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発明の名称 シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−11696
公開日 平成11年(1999)1月19日
出願番号 特願平9−172487
出願日 平成9年(1997)6月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫
発明者 高橋 誠二
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 本体に設けられたシート収容部に積載収容された複数のシートを給送部により一枚づつ分離給送するシート給送装置において、前記シート収容部に、複数のシートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段にスライド自在に取り付けられると共に該シート収容手段に収容されたシートを露出又は遮蔽するカバー手段と、を備えたシート収容装置を着脱自在に装着することを特徴とするシート給送装置。
【請求項2】 前記カバー手段は、前記シート収容部への装着の際には、前記シートを露出する方向にスライドし、前記シート収容部からの離脱の際には、前記シートを遮蔽する方向にスライドするように構成されていることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
【請求項3】 前記シート収容装置は、前記シート収容部に該シート収容装置を装着保持するための結合手段を前記カバー手段に設ける一方、該カバー手段は前記結合手段の結合動作及び解除動作に連動してスライドすることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
【請求項4】 前記シート収容装置に、前記シート収容手段に収容されたシートに関する情報を保持する情報保持手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
【請求項5】 前記シート収容装置に、前記給送部に備えられた給送手段に圧接して該給送手段を清浄する清浄手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
【請求項6】 前記清浄手段は、前記シート収容装置が装着された際、前記カバー手段の、前記給送手段に臨む位置に設けられていることを特徴とする請求項4記載のシート給送装置。
【請求項7】 シート給送装置と、前記シート給送装置から送り出されるシートに画像を記録する画像形成手段とを有する画像形成装置において、前記シート給送装置は前記請求項1乃至6のいずれかに記載のものであることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】 本体に設けられたシート収容部に積載収容された複数のシートを給送部により一枚づつ分離給送するシート給送装置と、前記シート給送装置から送り出されるシートに画像を記録する画像形成手段とを備えた画像形成装置において、前記シート給送装置のシート収容部に、複数のシートを収容するシート収容手段と、該シート収容部と結合する結合手段と、前記シート収容手段にスライド自在に取り付けられると共に、収容されたシートを露出又は遮蔽するカバー手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに関する情報を保持する情報保持手段と、を備えたシート収容装置を着脱自在に装着する一方、前記本体に情報保持手段に保持された情報を検出する検出手段と、前記検出手段から検出結果が入力されることにより前記シート収容部に前記シート収容装置が装着されたことを判断すると共に、検出された前記シートに関する情報に応じて前記シート給送装置の給送動作の制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】 前記シート収容装置に、前記給送部に備えられた給送手段に圧接して該給送手段を清浄する清浄手段を設けると共に、前記清浄手段を前記給送手段に圧接させる方向に移動させる移動手段を備える一方、前記制御手段は、所定のタイミングで前記清浄手段を給送手段に圧接させるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
【請求項10】 前記情報保持手段に収容シート枚数情報を保持させると共に、前記シート収容装置の分離給送されたシートの枚数を計数する計数手段を備え、前記制御手段は、前記収容シート枚数情報及び前記計数手段による計数結果に応じて前記シート給送装置の給送動作及び前記移動手段の動作の制御を行うことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】本発明は、シートを給送するシート給送装置及びシート給送装置を備えた画像形成装置に関し、特にシート給送装置のシート収容部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等に於ける情報出力装置としての記録装置(プリンタ)や複写機、ファクシミリ、その他各種のシート使用機器等の画像形成装置において、シート材収容部(シート材積載台、同トレイ、同デッキ、着脱式給紙カセット、手差し給紙台等)に積載されたシートを画像形成部、露光部、加工部等のシート材処理部へ給送するシート給送装置を備えたものがある。
【0003】ところで、画像形成装置の一例である、所望される文字や画像等の記録情報を用紙やフイルム等シート状の記録媒体に記録を行う記録装置として良く知られたものにプリンタがある。そして、近年のプリンタにおいては、シートを束状に積載し、このシート束からシートを一枚づつ分離して給送する自動給送装置が備えられているものがよく知られている。なお、この自動給送装置としては、プリンタに一体的に設けられているものや、シート収容装置であるカセットにシートを収容すると共に、このカセットをプリンタに着脱自在に装着し、このカセットからシートを給送するものなどが一般的である。
【0004】一方、記録情報の作成や編集を行うワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等の装置にあっては装置の機能の向上と共に低価格が進み、更にはデジタルカメラ、スキャナやCDROMドライブ等の情報入力装置や先のプリンタなどの記録装置のカラー化、低価格化等により様々な情報が容易に記録可能になっている。
【0005】そして、このような情報処理装置やプリンタの使用環境にあって、シート等の記録媒体においては、これまでのコピー用紙等一般的な紙種に加え、高画質化のため写真調の光沢感に富んだ用紙や、カラー記録の際の色再現性の優れたコート紙等の特殊用紙が用いられる様になる一方、昨今の環境への配慮などから再生紙などの記録媒体も用いられるなど記録媒体の多様化も目覚ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような従来のシート給送装置において、プリンタに一体的に設けられた自動給紙装置については、シートの自動給送部へのセットに際してシートをあらかじめ束状に整列させてからセットしなければならなかったり、シートのガイド部材等をシートのサイズ等に応じて適切に設定しなければならないと言った複雑な操作や、セットしたシートに雰囲気中の挨、塵などが付着したりして自動給送装置による給送に適さない状態になる事があるといった保管性能などの問題がある。
【0007】そこで、これらの問題を解決する方法として先に述べたプリンタに着脱自在なカセット等にシートを収容するようにした自動給紙装置があるが、カセット式の自動給紙装置の場合、使用できるシートのサイズ等多様性に対応するためプリンタには専用のカセットを挿入するための開口部等専用の装着部を設けており、このためプリンタが大型化してしまうという問題がある。
【0008】一方、様々な性質をもつ記録媒体の使用において、記録媒体の表面の性質などにより先の自動給送装置による給送性能が発揮できない場合がある。例えば、特殊なコート紙のコート材や、再生紙の紙粉、織維などが自動給紙装置の給紙ローラに付着等して、給紙ローラの記録媒体に対する摩擦係数を低下させるという問題がある。
【0009】なお、この問題を解決するため給送ローラのクリーニング部材を設け、必要に応じて使用者が自動給送装置の給送ローラに先のクリーニング部材を当接するようセットし、自動給送装置を動作させることで給送ローラのクリーニングを行なう例もあるが、この場合には操作が複雑であるとともに、使用者にとってはいつ該クリーニング操作をしたらよいか等不便さを有するという問題がある。
【0010】そこで、本発明は係る問題点を解決するためになされたものであり、シートの保管性及び取扱性を向上することのできると共に、分離給送性能を保つことのできるシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体に設けられたシート収容部に積載収容された複数のシートを給送部により一枚づつ分離給送するシート給送装置において、前記シート収容部に、複数のシートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段にスライド自在に取り付けられると共に該シート収容手段に収容されたシートを露出又は遮蔽するカバー手段と、を備えたシート収容装置を着脱自在に装着することを特徴とするものである。
【0012】また本発明は、前記カバー手段は、前記シート収容部への装着の際には、前記シートを露出する方向にスライドし、前記シート収容部からの離脱の際には、前記シートを遮蔽する方向にスライドするように構成されていることを特徴とするものである。
【0013】また本発明は、前記シート収容装置は、前記シート収容部に該シート収容装置を装着保持するための結合手段を前記カバー手段に設ける一方、該カバー手段は前記結合手段の結合動作及び解除動作に連動してスライドすることを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記シート収容装置に、前記シート収容手段に収容されたシートに関する情報を保持する情報保持手段を設けたことを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記シート収容装置に、前記給送部に備えられた給送手段に圧接して該給送手段を清浄する清浄手段を設けたことを特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記清浄手段は、前記シート収容装置が装着された際、前記カバー手段の、前記給送手段に臨む位置に設けられていることを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、シート給送装置と、前記シート給送装置から送り出されるシートに画像を記録する画像形成手段とを有する画像形成装置において、前記シート給送装置は前記請求項1乃至6のいずれかに記載のものであることを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、本体に設けられたシート収容部に積載収容された複数のシートを給送部により一枚づつ分離給送するシート給送装置と、前記シート給送装置から送り出されるシートに画像を記録する画像形成手段とを備えた画像形成装置において、前記シート給送装置のシート収容部に、複数のシートを収容するシート収容手段と、該シート収容部と結合する結合手段と、前記シート収容手段にスライド自在に取り付けられると共に、収容されたシートを露出又は遮蔽するカバー手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに関する情報を保持する情報保持手段と、を備えたシート収容装置を着脱自在に装着する一方、前記本体に情報保持手段に保持された情報を検出する検出手段と、前記検出手段から検出結果が入力されることにより前記シート収容部に前記シート収容装置が装着されたことを判断すると共に、検出された前記シートに関する情報に応じて前記シート給送装置の給送動作の制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記シート収容装置に、前記給送部に備えられた給送手段に圧接して該給送手段を清浄する清浄手段を設けると共に、前記清浄手段を前記給送手段に圧接させる方向に移動させる移動手段を備える一方、前記制御手段は、所定のタイミングで前記清浄手段を給送手段に圧接させるよう前記移動手段を制御することを特徴とするものである。
【0020】また本発明は、前記情報保持手段に収容シート枚数情報を保持させると共に、前記シート収容装置の分離給送されたシートの枚数を計数する計数手段を備え、前記制御手段は、前記収容シート枚数情報及び前記計数手段による計数結果に応じて前記シート給送装置の給送動作及び前記移動手段の動作の制御を行うことを特徴とするものである。
【0021】また本発明のように、シート給送装置のシート収容部に、複数のシートを収容するシート収容手段と、シート収容手段にスライド自在に取り付けられると共に、シート収容手段に収容されたシートを露出又は遮蔽するカバー手段と、シート収容手段に収容されたシートに関する情報を保持する情報保持手段とを備えたシート収容装置を着脱自在に装着することにより、シートをシート収容部に簡単にセットすることができるようにする。
【0022】また本発明のように、カバー手段を、シート収容部への装着の際にはシートを露出する方向にスライドし、シート収容部からの離脱の際にはシートを遮蔽する方向にスライドするように構成することにより、シートに雰囲気中の挨、塵などが付着するのを防ぐことができるようにする。
【0023】また本発明のように、シート収容装置に清浄手段を設け、この清浄手段を給送部に備えられた給送手段に圧接させて給送手段を清浄することにより、給送手段の給送性能を保つことができるようにする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0025】図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の斜視図、図2はその断面図である。
【0026】図1、2において、1は用紙やフィルム等のシート状の記録媒体(以下シートという)Sを記録装置本体(以下装置本体という)1Aの内部へ自動的に給送するようシート給送装置にて構成される自動給送部、2は自動給送部1に設けられた給送ローラ104により1枚ずつ送出されるシートSを図2の矢印Aに示すように所定の記録位置に導き、記録後はシートSを排出部3に導く搬送部、4は搬送部2に搬送されるシートSに対して記録ヘッド401により記録を行なう記録部である。
【0027】また、5は記録部4の上部に配置され、不図示のホストコンピュータ等から送付される記録情報や装置本体内部に設けられた各種のセンサの検出結果に基づいて装置本体1Aの記録動作を制御する制御部であるコントロール部である。
【0028】ここで、自動給送部1は、伸縮自在な2枚の受け板からなる用紙受け101と、回動軸102Aに一端が支持され、他端が圧接バネ103のバネ力により給送ローラ104に向けて当接される圧板102等で構成されており、不図示の歯車列や駆動切り替え手段を介して駆動される搬送部2の搬送ローラ201と連動する給送ローラ104により用紙受け101上にセットされている用紙束105から一枚ずつシートSを送出するようなっている。
【0029】さらに、この自動給送部1にはシートSの幅方向側端部をガイドする一対のガイド部材106,107がシートSの幅方向に設けられている。なお、これらのガイド部材106,107のうちの一方のガイド部材107は図1の矢印Bで示したシートSの幅方向に不図示のスライド機構によって移動可能に設けられている。また、他方のガイド部材106は記録部4に対するシートSの記録位置を決めると共に、シート搬送の際、一方のガイド部材107と共にシートの斜行を防止するためのものである。
【0030】ところで、これら用紙受け101、圧板102及びガイド部材106,107によって自動給送部1におけるシート収容部1Bが構成されており、このシート収容部1Bに束状のシートを積載収容して使用するようにしている。また、このシート収容部1Bには、後述するシート収容装置が着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0031】一方、一対のガイド部材106,107には突起部108,109がシートの幅方向内側に向けて設けられている。ここで、この突起部108,109は、後述するシート収容装置をシート収容部1Bに装着する際、シート収容装置に設けられた嵌合溝と嵌合してシート収容装置を保持するためのものである。なお、この突起部108,109はシートの積載高さ方向において、シートの積載下面より所定の距離、例えば本実施の形態に於いては10mmの距離をもって備えられており、シート収容装置を用いない場合には、この突起部108,109と、シート収容部1Bの底面との間に束状のシートが収容されるようになっている。
【0032】また、搬送手段である搬送部2は、自動給送部1から送出されるシートSを、記録部4の記録ヘッド401に設けられた記録手段であるインク吐出用のノズル410に対向した位置に導くため、後述する図3に示す搬送モータ207により不図示のギヤ列を介して駆動される搬送ローラ201と、ピンチローラ202と、搬送ローラ201に連動し、排出ローラ203に駆動力を伝達する伝達ギヤ204と、不図示のコイルバネを介して支持される拍車205と、プラテン部206とを備えている。なお、プラテン部206は搬送ローラ201及びピンチローラ202とによって搬送されたシートSの先端部を排紙ローラ203及び拍車205へ案内するようになっている。
【0033】また、排出部3は、装置本体1Aに取り付けられたトレイと302と、排出される用紙Sの長さに応じて伸縮可能なスライドトレイ301とで構成されている。なお、このスライドトレイ301の先端には排出される用紙Sが落下しないようストッパ303が設けられている。
【0034】また、記録部4はノズル410を備えた記録ヘッド401を搭載するキャリッジ402、キヤリッジ402をタイミングベルト406により搬送方向と直交する方向(図2において紙面と垂直な方向)に案内する2つの案内軸403,404、記録ヘッド401に各色のインクを供給する記録材供給手段であるインクタンク405を備えている。なお、本実施の形態において、このノズル410は、カラー記録が可能なようにイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのインクを吐出するようになっている。
【0035】さらに、この記録部4は、キャリッジ402の位置を検出するため、不図示のフイルムに所定の間隔で形成されたスリットを備えた構成のエンコーダ407及びキヤリッジ402に設けられ、エンコーダ407のスリットを検出するエンコーダセンサ408、キヤリッジ402を移動走査させるキャリッジモータであるDCモータ409等から構成されている。
【0036】なお、キャリッジ402の位置は、キャリッジ402の走査軌道上に設けられ、キャリッジ402に備えられた透過型のフォトセンサ等で構成されるホームセンサ411aによって検出される検出部材411bの位置を基準とし、キヤリッジ402の走査に伴ってエンコーダ407のスリットとエンコーダセンサ408によって随時検出される構成となっている。
【0037】また、コントロール部5は、コントロールボード502、パネルボード503、操作パネル504とを備えている。なお、501はコントロールボード502とパネルボード503とを覆うインナカバ−であり、操作パネル504は、このインナカバー501の上面に露出している。
【0038】また、図2において、6は装置本体1Aの下部ケース部であり、601は下部ケース部6に収容固定される電源部、602は記録ヘッド401から不図示の吐出回復処理部によるインクの吸引など吐出回復動作のために排出されたインクを収容する排インクタンクである。10は、装置本体1Aの側壁面を形成する側面ケースである。
【0039】ところで、図3は本実施の形態に係るコントロール部5の制御構成を示すブロック図である。同図において、506は記録装置全体の制御を行うMPUであり、制御上の時間管理を行うタイマー507を備えている。508はMPU506の制御プログラム等を収めたROMであり、509はMPU506の制御実行時ワークエリヤや、エンコーダ407、エンコーダセンサ部408によるキャリッジ402の速度等の情報を蓄えるRAMである。510は記録装置の電源がOFFされても情報の保持が可能なEEPROMである。
【0040】511はホストコンピュータ等から送付される記録情報等に応じて記録ヘッド401のノズル410からインクを吐出させるよう不図示の吐出ヒータを駆動する吐出ヒータドライバであり、512はキャリッジ402をタイミングベルト406や不図示のプーリ等を介して駆動させるDCモータ409を駆動するキャリッジモータドライバである。513は搬送ローラ201や給送ローラ104を駆動させるための搬送モータ207を駆動制御する搬送モータドライバである。
【0041】514は搬送部2内でのシートSの有無し状態や、シートSの先端や後端を検出するための紙センサであり、本実施の形態では給送ローラ104の下流側に各々設けられている。516は装置本体1Aとホストコンピュータ等の電子機器とを接続するインターフェイス部であり、インターフェイス部516を介してコントロール部5はホストコンピュータ等と情報の交換が可能に構成されている。
【0042】また、515はバーコードセンサであり、このバーコードセンサ515は後述するシート収容装置に設けられたバーコードに保持されているシート収容装置に収容されているシートの種類等の情報を検知識別するための検知手段となるものである。なお、MPU506は、このバーコードセンサ515からに識別信号によりシート収容部1Bにシート収容装置が取り付けられたか否かを判断することができるようになっている。
【0043】ところで、図4はシートを収容すると共に、既述したようにシート収容部1Bに着脱自在に取り付けられるシート収容装置7の概略を示すものであり、図5は、その断面図である。
【0044】図4、5において、701は、シートの収容手段であるシートケースであり、装着側端部に形成された開口部711からシートを束状に収容するようにしている。そして、このシートケース701には、収容されたシートを自動給送部1の給送ローラ104に当接させるための圧板709、バネ部材710及びシート束よりシートSを分離するための、例えば爪状の分離部材703が設けられている。なお、本実施の形態の場合、圧板709、バネ材710、分離部材703は薄い板金等で一体的に構成されておりシートケース701に接着などの方法で固定的に備えられている。
【0045】702はシートケース701にスライド可能に取り付けられたカバー手段で有るカバー部材であり、このカバー部材702は、通常は開口部711を覆う位置にあり、シート収容装置7をシート収容部1Bへ装着する際には、スライドして開口部711を解放する位置に移動し、シートケース701に収容されたシートを露出させる構成となっている。
【0046】ところで、シートケース701とカバー部材702とは弾性部材707を介して弾性的に接続されており、シート収容装置7をシート収容部1Bへ装着する際、カバー部材702は、この弾性部材707に抗しながら開口部711を解放する位置にスライドするようになっている。
【0047】なお、704、706は、弾性部材707を係止するようシートケース701及びカバー部材702にそれぞれ設けられた係止部である。また、705は、シートケース701に設けられた位置決め部材であり、通常、この位置決め部材705に係止部706を当接させることによりカバー部材702は開口部711を覆う位置に保持されるようになっている。
【0048】一方、このカバー部材702の両側面部には、シート収容装置7をシート収容部1Bへ装着する際、自動給送部1のガイド部材106,107に設けられた突起部108,109と嵌合してシート収容装置7をシート収容部1Bに結合するための結合手段で有る嵌合溝712がそれぞれ形成されている。そして、シート収容部1Bへ装着する際、この嵌合溝712に突起部108,109を嵌合させながらシート収容装置7を装着するようにしている。
【0049】そして、このように装着すると、突起部108,109に押圧されて、カバー部材702が開口部711を解放する方向に、弾性部材707の弾性力に抗しながらスライドするようになっている。なお、図6はカバー部材702がスライドした状態を示すものであり、図7はシート収容装置7がシート収容部1Bに装着された状態を示すものである。
【0050】ところで、図6において、708はシートケース701の側壁面に設けられ、、例えば収容されたシートの種類等の情報を保持する情報保持手段の一例であるバーコードであり、このバーコード708はカバー部材702のスライドによって露出するようになっている。一方、装置本体1Aには、バーコードセンサ515(図3参照)が設けられており、カバー部材702のスライドによりバーコード708が露出した際、バーコードセンサ515は、このバーコード708を読み取ることにより収容されたシートの種類等の情報を検出するようになっている。
【0051】なお、シート収容装置7をシート収容部1Bから離脱した際には、カバー部材702は弾性部材707の弾性力により位置決め部材705が弾性部材707の係止部706と当接する位置までスライドするようになっており、これにより開口部711やバーコード708が覆われるようになっている。
【0052】そして、このように構成されたシート収容装置7は、通常は弾性部材707により開口部711が閉じられた状態となり、シートSの保管箱として機能する。さらに、不図示のパーケージ部材によりあらかじめ所定のシートを収容し、シート収容装置全体を袋状にパッケージされた場合には、製造者から使用者に渡るまでの流通時の梱包箱としても機能する構成となっている。
【0053】次に、このように構成されたシート収容装置7を装着した記録装置のシート給送動作について図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0054】記録開始命令が不図示のホストコンピュータ等電子機器よりIF部516を介してコントロール部5に送られると、MPU506はバーコードセンサ515からのバーコード情報の有無を調べる(S1)。そして、バーコードセンサ515からのバーコード情報が無い場合には(S1のNo)、シート収容部1Bにシート収容装置7が装着されていないと判断し、シート収容部1Bに収容されたシートを給送して記録する動作を行う。
【0055】一方、図7に示すようにシート収容装置7が装着された場合、カバー部材702がスライドし、開口部711を解放すると共にバーコード708が露出するので、バーコードセンサ515はバーコード708を読み取り、MPU506にはバーコード情報が入力される。そして、このようにバーコードセンサ515からのバーコード情報が有る場合には(S1のYes)、シート収容装置7が装着されていると判断すると共にバーコード708の保持しているバーコード情報、例えばシート収容装置7に収容されているシートはコート紙であることを認識する(S2)。
【0056】次に、MPU506は、シート幅方向の記録開始の位置基準を取得する(S3)。ここで、シート収容装置7が装着されている場合には、図9に示すように記録位置はホーム位置411bから距離l2 だけシート幅方向内側に入った位置がシートSの側端の位置になるため、この位置を記録開始のための位置基準とする。なお、シート収容装置7が装着されていない場合には、自動給送部1に固定的に設けられたガイド部位材106を記録開始のための位置基準としており、この場合、シートSの側端部の位置は、ホーム位置411bから距離l1 だけシート幅方向内側の位置である。
【0057】次に、MPU506は紙センサ514により装置本体1Aの内部にシートが無いかどうか確認し(S4)、シートが有る場合には(S4のNo)、搬送ローラ201を駆動し、シートを装置本体1Aの外部へ排出する(S5)。なお、シートが装置本体1Aの内部に無い場合には(S4のYes)、自動給送部1の給送ローラ104を駆動してシートの給送を開始し(S6)、シート収容装置7よりシートSを紙センサ514に到達するまで給送する(S7及びS8)。
【0058】次に、紙センサ514によりシートの先端部を検出した後所定の量を給送し、その後搬送ローラ201を駆動し(S9)、記録を開始する(S10)。ここで、記録に際してMPU506は先に説明した記録開始の位置基準及びバーコード708の情報に応じて記録終了が命令されるまで記録を行なう(S11)。そして、記録が終了した場合には搬送ローラ201により装置本体1Aの外部ヘシートSを排出し(S12)、一連の記録動作を終了する。
【0059】このように、記録装置のシート収容部1Bにシート収容装置7を装着する構成としたため記録装置の小型化を図ることができる。また、記録装置においてシート収容装置7を装着しなくとも使用できる構成としたため、記録装置のシートのサイズ等に対する汎用性を失わないようにすることができる。さらに、シート収容装置7に収容されるシートに応じた情報を保持したため記録に先立つ設定等の操作が簡単となる。また、シート収容装置7に、収容されるシートに応じた分離部材を設けることにより、シートの給送性能を向上することができる。
【0060】一方、シート収容装置7をシート収容部1Bに装着する構成としたことで、シートをセットする手間が少なくなり、操作性が向上する。また、カバー部材702によりシートSを覆う構成としたためシートSの保管性が優れ、さらにシート収容装置7にあらかじめ所定のシートを収容した後、シート収容装置全体をパッケージして流通時の梱包箱として構成することにより、シートの取扱性が優れるようになる。
【0061】なお、これまでの説明においてシート収容装置7のカバー部材702を、装着に際してスライドする構成としたが、本発明はこれに限らず所定の軸を中心に回動する構成も好適である。また、分離部材703による分離方式も、爪分離方式に限らず、収容されるシートの性質に応じて所定のすき間を有してなるすき間分離方式など様々な構成が考えられる。さらに、圧板やバネ部材の構成等もさまざまな構成が好適に用いられる。また、シート収容装置7の情報保持手段としてバーコードを例に挙げたがバーコード以外の磁気を利用したものやIC等の情報保持手段も考えられる。
【0062】なお、本実施の形態においてシート収容装置7は収容されたシートが無くなった場合にはシートを補充して使用しても構わず、この場合にはバーコード等の情報保持部材をシートに応じて別途設け、このバーコードを接着等の方法によりシート収容装置に備える構成とする事も考えられる。
【0063】次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0064】図10は、本実施の形態に係るシート給送装置に着脱自在に装着されるシート収容装置の斜視図である。同図において、8はシート収容装置であり、このシート収容装置8は、記録装置によるシートSの給送性能を更に向上させるため給送ローラ104を清浄する清浄手段であるクリーニング部材809が設けられている。
【0065】ここで、このクリーニング部材809は、シート収容装置8のカバー部材802の外側の、シート収容装置8がシート収納部1Bに装着された際、自動給紙部1の給送ローラ104に対向する位置に設けられている。なお、本実施の形態において、クリーニング部材809の材質としては、ゴム材や多孔性の樹脂材、又は粘着性を有するものであり、給送ローラ104はクリーニング部材809と圧接しながら回転することで給送ローラ104の表面に付着した挨、紙粉等を除去する構成となっている。
【0066】また、本実施の形態において、バーコード808には、シートの種類と、収納枚数の情報が保持されている。
【0067】図11は、このようなシート収容装置8を好適に装着できる記録装置のコントロール部5の制御構成を示すブロック図である。同図において、517は、ソレノイドであり、このソレノイド517は、自動給送部1に設けられたシート収容装置8との結合手段である突起部108,109(図1参照)に不図示のバネ材等を介して接続されたものである。
【0068】ここで、このソレノイド517はMPU506からの指示に応じて通電駆動されるようになっており、通電駆動された場合には突起部108.109をシート収容装置8の嵌合溝812と嵌合しない位置に退避するようにしている。また、通電駆動されない場合には、第1の実施の形態と同様シート収容装置8の嵌合溝812と嵌合する位置に突出させるようにしている。
【0069】一方、518は、紙センサ514によるシートの先端及び後端部の検出に基づいて記録枚数を計数する計数手段としてのカウンタであり、このカウンタ518の計数結果は不揮発性メモリであるEEPROM510に蓄えられるようになっている。
【0070】次に、このように構成された場合の本実施の形態に係る給送ローラ104のクリーニング動作について図12に示すフローチャートを用いて説明する。
【0071】図12に示した動作の流れにおいて、記録装置にシート収容装置8が装着され、シート収容装置8に収容されたシートが記録装置の外に排出されるまでの動作、即ち装着されたシート収容装置8のバーコード情報、即ちシートの種類及び収納枚数情報の認識S20、記録動作S21、記録終了の判断S22、シートの排出動作S23は図8に説明した動作に基づいて行なわれる。
【0072】一方、シートの排出動作終了後、MPU506は、記録枚数をカウントし(S24)、そのカウント結果を制御部5のEEPROM508に格納する。なお、記録枚数のカウントはシートの排出動作毎にEEPROM508に格納された先のカウント値を例えば1づづ加算するなどすることによりシート収容装置8のシートの使用枚数の計数を行なっている。
【0073】そして、MPU506はEEPROM508に格納された記録枚数のカウント結果と、バーコード情報に基づいてシート収容装置8にシートが有るか否かを判断する(S25)。その結果、シートがシート収容装置8に残っていると判断された場合には(S25のYes)、次にホストコンピュータ等からの記録命令の有無をチェックし(S26)、記録命令がある場合には(S26のYes)、記録動作を続行する。また、記録命令がなければ(S26のNo)、一連の動作をそのまま終了する。
【0074】一方、シートが無いと判断された場合には(S25のNo)、MPU506はソレノイド517を駆動(ON)して突起部108、109を退避させ、シート収容装置8の嵌合溝812との嵌合を解除する(S27)。
【0075】さらにこのとき、MPU506はソレノイド517と共に搬送モータ207を所定量駆動し、自動給送部1の圧板102を給送ローラ104から離脱する方向に解除する(S28)。この動作によりカバー部材802は弾性部材807によってスライドし、シートケース801の開口部を覆うとともにカバー部材802に設けられたクリーニング部材809が給送ローラ104に対向する様に位置される。
【0076】次に、給送ローラ104を清浄するよう、この洗浄の場合には移動手段として動作する搬送モータ207を駆動して自動給送部1の圧板102を給送ローラ104方向へ駆動し、この圧板102を介してシート収容装置8のクリーニング部材809を、図13に示すように給送ローラ104に圧接すると共に給送ローラ104を回転させる(S29)。そして、この給送ローラ104の所定量の回転により給送ローラ104のクリーニング動作が行なわれる。なお、本実施の形態の場合、給送ローラ104のクリーニング動作のための回転量は、シートの給送動作の2倍である2回転を行なっている。
【0077】そして、この給送ローラ104のクリーニング動作の後、シート収容装置8のシート無しをホストコンピュータ等を介して報知し(S30)、シート収容装置8の交換等を通知し、一連の動作を終了する。
【0078】これまで説明したように、シート収容装置8に給送ローラ104のクリーニング部材809を設け、所定のタイミングで給送ローラ104のクリーニング動作を行なう様にしたため、給送ローラ104の給送性能を低下を防止できる。また給送ローラ104のクリーニング動作タイミングをシート収容装置8に収容されるシートに応じて設定できる構成としたため、シートに応じた最適な給送ローラ104のクリーニング動作を行なうことができる。
【0079】なお、本実施の形態では、装着されたシート収容装置8に収容されたシートが無くなった場合に給送ローラ104のクリーニング動作を実施するように構成したが、この場合に加えてホストコンピュータや、記録装置の操作パネル部等への使用者による指示に応じて給送ローラ104のクリーニング動作を行なったり、シート収容装置8に収容されるシートの性質に応じてクリーニング動作を行なうべき記録枚数を設定し、記録枚数毎にクリーニング動作を行なうように構成することもできる。さらに、このように構成した場合にはシート収容装置8のバーコード情報にクリーニング動作を行なうべき記録枚数の情報を保持しておけば本実施の形態が好適に適用できる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明のように、シート収容手段にカバー手段をスライド自在に取り付けたシート収容装置を着脱自在に装着することにより、シートをシート収容部に簡単にセットすることができると共に、シート収容装置を離脱するの際にはカバー手段をシートを遮蔽する方向にスライドさせることによりシートに雰囲気中の挨、塵などが付着するのを防ぐことができる。
【0081】また、シート収容装置に清浄手段を設け、この清浄手段を給送部に備えられた給送手段に圧接させて給送手段を清浄することにより、給送手段の給送性能を保つことができる。




 

 


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