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発明の名称 トリガー式液体噴出器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−28398
公開日 平成11年(1999)2月2日
出願番号 特願平9−202363
出願日 平成9年(1997)7月10日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】今岡 良夫
発明者 飯塚 茂雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】周壁1上端から肩部4を介して口頸部5を起立し、該口頸部周壁前部に開口部6を穿設して該開口部から前端面閉塞かつ後端面開口の蛇腹筒7を前方突出した容器体Aと、筒壁上端から突設する外向きフランジ9下面を上記口頸部5上面へ載置させて口頸部5内へ垂下する下方小径の弾性弁筒Bと、上記弾性弁筒Bを気密に貫設する上面閉塞の主柱筒10上端から射出筒11を前方突出し、該射出筒前端からノズル嵌合筒11aを突設すると共に、上記主柱筒10上部外面から該主柱筒を囲成する装着筒12を垂設し、該装着筒筒壁部分に形成した上向き段部12bよりも上方筒壁12a部分に外気導入孔13を穿設すると共に、上向き段部12bよりも下方筒壁12c部分内面を上記口頸部5外面へ気密に、かつ抜け出し不能に嵌合させ、更に上向き段部12bで上記弾性弁筒B上端の外向きフランジ9を挟持させた射出筒部材Cと、上記射出筒11前部から揺動自在に垂下するトリガー本体15後面から押し棒16を後方突設し、かつ該押し棒後端を上記蛇腹筒7前面へ係止させたトリガーDと、上記主柱筒10上部から垂下する吸上げパイプEとを有する、ことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトリガー式液体噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開昭62−170168号に示すように、射出筒部の後端部から、下端を容器体口頸部に装着させた基筒部を垂下する本体部と、上記基筒部前面に開口させて本体部に穿設されたシリンダ孔内へ、前方付勢状態に後部を嵌合させたプランジャと、上記射出筒部の前部へ上端を枢着させてかつ上記プランジャ前端に後面を係合させて垂下されたトリガーとを有し、該トリガー操作によって上記容器体内液体を吸込み弁を介してシリンダ内へ吸込み、かつ吐出弁を介して射出筒部前端のノズル孔から噴出するよう設けたトリガー式液体噴出器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、この種のトリガー式液体噴出器は、液体をより高度に高圧化すべく所要量の液体のみを吸い上げて加圧するようにしており、そのためにシリンダ及びプランジャを備え、またシリンダ内高圧化時における容器体内への液体逆流阻止のための吸込み弁と、シリンダ内負圧化時におけるシリンダ内への空気流入阻止のための吐出弁とを有している。このようにこの種一般のトリガー式液体噴出器は液体の高圧噴射が可能になるもののシリンダ、プランジャ、吸込み弁及び吐出弁を要するため、部材数の多さに加え、構造上も複雑とならざるを得ず、従ってコストダウンにも限界があった。
【0004】請求項1記載のトリガー式液体噴出器は、トリガーにより圧縮自在な蛇腹筒を容器体に設け、蛇腹筒で容器体内を直接高圧化することにより、シリンダ、ピストン、吸込み弁及び吐出弁の省略化を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として、周壁1上端から肩部4を介して口頸部5を起立し、該口頸部周壁前部に開口部6を穿設して該開口部から前端面閉塞かつ後端面開口の蛇腹筒7を前方突出した容器体Aと、筒壁上端から突設する外向きフランジ9下面を上記口頸部5上面へ載置させて口頸部5内へ垂下する下方小径の弾性弁筒Bと、上記弾性弁筒Bを気密に貫設する上面閉塞の主柱筒10上端から射出筒11を前方突出し、該射出筒前端からノズル嵌合筒11aを突設すると共に、上記主柱筒10上部外面から該主柱筒を囲成する装着筒12を垂設し、該装着筒筒壁部分に形成した上向き段部12bよりも上方筒壁12a部分に外気導入孔13を穿設すると共に、上向き段部12bよりも下方筒壁12c部分内面を上記口頸部5外面へ気密に、かつ抜け出し不能に嵌合させ、更に上向き段部12bで上記弾性弁筒B上端の外向きフランジ9を挟持させた射出筒部材Cと、上記射出筒11前部から揺動自在に垂下するトリガー本体15後面から押し棒16を後方突設し、かつ該押し棒後端を上記蛇腹筒7前面へ係止させたトリガーDと、上記主柱筒10上部から垂下する吸上げパイプEとを有する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係るトリガー式液体噴出器は、容器体、弾性弁筒、射出筒部材、トリガー及び吸上げパイプを主要部材とする。以下、これらについて順次説明する。
【0007】Aは容器体で、前後方向に延びる長軸を有する長円形状の底壁外周部から起立する周壁1の底部前壁1aをそれより上方の前壁1bよりも前方突出し、かつ周壁1上端部から、上向き段部2を介して係合周壁部3を起立し、該係合周壁部の後部上端から肩部4を介して口頸部5を起立する。
【0008】該口頸部周壁前部に開口部6を穿設し、該開口部から後端面開口の伸縮自在な蛇腹筒7を突設すると共に、該蛇腹筒の前面を前壁8で閉塞し、該前壁中央部に後方へ凹む係止凹部を形成する。
【0009】Bは弾性弁筒で、下方小径の筒壁上端から突設する外向きフランジ9下面を口頸部5上面へ載置させて口頸部5上端部内へ垂下する。弾性弁筒B筒壁は、容器体内負圧化時に外方へ拡開して後述の主柱筒10外面との間に隙間を形成すると共に、容器体内高圧化時に主柱筒10外面へ気密に密着する。これを可能にするため弾性弁筒Bはエラストマーや天然ゴム等の弾性を有する素材のうちから選択する。
【0010】Cは射出筒部材で、弾性弁筒Bを気密に貫設する上面閉塞の主柱筒10上端から射出筒11を前方突出し、該射出筒前端外面からノズル嵌合筒11aを突設する一方、主柱筒10上端部外面から該主柱筒を囲成する装着筒12を垂設する。
【0011】すなわち該装着筒は主柱筒10を囲成する下方大径のテーパ筒12aを主柱筒10上端部外面から垂下すると共に、該テーパ筒下端から外向きフランジ12bを介して筒壁12cを垂下し、テーパ筒12a後部に外気導入孔13を穿設すると共に、筒壁12cを口頸部5上端外面へ凹凸係合により気密に、かつ抜け出し不能に嵌合させ、かつ外向きフランジ12bで弾性弁筒Bの外向きフランジ9を口頸部5上面へ押圧挟持させる。
【0012】また、射出筒11の前端部上面には、後述のトリガーDを枢着させるピンを支持するピン支持台を突設する。14はノズル嵌合筒11aへ嵌合させたノズルヘッドである。
【0013】Dはトリガーで、トリガー本体15上端をピン15aを介して射出筒11のピン支持台へ揺動自在に枢着させると共に、トリガー本体15後面の上下方向中間部から押し棒16を後方突設し、該押し棒後端を蛇腹筒7前壁8の係止凹部へ係止させている。
【0014】Eは吸上げパイプで、主柱筒10上部から垂下して容器体A底面前部に達する。
【0015】17はカバーで、係合周壁部3外面へ凹凸係合により抜け出し不能に嵌合させたカバー基筒17aの前端部を除く上端から側壁17bを起立し、該側壁上端部内面を射出筒11側面に係合させ、また同様に該側壁上端部内面をトリガーD上端部側面に該トリガーが揺動自在なるよう係合させ、さらに側壁17b上面を閉塞する頂壁17cで射出筒11上面を覆っている。すなわちカバー17は、口頸部5、蛇腹筒7及び射出筒11の左右側面と、口頸部5及び射出筒部材Cの後面と、射出筒11上面とのそれぞれを覆うよう形成されている。
【0016】次に本実施形態の作用について説明する。液体を噴出させるには、トリガーDを図示の原位置から手前に引けばよく、すると押し棒16が後方移動して蛇腹筒7を圧縮するため、容器体A内の液面上方の空気が高圧化し、容器体内液体が吸上げパイプE、主柱筒10及び射出筒11を通ってノズルヘッド14から噴出する。この容器体内高圧化時、弾性弁筒Bの筒壁は高圧空気によって主柱筒10外面へ気密に密着させられるため、容器体内の圧縮空気が外部へ漏出することがない。
【0017】噴出後、トリガーDを離すと、蛇腹筒7が伸張してトリガーDを原位置まで揺動させる。一方、蛇腹筒7の伸張により容器体A内が負圧化すると、容器体A外部の空気が弾性弁筒B筒壁を拡開して該筒壁と主柱筒10外面との間に隙間を生ぜしめ、この隙間から外気導入孔13を介して流入する外気が容器体A内へ導入される。この外気導入はトリガーDの解放によって開始し、トリガーDが原位置に戻るまでの間継続する。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載のトリガー式液体噴出器は、容器体口頸部の開口部から突設した蛇腹筒のトリガーによる圧縮によって容器体内を直接高圧化することにより液体を噴出させるためシリンダ及びピストンを省略することができるばかりか、従来のような容器体内への液体の逆流を阻止するための吸込み弁とシリンダ内への空気の流入を阻止するための吐出弁とをも必要としないためコストダウンが可能になる。
【0019】また、上記のようにシリンダ、ピストン、吸込み弁及び吐出弁を省略することができるため、構成の簡素化が図れ上記と相まってさらなるコストダウンが可能になる。




 

 


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