米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 加工処理操作 -> 株式会社マキタ

発明の名称 回転刃具の取付け構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−226869
公開日 平成11年(1999)8月24日
出願番号 特願平10−29887
出願日 平成10年(1998)2月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 英彦 (外6名)
発明者 板倉 徹
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 回転工具のスピンドルに回転伝達可能に装着されるアウタフランジとインナフランジとの間に回転刃具を挟み込んで該回転刃具を前記スピンドルに取り付けるための構造であって、前記アウタフランジに、前記回転刃具の取付け孔に挿入される刃具芯出し用のボス部を設けた構成とした回転刃具の取付け構造。
【請求項2】 請求項1記載の取付け構造であって、回転刃具の大小2種類の取付け孔に対応してインナフランジの片面に小径用の第1嵌合部、他面に大径用の第2嵌合部を設け、前記回転刃具の取り付け孔に前記インナフランジの第1嵌合部と前記アウタフランジのボス部を挿入した状態で該回転刃具を前記アウタフランジと前記インナフランジにより挟み込む構成とした回転刃具の取付け構造。
【請求項3】 請求項2記載の取付け構造であって、インナフランジの第1嵌合部とアウタフランジのボス部を用いて取付け孔径の小さい回転刃具を取り付けた時には、前記インナフランジの第2嵌合部が前記スピンドルに設けた段差部に嵌まり込んで該第2嵌合部の段差寸法が吸収され、前記インナフランジの第2嵌合部を用いて取付け孔径の大きい回転刃具を取り付けた時には、該第2嵌合部の内周側に前記アウタフランジのボス部が嵌まり込んで該ボス部の段差寸法が吸収される構成とした回転刃具の取付け構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディスクグラインダー等における砥石等の回転刃具の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、この種の取付け構造は、回転刃具をアウタフランジとインナフランジで挟み込んで回転工具のスピンドルに装着する構成となっている。このような回転刃具の取付け構造において、上記インナフランジのみならずアウタフランジもスピンドルに対して確実に回り止めされている必要がある。何故なら、当該回転工具にブレーキが内蔵されている場合、ブレーキ時の慣性によりアウタフランジがスピンドルに対して緩み方向に少しずつ相対回転し、これにより刃具の取付けが緩むおそれがあるからである。従来この問題を解決するための技術として、例えば図4に示すような構成のものが提供されていた。
【0003】この従来の取付け構造は、スピンドル30の先端に形成した平坦面30aによりインナフランジ31を回り止めした状態で取り付け、このインナフランジ31の内周孔(上記平坦面30aに対応する平坦面が形成されている)にアウタフランジ32のボス部32a(インナフランジ31の平坦面に対応する平坦面が形成されている)を挿入し、これによりアウタフランジ32をインナフランジ31に対して回り止めし、その結果間接的にスピンドル30に対して回り止めする構成となっていた。刃具Gはインナフランジ31とアウタフランジ32との間に挟み込まれ、この状態で固定ボルト33をスピンドル30の先端面に締め込めば、両フランジ31,32ひいては刃具Gがスピンドル30に固定される。
【0004】このような従来の取り付け構造によれば、アウタフランジ32もスピンドル30に対して回り止めされているので、ブレーキ時における慣性等により当該アウタフランジ32がスピンドル30に対して緩むことはない。
【0005】又、上記取り付け構造によれば、固定ボルト33を締め込むことによりアウタフランジ32を固定する構成であるので、アウタフランジをスピンドル先端の雄ねじ部に直接ねじ込んで固定するねじ込み式とは異なって、装着した刃具の板厚に関係なく、刃具の下面(砥石面)からのアウタフランジ32の突き出し量を極力小さくしつつ一定にすることができ、これにより刃具を材料に対して斜めに当てる場合等における当該回転工具の使い勝手をよくすることができる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の取付け構造によれば、インナフランジ31を介して間接的にアウタフランジ32をスピンドル30に対して回り止めする構成であり、且つ刃具の取り付け孔にスピンドル30が至っていない(入り込んでいない)構成であるため、刃具の取り付けが不安定になる問題があった。
【0007】又、スピンドル30の先端のわずかな部分がインナフランジ31の内周孔に挿入されているのみであり、このわずかな部分で刃具の慣性力を受けるため、長期間の使用により当該わずかな部分がだれる等して変形しやすく、その結果回転工具の耐久性を損なうという問題があった。本発明は、これら従来の取り付け構造に関してその利点を損なうことなく、上記諸問題を解決すべくなされたもので、スピンドルに対して回転刃具を強固に取り付けることができ、且つ耐久性のよい回転刃具の取付け構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載の取付け構造は、回転工具のスピンドルに回転伝達可能に装着されるアウタフランジとインナフランジとの間に回転刃具を挟み込んで該回転刃具を前記スピンドルに取り付けるための構造であって、前記アウタフランジに、前記回転刃具の取付け孔に挿入される刃具芯出し用のボス部を設けた構成とした。この取付け構造によれば、インナフランジとアウタフランジの双方がスピンドルに直接回り止めされ、且つ刃具の取付け孔にスピンドルが挿通されるので、刃具の取付け状態が安定する。又、インナフランジとアウタフランジの双方にスピンドルが掛かるので、長期間の使用に対してもだれることはなく、これにより回転工具の耐久性を高めることができる。
【0009】又、アウタフランジは、スピンドルに対して回転伝達可能すなわちスピンドルに対して回り止めした状態で取り付ける構成であり、スピンドルに形成した雄ねじ部にねじ込んで固定するねじ込み式とはなっていないので、ブレーキ時に慣性によって緩むことはなく、且つ刃具の下面(砥石面)からの当該アウタフランジの突き出し量を装着する刃具の板厚に関係なく一定にすることができ、従って従来の取付け構造の利点をも併せ持った構成となっている。さらに、アウタフランジに設けたボス部によってもスピンドルに対する回り止めがなされるので、その分だけスピンドルを短くすることができ、これにより板厚の薄い回転刃具をも取り付けることができる。
【0010】請求項2記載の取付け構造は、請求項1記載の取付け構造であって、回転刃具の大小2種類の取付け孔に対応してインナフランジの片面に小径用の第1嵌合部、他面に大径用の第2嵌合部を設け、前記回転刃具の取り付け孔に前記インナフランジの第1嵌合部と前記アウタフランジのボス部を挿入した状態で該回転刃具を前記アウタフランジと前記インナフランジにより挟み込む構成とした。この取付け構造によれば、インナフランジの第1嵌合部とアウタフランジのボス部を刃具側に位置させて、取付け孔径が小径である刃具を装着した場合には、上記第1嵌合部及びボス部がともに刃具の取付け孔に挿入される。ここで、回転刃具としての砥石の取付け孔には、通常アウタフランジ側に芯出し用の金属製プレートが取り付けられている。従って、この取付け構造によればこの金属製プレートの内周側にアウタフランジのボス部が挿入され、これにより当該金属製プレートの芯出し機能を有効に活用して当該刃具の芯出しを確実に行うことができる。
【0011】この点、上記従来の取付け構造によれば、刃具の取付け孔にはインナフランジの第1若しくは第2嵌合部がインナフランジ側から挿入されるのみで、上記金属製プレートが取り付けられたアウタフランジ側にはなんら挿入されない構成となっていたので、この金属製プレートの芯出し機能は活用されず、従って刃具の芯出しが安定しないという問題があった。又、インナフランジ側のみで芯出しする構成であると、板厚が厚い刃具ほど芯出しが困難になるが、請求項2記載の取付け構造によれば、回転刃具の両側からインナフランジの第1若しくは第2嵌合部とアウタフランジのボス部を挿入するので、板厚に関係なく確実な芯出しをすることができる。
【0012】請求項3記載の取付け構造は、請求項2記載の取付け構造であって、インナフランジの第1嵌合部とアウタフランジのボス部を用いて取付け孔径の小さい回転刃具を取り付けた時には、前記インナフランジの第2嵌合部が前記スピンドルに設けた段差部に嵌まり込んで該第2嵌合部の段差寸法が吸収され、前記インナフランジの第2嵌合部を用いて取付け孔径の大きい回転刃具を取り付けた時には、該第2嵌合部の内周側に前記アウタフランジのボス部が嵌まり込んで該ボス部の段差寸法が吸収される構成とした。
【0013】この取付け構造によれば、取付け孔が比較的小さい回転刃具を取付けるべくインナフランジの第1嵌合部側を用いた場合には、第2嵌合部がスピンドルの段差部に嵌まり込んで該第2嵌合部の段差寸法が吸収され、この段差寸法分だけ回転刃具をコンパクトに取付けることができる。一方、取付け孔の比較的大きい回転刃具を取付けるべくインナフランジの第2嵌合部側を用いた場合には、この第2嵌合部の内周側にアウタフランジのボス部が嵌まり込むので、このボス部の段差寸法が吸収され、この段差寸法分だけ回転刃具をコンパクトに取付けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1〜図3は本実施形態の取付け構造を示している。図1は取付け孔3aが比較的小径である通常の砥石3A(例えば孔径15mmの研削用砥石)を取り付けた状態を示し、図2は取付け孔3bがこの砥石3Aよりも大きい砥石3B(例えば孔径20mmのダイヤモンドホイール)を取り付けた状態を示している。砥石3A又は3Bを取付ける回転工具としてのグラインダー1については特に変更を要しないが、以下簡単に説明すると、図中4は電動モータであり、その回転動力はかさ歯車5,6を経てスピンドル7に伝達される。スピンドル7は、軸受8,9を介して当該グラインダー1のハウジング1a及びハウジング1aに取り付けたホルダー1bに回転支持されている。スピンドル7の先端はホルダー1bから図示下方に突き出され、この突き出し部分に砥石3A又は3Bが取付けられる。砥石3の後方(図示右方)には防塵カバー1cが取付けられている。
【0015】さて、スピンドル7の突き出し部分にはフランジ部7aが形成されている。このフランジ部7aよりも先端側(図示下側)が、砥石3A又は3Bの取付け孔3a又は3bに挿入される取付け軸部7bであり、この取付け軸部7bには平坦面7cが形成されている。又、当該スピンドル7の先端面(取付け軸部7bの先端面)には、固定ボルト30がねじ込まれる。
【0016】上記スピンドル7の取付け軸部7bには、アウタフランジ10とインナフランジ20を介して砥石3A又は砥石3Bが取付けられる。アウタフランジ10の表面側(図示下面側)には固定ボルト30用の座繰り凹部10aが形成され、裏面側(図示上面側)には、砥石3Aを取り付けた時に当該砥石3Aのスピンドル7に対する芯出しをするためのボス部10bが形成されている。
【0017】インナフランジ20の片面(図1において下面側、図2において上面側)には、上記アウタフランジ10のボス部10bと内外径とも同寸法の第1嵌合部20aが形成されている。両嵌合部10b,20aの外径は砥石3Aの取付け孔3aの径に合わせて設定されており、図1に示すように該砥石3Aを取り付けた際にその取付け孔3a内に両側から挿入される。従って、この第1嵌合部20aも砥石3Aのスピンドル7に対する芯出し機能を有している。このように、取付け孔3aの両側から第1嵌合部20aとボス部10bが挿入されるので、板厚が厚くても刃具3Aを正確に芯出しすることができる。
【0018】インナフランジ20の他面(図1において上面側、図2において下面側)には、第2嵌合部20bが設けられている。この第2嵌合部20bの内径は、図1に示すようにスピンドル7のフランジ部7aを嵌込み可能な径に設定され、外径は図2に示すように砥石3Bの取付け孔3bの径に合わせて設定されている。砥石3Bを取り付けた状態ではその取付け孔3b内にこの第2嵌合部20bが挿入され、これにより当該砥石3Bがスピンドル7に対して芯出しされる。
【0019】なお、両フランジ10,20の内径は、スピンドル7の取付け軸部7bに合わせて精度よく(ガタツキなく挿入可能な径に)設定されている。しかも、両フランジ10,20の内径孔には、取付け軸部7bの平坦面7cに対応して平坦面(図示省略)が形成されており、この平坦面を取付け軸部7bの平坦面7cに位置合わせして当該両フランジ10,20を取付け軸部7bに装着することにより、両フランジ10,20が直接スピンドル7に対して回り止めされる。
【0020】このように構成した取付け構造によれば、取付け孔3a,3bの径が異なる2種類の砥石3A,3Bを以下のようにして取付けることができる。図1に示すように砥石3Aを取付けるには、先ずインナフランジ20をその第1嵌合部20aを下面側に位置させた向きでスピンドル7の取付け軸部7bに装着する。この段階で、インナフランジ20の第2嵌合部20bの内周側に、スピンドル7のフランジ部7aが嵌まり込む状態とする。
【0021】こうしてインナフランジ20をセットした後、砥石3Aをセットする。この段階で砥石3Aの取付け孔3aにインナフランジ20の第1嵌合部20aが挿入される状態とする。次に、アウタフランジ10をセットする。この際、アウタフランジ10のボス部10bを、上記インナフランジ20の第1嵌合部20aとは反対側すなわち芯出し用の金属プレート(図示省略)の内周側を経て砥石3Aの取付け孔3aに挿入する。然る後、固定ボルト30を締め込めば、砥石3Aが両フランジ10,20に挟まれた状態で固定される。なお、この状態で、固定ボルト30の頭部が押し付けられる座繰り凹部10aと、スピンドル7の先端面との間には隙間Vができるよう、当該取付け軸部7bの長さ等各部の寸法が設定されており、これにより固定ボルト30の締め込み力が両フランジ10,20の挟み込み力として作用する。
【0022】こうして砥石3Aを取り付けた状態では、インナフランジ10とアウタフランジ20の双方の内周孔に対してスピンドル7の取付け軸部7bが挿入され、且つインナフランジ10のみならずアウタフランジ20も平坦面7cにより直接スピンドル7に対して回り止めされているので、前記従来の取付け構造に比して砥石3Aの取付け状態をより強固にすることができ、又取付け軸部7bのダレ(変形)等を抑制して当該ディスクグラインダ1の耐久性をよくすることができる。
【0023】又、砥石3Aの取付け孔3aに対してインナフランジ20の第1嵌合部20aのみならず、アウタフランジ20のボス部10bが反対側から挿入されるので、砥石3Aの芯出しが確実になされる。
【0024】更に、アウタフランジ20はいわゆるねじ込み式ではないので、砥石3Aの下面(研削面)からの当該アウタフランジ20の突き出し寸法L3は砥石3Aの板厚が変わっても一定であり、従って従来の取付け構造の利点を損なうこともない。
【0025】又、インナフランジ20の第2嵌合部20bの内周側にスピンドル7のフランジ部7aが嵌め込まれた状態となっているので、当該内周側の深さL1 分だけ砥石3Aの取付け位置を図示上側に変位させることができ、これにより当該砥石3Aの取付け構造をコンパクトにすることができる。ここで、取付け構造をコンパクトにするとは、図において寸法L0 を小さくすることを意味し、寸法L0 はフランジ部7aの上端とアウタフランジ10の下端との間の距離を意味する。この寸法L0 を小さくすることにより当該グラインダー1の使い勝手をよくすることができる。
【0026】次に、砥石3Bを取付けるには、先ずインナフランジ20を上記とは反転させてその第2嵌合部20bを下側に位置させた向きでスピンドル7の取付け軸部7bにセットする。この段階で、インナフランジ20の第1嵌合部20aはスピンドル7のフランジ部7aの下面に当接させる。こうして、インナフランジ20をセットした後、砥石3Bをセットし、次にアウタフランジ10を上記と同じ向きで取付け軸部7bにセットする。この段階で、アウタフランジ10のボス部10bはインナフランジ20の第2嵌合部20bの内周側に入り込んだ状態となっている。アウタフランジ10をセットした後、固定ボルト30を締め込めば、砥石3Bが両フランジ10,20に挟まれた状態でスピンドル7に取り付けられる。
【0027】こうして砥石3Bを取り付けた状態においても、インナフランジ10のみならず、アウタフランジ20もスピンドル7の取付け軸部7bに対して直接回り止めされ、又取付け軸部7bが両フランジ10,20の内周孔及び砥石3Bの取付け孔3b内に挿通されているので、砥石3Bの取付けが強固になされるとともに、当該ディスクグラインダ1の耐久性をよくすることができる。なお、砥石3Bの下面からのアウタフランジ10の突き出し寸法L3は、当該砥石3Bの板厚が変わっても一定であり、従って当該ディスクグラインダ1の使い勝手を損なうことはない。
【0028】又、アウタフランジ10のボス部10bがインナフランジ20の第2嵌合部20bの内周側に入り込んだ状態となっているので、両嵌合部10b,20bのオーバーラップL2 分だけアウタフランジ10の位置を上側に変位させて寸法L0を小さくすることができ、これにより当該取付け構造をコンパクト化して当該グラインダー1の操作性或いは作業性をよくすることができる。
【0029】ここで、本実施形態の取付け構造によれば前記隙間Vは、固定ボルト30の締め込みにより砥石3A又は3Bを固定するために必須の条件となっている。このため、砥石3Aの取付け位置を上側へ変位させるためにはフランジ部7aをなくして第2嵌合部20bを直接当接させることが考えられるが、これでは上記隙間Vを十分に確保できなくなってしまうため、この点で当該取付け構造をコンパクトにするには限界がある。
【0030】又、両フランジ10,20の板厚を薄くし、かつスピンドル7の取付け軸部7bを短くすることによっても、砥石3A又は3Bの取付け位置をより上側へ変位させることができるので、当該砥石3A,3Bの取付け構造をよりコンパクトに構成することができるが、両フランジ10,20の板厚を薄くすることにはその強度上限界があり、又取付け軸部7bを短くすることにも、両フランジ10,20の確実な取付け状態を確保するためには限界がある。本発明によれば、このような種々制約の中で、砥石3A,3Bの取付け構造のコンパクト化を実現することができる。
【0031】さらに、図3に示すように取付け孔3dの径が前記砥石3Aと同じであるが、板厚が砥石3Aよりも厚い砥石3Dを取付ける場合であっても、アウタフランジ10のボス部10bとインナフランジ20の第1嵌合部20aが取付け孔3dの両側から挿入される構成であるので、正確な芯出しを簡単に行うことができる。
【0032】以上例示した実施形態には種々変更を加えて実施することができる。例えば、例示した実施形態では、取付け軸部7bに平坦面7cを形成し、この平坦面7cに対応して両フランジ10,20の内周面に平坦面を形成することにより、両フランジ10,20をスピンドル7に対して回り止めした状態すなわち回転伝達可能な状態に取り付ける構成としたが、両者間の回転伝達手段は例示した平坦面に限らず、例えばスピンドルにセレーションを形成することにより達成してもよく、またスピンドルに径方向に突き出すピンを設ける一方、両フランジ10,20の内周面に軸線方向に沿った溝部を形成し、この溝部に上記ピンを挿入する状態で両フランジ10,20を回り止めした状態に装着する構成であってもよい。
【0033】また、アウタフランジ10のボス部10bはその内周孔の全周に沿って形成した構成を例示したが、内周孔の周方向に沿って複数箇所に分割したボス部であってもよい。
【0034】さらに、回転刃具の一例としてディスクグラインダーの砥石或いはダイヤモンドホイールを例示したが、電気丸鋸の鋸刃、サンドペーパーを用いるサンダー或いは磨き作業に用いるポリッシャーやフレキシブル砥石等のその他の回転刃具であって、回転するスピンドルに対してアウタフランジ10とインナフランジ20で挟み込んだ状態で取付ける形態の回転刃具の取付け構造としても適用できることは言うまでもない。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013