米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 機械工学 -> 日本碍子株式会社

発明の名称 バーナー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−182818
公開日 平成11年(1999)7月6日
出願番号 特願平9−348749
出願日 平成9年(1997)12月18日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】名嶋 明郎 (外2名)
発明者 谷口 聡
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 中央の燃焼空気打ち込みノズルの外周に、複数の燃料噴射ノズルを配置したバーナーであって、前記複数の燃料噴射ノズルの中心線が燃焼空気打ち込みノズルの中心線と複数点で交差するように、各燃料噴射ノズルの取付け角を設定したことを特徴とするバーナー。
【請求項2】 中央の燃料噴射ノズルの外周に、複数の燃焼空気打ち込みノズルを配置したバーナーであって、前記複数の燃焼空気打ち込みノズルの中心線が燃料噴射ノズルの中心線と複数点で交差するように、各燃焼空気打ち込みノズルの取付け角を設定したことを特徴とするバーナー。
【請求項3】 排気の顕熱を回収・再利用するための蓄熱体を内蔵させた請求項1又は2に記載のバーナー。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炉内を均一加熱するに適したバーナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバーナー、特にガスバーナーにおいては、燃焼空気打ち込みノズルおよび燃料噴射ノズルからそれぞれ燃料ガスと燃焼空気とをバーナータイル内に噴射し、バーナータイル内で混合して燃焼させながら炉内に噴出していた。このため、図6に示すように噴出流線上のバーナー近傍位置に噴流温度の最も高い部分が発生することとなり、炉内に配置された被加熱物の受熱量にバラツキが発生するという問題があった。
【0003】また近年、上記構造のバーナーに蓄熱体を内蔵させておき、このバーナーに排気と燃焼を交互に行わせて排気の顕熱を回収し、燃焼空気の予熱に再利用するようにした省エネルギー型バーナーが開発され、実用化されている。図7はこのような省エネルギー型バーナーを炉体の両側に配置した炉の炉幅方向の温度分布を示すグラフであるが、この場合にもいずれのバーナーからも離れた炉幅の中央部に温度の低い部分が発生する。このため炉内温度分布を均一化するためには、炉幅の中央部の天井に別のバーナーを下向きに設け、炉幅の中央部の温度を高める必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来の問題点を解決し、噴出流線上における噴流温度のバラツキを減少させ、炉幅の中央部の温度低下を避けることができるバーナーを提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するためになされた請求項1の発明のバーナーは、中央の燃焼空気打ち込みノズルの外周に、複数の燃料噴射ノズルを配置したバーナーであって、前記複数の燃料噴射ノズルの中心線が燃焼空気打ち込みノズルの中心線と複数点で交差するように、各燃料噴射ノズルの取付け角を設定したことを特徴とするものである。また同一の課題を解決するためになされた請求項2の発明のバーナーは、中央の燃料噴射ノズルの外周に、複数の燃焼空気打ち込みノズルを配置したバーナーであって、前記複数の燃焼空気打ち込みノズルの中心線が燃料噴射ノズルの中心線と複数点で交差するように、各燃焼空気打ち込みノズルの取付け角を設定したことを特徴とするものである。なおこれらのバーナーに、排気の顕熱を回収・再利用するための蓄熱体を内蔵させることが好ましい。
【0006】請求項1の発明のバーナーは、複数の燃料噴射ノズルから噴射された燃料が燃焼空気打ち込みノズルから打ち込まれた燃焼空気と複数点で交差し、それぞれの位置で燃焼するので、噴出流線上において複数点で噴流温度を高めることができる。また請求項2の発明のバーナーも同様に複数の位置で燃焼するので、噴出流線上において複数点で噴流温度を高めることができる。その結果、噴出流線上における噴流温度のバラツキが減少し、炉幅の中央部の温度低下を避けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形態を示す。図1は請求項1の発明のバーナーの要部断面図であり、1は耐火物よりなるバーナー本体、2はその中央に設けられた燃焼空気打ち込みノズルである。この燃焼空気打ち込みノズル2の外周には比較的小径の複数の燃料噴射ノズル3が配置されており、燃料であるガスを噴射している。
【0008】この図の例では燃料噴射ノズル3は2個であり、一方の燃料噴射ノズル3の中心線と燃焼空気打ち込みノズル2の中心線との交点P1 はバーナー本体1から近い位置にあり、他方の燃料噴射ノズル3の中心線と燃焼空気打ち込みノズル2の中心線との交点P2 はこれよりも遠い位置になるよう、各燃料噴射ノズル3、3の取付け角を異なる角度に設定してある。
【0009】この結果、噴出流線上の複数点P1 、P2 でガスと空気とが混合されて燃焼し、各点の噴流温度が上昇する。従って図2に示すように、噴流温度はバーナーから離れた位置においても低下が少なくなり、噴流温度のバラツキが小さくなる。なお、この図の例では燃料噴射ノズル3を2個としたが、その数を増加させれば更に噴流温度のバラツキが小さくなる。また燃料は必ずしもガスでなくてもよく、オイルを用いてもよい。
【0010】図3は図1のバーナーに排気の顕熱を回収・再利用するための蓄熱体4を内蔵させた例を示している。蓄熱体4は好ましくはセラミックハニカム構造体であり、燃焼空気の流路内に設置されている。このバーナーは複数個を組み合わせて排気と燃焼とを交互に行わせ、高温の炉内ガスがバーナーを通過して排気される際に蓄熱体4に排気の顕熱を回収させ、次にバーナーが燃焼に切り替えられた際には、燃焼空気を蓄熱体4に通すことにより予熱し、回収された排気の顕熱を再利用することができるようになっている。
【0011】図4は図3のバーナーを炉体の両側に配置した炉の炉幅方向の温度分布を示すグラフである。このグラフに示すように、炉幅の中央部の温度低下が防止され、炉内温度分布を均一化することができる。
【0012】図5は請求項2の発明のバーナーの要部断面図である。この請求項2の発明では、バーナー本体1の中央に燃料噴射ノズル3が設けられ、その外周に複数の燃焼空気打ち込みノズル2が配置されている。この請求項2の発明は請求項1の発明の燃焼空気打ち込みノズル2と燃料噴射ノズル3とを入れ替えたものであり、請求項1の発明と同様の作用効果を得ることができる。また請求項2の発明でも、その燃焼空気の流路内に蓄熱体4を設置することができる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のバーナーは燃料噴射ノズルから噴射された燃料と燃焼空気打ち込みノズルから打ち込まれた燃焼空気とを複数点で交差させ、それぞれの位置で燃焼させることによって噴出流線上における噴流温度を均一化させることに成功したものであり、特に焼成温度のバラツキを嫌う電子部品等の焼成炉のためのバーナーとして適したものである。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013