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発明の名称 建物ユニット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−13146
公開日 平成11年(1999)1月19日
出願番号 特願平9−170467
出願日 平成9年(1997)6月26日
代理人
発明者 鈴木 昭夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 床パネルの少なくとも一対の対向する側縁のそれぞれに沿って上枠、下枠及び縦枠が組まれて壁枠組が形成されている壁パネルが立設されている建物ユニットにおいて、前記壁パネルの一方の幅が床パネルの側縁長さよりも狭く、かつ、その側縁の一方が床パネルの隅部に位置しておらず、この床パネルの隅部に位置していない壁パネルの縦枠下部の側縁部がL字形の補強部材にて床パネルと接合されていることを特徴とする建物ユニット。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁式工法の建物ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅の工業生産化を図る方式として建物ユニット方式が知られている。この方式は、運搬可能な所定の大きさの立体的な建物ユニットを工場で組み立て、その複数を建築現場で接合して建物を完成させる方式である。なお、この方式の場合、建築工事において各建物ユニットを吊り上げることが必要となる。
【0003】ところで、安全かつ簡単に吊り上げ可能な建物ユニットとして、例えば特公昭59−50835号公報に記載のものが知られている。この建物ユニットは、建物ユニットの上部四隅において、その建物ユニットを構成する壁パネルの最外側の縦枠とこの縦枠と隣合う縦枠の間に吊り金具を係止する枠金具を収め、この枠金具を両縦枠に差し渡したピンで支持して、枠金具に係止した吊り金具を用いて吊り上げるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記建物ユニットにおいては、壁パネルの幅がともに床パネルの幅にほぼ対応しているので、同建物ユニットの四隅にアイボルト状の吊り金具を螺合して設けることができる。しかしながら、建物ユニットを構成する壁パネルの幅が、たとえば床パネルの幅の1/2程度しかない場合は、建物ユニットの四隅に吊り金具を設けることができなかった。そのため、図5に示すように、床パネル10の隅部を吊るようにしていた。しかしながら、このような方法では、長いワイヤー100が必要となって、作業性が悪化する。また、床パネル10の隅部に吊り具90を取り付けるための特別な加工が必要となって建物ユニットの生産性も悪化する。
【0005】本発明の目的は、四隅に吊り金具を配置できない場合でも、特別な治具や加工を必要とすることなく、吊り上げることができる建物ユニットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の建物ユニットは、床パネルの少なくとも一対の対向する側縁のそれぞれに沿って上枠、下枠及び縦枠が組まれて壁枠組が形成されている壁パネルが立設されている建物ユニットにおいて、前記壁パネルの一方の幅が床パネルの側縁長さよりも狭く、かつ、その側縁の一方が床パネルの隅部に位置しておらず、床パネルの隅部に位置していない壁パネルの縦枠下部の側縁部がL字形の補強部材にて床パネルと接合されているものである。
【0007】(作用)請求項1記載の本発明の建物ユニットは、壁パネルの一方の幅が床パネルの側縁長さよりも狭く、かつ、その側縁の一方が床パネルの隅部に位置しておらず、しかも、床パネルの隅部に位置していない壁パネルの縦枠下部の側縁部がL字形の補強部材にて床パネルと接合されているので、対向する両壁パネルの上端部の4箇所にたとえばアイボルトなどの吊り部を設けることで、床パネルの離間などを生じることなく建物ユニットを吊り上げることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の建物ユニットの一例を使用状態とともに示す模式説明図、図2は図1における壁パネルを示す斜視図、図3および図4はそれぞれ図1の要部を示す拡大断面図である。
【0009】図1において、1は建物ユニットの床パネルであり、図3に示すように、根太11,11・・・によって矩形に組み立てられた床枠組の上面に、構造用合板やパーティクルボードなどの面材12が取付けられて構成されている。2aおよび2bは壁パネルであり、図2に示すように、いずれも縦枠21と上枠22と下枠23とによって組み立てられた壁枠組を有している。
【0010】壁パネル2a,2bの壁枠組では、図2に示すように、最外側の縦枠21a,21aとこの両者にそれぞれ隣り合う縦枠21b,21bとが近接して配置されている。壁パネル2a,2bは、床パネル1の一対の対向する側縁に沿って配置され、それぞれ床パネル1へ下枠23が釘打ちされることにより立設されている。壁パネル2bの幅は床パネル1の側縁長さとほぼ等しく、一方、壁パネル2aの幅は床パネル1の側縁長さの2/3程度とされている。壁パネル2aはその一側縁が床パネル1の隅部に位置するようにして立設されている。壁パネル2a,2bはその壁枠組の内外両側に石膏ボードや木片セメント板などの面材24,25が取り付けられて耐力壁とされ、外側の面材24は床パネル1まで伸びている。
【0011】最外側の縦枠21aと、これに隣り合う縦枠21bとは、所定の近接した間隔を隔てて配設され、両者間に、上部に所定高さの空間3を残してスペーサー4が挿入されている。22aは上枠22に穿設されたボルト挿通孔であって空間3に連通している。ボルト受け用の枠金具5は口字状のものであって、上部に雌ねじ51が設けられ、この雌ねじ51をボルト挿通孔22aに対向させて空間3内にピン6で保持されている。枠金具5は縦枠21a、21bとの間にガタが生じない程度の大きさとされている。ピン6は縦枠21a、21bのそれぞれに対向して穿設されたピン孔7a,7aに挿通されている。
【0012】壁パネル2aの他の最外側の縦枠21a,21b間にも同じように、ボルト受け用の枠金具がピンで保持され、その雌ねじと対向するボルト挿通孔が上枠に穿設されている。壁パネル2aの縦枠21a,21b下部の側縁部は、図3および図4に示すように、縦材21の外面から床パネル1の底面にわたってL字形の補強部材8が釘打ちされて固着されている。縦枠21a,21b下部の側縁部が間接的に補強部材8にて床パネル1と接合されていることになる。
【0013】つぎに、上記建物ユニットの吊り上げ方法を図1に基づいて説明する。建物ユニットの四隅のボルト挿通孔22aからボルト受け用の枠金具5にアイボルト状の吊り金具9をねじ込み、この吊り金具9を介して図1に示すように吊り上げ治具9Aに連結することにより行われる。
【0014】上記吊り上げ方法においては、縦枠21a,21bの下部外面から床パネル1の底面にわたってL字形の補強部材8が固着されているので、同部分が補強部材8にて補強されていることになる。このため、壁パネル2aに作用する吊り上げ力は補強部材8を通じて直ちに床パネル1に伝達されるので、床パネルの離間などを生じることなく吊り上げることができる。
【0015】上記建物ユニットには天井パネルは取り付けられていないが、本発明においては、天井パネルが取付けられたものであってもよい。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の建物ユニットは、壁パネルの一方の幅が床パネルの側縁長さよりも狭く、かつ、その側縁の一方が床パネルの隅部に位置しておらず、また、床パネルの隅部に位置していない壁パネルの縦枠下部の側縁部がL字形の補強部材にて床パネルと接合されているので、床パネルの離間などを生じることなく、建物ユニットを安定した状態で吊り上げることができる。
【0017】また、従来の床パネル隅部を吊る方法で必要であった特別な治具や加工が不要となり、作業性ならびに建物ユニットの生産性が向上する。




 

 


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