米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 照明 -> 松下電工株式会社

発明の名称 照明付手摺り構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−45615
公開日 平成11年(1999)2月16日
出願番号 特願平9−200665
出願日 平成9年(1997)7月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
発明者 高田 喜雄 / 長井 一郎 / 藤井 則彰 / 伊藤 良泰 / 福島 政治 / 阿部 達也 / 渡辺 博俊
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 手摺りが装着され、かつ、照明器具が配設されている照明付手摺りブラケットと、この照明付手摺りブラケットの照明器具を自動点滅させるための人体検知センサが腰見切り縁部材に着脱可能に取り付けられた照明付手摺り構造であって、腰見切り部材は、照明器具および人体検知センサに結線されて電源供給する通線ケーブルが配設された通線スペースを有し、腰見切り部材には、照明付手摺りブラケットと人体検知センサとが、人の移動を人体検知センサによりあらかじめ検知して照明器具が移動方向の前方を照明する位置関係で、離間配設されていることを特徴とする照明付手摺り構造。
【請求項2】 腰見切り縁部材の配線スペースである凹部の開口には、通線カバーが配設されている請求項1の構造。
【請求項3】 腰見切り縁部材にはコンセントユニットが取り付けられている請求項1の構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、照明付手摺り構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の建物内に設けられている階段や廊下などの壁や天井には、室内用の照明器具が取り付けられている。しかしながら、このような照明器具による上方からの照明のみでは、階段や廊下の足元周辺を隅々まで明るく照明することができない。また、近年では、広い室内を演出するなどのために天井を高くした住宅が多くなってきており、そのような住宅では足元周辺がさらに暗くなってしまうという問題があった。
【0003】そこで、これまでにも、階段や廊下の壁面などに小型の照明器具を埋設し、これにより足元周辺を照明することが検討され、実施されている。図6は、このような従来の照明の一例を示したものである。この図6の例においては、壁面(イ)の下方部に埋め込まれて設置された小型照明器具(ウ)によって、階段(ア)を照明するようにしている。
【0004】だが、図6に例示したように、小型照明器具(ウ)を壁面(イ)に埋設する従来の方法では、照明器具(ウ)の壁面(イ)に対する納まりが悪く、特に木製等の腰壁に埋設される場合、意匠的に違和感が出て外観上好ましくないといった問題があった。このような問題点を解消するために、たとえば図7に示したような、手摺り本体(オ)がねじ込まれて装着され、かつ照明器具(キ)を内蔵させた手摺り本体装着部(カ)を有する、照明付手摺りブラケット(エ)が開発されており、照明器具を壁面等に埋設する必要なく、足元付近を効果的に照明することができるようにしている。
【0005】そして、このような照明付手摺りブラケット(エ)では、手動スイッチ操作をなくすために人体検知センサ等を設置し、自動で照明器具(キ)をON/OFFさせることが考えられている。このため、照明付手摺りブラケット(エ)では、図8に例示したように、手摺り本体装着部(カ)内の照明器具(キ)の近傍に人体検知センサ(ク)を配置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、足元照明として以上の照明付手摺りブランケット(エ)は有効であるものの、照明器具の近傍に人体検知センサ(ク)が設けられていることから、照明付手摺りブラケット(エ)の近くまで人が行かなければ、人体検知センサ(ク)により検知されず、照明器具(キ)も点灯しないという、さらに改善すべき点が見出された。
【0007】たとえば階段等において、照明付手摺りブラケット(エ)が階段の途中位置に設置されているとすると、照明付手摺りブラケット(エ)が位置する階段の途中付近まで行かないと、照明器具(キ)が点灯しないのである。つまり、このような場合には、階段の昇り始め、または降り始めには照明器具(キ)が点灯せず、足元の安全性の確保が必ずしも十分ではなかった。
【0008】そこで、この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑み、照明器具が内蔵された照明付手摺りブラケットとその照明器具を自動点滅させるための人体検知センサとを備えた照明付手摺り構造において、階段や廊下等で、美観を損なわずに足元照明を効果的に行い、利便性および安全性をより向上させることのできる、新しい照明付手摺り構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、手摺りが装着され、かつ、照明器具が配設されている照明付手摺りブラケットと、この照明付手摺りブラケットの照明器具を自動点滅させるための人体検知センサが腰見切り縁部材に着脱可能に取り付けられた照明付手摺り構造であって、腰見切り部材は、照明器具および人体検知センサに結線されて電源供給する通線ケーブルが配設された通線スペースを有し、腰見切り部材には、照明付手摺りブラケットと人体検知センサとが、人の移動を人体検知センサによりあらかじめ検知して照明器具が移動方向の前方を照明する位置関係で、離間配設されていることを特徴とする照明付手摺り構造を提供する。
【0010】また、この出願の発明は、上記の照明付手摺り構造において、腰見切り縁部材の配線スペースである凹部の開口には通線カバーが配設されることや、腰見切り縁部材にはコンセントユニットが取付けられること等をその態様として提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である照明付手摺り構想を例示した分解斜視図である。また、図2および図3は、図1のA−A’線断面図およびB−B’線断面図である。たとえばこの図1、図2および図3に例示したこの発明の照明付手摺り構造では、腰見切り縁部材(1)に照明付手摺りブラケット(4)とセンサユニット(7)が着脱可能に取り付けられている。
【0013】腰見切り縁部材(1)は、断面凹部の基板部(2)とこの基板部(2)を覆うカバー(3)とにより構成されており、基板部(2)には、通線スペース(21)が長手方向に伸びて形成され、この通線スペース(21)に2心や3心のVVFケーブルなどの通線ケーブル(22)が配設されている。そして、この基板部(2)の階段や廊下等に面する表側面には、取付部(43)と、この取付部(43)に延設された支持部(42)と、この支持部(42)に支持された、手摺り(5)が装着され、かつ、照明器具(47)が内蔵されている手摺り本体装着部(41)とにより構成されている照明付手摺りブラケット(4)が、任意位置ににおいて着脱可能に取り付けられている。
【0014】この照明付手摺りブラケット(4)の手摺り本体装着部(41)は、その左右両側端に装着される円筒形状の手摺り本体(5)と略同径の外径を有する中空円筒形状を有し、その中空部分には、図2にも例示したように、白熱等などの照明器具(47)が内蔵されている。さらに、その下方部には照明器具(47)からの照明光を廊下や階段等の足元周辺に効果的に放射させるための、図1に示した光放射部(45)が形成されてもいる。この光放射部(45)は、たとえば周方向に設けられた複数本の細長形状のスリット等とすることができる。
【0015】このような手摺り本体装着部(41)を支持する支持部(42)は、略円盤状の取付部(41)の表面上に延設されており、この支持部(42)の内部には、通線ケーブル(22)と結線されて、手摺り本体装着部(43)の照明器具(47)へ電源供給するための配線ケーブル(48)等が通るスペースが設けられている。
【0016】このような照明付手摺りブラケット(4)が腰見切り縁部材(1)の基板部(2)に装着される場合は、図2に例示したように、その取付部(43)が取付台座部材(6)の表面に当接されて、取付部(41)に形成されているネジ穴(44)を通る固定ネジ(46)により固定され、そして、取付台座部材(6)が基板部(2)に取り付けられる。
【0017】図2に示した例では、基板部(2)には凹部(23)が形成されており、取付台座部材(6)には基板部(2)の凹部(23)の形状に対応した形状を有する凸部(62)が設けられている。そして、この凸部(62)が凹部(23)に嵌合されて、取付部(41)を取付台座部材(6)に固定している固定ネジ(46)により、基板部(2)に固定される。
【0018】取付台座部材(6)には、たとえば、基板部(2)の通線スペース(21)を通っている通線ケーブル(22)と照明付手摺りブラケット(4)内から伸びている配線ケーブル(48)とを簡易に結線させるためのケーブルコネクタ(61)が設けられていてもよく、このケーブルコネクタ(61)と配線ケーブル(48)とは、取付部(43)が取付台座部材(6)に固定される際に結線され、ケーブルコネクタ(61)と通線ケーブル(22)とは、取付台座部材(6)が基板部(2)に嵌合取付される際に結線される。
【0019】また、腰見切り縁(1)の基板部(2)の表側面には、上述のように取り付けられる照明付手摺りブラケット(4)の手摺り本体装着部(41)内の照明器具(47)を自動でON/OFFさせるために、人体検知センサ(71)が組み込まれたセンサユニット(7)も、電源供給する通線ケーブル(22)に人体検知センサ(71)が結線されて、着脱可能に取り付けられている。
【0020】この人体検知センサ(71)による照明器具の自動点滅によって、ON/OFF操作を手動でする必要が無くなり、また省エネルギー化も図られるようになる。さらに、この発明の照明付手摺り構造においては、照明付手摺りブラケット(4)とセンサユニット(7)とは、それぞれ、この発明の構造が設けられる階段や廊下等を人が移動する際に、人体検知センサ(71)によりあらかじめ人が検知されて照明器具(47)が点灯し、照明器具(47)が移動方向の前方を照明するような位置関係となるように、腰見切り縁部材(1)に離間して取り付けられている。
【0021】すなわち、たとえばこの発明の照明付手摺り構造が階段に設けられる場合には照明付手摺りブラケット(4)が階段の途中位置にあったとしても、腰見切り縁部材(1)において、一対のセンサユニット(7)の一方を階段の昇り口段差の手前、好ましくは直前位置に設置させ、また、他方のセンサユニット(7)を階段の降り口段差の手前、好ましくは直前位置に設置すれば、人が階段を昇り降り始める直前に人体検知センサ(21)が検知して、階段途中位置の照明付手摺りブラケット(4)内の照明器具(47)を自動点灯させ、人の移動方向前方の階段を常に照明することができるようになるこのため、従来のように照明付手摺りブラケット(4)がある階段途中まで人が行かなねければ照明器具が点灯しないということがなくなるので、照明器具がより効果的に点灯され、階段の昇降開始時の安全性をさらに向上させることができる。
【0022】廊下にこの発明の構造が設置される場合でも、同様にして、人体検知センサ(21)を、たとえば部屋から廊下へ通ずるドア等の近辺に位置するように取り付けることにより、ドアから廊下へ出た時に、人体検知センサ(21)が人を検知して、廊下の途中位置に配置された照明付手摺りブラケット(4)内の照明器具(47)を点灯させ、移動方向前方を常に照明する。足元周辺が廊下移動開始と同時に照明されることとなるので、歩行の安全性がより向上する。
【0023】もちろん、照明付手摺りブラケット(4)およびセンサユニット(7)の上述のような設置位置への調整は、それぞれの照明器具(47)および人体検知センサ(71)への電源引込みが基板部(2)内の通線ケーブル(22)に結線させるだけであるので、配線位置の制限が無く、非常に容易に行うことができる。また、照明付手摺りブラケット(4)およびセンサユニット(7)が取り付けられたこの発明の照明付手摺りシステムにおいては、コンセント(81)を備えたコンセントユニット(8)をも、電源供給する通線ケーブル(22)と結線させて、腰見切り縁部材(1)の基板部(2)に着脱可能に取り付けるようにしてもよい。このコンセントユニット(8)により、廊下や階段等にコンセントを納まり良く設けることができる。
【0024】さらに、以上の例では、図1および図3に示したように、照明付手摺りブラケット(1)、センサユニット(7)およびコンセントユニット(8)以外の基板部(2)の表側面部分には、図3に例示したように、通線ケーブル(22)を覆うための通線カバー(3)が取り付けられており、通線ケーブル(22)が露出して腰見切り縁部材(1)自体の美観が損なわれないようにしている。
【0025】図3に示した例では、基板部(2)に凹部(24)が形成されており、この凹部(24)に通線カバー(3)が嵌合され、固定ネジ(31)により固定されて取り付けられている。図4は、この発明の照明付手摺り構造の一例を全体として示したものであり、腰見切り縁部材(1)上において、その両端部に一対のセンサユニット(7)がそれぞれ設置され、、人の移動開始時に人体検知センサ(71)により人が検知されて照明器具(47)が点灯し、移動方向の前方を常に照明するような位置となるように、センサユニット(7)から離れて照明付手摺りブラケット(4)が複数配設されている。また、一端部にはセンサユニット(7)と共にコンセントユニット(8)が取り付けられてもいる。
【0026】この図4に例示した照明付手摺りシステムにおける各センサユニット(7)および照明付手摺りブラケット(4)内の照明器具は、たとえば、それぞれ、図5に例示したように、3心ケーブルである通線ケーブル(22)に結線され、その一端は強制ON動作する外部スイッチに接続されている。また、通線ケーブル(22)は、他方の一端において2心ケーブルとなり、コンセントユニット(8)およびAC100V電源に接続されている。
【0027】このように、この発明の構造では、照明付手摺りブラケット(4)の照明器具(47)、センサユニット(7)の人体検知センサ(71)およびコンセントユニット(8)のコンセント(81)を、腰見切り縁部材(1)の基板部(2)において長手方向に伸びた通線ケーブル(22)に任意位置において結線させるだけで電源供給することができるので、配線位置の厳密な調整を行う必要がなく、また、通線ケーブル(22)が通常の2心または3心ケーブルであるので特殊な作業も必要なく、取付施工が非常に簡易である。
【0028】なお、腰見切り縁部材(1)は、照明付手摺りブラケット(4)の補強板としての機能をも有しているので、照明付手摺りブラケット(4)を後付けする場合にも、別途補強材等を設置する必要がなく、任意位置において容易に後付け設置することができる。後付けでも、通線ケーブル(22)に結線するだけで照明器具(47)への電源供給は確保されるので、煩雑な配線工事や穴開け工事なども不要となる。
【0029】もちろん、この発明は以上の例に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明の照明付手摺り構造によって、階段や廊下等を人が移動する際に、その移動方向の前方を常に照射することができるようになり、屋内の美観を損なわずに足元照明を効果的に行い、利便性および安全性をより向上させることができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013