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発明の名称 原稿搬送装置及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−11775
公開日 平成11年(1999)1月19日
出願番号 特願平9−161103
出願日 平成9年(1997)6月18日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中川 周吉 (外1名)
発明者 森山 剛
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 処理モードに応じて載置トレイ上の原稿を最上位又は最下位のどちらからでも分離給送することの可能な原稿搬送装置において、前記処理モードのうちの1つの処理モード中に前記載置トレイ上の原稿を最上位又は最下位から任意に給送した場合に、最下位から給送した原稿を前記載置トレイに載置した原稿向きと同じ向きで第1の排出トレイに排出し、最上位から給送した原稿を前記載置トレイに載置した原稿向きと逆向きで第2の排出トレイに排出するように構成したことを特徴とする原稿搬送装置。
【請求項2】 前記1つの処理モードとは、最下位の原稿と最上位の原稿を一枚ずつ給送し、読取位置であるプラテンガラス上に並置する処理モードであることを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
【請求項3】 前記載置トレイは、排出原稿を積載する排出トレイとしての役目を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
【請求項4】 前記処理モードとして、片面原稿モード(下分離循環)、片面原稿モード(下分離非循環)、両面原稿モード(下分離)、2in1モード(下分離)、片面原稿モード(上分離)、両面原稿モード(上分離)、2in1モード(上分離)等のモードのうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の原稿搬送装置。
【請求項5】 少なくとも、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の原稿搬送装置と、該原稿搬送装置によって読取位置であるプラテンガラス上にセットされた原稿の画像を読み取る読取手段を有することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、載置トレイ上の原稿を最上位又は最下位のどちらからでも分離給送することの可能な原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿を一枚ずつ自動的に給送する原稿搬送装置は、載置トレイ上に載置した原稿を先頭ページ(最上位)若しくは最終ページ(最下位)のどちらか一方のみから給送する構成をとっていた。
【0003】例えば、従来の複写機では、読み取った原稿の画像を記録紙に記録する複写動作時には、記録がなされた記録紙の処理のしやすさ等から、前記原稿搬送装置が載置トレイ上の原稿を最終ページから給送(下分離給送)する構成をとっていることが多い。
【0004】しかしながら、FAX機能を備えた複写機では、読み取った原稿の画像を他の装置に送信する等のFAX動作時に、前記載置トレイ上の原稿を先頭ページから給送(上分離給送)する必要があった。
【0005】そこで、FAX動作を行う場合は上分離給送(先頭ページからの給送)を行い、複写動作を行う場合は下分離給送(最終ページからの給送)を行う原稿搬送装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、ステイプラ等で中綴じされた冊子(パンフレット等)を作る場合には、載置トレイ上に載置された原稿のページ順とは異なる順序で記録紙への複写を行う必要があった。
【0007】そこで、大容量メモリを設けて、該メモリに一旦全ての画像データを読み込んだ後、該画像データの記録紙への複写順を入れ替えて複写を行う構成が考えられるが、この構成では大容量メモリが必要なため、装置が高価になるという問題があった。
【0008】また、前記上分離給送と下分離給送を織り交ぜて実行し、前記冊子(記録紙の束)が所望のページ順序になるように原稿搬送する構成も考えられるが、この構成は比較的安価に構成可能な反面、前記原稿が1つの排出トレイ上に排出されるため、該原稿のページ順が元のページ順(載置トレイに載置した原稿のページ順)とは異なる順序で積載されてしまうという問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、比較的安価な構成で、排出される原稿が元のページ順(載置トレイ上に載置した原稿のページ順)とは異なる順序で積載されるのを防ぐことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、処理モードに応じて載置トレイ上の原稿を最上位又は最下位のどちらからでも分離給送することの可能な原稿搬送装置において、前記処理モードのうちの1つの処理モード中に前記載置トレイ上の原稿を最上位又は最下位から任意に給送した場合に、最下位から給送した原稿を前記載置トレイに載置した原稿向きと同じ向きで第1の排出トレイに排出し、最上位から給送した原稿を前記載置トレイに載置した原稿向きと逆向きで第2の排出トレイに排出するように構成したことを特徴とする。
【0011】上述の如く構成することにより、例えば、最下位の原稿と最上位の原稿を一枚ずつ給送して読取位置であるプラテンガラス上に並置する処理モードの場合に、読取後に排出される原稿は、最下位から給送されたものは載置トレイに載置した原稿向きと同じ向きで第1の排出トレイに排出され、最上位から給送されたものは載置トレイに載置した原稿向きと逆向きで第2の排出トレイに排出排出されるため、原稿のページ順が元のページ順(載置トレイ上に載置した原稿のページ順)とは異なる順序で積載されるのを防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を適用した原稿搬送装置の実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。尚、以下の説明では、画像形成装置に装備された原稿搬送装置を例示して説明する。
【0013】〔第1実施形態〕第1実施形態に係る原稿搬送装置について図面を参照して説明する。尚、本実施形態では、画像形成装置としてのFAX機能を有する複写機に装備された原稿搬送装置を例示している。図1は原稿搬送装置の概略構成を示す側断面図、図2は原稿搬送装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【0014】先ず、図1を用いて原稿搬送装置(以下RDFともいう)の構成について説明する。図1に示す原稿搬送装置は、画像面を上にしてトレイ上にセットした原稿束を、最下位又は最上位から一枚ずつ分離搬送することが可能な構成となっている。以下、最下位からの原稿分離搬送動作、最上位からの原稿分離搬送動作についてそれぞれ説明する。
【0015】先ず、原稿を最下位から分離搬送する動作(下分離搬送動作)について説明する。図1において、1は複数枚の原稿Sが載置可能な載置手段としての載置トレイである。このトレイ1は、載置した原稿Sの送り出し側(搬送方向先端側)が低くなるように原稿送り出し方向へ向かうにしたがって下方へ傾いて配置されている。これにより、給送される原稿Sは送り出し方向へ揃ってセットされる。尚、2は原稿ストッパであり、トレイ1上にセットされた原稿Sの先端部を規制する。
【0016】尚、この載置トレイ1は、原稿の循環搬送を行った際に、排出原稿を積載する排出トレイとしての役目も兼ねている。また、載置トレイ1への原稿のセットは、片面原稿の場合は画像面が上向きになるように、両面原稿の場合には先のページの画像面が上向きになるようにセットする。
【0017】更にトレイ1には、載置された原稿Sの幅方向(搬送方向と直交する方向)端部を規制するための原稿規制板(図示せず)が設けられている。前記トレイ1上に原稿Sを載置した後、前記規制板を原稿の幅方向にスライドさせて該原稿の端部に接することにより、給送時の原稿の斜行を防止するようにしている。また前記規制板には連動するボリューム(図示せず)が接続されており、該規制板の位置に応じた電圧値を検知することにより、原稿の幅方向のサイズ(長さ)を検知することができるようになっている。更にトレイ1には、原稿の搬送方向のサイズ(長さ)を検知する原稿搬送方向サイズ検知センサ27が設けられており、トレイ1上に載置された原稿Sがプラテンガラス15上に並置可能かどうかを検知することができるようになっている。
【0018】3は最下位側の原稿を送り出すための半月ローラであり、最下位原稿送り出し時に図中矢印方向に回転し、その下流側に位置する分離供給部へ原稿を送り出すものである。尚、前記トレイ1上に原稿がない場合には、半月ローラ3はその切欠部を上部に向けて停止するように制御されている。更にこの原稿送り出し時には、ピックアップソレノイド(図示せず)を動作させてピックアップローラ4を揺動させ、該ピックアップローラ4によってトレイ1上の原稿束の最上面を押圧するようにしている。これにより、原稿の搬送性が向上する。尚、この最下位からの原稿繰り出し時には前記ピックアップローラ4は回転しないように制御されている。
【0019】19はリサイクルレバーであり、最下位からの原稿給送を開始するに当たり、リサイクルモータ20aにより駆動され、トレイ1上にセットされた原稿束の最上面に載せられる。このリサイクルレバー19により、最終給送原稿と複写済原稿とを区別している。
【0020】前記分離供給部は、給送ローラ6と、分離ローラ7,8に張架された分離ベルト9とからなり、前記半月ローラ3によって繰り出された原稿を一枚ずつに分離し、下流側へ供給するものである。前記給送ローラ6は、複写時には図中矢印方向に回転してトレイ1から送り出された原稿を下流側へ給送する。(尚、このとき、ピックアップソレノイドを動作させ、ピックアップローラを回転させずに原稿束に押圧することにより、原稿搬送性を向上させる。)同時に分離ローラ7,8に張架された分離ベルト9は前記給送ローラ6とは反対方向の図中矢印方向に回転する。即ち、トレイ1から送り出された原稿を上流側へ戻すように回転する。従って、前記分離ベルト9は給送ローラ6との間で、トレイ1上から送り出された原稿のうち、最下位の原稿を一枚だけ下流側に供給する。尚、この分離供給部は分離モータ5によって駆動される。
【0021】前記分離供給部から送られてきた原稿は、互いに圧接されたレジストローラ11及び送りローラ12に挟み込まれ、給送モータ10aによって駆動される前記ローラ対11,12の図中矢印方向の回転により、画像読取位置であるプラテンガラス15上へ送られる。尚、図示していないが、前記原稿の画像を読み取るための読取手段は、プラテンガラス15上に送り込まれた原稿に沿って移動しつつ光を照射し、その反射光を画像情報として得るようになっている。
【0022】前記ローラ対11,12の下流側にはレジストセンサ22が配設されており、該レジストセンサ22で前記搬送原稿を検知している間に、クロック円板10bとクロックセンサ10cにより前記給送モータ10aのパルス量を測定している。これにより、原稿の搬送方向の長さを検知できる。尚、前記給送モータ10aは、後述する第1排出ローラ13a及び第2排出ローラ13bの駆動も兼ねている。
【0023】画像読取位置であるプラテンガラス15上の全面ベルト18は、原稿全面をプラテンガラス15に押圧するための広さを有する無端ベルトであり、その表面(原稿との接触面)はプラテンガラス15上で原稿を双方向(図中矢印A,B方向)に滑らせて搬送できるように十分な摩擦係数を有している。また前記全面ベルト18は、ベルトモータ14aによって駆動される駆動ローラ16及びターンローラ17間に張架されており、且つ全面ベルト18と駆動ローラ16が滑りをおこさないように構成されている。
【0024】ここで、複写機での複写設定が2部以上の場合は、読み取りが終了した原稿は循環搬送される。即ち、前記原稿は全面ベルト18の矢印A方向への回転により、前記送りローラ12に圧接された第1排出ローラ13aとのニップ部に送り込まれ、該ローラ対12,13aの図中矢印方向への回転により下流側に挟持搬送される。更に前記原稿は、第2排出ローラ13bと該ローラ13bの圧接位置に揺動された排出ローラの役目を兼ねるピックアップローラ4に挟み込まれ、載置トレイ1上(或いは該トレイ1上の原稿束上)に排出される。尚、読取終了後に排出される原稿と、これから給送される原稿とは前記リサイクルレバー19によって区別されているため、混ざってしまうことはない。
【0025】以上の動作を、トレイ1上の最終原稿(未処理原稿)が搬送されるまで、若しくはジャム等で動作が停止するまで繰り返す。
【0026】また、上述した原稿搬送動作を、複写動作を行わずに、一度原稿束に載せられたリサイクルレバー19が、最終原稿が搬送されて載置トレイ1上に落ちるまで行うことにより、載置原稿の枚数をカウントすることが可能な構成となっている。この原稿枚数がカウントでき、複写機にてその情報を知ることができることにより、片面原稿から両面コピーをとる場合等の、載置原稿が奇数枚時の処理等を適切に行うことが可能である。
【0027】また、複写機での複写設定が1部の場合は、読み取りが終了した原稿を循環搬送する必要はない。従って、前記原稿は全面ベルト18の矢印B方向への回転により、第3排出ローラ34のニップ部に送り込まれ、該ローラ34により第1排出トレイ38上に排出される。その際の搬送パスは、ソレノイド(図示せず)により駆動されるフラッパ36により、第1排出トレイ38側に切り換えられている。これにより、原稿搬送駆動部が一方向のみの動きとなるため、原稿移動距離、駆動方向切換時間が大幅に短縮され、原稿交換時間が短縮される。
【0028】また、先の原稿の画像読み取りが終了した後、次の原稿がプラテンガラス15上に並置できるならば、先の原稿をそのまま全面ベルト18で矢印B方向へ移動させ、次の原稿を給送してプラテンガラス15上に先の原稿と並置させることにより、更に原稿交換時間を短縮することが可能となる。
【0029】尚、前記第3排出ローラ34及び後述する第4排出モータ39は、排出モータ35aにより駆動される構成となっている。
【0030】次に、原稿を最上位から分離搬送する動作(上分離搬送動作)について説明する。先ず、上述した動作と同様にしてトレイ1上に原稿を載置し、不図示の原稿規制板をスライドさせて原稿端部を規制する。ここで、前記原稿搬送方向サイズ検知センサ27によって、トレイ1上に載置された原稿がプラテンガラス15上に並置可能かどうかが検知される。
【0031】そして、ピックアップソレノイドを動作させてピックアップローラ4を図中矢印方向に回転させながらトレイ1上の原稿束の最上面に押圧し、該原稿束の最上位側から分離供給部へ原稿を搬送する。尚、この時、半月ローラ3は図1に示す如き状態で停止している。更に、この搬送動作においては、読取終了後の原稿は第2排出トレイ33上に排出され、載置トレイ1上には戻らないため(非循環)、即ち最終給送原稿と複写済原稿とを区別する必要がないので、前記リサイクルレバー19は駆動しない。
【0032】前記分離供給部では、前述した最下位からの分離搬送時とは逆方向に、即ち分離モータ5を逆転駆動することにより、給送ローラ6及び分離ベルト9をそれぞれ図中矢印方向とは逆方向に回転させて最上位の原稿を一枚ずつ分離し、下流側へ供給する。尚、この分離供給部以降からプラテンガラス15までの原稿搬送動作は、前述した動作と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0033】そして、前述の如くしてプラテンガラス15上で不図示の読取手段によって原稿の画像が読み取られる。
【0034】そして、先の原稿の画像読み取りが終了した後、次の原稿がプラテンガラス15上に並置できるならば、先の原稿をそのまま全面ベルト18で矢印B方向へ移動させ、同時に次の原稿を分離・搬送して、プラテンガラス15上にて先の原稿と並置させる。
【0035】ここで、次の原稿がプラテンガラス15上に並置できないならば、先の原稿は更に全面ベルト18の矢印B方向への移動によりプラテンガラス15から排出され、切り換えられたフラッパ36を介して第4排出ローラ39により第2排出トレイ33上に排出される。そして、先の原稿の第2排出トレイ33上への排出後、次の原稿を給送してプラテンガラス15上にセットする。
【0036】また、読取終了後に排出される原稿には、処理済み原稿であることを識別するために、複写機から指令に基づいて後述する制御系によって駆動制御されるスタンプソレノイド28の駆動により、所定位置に処理済みのマークが押印される構成となっている。
【0037】以上の動作を、トレイ1上の最終原稿(未処理原稿)が搬送されるまで、若しくはジャム等で動作が停止するまで繰り返す。。
【0038】また、上分離搬送動作は先頭ページからの処理となり、原稿枚数を知る必要はないので、この場合には前述した原稿カウント動作は行わない。
【0039】尚、前述の如くして読み取られた画像情報は、複写時には複写機本体内の画像形成手段等により記録媒体に記録され、FAX時には他の装置に送られるようになっている。
【0040】次に、図2を参照して、原稿搬送装置の制御系の回路構成について説明する。本発明における装置の制御系は、図2に示すように、ワンチップマイクロコンピュータ(以下マイコン)Mを中心に構成されており、更に複写機のコントローラと通信を介して、信号の授受を行いながら各種の制御を行っている。
【0041】前記マイコンMの入力ポートI4〜I13、I15には、前述のレジストセンサ22、原稿検知センサ23、第1排出センサ21、反転センサ24、第2排出センサ25、RDF開閉センサ(図示せず)、リサイクルレバー19の基準位置検知センサ20b、原稿搬送方向サイズ検知センサ27、排出原稿仕切レバー30の基準位置センサ26、分離センサ31、第3排出センサ37の信号が各々入力されるようになっている。
【0042】また、マイコンMの割り込み端子INT1,INT2,INT3には、クロック円板14cとクロックセンサ14bとからなるベルトモータ14aのエンコーダ、クロック円板10cとクロックセンサ10cとからなる給送モータ10aのエンコーダ、及びクロック円板35cとクロックセンサ35bとからなる排出モータ35aのエンコーダから、それぞれ各モータ14a,10a,35aのエンコーダパルス信号(パルス量)が入力されるようになっている。これらは、原稿の搬送量(移動量)の基準クロックとなり、マイコン内部のカウンタ(図示せず)でカウントされるようになっている。
【0043】一方、前記マイコンMの出力ポートO4〜O14には、前述の分離モータ5、ベルトモータ14a、電磁ブレーキ14d、給送モータ10a、リサイクルモータ20a、電磁クラッチ32、スタンプソレノイド28b、排出原稿仕切レバー30の駆動モータ29、ピックアップローラ駆動ソレノイド(図示せず)、フラッパ36を切換駆動するフラッパソレノイド(図示せず)、排出モータ35aの動作信号が出力され、各々ドライバを介して各出力負荷を制御している。
【0044】また、複写機のコントローラと信号の授受を通信を介して行い、マイコンMの入力ポートI1〜I3、I14には各々原稿給送信号、原稿排出信号、動作モード信号、及びスタンプ押下信号が入力され、出力ポートO1〜O3からはCOPY要求信号、原稿検知信号、及び原稿サイズ信号が出力される。
【0045】また更にマイコンMには、制御プログラムが収納されているROM、演算等の作業領域としてのRAM、不揮発メモリであるEEROM、電圧値を読み取るためのA/Dコンバータ、出力電圧可変手段であるD/Aコンバータが接続されている。前記A/Dコンバータには、載置トレイ上に設けられた原稿規制板に連動して動くボリュームが接続されており、その電圧値を検出することにより前記トレイ上に載置された原稿の幅方向のサイズを検知することができる。
【0046】次に、図3〜図11を参照して、各処理モード(以下動作モードという)に応じた原稿の流れについて簡単に説明する。図3〜図11は各動作モード時における原稿の流れを示している。上述のRDFは、複写機からの動作モード信号に基づいて以下に示す各種原稿搬送動作を行う。
【0047】先ず、図3を用いて片面原稿モード時における原稿の下分離/循環搬送動作を説明する。載置トレイ1上の原稿Sを、最下位(原稿の最終ページ)から順番に一枚ずつ給送し、読取位置であるプラテンガラス上にセットする。そして、プラテンガラス上の原稿Sの画像を読み取る。読取終了後、プラテンガラス上の原稿Sを搬送し、排出トレイの役目を兼ねる載置トレイ1上に排出する。
【0048】尚、図3において、Aは原稿給送開始、Bは原稿給送中、Cは原稿セット完了・画像読み取り、Dは原稿排出開始、Eは原稿排出中の各状態を示している。
【0049】次に、図4を用いて片面原稿モード時における原稿の下分離/非循環搬送動作を説明する。載置トレイ1上の原稿Sを、最下位(原稿の最終ページ)から順番に一枚ずつ給送し、読取位置であるプラテンガラス上にセットする。そして、プラテンガラス上の原稿Sの画像を読み取る。読取終了後、プラテンガラス上の原稿Sを搬送し、第1排出トレイ38上に排出する。
【0050】尚、図4において、Aは原稿給送開始、Bは原稿給送中、Cは原稿セット完了・画像読み取り、Dは原稿排出開始、Eは原稿排出中の各状態を示している。
【0051】次に、図5を用いて両面原稿モード時における原稿の下分離搬送動作を説明する。この動作モードは、原稿を自動的に反転させ、該原稿の表面(1面目)と裏面(2面目)の画像を両方とも読み取るモードである。先ず、載置トレイ1上の原稿Sを、最下位(原稿の最終ページ)から一枚給送し、一旦プラテンガラス上にセットした後、反転搬送し、該原稿Sの裏面(2面目)からプラテンガラス上にセットする。そして、原稿Sの裏面(2面目)の画像を読み取る。読取終了後、前記原稿Sを再度反転搬送し、該原稿Sの表面(1面目)をプラテンガラス上にセットする。そして、原稿Sの表面(1面目)の画像を読み取る。読取終了後、プラテンガラス上の原稿Sを搬送し、排出トレイの役目を兼ねる載置トレイ1上に排出する。
【0052】尚、図5において、Aは原稿給送開始、Bは原稿給送中、Cは原稿反転開始、Dは原稿反転中、Eは原稿裏面(2面目)セット・画像読み取り、Fは原稿反転中、Gは原稿表面(1面目)セット・画像読み取り、Hは原稿排出の各状態を示している。
【0053】次に、図6を用いて2in1モード時における原稿の下分離搬送動作を説明する。この動作モードは、2枚の原稿を自動的に給送し、該2枚の原稿をプラテンガラス上に並置して読み取るモードである。載置トレイ1上の原稿Sを、最下位(原稿の最終ページ)から一枚給送し、まず1枚目の原稿S1を一旦プラテンガラス上に載置した後、反転搬送し、再度プラテンガラス上に載置する。その後、再び1枚目の原稿S1を反転搬送すると共に2枚目の原稿S2を給送して、該2枚目の原稿後端と1枚目の原稿先端の間隔がなくなるようにしつつ、該2枚目の原稿S2と1枚目の原稿S1を同時に搬送して、読取位置であるプラテンガラス上にセットする。そして、2枚の原稿S1,S2の画像を読み取る。画像読取後、プラテンガラス上の2枚の原稿S1,S2を排出トレイの役目を兼ねる載置トレイ1上に排出する。
【0054】尚、図6において、Aは1枚目原稿(下方原稿)給送、Bは1枚目原稿反転、Cは1枚目原稿反転開始・2枚目原稿(上方原稿)給送開始、Dは1枚目原稿反転・2枚目原稿(上方原稿)給送、Eは両原稿2in1給送、Fは両原稿2in1給送完了・画像読み取り、Gは原稿排出の各状態を示している。
【0055】次に、図7を用いて片面原稿モード時における原稿の上分離搬送動作を説明する。載置トレイ1上の原稿Sを、最上位(原稿の先頭ページ)から順番に一枚ずつ給送し、読取位置であるプラテンガラス上にセットする。そして、プラテンガラス上の原稿Sの画像を読み取る。読取終了後、プラテンガラス上の原稿Sを搬送し、第2排出トレイ33上に排出する。
【0056】尚、図7において、Aは原稿給送開始、Bは原稿給送中、Cは原稿セット完了・画像読み取り、Dは原稿排出開始、Eは原稿排出中の各状態を示している。
【0057】次に、図8を用いて両面原稿モード時における原稿の上分離搬送動作を説明する。この動作モードは、原稿を自動的に反転させ、該原稿の表面(1面目)と裏面(2面目)の画像を両方とも読み取るモードである。載置トレイ1上の原稿Sを、最上位(原稿の先頭ページ)から一枚給送し、該原稿Sの表面(1面目)からプラテンガラス上にセットする。そして、原稿Sの表面(1面目)の画像を読み取る。読取終了後、前記原稿Sを反転搬送し、該原稿Sの裏面(2面目)をプラテンガラス上にセットする。そして、原稿Sの裏面(2面目)の画像を読み取る。読取終了後、前記原稿Sを再度反転搬送し、第2排出トレイ33上に排出する。
【0058】尚、図8において、Aは原稿給送開始、Bは原稿給送中、Cは原稿表面(1面目)セット、画像読み取り、Dは原稿反転、Eは原稿裏面(2面目)セット・画像読み取り、Fは原稿反転、Gは原稿反転中、Hは原稿排出開始、Iは原稿排出中の各状態を示している。
【0059】次に、図9に2in1モード時における原稿の上分離搬送動作を説明する。この動作モードは、2枚の原稿を自動的に給送し、該2枚の原稿をプラテンガラス上に並置して読み取るモードである。載置トレイ1上の原稿Sを、最上位(原稿の先頭ページ)から一枚給送し、まず1枚目の原稿S1を一旦プラテンガラス上に載置した後、所定量逆方向に搬送する。その後、2枚目の原稿S2を給送・待機させて、1枚目の原稿後端と2枚目の原稿先端の間隔がなくなるようにした後、1枚目の原稿S1と2枚目の原稿S2を同時に搬送して、読取位置であるプラテンガラス上にセットする。そして、2枚の原稿S1,S2の画像を読み取る。画像読取後、プラテンガラス上の2枚の原稿S1,S2を第2排出トレイ33上に排出する。
【0060】尚、図9において、Aは1枚目原稿(上方原稿)給送、Bは1枚目原稿載置、Cは1枚目原稿所定量逆搬送・停止・2枚目原稿(下方原稿)給送開始、Dは両原稿2in1給送、Eは両原稿2in1給送完了・画像読み取り、Fは原稿排出の各状態を示している。
【0061】次に、図10及び図11を用いて本発明に係るステッチャーモード時における原稿の分離搬送動作を説明する。このステッチャーモードとは、図12に例示したような中綴じされた冊子(本実施形態では原稿8ページ(数字はページを示す)の場合を例示)を作成する場合に通常の原稿給送順序とは異なる順序で原稿を給送するモードである。尚、このステッチャーモードの場合は、以下説明する図10及び図11の分離給送動作を交互に行う。
【0062】先ず、図10を用いてステッチャーモード時の1枚目原稿下分離、2枚目原稿上分離の搬送動作を説明する。先ず載置トレイ1上の原稿Sを、最下位(原稿の最終ページ)から一枚給送し、1枚目の原稿Sdを一旦プラテンガラス上に載置した後、所定量逆方向に搬送する。次に、最上位(原稿の先頭ページ)から2枚目の原稿Suを一枚給送・待機させて、1枚目の原稿後端と2枚目の原稿先端の間隔がなくなるようにした後、1枚目の原稿Sdと2枚目の原稿Suを同時に搬送して、プラテンガラス上にセットする。そして、2枚の原稿Su,Sdの画像を読み取る。読取終了後、最下位から給送(下分離搬送)した原稿Sdを第1排出トレイ38上へ排出し、最上位から給送(上分離搬送)した原稿Suを第2排出トレイ33上へ排出する。
【0063】尚、図10において、Aは1枚目原稿(最下位原稿)給送、Bは1枚目原稿載置、Cは1枚目原稿所定量逆搬送・停止・2枚目原稿(最上位原稿)給送開始、Dは両原稿サドルステッチ給送、Eは両原稿サドルステッチ給送完了・画像読み取り、Fは原稿排出の各状態を示している。
【0064】次に、図11を用いてステッチャーモード時の1枚目原稿上分離、2枚目原稿下分離の搬送動作を説明する。先ず載置トレイ1上の原稿Sを、最上位(原稿の先頭ページ)から一枚給送し、1枚目の原稿Suを一旦プラテンガラス上に載置した後、所定量逆方向に搬送する。次に、最下位(原稿の最終ページ)から2枚目の原稿Sdを一枚給送・待機させて、1枚目の原稿後端と2枚目の原稿先端の間隔がなくなるようにした後、1枚目の原稿Suと2枚目の原稿Sdを同時に搬送して、プラテンガラス上にセットする。そして、2枚の原稿Sd,Suの画像を読み取る。読取終了後、最上位から給送(上分離搬送)した原稿Suを第2排出トレイ33上へ排出し、最下位から給送(下分離搬送)した原稿Sdを第1排出トレイ38上へ排出する。
【0065】尚、図11において、Aは1枚目原稿(最上位原稿)給送、Bは1枚目原稿載置、Cは1枚目原稿所定量逆搬送・停止・2枚目原稿(最下位原稿)給送開始、Dは両原稿サドルステッチ給送、Eは両原稿サドルステッチ給送完了・画像読み取り、Fは原稿排出の各状態を示している。
【0066】ステッチャーモードの場合は、図10及び図11に示した分離搬送動作を交互に行う。そして、読取終了後に、下分離で給送した原稿Sdを第1排出トレイ38上へ排出し、上分離で給送した原稿Suを第2排出トレイ33上へ排出することによって、原稿をページ順にソートすることができるので、比較的安価な構成で、原稿のページ順が元のページ順(載置トレイ1上に載置した原稿のページ順)とは異なる順序で積載されるのを防ぐことができる。
【0067】図13に最終原稿排出後の第1排出トレイ38と第2排出トレイ33上の原稿(本実施形態では原稿8ページ(数字はページを示す)の場合を例示)の様子を示す。但し、図中の原稿はわかりやすくするために実物よりは大きく描かれている。
【0068】次に、図14〜図16を参照して動作制御の流れを説明する。先ず、図14において、複写機からの動作モード信号をチェックして、下分離搬送動作であるかを判断する(step11)。
【0069】step11にて下分離搬送動作であり、step12にて原稿給送信号がオンしていれば、更に動作モード信号をチェックして、片面非循環モードであるかを判断する(step13)。step13にて片面非循環モード(下分離)であれば、step14にて図4を用いて説明した片面原稿搬送動作を行う。
【0070】step13にて片面非循環モードでなければ、step15にて片面循環モードであるかを判断する。step15にて片面循環モード(下分離)であれば、step19にて図3を用いて説明した片面原稿搬送動作を行う。この際、複写機からの原稿動作モードが原稿カウントモードとなり、原稿カウント動作を行うならば、前述した原稿カウント動作を片面原稿搬送動作に先立って行い、予め載置原稿枚数を検知しておくことが可能である(step16〜step18)。
【0071】step15にて片面循環モードでなければ、step20にて両面モードであるかを判断する。step20にて両面モード(下分離)であれば、step21にて図5を用いて説明した両面原稿搬送動作を行う。
【0072】step20にて両面モードでなければ、step22にて2in1モードであるかを判断する。step22にて2in1モード(下分離)であれば、step26にて図6を用いて説明した2in1原稿搬送動作を行う。この際、複写機からの原稿動作モードが原稿カウントモードとなり、原稿カウント動作を行うならば、前述した原稿カウント動作を2in1原稿搬送動作に先立って行い、予め載置原稿枚数を検知しておくことが可能である。(step23〜step25)
【0073】上記各下分離搬送動作は、複写機からの原稿排出信号がオンするまで続けられる。(step27,step28)
【0074】図14のstep11にて下分離動作でない場合には、図15のstep29に移行する。
【0075】step29にて上分離搬送動作であり、step30にて原稿給送信号がオンしていれば、更に動作モード信号をチェックして、片面モードであるかを判断する(step31)。step31にて片面モード(上分離)であれば、step32にて図7を用いて説明した片面原稿搬送動作を行う。
【0076】step31にて片面モードでなければ、step33にて両面モードであるかを判断する。step33にて両面モード(上分離)であれば、step34にて図8を用いて説明した両面原稿搬送動作を行う。
【0077】step33にて両面モードでなければ、step35にて2in1モードであるかを判断する。step35にて2in1モード(上分離)であれば、step36にて図9を用いて説明した2in1原稿搬送動作を行う。
【0078】上記各上分離搬送動作は、複写機からの原稿排出信号がオンするまで続けられる(step37,step38)。この際、原稿は先頭ページからの処理となり、原稿カウント動作を行う必要がないので、前述した原稿カウント動作は行わない。
【0079】図15のstep29にて上分離動作でない場合には、図16のstep39に移行する。
【0080】step39にて上分離/下分離混合動作であり、step40にて原稿給送信号がオンしていれば、更に動作モードをチェックして、ステッチャーモード(1枚目:下分離、2枚目:上分離)であるかを判断する(step41)。
【0081】step41にてステッチャーモード(1枚目:下分離、2枚目:上分離)であれば、step45にて図10を用いて説明したステッチャーモード搬送動作を行う。この際、複写機からの原稿動作モードが原稿カウントモードとなり、原稿カウント動作を行うならば、前述した原稿カウント動作をステッチャーモード搬送動作に先立って行い、予め載置原稿枚数を検知しておくことが可能である(step42〜step44)。
【0082】step41にてステッチャーモード(1枚目:下分離、2枚目:上分離)でなければ、step46にてステッチャーモード(1枚目:上分離、2枚目:下分離)であるかを判断する。
【0083】step46にてステッチャーモード(1枚目:上分離、2枚目:下分離)であれば、step47にて図11を用いて説明したステッチャーモード搬送動作を行う。
【0084】上記ステッチャーモード動作は、前述したように交互に行われ、複写機からの原稿排出信号がオンするまで続けられる(step48,step49)。
【0085】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、中綴じした冊子を作成する場合として、原稿が8ページの場合を例示したが、これに限定されるものではなく、原稿が何ページであっても本発明は有効である。
【0086】また前述した実施形態では、電子写真方式を用いた画像形成装置を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式、熱転写方式等の他の記録方式を用いた画像形成装置であっても本発明は有効である。
【0087】また前述した実施形態では、画像形成装置としてFAX機能を有する複写機を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばファクシミリ、プリンタ、スキャナ等の他の画像形成装置であっても本発明は有効である。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、処理モードのうちの1つの処理モード中に載置トレイ上の原稿を最上位又は最下位から任意に給送した場合に、最下位から給送した原稿を載置トレイに載置した原稿向きと同じ向きで第1の排出トレイに排出し、最上位から給送した原稿を載置トレイに載置した原稿向きと逆向きで第2の排出トレイに排出するように構成したので、例えば、最下位の原稿と最上位の原稿を一枚ずつ給送して読取位置であるプラテンガラス上に並置する処理モードの場合に、読取後に排出される原稿は、最下位から給送されたものは載置トレイに載置した原稿向きと同じ向きで第1の排出トレイに排出され、最上位から給送されたものは載置トレイに載置した原稿向きと逆向きで第2の排出トレイに排出されるため、比較的安価な構成で、原稿のページ順が元のページ順(載置トレイ上に載置した原稿のページ順)とは異なる順序で積載されるのを防ぐことができる。




 

 


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