ち抜き加工にて成形され、予めシリコーン用プライマー Z3042(登録商標;バイエル製)を厚さ1.6mmに塗布されたジンコート鋼板挿入したのち、LSR射出成型機 520C(登録商標;アーブルグ製)によりLTV(低温加硫型)シリコーンゴム LSR AI3601(登録商標;バイエル製、以下、シリコーンゴムと略称する。)を金型内に射出した。この時、ジンコート鋼板の金型内に挿入された端部側の周縁部の「ダレ形成部」上に、予め、熱硬化性樹脂と値Yす可塑性樹脂との二色成形にて漏れ防止部材たるパッキンを設けた。次に、120℃に維持された金型内から15分後にジンコート鋼板ごと取り出したのち、得られた部材を200℃にて4時間に亘り熱処理し、以て、硬度40度の現像剤量規制部材たるブレードが得られ、得られたブレードを構成するジンコート鋼板からのシリコーンゴムの漏れの程度を測定すると共に、このブレードを備える現像手段を活用した画像形成装置にて画像形成を為し、以て、シート状の転写材上に形成された画像の評価を為した。
【0060】<比較例>加熱した金型内に、プレスによる打ち抜き加工にて成形され、予めシリコーン用プライマー Z3042を厚さ1.6mmに塗布されたジンコート鋼板挿入したのち、LSR射出成型機 520CによりLTVシリコーンゴム LSR AI3601(以下、シリコーンゴムと略称する。)を金型内に射出し、次に、120℃に維持された金型内から15分後にジンコート鋼板ごと取り出したのち、得られた部材を200℃にて4時間に亘り熱処理し、以て、硬度40度の現像剤量規制部材たるブレードが得られ、得られたブレードを構成するジンコート鋼板からのシリコーンゴムの漏れの程度を測定すると共に、このブレードを備える現像手段を活用した画像形成装置にて画像形成を為し、以て、シート状の転写材上に形成された画像の評価を為した。
【0061】ここで、実施例1から実施例4に亘るシリコーンゴムの漏れ程度に対する測定結果、及び、各実施例に対応した画像形成装置にて得られた画像の評価結果と、比較例に対するシリコーンゴムの漏れ程度に対する測定結果、及び、各実施例に対応した画像形成装置にて得られた画像の評価結果を以下に示す表1にまとめた。
【0062】
【表1】

尚、上記表1において、○、△、×は、各々、シート状の転写材上に形成された画像の評価として、「良好」、「不良ではないがムラ有り」、「不良」を表している。
【0063】上記表1から明らかなように実施例1から実施例4に亘る「ダレ形成部」からのシリコーンゴムの漏れ量が、比較例での「ダレ形成部」からのシリコーンゴムの漏れ量よりも抑えられており、以て、実機テストによる画像評価も優れていることが分かった。
【0064】
【発明の効果】以上にて説明してきたように、本出願に係る第一の発明によれば、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入したのち、金型内に弾性原料を射出し、次に、上記支持部材の両端部の周縁部のダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化させたのち、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させてから、上記支持部材ごと金型内から取り出すこととしたので、金型内への弾性原料の射出時に、上記ダレ形成部からの弾性原料の漏れを防止することができ、以て、気泡を生じていない正常な弾性部材を有する現像剤量規制部材を使用者に提供することができる。
【0065】又、本出願に係る第二の発明によれば、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入したのち、ダレ形成部上への弾性原料の射出量をダレ形成部の周辺部への弾性原料の射出量より薄肉になるよう、金型内に弾性原料を射出して、ダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化せしめ、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させてから、上記支持部材ごと金型内から取り出すこととしたので、金型内への弾性原料の射出時に、上記ダレ形成部上に優先的に弾性原料を硬化せしめるることにより、上記ダレ形成部からの漏れを防止することができ、以て、気泡を生じていない正常な弾性部材を有する現像剤量規制部材を使用者に提供することができる。
【0066】更に、本出願に係る第三の発明によれば、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入したのち、金型内に弾性原料を射出し、この時に、ダレ形成部の加熱温度をダレ形成部の周辺部の加熱温度より高くすることにより、ダレ形成部上に射出された弾性原料を、ダレ形成部の周辺部に射出された弾性原料より早く硬化せしめ、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させてから、上記支持部材ごと金型内から取り出すこととしたので、金型内への弾性原料の射出時に、上記ダレ形成部上に優先的に弾性原料を硬化せしめるることにより、上記ダレ形成部からの漏れを防止することができ、以て、気泡を生じていない正常な弾性部材を有する現像剤量規制部材を使用者に提供することができる。
【0067】又、本出願に係る第四の発明によれば、上記第一の発明ないし上記第三の発明のうちのいずれかの発明の現像剤量規制部材の製造方法にて製造された現像剤量規制部材を現像手段に備えることにより、現像剤担持体の有する無端状の外周面に担持されている現像剤への安定した摩擦帯電を為すことができ、以て、上記現像手段を画像形成装置に備えることにより、濃度ムラや白スジの生じていない高品質な複写画像を使用者に提供することができる。
【0068】更に、本出願に係る第五の発明によれば、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入し、次に、支持部材の両端部の周縁部のダレ形成部上に弾性原料の漏れ防止のための漏れ防止部材を設けてから、金型内に弾性原料を射出し、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、上記支持部材ごと金型内から取り出すこととしたので、金型内への弾性原料の射出時に、上記ダレ形成部からの弾性原料の漏れを防止することができ、以て、気泡を生じていない正常な弾性部材を有する現像剤量規制部材を使用者に提供することができる。
【0069】又、本出願に係る第六の発明によれば、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材を金型内に挿入し、次に、支持部材の両端部の周縁部のダレ形成部上に弾性原料の漏れ防止のための漏れ防止部材としての熱硬化性樹脂を固着せしめてから、金型内に弾性原料を射出し、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、上記支持部材ごと金型内から取り出すこととしたので、金型内への弾性原料の射出時に、上記ダレ形成部からの弾性原料の漏れを防止することができ、以て、気泡を生じていない正常な弾性部材を有する現像剤量規制部材を使用者に提供することができる。
【0070】更に、本出願に係る第七の発明によれば、プレスによる打ち抜き加工にてブレード状に加工された支持部材の一方の端部を金型内に挿入し、次に、金型内に挿入された支持部材の端部の周縁部のダレ形成部上に弾性原料の漏れ防止のための漏れ防止部材として、熱硬化性樹脂と熱硬化性樹脂との二色成形による部材を固着せしめてから、金型内に弾性原料を射出し、次に、金型内に射出された弾性原料を加熱及び加圧にて所定の硬度に硬化させたのち、上記支持部材ごと金型内から取り出すこととしたので、金型内への弾性原料の射出時に、上記ダレ形成部からの弾性原料の漏れを防止することができ、以て、気泡を生じていない正常な弾性部材を有する現像剤量規制部材を使用者に提供することができる。
【0071】又、本出願に係る第八の発明によれば、上記第五の発明ないし上記第七の発明のうちのいずれかの発明の現像剤量規制部材の製造方法にて製造された現像剤量規制部材を現像手段に備えることにより、現像剤担持体の有する無端状の外周面に担持されている現像剤への安定した摩擦帯電を為すことができ、以て、上記現像手段を画像形成装置に備えることにより、濃度ムラや白スジの生じていない高品質な複写画像を使用者に提供することができる。




 

 


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