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発明の名称 塗布用具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−104532
公開日 平成11年(1999)4月20日
出願番号 特願平9−289062
出願日 平成9年(1997)10月6日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】吉村 眞治
発明者 早川 茂 / 飯塚 茂雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 容器の口筒部に塗布部材を取着した塗布用具であって、前記塗布部材が、バルブヘッドを露出するよう取り付けられたスリットバルブを具備しており、スリットバルブは、外側表面を球面状の凹面とし、中央部にスリットを形成したオリフィス形成壁とオリスィス形成壁の周縁に連設されたバルブ周壁とからなるバルブヘッドを備えていることを特徴とする塗布用具。
【請求項2】 容器の口筒部に塗布部材を取着した塗布用具であって、前記塗布部材が、容器の口筒部に嵌着される中栓と、該中栓に保持筒を介してバルブヘッドを露出するよう取り付けられたスリットバルブとを具備しており、スリットバルブは、外側表面を球面状の凹面とし、中央部にスリットを形成したオリフィス形成壁とオリスィス形成壁の周縁に連設されたバルブ周壁とからなるバルブヘッドを備えていることを特徴とする塗布用具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布用具、とくにスリットバルブを用いた塗布部材を容器口筒部に取着した薬液あるいは化粧液の塗布用具に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】用液の塗布用具として、容器の口部に注出部材を取着し、容器の胴部を押圧して一定量の内容液を注出し、所要個所に噴射塗布するようにした塗布用具は従来より周知である。しかしながら、従来の塗布用具では、容器胴部の押圧は手操作によるため、押圧量を加減して適量の内容液を注出することは困難であり、内容液が必要以上に多くなるという問題点があった。また、少量の内容液を注出することができないという問題点があった。
【0003】そのため、従来の塗布用具を毛髪用の液塗布具に用いた場合には、余分の内容液によって毛髪を汚したり、毛髪がべたついたりするという問題があった。また、皮膚用薬液の塗布に用いる場合には、適量の薬液を少範囲の患部に塗布することはできないという問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決することを技術的課題とし、少量の内容液を限られた範囲に効率的に塗布することができる塗布用具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的課題を達成するため、塗布用具として、容器の口筒部に塗布部材を取着した塗布用具であって、前記塗布部材が、バルブヘッドを露出するよう取り付けられたスリットバルブを具備しており、スリットバルブは、外側表面を球面状の凹面とし、中央部にスリットを形成したオリフィス形成壁とオリスィス形成壁の周縁に連設されたバルブ周壁とからなるバルブヘッドを備えていることを特徴とする構成を採用する。前記スリットバルブは、容器の口筒部に嵌着される中栓に保持筒を介して取り付けられる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1において、Aは容器、Bは容器に取着された塗布部材、Cはキャップである。容器Aは、口筒部1と胴部2、底部3とからなり、合成樹脂によって合成されている。口筒部1の外周には、ネジ4が刻設されており、上端には、突出環5が設けられ、その下方は、嵌合溝6となっている。容器Aには、内容液として、毛髪用あるいは皮膚用薬液、化粧料などが収納される。
【0007】図2に示すように、塗布部材Bは、中栓7と保持筒8、両者によって挟持されたスリットバルブ9とからなっている。中栓7は、上端にフランジ10を設けた嵌合筒11を有しており、嵌合筒11の中間部外周には、環状の突出板12が設けられ、該突出板12の周縁から嵌合筒13が垂設されており、嵌合筒13下端には内方に突出する膨出環14が設けられている。前記保持筒8は、頂壁15と側筒壁16とを有しており、頂壁15には、スリットバルブ9を嵌挿する開口17が設けられ、側筒壁16の下端には、内方に突出する膨出環18が設けられている。前記中栓7、保持筒8は、いずれも合成樹脂によって成型されている。
【0008】スリットバルブ9は、側筒壁20とオリフィス形成壁21とからなっており、シリコンゴム、エラストマーまたは軟質の合成樹脂によって成型されている。側筒壁20の中間部にはフランジ22が設けられており、側筒壁20の上部は放物面状のバルブ周壁23となっており、オリフィス形成壁21とともにバルブヘッド24を形成している。オリフィス形成壁21の表面は、球面状の凹面25となっており、その周縁26は、バルブ周壁23に連続されている。オリフィス形成壁21の中央部には、スリット27が切り込まれ、フラップ28が形成されており、フラップ28の開閉によってオリフィスが形成されるようになっている。
【0009】図1に示すように、キャップCは、頂壁30と側筒壁31とからなっており、合成樹脂によって成型されている。頂壁30下面中央には、突出部32が設けられ、その周辺は、閉蓋時にオリフィス形成壁21の周縁26を押圧する押圧面33となっており、押圧面33を囲んで下端面に膨出環34を設けた密封リング35が垂設されている。側筒壁31の内周下方部には、容器Aの口筒部1に設けられたネジ4に螺合するネジ36が刻設されている。
【0010】次に、塗布用具の形成について説明すると、スリットバルブ9の側筒壁20を中栓7の嵌合筒11内に嵌挿して、フランジ22を中栓7上端のフランジ10に接合させ、次いで、保持筒8を被せて、保持筒8の膨出環18を中栓7のフランジ10下面に係合させると、スリットバルブ9を組み込んだ塗布部材Bを得ることができる。次いで、塗布部材Bの中栓7を容器Aの口筒部1内周に嵌挿させ、嵌合筒13の膨出環14を容器Aの口筒部1の突出環5の下面に嵌合させることによって、容器Aへの取付が行われ塗布用具が完成される。
【0011】次に、本塗布用具の使用態様と作用効果について説明する。使用にあたって、キャップCを取り外し、スリットバルブ9を所要個所に押しあて、塗布用具を押しつけると、図3に示すようにスリットバルブ9のバルブ周壁23が膨らむよう変形されて、オリフィス形成壁21がその外側表面の曲率半径を小さくするよう湾曲して、スリット27が開かれ、オリフィスが形成される。 そして塗布用具の押しつけに応じて内圧が高められ、オリフィス形成壁21と塗布面との間に形成される空間内に、内容液が押出されることになる。
【0012】塗布用具の押しつけを解くと、バルブ周壁23が復元し、スリット27が閉じるように作用する。その際、容器内は減圧状態となり、オリフィス形成壁21の凹面25内の内容液を引き戻すように作用し、塗布面aに付着した内容液を残して部分的に吸収される。塗布用具を塗布面aから離すと、スリット27を通じて内圧が大気圧と同一になるまで空気が導入され、同一になるとスリット27が閉じられる。塗布用具を塗布面から瞬時的に離すと、凹面25内の内容液の大部分が塗布面に残され、空気が導入されることになる。したがって、極く少量の内容液を塗布することができ、多くともオリフィス形成壁21の凹面25の容積以上の内容液は吐出されないのである。
【0013】使用後にキャップCを被嵌すると、キャップCの押圧面33によってオリフィス形成壁21の周縁26を押え、スリットバルブ9の妄動を阻止し、密封リング35によって気密が保たれるので液洩れが防止される。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。塗布部材にスリットバルブを用いたことによって、少範囲の塗布面に適量の内容液を塗布することができるようになった。そのため、毛髪用に薬液、化粧料を塗布する場合には、余分な内容液で毛髪を汚すことなく、また、皮膚面に薬液を塗布する場合にも、患部に適量の薬液を適用することができるようになった。




 

 


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