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発明の名称 給紙カセット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−129850
公開日 平成10年(1998)5月19日
出願番号 特願平8−302483
出願日 平成8年(1996)10月28日
代理人
発明者 野中 学
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】用紙に画像を形成する画像形成装置に着脱可能に装着され、本体ケース内に複数枚の前記用紙が収納されるとともに、当該用紙の幅方向両端部を1対のサイドフェンスにより保持し、当該用紙の長さ方向後端部をエンドフェンスにより保持し、当該用紙が前記サイドフェンスの前記用紙の長さ方向前方側両側端部に設けられたコーナー爪により1枚ずつ分離されつつ当該用紙の前端方向に送り出される給紙カセットであって、前記1対のサイドフェンスは、その一方のサイドフェンスが、前記用紙の幅方向に移動可能に配設されているとともに、前記用紙の幅方向の一方側の複数の用紙サイズ毎の当該用紙の端部位置に対応した位置毎に固定可能に配設され、他方のサイドフェンスが、前記用紙の幅方向に所定の細かさで移動可能に配設されているとともに、前記用紙の幅方向の他方側端部に当接する位置で固定可能に配設されていることを特徴とする給紙カセット。
【請求項2】用紙に画像を形成する画像形成装置に着脱可能に装着され、本体ケース内に複数枚の前記用紙が収納されるとともに、当該用紙の幅方向両端部を1対のサイドフェンスにより保持し、当該用紙の長さ方向後端部をエンドフェンスにより保持し、当該用紙が前記サイドフェンスの前記用紙の長さ方向前方側両側端部に設けられたコーナー爪により1枚ずつ分離されつつ当該用紙の前端方向に送り出される給紙カセットであって、前記用紙の幅方向に延在して前記1対のサイドフェンスを前記用紙の幅方向に移動可能に案内するガイドアームが配設され、当該ガイドアームの前記1対のサイドフェンスの一方のサイドフェンス側に、前記用紙の複数の用紙サイズ毎に当該用紙の幅方向端部位置に当該一方側のサイドフェンスを位置させる係合溝が形成され、前記ガイドアームの他方のサイドフェンス側に、所定ピッチの歯が形成され、前記一方のサイドフェンスは、前記ガイドアームの前記係合溝に着脱可能に係合する係合部材を備え、前記他方のサイドフェンスは、前記ガイドアームの前記歯に歯合する歯部材を備えたことを特徴とする給紙カセット。
【請求項3】前記一方のサイドフェンスは、前記用紙の複数の用紙サイズ毎に当該用紙サイズに対応した前記用紙の幅方向端部位置にネジにより固定可能であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の給紙カセット。
【請求項4】前記給紙カセットは、前記画像形成装置に装着される際の衝撃が吸収する所定の衝撃吸収機構により吸収されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の給紙カセット。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙カセットに関し、詳細には、複数枚の用紙を簡単な操作で適切にセット可能な用紙カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置、複写機及びプリンタ等の画像形成装置においては、複数枚の用紙(記録紙)を給紙カセットに収納して、給紙カセットから給紙コロにより1枚ずつ用紙を送り出して、画像を用紙に記録している。
【0003】この給紙カセット、特に、収納する用紙を1枚ずつ分離して送り出すものにおいては、本体ケース内に、用紙の送り出し方向端部を用紙前端としたとき、用紙の後端を保持するエンドフェンスと、用紙の幅方向両端を保持する一対のサイドフェンスと、が設けられており、これらエンドフェンスとサイドフェンスにより、用紙を給紙カセット内の適切な位置に保持している。
【0004】例えば、図8及び図9に示すように、従来の給紙カセット1は、一般に、エンドフェンス2と1対のサイドフェンス3、4の位置を本体ケース5に対して移動可能にセットできるようになっており、セットする用紙サイズに応じて、エンドフェンス2とサイドフェンス3、4の位置調整を行って、各種サイズの用紙を、セットできるようになっている。
【0005】そして、エンドフェンス2は、各用紙サイズ毎に本体ケース5に形成されたセット溝6にエンドフェンスの係合突起2aを填め込むとともに、本体ケース5に形成されたネジ穴7にネジ8を螺合されることにより、用紙サイズに合わせて、記録紙の後端位置を設定する。サイドフェンス3、4は、それぞれ相対向する方向に延在するアーム9、10を備えており、アーム9、10には、各アーム9、10に対向する側にラック部9a、10aが形成されている。これらの各アーム9、10のラック部9a、10aは、本体ケース5に回転可能に設けられたピニオンギア11に歯合し、サイドフェンス3、4は、それぞれのアーム9、10のラック部9a、10aがピニオンギア11に歯合して回転することにより、セットされる記録紙の幅方向(図8中左右方向)に同じ量だけ移動して、記録紙の幅方向両端位置を設定する。サイドフェンス3、4の記録紙の搬送方向先端側(図8中上方向)には、それぞれアーム12、13を介して係合爪14、15が取り付けられており、係合爪14、15は、記録紙の先端側両角部に係合して、送り出される記録紙を一枚ずつ分離する。
【0006】本体ケース5内には、本体ケース5に上方向に回動可能に保持された底板16が配設されており、底板16は、その記録紙の搬送方向先端側が図示しない付勢部材により上方に付勢されて、記録紙の搬送方向先端部を係合爪14、15に係合させる。
【0007】したがって、この従来の給紙カセット1によれば、記録紙のサイズに合わせて、エンドフェンス2を、その係合突起2aをセット溝6に填め込んだ後、ネジ8をネジ穴7に螺合させて固定し、記録紙を、その後端部をエンドフェンス2に当節させた状態で、給紙カセット1の本体ケース5の中央部にセットした後、一方のサイドフェンス3、4を記録紙方向に押す。このとき、サイドフェンス3、4は、ラック部9a、10aとピニオンギア11により連動して記録紙方向に移動し、記録紙の幅方向端部を規制する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の給紙カセットにあっては、記録紙の幅方向を規制する2つのサイドフェンスが連動するように構成されていたため、記録紙をセット位置の中心(幅方向のセンター)にセットしないと、一度カセット内にセットした記録紙がサイドフェンスに押されて移動し、揃えてセットした記録紙の端部が崩れてセット不良を引き起こして、記録紙の分離性能が悪化するという問題があった。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、1対のサイドフェンスの一方のサイドフェンスが、用紙の幅方向に移動可能に、かつ、用紙の幅方向の一方側の複数の用紙サイズ毎の当該用紙の端部位置に対応した位置毎に固定可能に配設され、他方のサイドフェンスが、用紙の幅方向に所定の細かさで移動可能に、かつ、用紙の幅方向の他方側端部に当接する位置で固定可能に配設されたものとすることにより、用紙サイズに合わせて、一方のサイドフェンスを移動させてセットし、端部を揃えた用紙をセットした後、他方のサイドフェンスを当該セットした用紙の幅方向他方側の端部に当接させるだけで、簡単に、かつ、一旦揃えた用紙の端部を崩すことなく、適切にセットすることができ、用紙をセットする際のサイドフェンスの位置調整作業を簡単かつ容易に行うことができるとともに、セット不良の発生を抑制して、用紙の分離性能を向上させることのできる給紙カセットを提供することを目的としている。
【0010】請求項2記載の発明は、用紙の幅方向に延在するガイドアームにより、1対のサイドフェンスを用紙の幅方向に移動可能に案内し、当該ガイドアームの1対のサイドフェンスの一方のサイドフェンス側に、複数の用紙サイズ毎に当該用紙の幅方向端部位置に当該一方側のサイドフェンスを位置させる係合溝を、ガイドアームの他方のサイドフェンス側に、所定ピッチの歯を、それぞれ形成し、一方のサイドフェンスに、ガイドアームの係合溝に着脱可能に係合する係合部材を設け、他方のサイドフェンスに、ガイドアームの歯に歯合する歯部材を設けることにより、簡単な構成で、用紙サイズに合わせて、一方のサイドフェンスを移動させてセットし、端部を揃えた用紙をセットした後、他方のサイドフェンスを当該セットした用紙の幅方向他方側の端部方向に移動させて当接させるだけで、簡単に、かつ、一旦揃えた用紙の端部を崩すことなく、適切にセットすることができ、異なるサイズの用紙をセットする際のサイドフェンスの位置調整作業を簡単かつ容易に行うことができるとともに、セット不良の発生を抑制して、用紙の分離性能を向上させることのできる給紙カセットを提供することを目的としている。
【0011】請求項3記載の発明は、一方のサイドフェンスを、複数の用紙サイズ毎に当該用紙サイズに対応した用紙の幅方向端部位置にネジにより固定可能とすることにより、給紙カセットを画像形成装置にセットする際の衝撃で、サイドフェンスのコーナー爪からセットされている用紙が外れることを防止し、用紙の分離性能をさらに向上させることのできる給紙カセットを提供することを目的としている。
【0012】請求項4記載の発明は、給紙カセットが画像形成装置に装着される際の衝撃を衝撃吸収機構で吸収することにより、給紙カセットを画像形成装置にセットする際の衝撃で、サイドフェンスのコーナー爪からセットされている用紙が外れることを防止し、用紙の分離性能をさらに向上させることのできる給紙カセットを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の給紙カセットは、用紙に画像を形成する画像形成装置に着脱可能に装着され、本体ケース内に複数枚の前記用紙が収納されるとともに、当該用紙の幅方向両端部を1対のサイドフェンスにより保持し、当該用紙の長さ方向後端部をエンドフェンスにより保持し、当該用紙が前記サイドフェンスの前記用紙の長さ方向前方側両側端部に設けられたコーナー爪により1枚ずつ分離されつつ当該用紙の前端方向に送り出される給紙カセットであって、前記1対のサイドフェンスは、その一方のサイドフェンスが、前記用紙の幅方向に移動可能に配設されているとともに、前記用紙の幅方向の一方側の複数の用紙サイズ毎の当該用紙の端部位置に対応した位置毎に固定可能に配設され、他方のサイドフェンスが、前記用紙の幅方向に所定の細かさで移動可能に配設されているとともに、前記用紙の幅方向の他方側端部に当接する位置で固定可能に配設されていることにより、上記目的を達成している。
【0014】上記構成によれば、1対のサイドフェンスの一方のサイドフェンスが、用紙の幅方向に移動可能に、かつ、用紙の幅方向の一方側の複数の用紙サイズ毎の当該用紙の端部位置に対応した位置毎に固定可能に配設され、他方のサイドフェンスが、用紙の幅方向に所定の細かさで移動可能に、かつ、用紙の幅方向の他方側端部に当接する位置で固定可能に配設されたものとしているので、用紙サイズに合わせて、一方のサイドフェンスを移動させてセットし、端部を揃えた用紙をセットした後、他方のサイドフェンスを当該セットした用紙の幅方向他方側の端部に当接させるだけで、簡単に、かつ、一旦揃えた用紙の端部を崩すことなく、適切にセットすることができ、用紙をセットする際のサイドフェンスの位置調整作業を簡単かつ容易に行うことができるとともに、セット不良の発生を抑制して、用紙の分離性能を向上させることができる。
【0015】請求項2記載の発明の給紙カセットは、用紙に画像を形成する画像形成装置に着脱可能に装着され、本体ケース内に複数枚の前記用紙が収納されるとともに、当該用紙の幅方向両端部を1対のサイドフェンスにより保持し、当該用紙の長さ方向後端部をエンドフェンスにより保持し、当該用紙が前記サイドフェンスの前記用紙の長さ方向前方側両側端部に設けられたコーナー爪により1枚ずつ分離されつつ当該用紙の前端方向に送り出される給紙カセットであって、前記用紙の幅方向に延在して前記1対のサイドフェンスを前記用紙の幅方向に移動可能に案内するガイドアームが配設され、当該ガイドアームの前記1対のサイドフェンスの一方のサイドフェンス側に、前記用紙の複数の用紙サイズ毎に当該用紙の幅方向端部位置に当該一方側のサイドフェンスを位置させる係合溝が形成され、前記ガイドアームの他方のサイドフェンス側に、所定ピッチの歯が形成され、前記一方のサイドフェンスは、前記ガイドアームの前記係合溝に着脱可能に係合する係合部材を備え、前記他方のサイドフェンスは、前記ガイドアームの前記歯に歯合する歯部材を備えることにより、上記目的を達成している。
【0016】上記構成によれば、用紙の幅方向に延在するガイドアームにより、1対のサイドフェンスを用紙の幅方向に移動可能に案内し、当該ガイドアームの1対のサイドフェンスの一方のサイドフェンス側に、複数の用紙サイズ毎に当該用紙の幅方向端部位置に当該一方側のサイドフェンスを位置させる係合溝を、ガイドアームの他方のサイドフェンス側に、所定ピッチの歯を、それぞれ形成し、一方のサイドフェンスに、ガイドアームの係合溝に着脱可能に係合する係合部材を設け、他方のサイドフェンスに、ガイドアームの歯に歯合する歯部材を設けているので、簡単な構成で、用紙サイズに合わせて、一方のサイドフェンスを移動させてセットし、端部を揃えた用紙をセットした後、他方のサイドフェンスを当該セットした用紙の幅方向他方側の端部方向に移動させて当接させるだけで、簡単に、かつ、一旦揃えた用紙の端部を崩すことなく、適切にセットすることができ、異なるサイズの用紙をセットする際のサイドフェンスの位置調整作業を簡単かつ容易に行うことができるとともに、セット不良の発生を抑制して、用紙の分離性能を向上させることができる。
【0017】上記各場合において、例えば、請求項3に記載するように、前記一方のサイドフェンスは、前記用紙の複数の用紙サイズ毎に当該用紙サイズに対応した前記用紙の幅方向端部位置にネジにより固定可能であってもよい。
【0018】上記構成によれば、一方のサイドフェンスを、複数の用紙サイズ毎に当該用紙サイズに対応した用紙の幅方向端部位置にネジにより固定可能としているので、給紙カセットを画像形成装置にセットする際の衝撃で、サイドフェンスのコーナー爪からセットされている用紙が外れることを防止することができ、用紙の分離性能をさらに向上させることができる。
【0019】また、例えば、請求項4に記載するように、前記給紙カセットは、前記画像形成装置に装着される際の衝撃が吸収する所定の衝撃吸収機構により吸収されるものであってもよい。
【0020】上記構成によれば、給紙カセットが画像形成装置に装着される際の衝撃を衝撃吸収機構で吸収するので、給紙カセットを画像形成装置にセットする際の衝撃で、サイドフェンスのコーナー爪からセットされている用紙が外れることを防止することができ、用紙の分離性能をさらに向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0022】図1及び図2は、本発明の給紙カセットの第1の実施の形態を適用した給紙カセットを示す図であり、本実施の形態は、請求項家1及び請求項2に対応するものである。
【0023】図1において、給紙カセット20は、その本体ケース21が上部の開口した箱状に形成されており、本体ケース21は、ファクシミリ装置、複写機及びプリンタ等の画像形成装置の給紙ベース(図示略)に着脱可能にセット(装着)される。
【0024】本体ケース21内の記録紙送出側である前方側(図1中上方向)には、本体ケース21の幅方向(図1中左右方向)に相対向して一対のサイドフェンス22、23が配設されており、サイドフェンス22、23は、略L字型に形成されている。
【0025】本体ケース2内のサイドフェンス22、23の下方には、本体ケース2の幅方向に伸びたガイドアーム24が配設されており、ガイドアーム24は、サイドフェンス22側の一方側の側面に、所定の細かさの歯の形成されたラック部24aが、サイドフェンス23側の一方側の側面に、記録紙(用紙)のサイズ毎に係合溝24bが、それぞれ形成されている。
【0026】サイドフェンス(他方のサイドフェンス)22には、レバー25が回動支点25a(図示略)を介してガイドアーム24方向に回動可能に取り付けられており、レバー25には、ガイドアーム24のラック部24aに歯合する歯25bが形成されている。サイドフェンス(一方のサイドフェンス)23には、レバー26が回動支点26a(図2参照)を介してガイドアーム24方向に回動可能に取り付けられており、レバー26には、ガイドアーム24の係合溝24bに係合する係合突起(係合部材)26bが形成されている。レバー25及びレバー26は、図2に示すように、スプリング27によりガイドアーム24方向に付勢されており、スプリング27は、図2に示すように、サイドフェンス22、23に形成された係止部22a、23a(係止部22aは、図示せず。)とレバー25、26との間に係合されている。
【0027】サイドフェンス22及びサイドフェンス23には、それぞれ記録紙送出側である前方側に延在するアーム28、29が回動可能に取り付けられており、アーム28、29の先端には、それぞれ係合爪30、31が取り付けられている。係合爪30、31は、記録紙の先端側両角部に係合して、記録紙を一枚ずつ分離する。
【0028】本体ケース21内には、本体ケース21に上方向に回動可能に保持された底板32が配設されており、底板32は、その記録紙の搬送方向先端側が図示しない付勢部材、例えば、スプリングにより上方に付勢されて、記録紙の搬送方向先端部を係合爪30、31に係合させる。底板32の記録紙の搬送方向先端側の上面には、記録紙の滑りを防止する滑り止め部材33が張り付けられている。
【0029】本体ケース21の給紙方向後方側には、エンドフェンス34が配設されており、エンドフェンス34は、その下端部に形成された係合突起34aを本体ケース21の底面に形成されたセット溝35に填め込むことによりセットされる。セット溝35は、本体ケース21の底面に本体ケース21の前後方向(記録紙の長手方向)に記録紙サイズ毎に形成されており、各セット溝35の横には、エンドフェンス34を固定するためのネジ穴36が形成されている。エンドフェンス34は、その係合突起34aを記録紙サイズに対応した位置のセット溝35に填め込まれるとともに、ネジ37をネジ穴36に螺合されることにより固定され、記録紙の後端を保持する。
【0030】次に、本実施の形態の動作を説明する。給紙カセット20は、給紙カセット20に新たに記録紙をセット、あるいは、セットされている記録紙と異なるサイズの記録紙をセットする場合、給紙カセット20のセットされている画像形成装置の給紙ベースから本体ケース21を取り出し、あるいは、給紙ベースから必要な量だけ本体ケース21を引き出し、まず、エンドフェンス34のネジ37を外して、エンドフェンス34の係合突起34aを現在填め込まれているセット溝35から抜き取って、記録紙サイズに応じた位置のセット溝35に合わせて、係合突起34aを填め込み、ネジ37をネジ穴36に螺合させることにより、エンドフェンス34を記録紙サイズに応じた位置にセットする。
【0031】次に、サイドフェンス23のレバー26をガイドアーム24から離れる方向に回動させて、レバー26の係合突起26bをガイドアーム24の係合溝24bから外し、記録紙サイズに対応する位置の係合溝24bまでサイドフェンス23を本体ケース21の幅方向に移動して、当該係合溝24bにレバー26の係合突起26bを係合させる。以上の操作で、記録紙の後端を保持するエンドフェンス34の設定及び記録紙の幅方向固定端(右端)を保持するサイドフェンス23の設定を完了する。
【0032】次に、端を揃えた記録紙を本体ケース21内の底板32上にセットするが、このとき、記録紙の後端をエンドフェンス34に当接させてセットし、揃えた記録紙の右端をサイドフェンス23の係合爪30の下側に挿入して、サイドフェンス23に当接させてセットする。
【0033】この状態で、サイドフェンス22のレバー25をガイドアーム24から離れる方向に回動させて、レバー25の歯25bをガイドアーム24のラック部24aから離し、サイドフェンス22を、上記セットした記録紙のサイドフェンス22側の端(左端)に当接するまで移動して、レバー25の回動を解除する。レバー25の回動を解除すると、レバー25の歯25bは、ガイドアーム24のラック部24aに歯合し、サイドフェンス23の移動を規制する。
【0034】したがって、給紙カセット20の本体ケース21内にセットされた記録紙は、揃えた端部が乱されることなく、適切にセットされ、セット不良を引き起こさずに、記録紙の分離性能が向上する。
【0035】図3〜図6は、本発明の給紙カセットの第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、固定側のサイドフェンスをネジにより固定するもので、請求項3に対応するものである。なお、本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同様の給紙カセットに適用したものであり、本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて、その詳細な説明を省略する。
【0036】図3及び図4において、給紙カセット40は、上記第1の実施の形態の給紙カセット20と同様に構成されており、ただ、その固定側のサイドフェンス23がネジ41、42により本体ケース21の底面に固定される。
【0037】すなわち、本体ケース21の底面には、本体ケース21の幅方向にサイドフェンス23の両端部位置に対応する位置にネジ穴43、44が形成されており、ネジ穴43、44は、記録紙サイズ毎にサイドフェンス23を固定する位置にそれぞれ形成されている。
【0038】サイドフェンス23の両端部には、ネジ41、42が貫通する穴(図示略)が形成されており、このサイドフェンス23の穴を通してネジ41、42を本体ケース21に形成されたネジ穴43、44に螺合させることにより、サイドフェンス23を本体ケース21に固定する。
【0039】上記ネジ41、42は、図5及び図6に示すように、ネジ部41aと取手部41bを備えており、取手部41bは、手でのネジ操作が容易なように、図5に示すように、ネジ方向に長く形成されているとともに、図6に示すように、十字形に形成されている。
【0040】再び、図3において、給紙カセット40は、その本体ケース21に、取手45が取り付けられており、取手45は、給紙カセット40を画像形成装置に装着するときや画像形成装置から引き出すときに使用される。
【0041】本実施の形態の給紙カセット40は、給紙カセット40に新たに記録紙をセット、あるいは、セットされている記録紙と異なるサイズの記録紙をセットする場合、上記実施の形態と同様に、本体ケース21を画像形成装置の給紙ベースから引き出して、サイドフェンス23をガイドアーム24の記録紙サイズに対応する位置の係合溝24b位置に移動し、レバー26の係合突起26bをガイドアーム24の係合溝24bに係合させるが、このサイドフェンス23の移動とレバー26の係合突起26bのガイドアーム24の係合溝24bへの係合を完了すると、ネジ41、42をネジ穴43、44に螺合させて、サイドフェンス23をネジ41、42により本体ケース21に固定する。
【0042】その後、上記実施の形態と同様に、記録紙のセット及びサイドフェンス22の移動を行って、記録紙をエンドフェンス34及びサイドフェンス22、23により保持させると、本体ケース21を画像形成装置の給紙ベースに、図3に矢印で示す方向に挿入してセットする。
【0043】このように、本実施の形態の給紙カセット40によれば、サイドフェンス23がネジ41、42により本体ケース21に固定されているので、本体ケース21を画像形成装置に装着する際の衝撃により、サイドフェンス23の位置ズレが発生するのを防止することができ、記録紙がサイドフェンス23の係合爪31及びサイドフェンス22の係合爪30からはずれるのを防止することができる。したがって、給紙カセット40の記録紙の分離性能をより一層向上させることができる。
【0044】また、本実施の形態においては、本体ケース21の画像形成装置への挿入方向側のサイドフェンス23をネジ41、42により固定しているので、サイドフェンス23の位置ズレが発生するのをより一層適切に防止することができ、記録紙がサイドフェンス23の係合爪31及びサイドフェンス22の係合爪30から外れるのをより一層適切に防止することができる。したがって、給紙カセット40の記録紙の分離性能をより一層向上させることができる。
【0045】さらに、ネジ41、42を手動で回すことのできる取手部41b、42bを備えた構造としているので、サイドフェンス23の固定の操作性を向上させることができる。
【0046】図7は、本発明の給紙カセットの第3の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、給紙カセットを当該給紙カセットを利用する画像形成装置に装着する際の衝撃を吸収する衝撃吸収機構を設けたもので、請求項4に対応するものである。なお、本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同様の給紙カセットに適用したものであり、本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて、その詳細な説明を省略する。
【0047】図7において、給紙カセット20は、上記第1の実施の形態の給紙カセット20と同様に構成されており、給紙カセット20の装着される画像形成装置の給紙ベースには、ダンパー(衝撃吸収機構)50が設けられている。ダンパー50は、例えば、エアーダンパーが使用されており、アーム51を備えている。アーム51は、図7に矢印で示すように、画像形成装置の給紙ベースに挿入される給紙カセット20の側面に当接して、ダンパー50内に進入し、このダンパー50内に進入するアーム51によりダンパー50の内部エアーが排出されて、給紙カセット20の画像形成装置へのセット時に、給紙カセット20に与える衝撃を吸収する。したがって、給紙カセット20内のサイドフェンス22、23の位置ズレが発生するのを防止することができ、記録紙がサイドフェンス22、23の係合爪30、31から外れるのを防止することができる。したがって、給紙カセット20の記録紙の分離性能をより一層向上させることができる。
【0048】なお、上記第3の実施の形態においては、ダンパー50として、エアーダンパーを使用しているが、衝撃吸収機構としては、エアーダンパーに限るものではなく、オイルダンパー等給紙カセット20のセット時に給紙カセット20に与える衝撃を適切に吸収できるものであれば、どのようなものであってもよい。
【0049】また、上記第3の実施の形態においては、ダンパー50を給紙カセットの装着される画像形成装置に設けているが、給紙カセットに設けてもよい。
【0050】以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明の給紙カセットによれば、1対のサイドフェンスの一方のサイドフェンスが、用紙の幅方向に移動可能に、かつ、用紙の幅方向の一方側の複数の用紙サイズ毎の当該用紙の端部位置に対応した位置毎に固定可能に配設され、他方のサイドフェンスが、用紙の幅方向に所定の細かさで移動可能に、かつ、用紙の幅方向の他方側端部に当接する位置で固定可能に配設されたものとしているので、用紙サイズに合わせて、一方のサイドフェンスを移動させてセットし、端部を揃えた用紙をセットした後、他方のサイドフェンスを当該セットした用紙の幅方向他方側の端部に当接させるだけで、簡単に、かつ、一旦揃えた用紙の端部を崩すことなく、適切にセットすることができ、用紙をセットする際のサイドフェンスの位置調整作業を簡単かつ容易に行うことができるとともに、セット不良の発生を抑制して、用紙の分離性能を向上させることができる。
【0052】請求項2記載の発明の給紙カセットによれば、用紙の幅方向に延在するガイドアームにより、1対のサイドフェンスを用紙の幅方向に移動可能に案内し、当該ガイドアームの1対のサイドフェンスの一方のサイドフェンス側に、複数の用紙サイズ毎に当該用紙の幅方向端部位置に当該一方側のサイドフェンスを位置させる係合溝を、ガイドアームの他方のサイドフェンス側に、所定ピッチの歯を、それぞれ形成し、一方のサイドフェンスに、ガイドアームの係合溝に着脱可能に係合する係合部材を設け、他方のサイドフェンスに、ガイドアームの歯に歯合する歯部材を設けているので、簡単な構成で、用紙サイズに合わせて、一方のサイドフェンスを移動させてセットし、端部を揃えた用紙をセットした後、他方のサイドフェンスを当該セットした用紙の幅方向他方側の端部方向に移動させて当接させるだけで、簡単に、かつ、一旦揃えた用紙の端部を崩すことなく、適切にセットすることができ、異なるサイズの用紙をセットする際のサイドフェンスの位置調整作業を簡単かつ容易に行うことができるとともに、セット不良の発生を抑制して、用紙の分離性能を向上させることができる。
【0053】請求項3記載の発明の給紙カセットによれば、一方のサイドフェンスを、複数の用紙サイズ毎に当該用紙サイズに対応した用紙の幅方向端部位置にネジにより固定可能としているので、給紙カセットを画像形成装置にセットする際の衝撃で、サイドフェンスのコーナー爪からセットされている用紙が外れることを防止することができ、用紙の分離性能をさらに向上させることができる。
【0054】請求項4記載の発明の給紙カセットによれば、給紙カセットが画像形成装置に装着される際の衝撃を衝撃吸収機構で吸収するので、給紙カセットを画像形成装置にセットする際の衝撃で、サイドフェンスのコーナー爪からセットされている用紙が外れることを防止することができ、用紙の分離性能をさらに向上させることができる。




 

 


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