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発明の名称 製品の梱包構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−147372
公開日 平成10年(1998)6月2日
出願番号 特願平8−322302
出願日 平成8年(1996)11月18日
代理人
発明者 石川 栄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 梱包箱の内壁に添設した緩衝部材を被梱包製品の外面に当接させることにより被梱包製品を梱包箱内に位置決めした状態で梱包する製品の梱包構造において、該緩衝部材と被梱包製品外面との間に低摩擦材料から成る保護部材を介在させると共に、該緩衝部材と保護部材との間に低摩擦ポリエチレンシート材を介在させたことを特徴とする製品の梱包構造。
【請求項2】 上記被梱包製品の外面と、上記保護部材と、上記ポリエチレンシート材の夫々の摩擦抵抗力を、被梱包製品外面>保護部材>ポリエチレン製シート材、となるように設定したことを特徴とする請求項1記載の製品の梱包構造。
【請求項3】 上記保護部材はシート状の軟質材料であり、被梱包製品の外面形状に対して追従して密着することを特徴とする請求項1又は2記載の製品の梱包構造。
【請求項4】 梱包箱の内壁に添設した緩衝部材を被梱包製品の外面に当接させることにより被梱包製品を梱包箱内に位置決めした状態で梱包する製品の梱包構造において、上記被梱包製品の外面と対面する緩衝部材の面に、低摩擦材料から成る保護部材を介在させたことを特徴とする製品の梱包構造。
【請求項5】 梱包箱の内壁に添設した緩衝部材を被梱包製品の外面に当接させることにより被梱包製品を梱包箱内に位置決めした状態で梱包する製品の梱包構造において、上記製品を包むポリエチレン製シート材に低摩擦材料から成る保護部材を一体化し、該保護部材を該緩衝部材と製品外面との間に介在するように位置決めしたことを特徴とする製品の梱包構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器、電気製品等々の製品や、それらに使用されるユニット、部品等を箱内に梱包する際に用いる緩衝部材が、製品の外面を傷つける事態の発生を防止することができる製品の梱包構造に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電子機器、電気製品、ユニット、部品等(以下、単に製品、或は被梱包製品という)を出荷、運搬する際には、破損を防止する為に段ボール箱等の梱包箱に詰めることが行われる。梱包に際しては、箱内で製品が揺動したり、箱内面とこすれて損傷することを防止する為に、箱内の上下コーナー部や稜線に、外部衝撃力及び振動を緩和する機能を備えた緩衝部材を配置することが行われる。緩衝部材としては、発泡スチロール等々のクッション性を備えた軽量の材料を各部の形状に適合する形状に成形したものを用いる。また、緩衝部材は、製品の外面全体ではなく、角部や稜線部等の要所に設けられるので、製品の外面の大半の部分と箱内面とは空間を介して対面する状態となっている。このため、緩衝部材が存在しない製品外面は、当該部分に対面する箱体部分を介して加えられる衝撃等の外力から保護されることとなる。また、一般に製品の外面にポリエチレン製のシートをかぶせることにより、防湿性の確保及び汚れ・ゴミ付着防止を図って、製品の品質を維持している。なお、通常。ポリエチレン製のシートは袋状に構成されており、袋の開口部を上向きにした状態で袋内部に製品を入れ込み、製品の上面において袋の開口部を接着テープ等によって封止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のポリエチレン製袋は摩擦抵抗が大きいため、上記従来の梱包構造においては、輸送時の振動により製品表面(外装面)とポリエチレン製袋を介した緩衝材当接面との間でコスレが発生し、ポリエチレン製袋が製品表面にキズを与えてしまうという不具合があった。特に、製品の外装面にシボ等の塗装を設けている場合にはキズが目立ち外観を悪くしてしまうという問題があった。本発明は上記に鑑みてなされたものであり、梱包箱内に製品を梱包する際に、製品の角部、稜線部等に緩衝部材を介在させた場合に、緩衝部材と製品外面との擦れによって製品外面が傷つくことを防止することができる製品の梱包構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為、請求項1の発明は、梱包箱の内壁に添設した緩衝部材を被梱包製品の外面に当接させることにより被梱包製品を梱包箱内に位置決めした状態で梱包する製品の梱包構造において、該緩衝部材と被梱包製品外面との間に低摩擦材料から成る保護部材を介在させると共に、該緩衝部材と保護部材との間に低摩擦ポリエチレンシート材を介在させたことを特徴とする。請求項2の発明は、上記被梱包製品の外面と、上記保護部材と、上記ポリエチレンシート材の夫々の摩擦抵抗力を、被梱包製品外面>保護部材>ポリエチレン製シート材、となるように設定したことを特徴とする。請求項3の発明は、上記保護部材はシート状の軟質材料であり、被梱包製品の外面形状に対して追従して密着することを特徴とする。請求項4の発明は、梱包箱の内壁に添設した緩衝部材を被梱包製品の外面に当接させることにより被梱包製品を梱包箱内に位置決めした状態で梱包する製品の梱包構造において、上記被梱包製品の外面と対面する緩衝部材の面に、低摩擦材料から成る保護部材を介在させたことを特徴とする。請求項5の発明は、梱包箱の内壁に添設した緩衝部材を被梱包製品の外面に当接させることにより被梱包製品を梱包箱内に位置決めした状態で梱包する製品の梱包構造において、上記製品を包むポリエチレン製シート材に低摩擦材料から成る保護部材を一体化し、該保護部材を該緩衝部材と製品外面との間に介在するように位置決めしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態例により詳細に説明する。図1は本発明を適用した梱包構造の一例の要部構成を示す断面図であり、符号1は段ボール箱等の梱包箱、2は発泡材料等から成る緩衝部材、3は低摩擦ポリエチレン製袋(ex.高密度ポリエチレン)、4はシート状の保護部材、5は製品本体である。保護部材4は低摩擦且つ軟質のラミネートフィルムであり、製品外面形状に追従して容易に変形するとともに製品表面に密着する。この形態例では、保護部材4を図示の位置に添設した状態でその外側にポリエチレン製袋3をかぶせているので、製品5へのゴミの付着、汚れを防止することができる。なお、ポリエチレン製袋の代わりに袋状でないシート材を用いてもよい。従って、請求項中に於てポリエチレン製シート材という時には、袋状のもの、非袋状のものを含む。なお、保護部材としては、例えばシート状の低摩擦ポリエチレンを用いる。さらに詳細に説明すれば、この形態例では、低摩擦ポリエチレン製袋3により製品本体5を内封し、製品の上下・綾に相当する部所に緩衝部材4を設け、梱包箱1とともに製品を固定保護している保護部材4を緩衝部材2に対向した位置に設けると共に、各包装材の摩擦抵抗力を、製品本体5>保護部材4>ポリエチレン製袋3、にすることにより、輸送中の振動があった場合に緩衝部材2と保護部材4との間でポリエチレン製袋3だけが位置ズレするため、保護部材4と製品外面との間で擦れが発生せず、その結果、製品外装面へ損傷を与えないこととなる。この形態例では、保護部材は密着タイプでありかつ製品形状に追従するためより大きな抵抗が得られ、振動時のこすれを防止できる。
【0006】また、図2のようにシート状の保護部材4を予めポリエチレン製袋の所定箇所に接着固定するか、ポリエチレン袋の一部に保護部材4を一体化しておき、この保護部材付きポリエチレン製袋3を製品にかぶせる際に製品の角部や稜線部分に保護部材が添設されるように構成してもよい。この場合には、保護部材4を低摩擦係数のポリエチレンシート等により構成することにより、振動等が加わった時に保護部材4と緩衝部材2との間が滑って、製品外面への損傷が防止される。尚、この形態例では、ポリエチレン製袋と保護部材とを予め一体化しているので、梱包用の部材の数が低減され、梱包及び梱包解除作業時の手間を低減できる。
【0007】次に、図3の形態例では、シート状の保護部材4を製品5の角部や稜線部に添設させた状態で、その上に緩衝部材2を添設し、更にその外側に低摩擦のポリエチレン製袋3をかぶせて箱1内に梱包している。或は、緩衝部材2の内側面(製品に対面する面)に保護部材4を予め一体化してもよい。この形態例では、保護部材4として低摩擦の材料、例えば低摩擦のポリエチレンを用いているので、振動が加わった際に保護部材4と製品外面との間で滑りが発生しても製品側が傷つくことがなくなる。以上のように上記各形態例では、低摩擦ポリエチレン製袋3の滑りを利用して振動発生時における製品外面と緩衝部材等との間の擦れを防止しているので、コストアップを招くことなく、製品価値の低下を防止できる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、梱包箱内に製品を梱包する際に、製品の角部、稜線部等に緩衝部材を介在させた場合に、緩衝部材と製品外面との擦れによって製品外面が傷つくことを防止することができる。即ち、請求項1及び2の発明によれば、包装材の摩擦抵抗による製品外面の損傷を、各包装材の摩擦抵抗を、被梱包製品>保護部材>ポリエチレン製シート材、となるように設定することにより、ポリエチレン製袋と保護部材間で振動によるコスレを発生させ、且つ、保護部材と製品表面との間ではコスレを発生させないようにしたため、製品表面のキズを防止できる。請求項3の発明によれば、上記保護部材は低摩擦且つシート状の軟質材料であり、被梱包製品の外面形状に対して追従して密着するので、振動時のこすれを防止できる。請求項4の発明によれば、梱包箱の内壁に添設した緩衝部材を被梱包製品の外面に圧接させることにより被梱包製品を梱包箱内に梱包するようにするとともに、被梱包製品の外面と接する緩衝部材の面に、低摩擦材料から成る保護部材を介在させたので、振動時のこすれによる製品の損傷を防止できる。請求項5の発明によれば、梱包箱の内壁に添設した緩衝部材を被梱包製品の外面に圧接させることにより被梱包製品を梱包箱内に梱包する製品の梱包構造において、製品を包むポリエチレン製シート材に低摩擦材料から成る保護部材を一体化し、該保護部材を該緩衝部材と製品外面との間に介在するように位置決めしたので、振動時のこすれによる製品の損傷を防止できる。また、ポリエチレン製袋の製品当接部が保護部材であることにより、包装材除去時(製品設置)の処理作業を容易が容易となる。




 

 


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