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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−224525
公開日 平成11年(1999)8月17日
出願番号 特願平10−27946
出願日 平成10年(1998)2月10日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】宮井 暎夫
発明者 渡邉 清剛
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 天部を有しこの天部から垂下して間に開口を形成する一対の取付脚を有し前記開口で前記天部から前記取付脚よりも短く垂下した側板を有しこの側板に前記開口に向けて切欠された電線挿通孔を有して天井の埋込穴に取付けられた器具本体と、この器具本体の前記開口を通して天井裏より引き下ろされた電線を接続して前記電線が前記電線挿通孔内に位置するように前記器具本体内に取付けられた端子台とを備えた照明器具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダウンライト等の照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダウンライトの取付施工には、器具本体と取付金具に代表される手段を使ってダウンライトを天井に固定するほか、天井裏の建物の躯体からアンカーボルトを延ばし、器具をこのボルトに固定する手段がある。この種の従来例のダウンライトを図9から図11に示す。100は天井の埋込穴、101は器具本体、102はソケット台である。器具本体101は埋込穴100に挿入され、外鍔103が埋込穴100の縁部に係止し、天井躯体より垂下したアンカーボルト104にナット105で取付けられている。ソケット台102は、端子台106およびランプソケット107を有し、両側片108の上端部に設けた取付片109を器具本体101の天部にソケット台固定ねじ110により固定されている。111は反射板、112はその取付ばね、113はランプである。
【0003】器具本体101は、図11に示すようにあらかじめ器具の電線通し穴114に電線115を通した状態で、天井に設けた埋込穴100に器具本体101を挿通して天部をアンカーボルト104とナット105により固定する。またソケット台102は、天井に取付けられた器具本体101に取付ける前に、器具本体101の電線通し穴114を通して内部に引き込んだ電線115を端子台106に接続し、つぎにソケット台102を器具本体101に取付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この照明器具は、器具の内部にあらかじめ電線115を挿通した状態でボルト吊りをするため、ナット締め作業がしにくい。また天井開口面の下部で端子台106等に結線し、ソケット台102を器具の定位置にセットする際、電線115たとえばケーブルとくに耐火ケーブルはこしが強いので、セットしずらいという欠点があった。
【0005】これらの作業を容易にしようとすると器具が大型化する。そこで、実用上器具の大きさを可能なかぎり小さくしながら作業容易にすることが求められた。したがって、この発明の目的は、器具本体の取付け作業を容易にすることができ小型化が可能な照明器具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具は、天部を有しこの天部から垂下して間に開口を形成する一対の取付脚を有し前記開口で前記天部から前記取付脚よりも短く垂下した側板を有しこの側板に前記開口に向けて切欠された電線挿通孔を有して天井の埋込穴に取付けられた器具本体と、この器具本体の前記開口を通して天井裏より引き下ろされた電線を接続して前記電線が前記電線挿通孔内に位置するように前記器具本体内に取付けられた端子台とを備えたものである。
【0007】請求項1記載の照明器具によれば、天井の埋込穴を通して引き下ろす電線を器具本体の開口に位置すればよいので器具本体の取付け作業が容易になり器具を取付ける施工性が向上でき、大型化する必要がない。また、電線を取付けた端子台を所定位置に取付ける際に電線は開口から電線挿通孔に移動するので電線自身のこしの強さを余り気にすることなく施工でき、電線自身に無理な力をかけず、電線自身と結線部にストレスを与えない。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1から図8により説明する。すなわち、この照明器具であるダウンライトは、端子台4を有するソケット台1と、器具本体2と、固定手段3とを有する。ソケット台1は、端子台4およびランプソケット5を有しかつ被案内部6を有する。実施の形態では、ソケット台1が例えば板金部品等を用いた平板により形成され両側にばね係合片9を折曲垂下し、ばね係合片9に係合孔10を形成している。ランプソケット5はソケット台1の下面に取付けられ、端子台4は上面に取付けられ、ランプソケット5と端子台4は相互に結線され、端子台4にたとえばケーブルなどの電線17が接続されている。ランプソケット5には例えば白熱ランプ7が装着され、また端子台4は例えば速結構造になっている。また被案内部6は、ソケット台1の縁部のばね係合片9の両側に一体形成された第1のガイド突片6aおよび第2のガイド突片6bからなっている。
【0009】器具本体2は、天部2aを有し、この天部2aから垂下して間に開口30を形成する一対の取付脚2bを有し、開口30で天部2aから取付脚2bよりも短く垂下した側板2cを有し、この側板2cに開口30に向けて切欠された電線挿通孔18を有して、天井の埋込穴16に取付けられている。また、器具本体2の内面に被案内部6をガイドする鉛直方向ガイド部11を有し、被案内部6を鉛直方向ガイド部11の上位位置から水平方向に案内する水平方向ガイド部12を有する。実施の形態の器具本体2は、全体的に略八角柱状の形状を呈して、取付脚2bおよび側板2cによる四側面が強固になるようにしている。また天部2aの端子台を避けるようにボルト吊り用孔13を形成し、取付脚2bの中央に天井裏面に係止する取付具(図示せず)の取付け用T溝14を形成し、さらに取付脚2bの下端部に埋込穴16の縁部に係止する外鍔15を折曲している。
【0010】鉛直方向ガイド部11は、取付脚2bの内面に形成され、第1のガイド突片6aおよび第2のガイド突片6bの互いに離れた側の側面を案内するように取付脚2aの両側を内側に折曲することにより形成された両側縁部11a、11bにより構成している。また水平方向ガイド部12は、鉛直方向ガイド部11bに形成した切欠により形成されたスライド溝部12aであり、第2のガイド突片6bがそのスライド溝部12aに係合し、その内奥部に係止すると、ソケット台1が器具本体2の取付位置に位置決めされ、落下することなく支持される。
【0011】器具本体2は、電線17が開口30を通して引き下ろされた状態で天井に取付けられ、端子台4は、その電線17を接続して電線17が電線挿通孔18内に位置するように器具本体2内に取付けられている。すなわち電線17が端子台4に接続された後、ソケット台1を器具本体2に取付けることにより端子台4が器具本体2に固定され、このとき電線17は電線挿通孔18に位置する関係にしている。
【0012】固定手段3は、ソケット台1が水平方向ガイド部12により案内された位置でソケット台1を器具本体2に固定する。実施の形態の固定手段3は、ソケット台1に設けられただるま孔8と、器具本体2に設けられてソケット台1が鉛直方向ガイド部11に沿って上位位置に位置する際にだるま孔8の大径部8bに頭部3aが通り、ソケット台2が水平方向ガイド部12に沿って移動することにより頭部21aがだるま孔8の小径部8aに移動する取付ねじ21と有している。実施の形態の取付ねじ21はねじ部21bの先端に不完全ねじ部を設けることにより器具本体2からの抜け落ちないようにしている。まただるま孔8は、ソケット台1のばね係合片9の並び方向と直交する方向で第1のガイド部6aの第2のガイド部6bと反対側の端部に形成され、その端部側が小径部8aとなりソケット台1の中央側が大径部8bとなるように向いている。また図7に示すように、だるま孔8は大径部8bの周縁部に例えばバーリングによる略環状の突起部19を設けており、取付ねじ21の頭部21aが大径部8bから小径部8aに移動すると、ソケット台1を突起部19の高さ分持ち上げない限り外れないようにしている。なおこの固定手段3はスライド溝部12aとともに水平方向ガイド部12の働きも兼用している。
【0013】28は反射板であり、反射板28の上端部に設けた取付片16がばね係合片9の孔10に係合して取付けられる。なお、20は水平方向ガイド部12により位置決めされたソケット台1に係止してソケット台1を固定する固定手段3の一部を構成するかしめ固定部であるが、なくてもよい。この照明器具の組立について説明する。従来例と同様に器具本体1のボルト吊り用孔13を吊りボルト23に通し外鍔15を天井の埋込穴16の縁部に係止してナット26により天井に取付ける。この際開口30に天井裏の電線17を挿通した状態で行なうが、電線17は図1に示すように埋込穴16いっぱいに広げることができ、電線17のしなりを従来より小さくとれ、しかもボルト吊り施工の作業性スペースを広くとることができる。そして電線17を器具本体2の取付脚2bの間で側板2cの下側の開口30のスペースを利用して天井の表側に引き下ろすことにより、端子台4に容易に接続でき施工容易になる。つぎに、ソケット台1の被案内部6を鉛直方向ガイド部11に沿って器具本体1内に挿入する。ソケット台1が所定の上位位置で器具本体2に設けたストッパ(図示せず)に当たると、水平方向ガイド部12に沿って取付ねじ21から離れる水平方向に移動し、第2のガイド突片6bが水平方向ガイド部12のスライド溝部12aに進入して鉛直方向の移動が規制されるとともにスライド溝部12aの底部に係止する。このとき、取付ねじ21の頭部21aがだるま孔8の大径部8bを通り、ソケット台1が水平方向ガイド部12に沿って取付ねじ21から離れる方向に移動するとき、だるま孔8の小径部8aが取付ねじ21に移動し、このスライド溝部12aと取付ねじ21によりソケット台1が落下しない状態に仮支持される。つぎにそのまま取付ねじ21を締めると図7(b)の状態にソケット台1が固定される。またランプソケット5は器具本体2内の所定の位置に位置決めされる。そして反射板28の取付片16をばね係合片9の孔10に係合して取付ける。
【0014】この実施の形態によれば、天井の埋込穴16を通して引き下ろす電線17を器具本体2の開口30に位置すればよいので器具本体2の取付け作業、とくに吊りボルト23にナット26で固定する施工作業、が容易になり器具を取付ける施工性が向上でき、大型化する必要がない。また、電線17を取付けた端子台4を所定位置に取付ける際に電線17は開口30から電線挿通孔18に移動するので電線自身のこしの強さを余り気にすることなく施工でき、電線自身に無理な力をかけず、電線自身と結線部にストレスを与えない。
【0015】また、ソケット台1の被案内部6を器具本体2の鉛直方向ガイド部11に案内してソケット台1を器具本体2内に挿入し、つぎに水平方向ガイド部12に沿ってソケット台1を移動することにより位置決めし、固定手段3により固定する。このため、大型化することなくソケット台の固定作業を容易にすることができる。
【0016】また垂直方向ガイド部12に沿ってソケット台1を移動すると取付ねじ21の頭部21aがだるま孔8の大径部8bに進入し、水平方向ガイド部12に沿ってソケット台1を移動すると取付ねじ21がだるま孔8の小径部8aに移動するので、取付ねじ21を締めつけるとソケット台1が固定される。このためより一層ソケット台1の固定作業を容易にすることができる。
【0017】その結果、ガイドに沿ってソケット台1を移動させるだけでソケット台1の取付位置出しが簡単にできる。また取付ねじ21を締めつけることにより簡単に取付ねじ21の係止ができ、かつねじ締め位置が埋込孔16に近づけることにより取付ねじ21の視認性が良くなる。だるま孔8の大径部8bのバーリングにより取付ねじ21の緩みが生じたときでも、ソケット台1が水平方向に移動することがなく、しかも取付ねじ21は抜け落ちることがないようにしているので、ソケット台1が落下することがなく、安全が図れる。
【0018】また器具本体2に鉛直方向ガイド部11を設けることにより器具本体2の強度が増す。また施工現場では器具本体2の周辺部を持たれることが多いが、実施の形態の鉛直方向ガイド11を設けることにより、板金切断面のシャープエッジ処理をする必要がなくなる。なお、取付脚30同士の間の開口30は少なくとも天部2aからソケット台1の取付位置までの間が端子台4に接続される電線17の幅より広く連続的に開口していればよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、天井の埋込穴を通して引き下ろす電線を器具本体の開口に位置すればよいので器具本体の取付け作業が容易になり器具を取付ける施工性が向上でき、大型化する必要がない。また、電線を取付けた端子台を所定位置に取付ける際に電線は開口から電線挿通孔に移動するので電線自身のこしの強さを余り気にすることなく施工でき、電線自身に無理な力をかけず、電線自身と結線部にストレスを与えない。




 

 


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