Warning: fopen(.htaccess): failed to open stream: No such file or directory in /home/jp321/public_html/header.php on line 47

Warning: filesize(): stat failed for .htaccess in /home/jp321/public_html/header.php on line 48

Warning: fread() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 48

Warning: fclose() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 49

Warning: fopen(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 54

Warning: flock() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 56

Warning: fclose() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 63
画像処理装置 - 株式会社リコー
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 株式会社リコー

発明の名称 画像処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−81432
公開日 平成10年(1998)3月31日
出願番号 特願平8−254024
出願日 平成8年(1996)9月5日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小島 俊郎
発明者 山田 直行
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 原稿搬送方向と直交する線上の最小原稿幅の範囲に並べた少なくとも2個の紙サイズ検出センサを有し、原稿を1枚ずつ搬送し、各紙サイズ検出センサが出力した原稿の検出信号を基に原稿サイズを検出し、検出した原稿サイズを基に原稿上の画像を読み取る画像処理装置において、時間差算出部と比較部とエラー処理部を有し、時間差算出部は各紙サイズ検出センサからの信号を基に各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差を算出し、比較部は時間差算出部が算出した各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出をした時間の差、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差をそれぞれ予め個別に定めた閾値と比較し、エラー処理部は比較部が比較した結果、いずれかの時間の差が予め定めた閾値を越える場合に原稿の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を出力することを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】 記録紙を1枚ずつ搬送して画情報記憶部に記憶した画像を記録紙に印刷する画像処理装置において、記録紙搬送方向と直交する線上の最小記録紙幅の範囲に並べた少なくとも2個の記録紙検出センサと時間差算出部と比較部とエラー処理部を有し、時間差算出部は各記録紙検出センサからの信号を基に各記録紙検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差、各記録紙検出センサが記録紙の後端部を検出した時間の差及び記録紙が各記録紙検出センサを通過するのに要した時間の差を算出し、比較部は時間差算出部が算出した各記録紙検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差、各記録紙検出センサが記録紙の後端部を検出した時間の差及び記録紙が各記録紙検出センサを通過するのに要した時間の差をそれぞれ予め個別に定めた閾値と比較し、エラー処理部は比較部が比較した結果、いずれかの時間の差が予め定めた閾値を越える場合に記録紙の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を出力するとともに、そのときの画像データを画情報記憶部から再び呼び出して印刷処理をするように制御することを特徴とする画像処理装置。
【請求項3】 記録紙搬送路上の記録紙の位置検出信号を出力する記録紙位置検出センサを記録紙搬送方向にずれた少なくとも2か所に有し、記録紙を1枚ずつ搬送し、記録紙位置検出センサの出力を基に記録紙位置を検出し、検出した記録紙位置を基に画情報記憶部に記憶した画像を記録紙に印刷する画像処理装置において、時間差算出部は各記録紙位置検出センサからの信号を基に記録紙が各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間の差を算出し、比較部は時間差算出部が算出した時間の差を予め定めた閾値と比較し、エラー処理部は比較部が比較した結果、各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間の差が予め定めた閾値を越える場合に記録紙の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を出力するとともに、そのときの画像データを画情報記憶部から再び呼び出して印刷処理をするように制御することを特徴とする画像処理装置。
【請求項4】 上記時間差算出部は各記録紙位置検出センサからの信号を基に記録紙が各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間を算出し、比較部は時間差算出部が算出した各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間をそれぞれ予め定めた閾値と比較する請求項3記載の画像処理装置。
【請求項5】 上記時間差算出部は各記録紙位置検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差及び後端部を検出した時間の差を算出し、算出した両時間の差を基にその差を算出し、比較部は時間差算出部が算出した記録紙先端部の検出時間差と記録紙後端部の検出時間差との差を予め定めた閾値と比較する請求項3記載の画像処理装置。
【請求項6】 記録紙搬送方向に所定の距離だけずれた2か所において記録紙位置検出センサを備え、時間差算出部は各記録紙位置検出センサがともに記録紙を検出している時間を算出し、比較部は時間算出部が算出した時間と予め定めた閾値と比較する請求項3記載の画像処理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像処理装置、特に原稿読み取りの際及び画像印刷の際の原稿及び記録紙の斜行等による読み取り不良及び印刷不良の検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録紙を1枚ずつ搬送して画情報記憶部に記憶した画像を印刷する画像処理装置において、記録紙が斜行することにより正常な印刷が行なわれない場合がある。そこで、例えば特開平7-112849号公報に掲載されたスキュー検知装置では、記録位置近傍の記録紙搬送方向と直交する同一軸上に記録紙のを検出する第1センサ及び第2センサを備え、記録紙が両センサを通過する時間に差があるときは、その時間差を基に記録紙の斜行の有無を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記スキュー検知装置は記録紙が第1センサを通過する時間と第2センサを通過する時間の差を比較して斜行を検出しているので、斜行の状態及びセンサ位置によっては斜行を検出できない場合がある。例えば、記録紙を横向きに搬送する場合においては斜行が発生しても両センサが共に記録紙の搬送方向前方の辺及び搬送方向後方の辺を通る場合があり、この場合は斜行を検出できない。
【0004】また、スキュー検知装置では記録紙を検出するセンサが記録位置の近傍にあるため、記録紙が記録位置近傍を通過した後に発生した斜行を検出することができない。このため、記録紙が記録位置近傍を通過した後、例えば定着器で定着する前に記録紙の斜行が発生し、記録紙が折れる又は破けるなどの障害が発生した場合であっても正常と判断される。
【0005】また、斜行検出専用のセンサを設けなければならないため、構成が複雑になっていた。
【0006】また、原稿を1枚ずつ搬送して原稿上の画像を読み取る画像処理装置において、原稿の斜行を検出することはできない。
【0007】この発明はかかる短所を解消するためになされたものであり、原稿及び記録紙の斜行を検出して印刷不良の発生の確実な検出を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理装置は、時間差算出部と比較部とエラー処理部を有し、時間差算出部は原稿搬送方向と直交する線上の最小原稿幅の範囲に並べた少なくとも2個の紙サイズ検出センサからの原稿の検出信号を基に各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差を算出し、比較部は時間差算出部が算出した各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差をそれぞれ予め個別に定めた閾値と比較し、エラー処理部は比較部が比較した結果においていずれかの時間差が予め定めた閾値を越える場合に原稿の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を出力して、原稿の斜行を確実に検出し、警告を出力する。
【0009】また、画像処理装置は、記録紙搬送方向と直交する線上の最小記録紙幅の範囲に並べた少なくとも2個の記録紙検出センサと時間差算出部と比較部とエラー処理部を有し、時間差算出部は各記録紙検出センサからの信号を基に各記録紙検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差、各記録紙検出センサが記録紙の後端部を検出した時間の差及び記録紙が各記録紙検出センサを通過するのに要した時間の差を算出し、比較部は時間差算出部が算出した各記録紙検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差、各記録紙検出センサが記録紙の後端部を検出した時間の差及び記録紙が各記録紙検出センサを通過するのに要した時間の差をそれぞれ予め個別に定めた閾値と比較し、エラー処理部は比較部が比較した結果においていずれかの時間の差が予め定めた閾値を越える場合に記録紙の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を出力するとともに、そのときの画像データを画情報記憶部から再び呼び出して印刷処理をするように制御して、記録紙の斜行を確実に検出し、印刷不良となった画像を再び印刷する。
【0010】また、画像処理装置は、時間差算出部と比較部とエラー処理部を有し、時間差算出部は記録紙搬送方向にずれた少なくとも2か所に設けられた記録紙位置検出センサからの記録紙位置検出信号を基に記録紙が各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間の差を算出し、比較部は時間差算出部が算出した時間の差を予め定めた閾値と比較し、エラー処理部は比較部が比較した結果、各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間の差が予め定めた閾値を越える場合に記録紙の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を出力するとともに、そのときの画像データを画情報記憶部から再び呼び出して印刷処理をするように制御して、記録紙の斜行を確実に検出し、印刷不良となった画像を再び印刷する。
【0011】さらに、時間差算出部は各記録紙位置検出センサからの信号を基に記録紙が各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間を算出し、比較部は時間差算出部が算出した各記録紙位置検出センサを通過する時間をそれぞれ予め定めた閾値と比較して、搬送速度が異なった2か所で斜行を検出できるようにする。
【0012】また、時間差算出部は各記録紙位置検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差及び後端部を検出した時間の差を算出し、算出した両時間差を基にその差を算出し、比較部は時間差算出部が算出した記録紙先端部の検出時間差と記録紙後端部検出時間差との差を予め定めた閾値と比較する。
【0013】また、記録紙搬送方向に所定の距離だけずれた2か所において記録紙位置検出センサを備え、時間差算出部は各記録紙位置検出センサがともに記録紙を検出している時間を算出し、比較部は時間算出部が算出した時間と予め定めた閾値と比較する。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の画像処理装置は、例えばファクシミリ装置又は複写装置等の定形用紙からなる原稿及び記録紙を一枚ずつ搬送するものであり、原稿及び記録紙の斜行度合が予め定めた度合より大きくなった場合に警告を発したり再度印刷処理を行なったりして画情報が欠落することを防止するものである。
【0015】画像処理装置は、例えば原稿搬送方向と直交する線上の最小原稿幅の範囲に並べて設けられた少なくとも2個の紙サイズ検出センサ、紙サイズ検出部、原稿搬送部、原稿読取部、画情報記憶部、時間差算出部、閾値記憶部、比較部及びエラー処理部を有する。紙サイズ検出部は各紙サイズ検出センサの出力信号を基に原稿サイズを検出する。原稿搬送部は原稿を1枚ずつ原稿読取部に搬送する。原稿読取部は紙サイズ検出部が検出した原稿サイズを基に原稿搬送部が搬送した原稿上の画像を読み取り、読み取った画像の画像データを画情報記憶部に記憶する。
【0016】時間差算出部は各紙サイズ検出センサからの信号を基に各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差を算出する部分であり、例えば紙サイズ検出センサと同数の原稿幅検出部と原稿長差検出部を備える。各原稿幅検出部は各紙サイズ検出センサと1体1に対応し、各紙サイズ検出センサが原稿先端部を検出した時間、各紙サイズ検出センサが原稿を検出していた時間間隔及び各紙サイズ検出センサが原稿後端部を検出した時間を検出する。原稿長差検出部は各紙サイズ検出センサが原稿先端部を検出した時間、各紙サイズ検出センサが原稿を検出していた時間間隔及び各紙サイズ検出センサが原稿後端部を検出した時間を基に各紙サイズ検出センサからの信号を基に各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差を算出する。ここで、各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出した時間の差を算出するのは原稿が紙サイズ検出センサに到達する以前に発生した斜行を検出するためであり、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差を算出するのは原稿の先端部が各紙サイズ検出センサを通過した後に発生した原稿の斜行を検出するためであり、原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差を算出するのは原稿の折れ曲がり及び斜行を検出するためである。このように原稿の先端部を検出した時間の差等を基に斜行を検出するので、原稿を横に搬送する場合であっても確実に斜行を検出することができる。
【0017】閾値記憶部は、例えば各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差のそれぞれに対する斜行検出の基準となる閾値を記憶する。比較部は時間差算出部が算出した各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差をそれぞれ予め閾値記憶部に記憶した閾値と比較する。ここで、各時間差をそれぞれ予め定めた閾値と比較するのは、斜行が発生してもその度合が少なければ画情報の欠落などを起こさないことから、軽度の斜行の場合は搬送が正しく行なわれたと判断するためである。エラー処理部は比較部の比較結果においていずれかの時間差が予め定めた閾値を越える場合に原稿の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を、例えば操作表示部に表示したり、ブザーを用いて出力したりする。これにより、原稿の搬送が正しく行なわれなかった場合にオペレータはそれを容易に知ることができ、その原稿に対して再度読み取り処理の指示を行なうことにより画情報の欠落を防止できる。
【0018】また、画像処理装置は、例えば画情報記憶部、記録紙搬送部、印刷部、記録紙搬送方向と直交する線上の最小記録紙幅の範囲に並べて設けられた少なくとも2個の記録紙検出センサ、時間差算出部、閾値記憶部、比較部及びエラー処理部を有する。画情報記憶部は、例えば印刷する画像の画像データを記憶する。記録紙搬送部は、印刷する画像に合わせて記録紙を1枚ずつ印刷部に搬送する。印刷部は、画情報記憶部から画像データを読み出して、記録紙搬送部が搬送した記録紙に画像を印刷する。
【0019】時間差算出部は各記録紙検出センサからの信号を基に各記録紙検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差、各記録紙検出センサが記録紙の後端部を検出した時間の差及び記録紙が各記録紙検出センサを通過するのに要した時間の差を算出する部分であり、例えば記録紙検出センサと同数の記録紙幅検出部と記録紙長差検出部を備える。各記録紙幅検出部は各記録紙検出センサと1体1に対応し、各記録紙検出センサが記録紙先端部を検出した時間、各記録紙検出センサが記録紙を検出していた時間間隔及び各記録紙検出センサが記録紙後端部を検出した時間を検出する。記録紙長差検出部は各記録紙検出センサが記録紙先端部を検出した時間、各記録紙検出センサが記録紙を検出していた時間間隔及び各記録紙検出センサが記録紙後端部を検出した時間を基に各記録紙検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差、各記録紙検出センサが記録紙の後端部を検出した時間の差及び記録紙が各記録紙検出センサを通過するのに要した時間の差を算出する。比較部は時間差算出部が算出した各記録紙検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差、各記録紙検出センサが記録紙の後端部を検出した時間の差及び記録紙が各記録紙検出センサを通過するのに要した時間の差をそれぞれ予め定めた閾値と比較する。エラー処理部は比較部の比較結果においていずれかの時間差が予め定めた閾値を越える場合に記録紙の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を出力するとともに、そのときの画像データを画情報記憶部から再び呼び出して印刷処理をするように記録紙搬送部及び印刷部を制御する。
【0020】ここで、記録紙の斜行を記録紙搬送方向にずれた2か所で検出すれば、さらに確実に記録紙の斜行を検出できるとともに、例えば記録紙位置検出センサを用いることができるため、斜行検出専用のセンサを設ける必要がなく構成を簡単にできる。この場合、時間差算出部は各記録紙位置検出センサからの信号を基に記録紙が各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間を算出し、算出した各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間の差を算出する。比較部は時間差算出部が算出した記録紙位置検出センサ通過時間差を予め定めた閾値と比較して、記録紙搬送方向に離れた2か所で記録紙の斜行を検出する。
【0021】さらに、記録紙の搬送速度が位置によって異なる場合もあるので、時間差算出部は各記録紙位置検出センサからの信号を基に記録紙が記録紙検出部の各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間を算出し、比較部は時間差算出部が算出した各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間をそれぞれ予め定めた閾値と比較して、搬送速度が異なった2か所で斜行を検出できるようにしても良い。
【0022】また、時間差算出部は各記録紙位置検出センサが記録紙の先端部を検出した時間差及び後端部を検出した時間差を算出し、算出した両時間差を基にその差を算出し、比較部は時間差算出部が算出した記録紙先端部の検出時間差と記録紙後端部検出時間差との差を予め定めた閾値と比較するようにしても良い。
【0023】また、記録紙搬送方向に所定の距離だけずれた2か所において記録紙位置検出センサを備え、時間差算出部は各記録紙位置検出センサがともに記録紙を検出している時間を算出し、比較部は時間算出部が算出した時間と予め定めた閾値と比較しても良い。ここで、上記所定の距離とは記録紙の搬送方向長よりある程度みじかい距離であり、記録紙の搬送速度との関係で、記録紙の搬送方向長を検出できる程度の距離である。
【0024】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の画像処理装置の構成図である。図に示すように、メモリ1、閾値記憶部2、画情報記憶部3、原稿読取部4、印刷部5、操作表示部6、回線制御部7、紙サイズ検出センサ8a〜8n、記録紙検出センサ9a〜9n、原稿搬送部10、記録紙搬送部11及び主制御部12を有する。閾値記憶部2は斜行及び折れ曲がり検出の基準となる閾値を予め記憶する。ここで、閾値としては、例えば各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサ8a〜8nを通過するのに要した時間の差のそれぞれに対するものがあり、閾値記憶部2は、例えばこれらを各記録紙サイズ別に記憶する。画情報記憶部3は原稿読取部4で読み込んだ画像の画像データ及び回線制御部7を介して外部のファクシミリ装置(不図示)から受信した画像データを記憶する。原稿読取部4は、原稿搬送部10が搬送した原稿から画像を読み取る。印刷部5は画情報記憶部3から画像データを読み出し、記録紙搬送部11が搬送した記録紙に画像を印刷する。操作表示部6は複写指示及びファクシミリ送信指示等を入力したり、その動作状況を表示したりする。回線制御部7は、例えばPSTN回線の回線制御を行ない、外部のファクシミリ装置等(不図示)とのファクシミリ通信を行なう。
【0025】各紙サイズ検出センサ8a〜8nは、例えば図2に示すように原稿読取部4の上流において原稿搬送方向Aの垂直方向に並べて設けられ、原稿搬送部10が搬送した原稿の検出信号を出力する。記録紙検出センサ9a〜9nは、例えばリーフスイッチ等から成るセンサである。各記録紙検出センサ9a〜9nは、例えば図3に示すように給紙ローラ113に向かいあった位置で、記録紙搬送路114において記録紙搬送方向Bの垂直方向に並べて設けられ、記録紙の検出信号を出力する。原稿搬送部10は搬送ローラ101などを備え、原稿を1枚ずつ原稿読取部4に搬送する。記録紙搬送部11は給紙ローラ113などを備え、印刷部5の印刷に合わせて記録紙を1枚ずつ印刷部5に搬送する。
【0026】主制御部12は画像処理装置全体の制御を行なう。また、主制御部12は、図4に示すようにクロック発生部121、原稿用時間差算出部122、原稿用比較部123、記録紙用時間差算出部124、記録紙用比較部125、エラー処理部126及び紙サイズ検出部127を備える。クロック発生部121は原稿幅とうの検出時間の基準となるクロック信号を出力する。原稿用時間差算出部122は原稿幅検出部21a〜21n及び原稿長差検出部22を備える。各原稿幅検出部21a〜21nは各紙サイズ検出センサ8a〜8nと1体1に対応し、例えば図5に示すように各紙サイズ検出センサ8a〜8nが記録紙先端部を検出した時間、各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿を検出していた時間間隔T1g,T2g及び各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿後端部を検出した時間を検出する。原稿長差検出部22は各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿先端部を検出した時間、各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿を検出していた時間間隔T1g,T2g及び各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿後端部を検出した時間を基に各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿の先端部を検出した時間の差ΔTgf、各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿の後端部を検出した時間の差ΔTgb及び原稿が各紙サイズ検出センサ8a〜8nを通過するのに要した時間の差ΔTgを算出する。原稿用比較部123は原稿用時間差算出部122が算出した各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサ8a〜8nが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサ8a〜8nを通過するのに要した時間の差をそれぞれ予め閾値記憶部2に記憶した閾値と比較する。
【0027】記録紙用時間差算出部124は記録紙検出センサ9a〜9nと同数の記録紙幅検出部23a〜23nと記録紙長差検出部24を備える。各記録紙幅検出部23a〜23nは各記録紙検出センサ9a〜9nと1体1に対応し、各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙先端部を検出した時間、各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙を検出していた時間間隔T1k,T2k及び各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙後端部を検出した時間を検出する。記録紙長差検出部24は各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙先端部を検出した時間、各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙を検出していた時間間隔T1k,T2k及び各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙後端部を検出した時間を基に各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙の先端部を検出した時間の差ΔTkf、各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙の後端部を検出した時間の差ΔTkb及び記録紙が各記録紙検出センサ9a〜9nを通過するのに要した時間の差ΔTkを算出する。
【0028】記録紙用比較部125は記録紙用時間差算出部124が算出した各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙の先端部を検出した時間の差ΔTkf、各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙の後端部を検出した時間の差ΔTkg及び記録紙が各記録紙検出センサ9a〜9nを通過するのに要した時間の差をそれぞれ予め個別に定め閾値記憶部2に記憶した閾値と比較する。エラー処理部127は原稿用比較部123及び記録紙用比較部125の比較結果においていずれかの時間差が予め定めた閾値を越える場合に原稿又は記録紙の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を操作表示部6から出力する。また、エラー処理部126は記録紙用比較部125の比較結果のいずれかの時間差ΔTkf,ΔTkf,Tkが予め定めた閾値を越える場合、そのときの画像データを画情報記憶部3から再び呼び出して印刷処理をするように記録紙搬送部11及び印刷部5を制御する。紙サイズ検出部127は紙サイズ検出センサ8a〜8nからの出力信号を基に原稿サイズを検出する。
【0029】上記構成の画像処理装置の原稿搬送動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。ここで、説明を簡単にするために2個の紙サイズ検出センサ8b,8cに注目する。
【0030】オペレータが原稿台(不図示)に原稿をセットして、複写処理の指示及び複写開始の指示を操作表示部6から入力すると、主制御部12は原稿搬送部10に原稿の搬送を指示し、原稿の搬送を開始する(ステップS1)。原稿搬送部10は原稿搬送指示を受けると、原稿台にセットされた原稿を1枚ずつ原稿読取部4に向けて搬送する。紙サイズ検出センサ8b,8cのいずれか一方がオンになると(ステップS2)、原稿用時間差算出部122は原稿の先端部検出時間の差の計測及びオンになった紙サイズ検出センサ8b,8cを原稿が通過するのに要する時間の計測を開始する(ステップS3)。
【0031】その後、原稿がさらに搬送されてもう一方の紙サイズ検出センサ8b,8cがオンになると(ステップS4)、原稿用時間差算出部122は原稿の先端部検出時間の差の計測を終了し、また、今回オンになった紙サイズ検出センサ8b,8cを通過するのに要する時間の計測を開始する(ステップS5)。ここで、両方の紙サイズ検出センサ8b,8cが同時にオンになった場合は、原稿用時間差算出部122は原稿の先端部検出時間差の計測を開始した直後に原稿の先端部検出時間差の計測を終了し、その時間差はゼロになる。このように、原稿読取部4の上流で原稿の先端部検出時間の差を計測することにより、原稿が原稿読取部4に到達する前に斜行した場合にそれを検出することができる。
【0032】その後、原稿がさらに搬送されて一方の紙サイズ検出センサ8b,8cがオフになると(ステップS6)、原稿用時間差算出部122はオフになった紙サイズ検出センサ8b,8cを通過するのに要した時間の計測を終了し、また、原稿の後端部を検出した時間の差の計測を開始する(ステップS7)。
【0033】さらに、もう一方の紙サイズ検出センサ8b,8cがオフになると(ステップS8)、原稿用時間差算出部122はもう一方の紙サイズ検出センサ8b,8cを通過するのに要した時間の計測及び原稿の後端部を検出した時間の差の計測を終了する(ステップS9)。原稿用時間差算出部122は両紙サイズ検出センサ8b,8cに対して通過するのに要した時間の測定を終了すると、測定した両紙サイズ検出センサ8b,8cに対する通過時間の差を算出する。このように、原稿の後端部を検出した時間の差を測定することにより、原稿が紙サイズ検出センサ8b,8cの通過中に斜行した場合であってもそれを検出できる。また、原稿が紙サイズ検出センサ8b,8c通過するのに要した時間の差を検出するので、原稿が紙サイズ検出センサ8b,8cの通過中に斜行した場合及び原稿が折れ曲がっている場合のその検出をすることができる。
【0034】原稿用比較部123は原稿用時間差算出部122の処理が終了すると、原稿用時間差算出部122が求めた各紙サイズ検出センサ8b,8cが原稿の先端部を検出した時間の差ΔTgf、各紙サイズ検出センサ8b,8cが原稿の後端部を検出した時間の差ΔTgb及び原稿が各紙サイズ検出センサ8b,8cを通過するのに要した時間の差ΔTgをそれぞれ予め閾値記憶部2に記憶した閾値と比較する(ステップS10)。このように、閾値と比べることにより、原稿読み取りに影響がある一定度合以上の斜行及び原稿の折れ曲がりのみを検出することができる。ここで、閾値記憶部2に記憶した各閾値は紙サイズ検出センサ8a〜8nにおける原稿搬送速度に応じてオペレータが操作表示部6を操作して変えることができるようにする。
【0035】エラー処理部126は原稿用比較部123の比較結果のいずれかの時間差が予め定めた閾値を越える場合に、原稿の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を操作表示部6から出力する。これにより、オペレータは原稿の読み取りが正常に行なわれなかったことを知ることができる。
【0036】次ぎに、記録紙搬送動作について説明する。ここで、記録紙搬送の際における斜行検出処理は、既に説明した原稿搬送の際における斜行検出処理とほぼ同じである。
【0037】オペレータが画情報記憶部3に記憶した画像データの印刷指示を操作表示部6から入力すると、主制御部12は印刷部5に画像の印刷を指示する。印刷部5は画像印刷に指示を受けると、画情報記憶部3から印刷する画像のデータを読み出す。記録紙搬送部11は印刷部5の画像データ読み出しに応じて、記録紙カセット111から所定のサイズの記録紙を1枚ずつ印刷部5に向けて搬送する。記録紙検出センサ9a〜9nのいずれかがオンになると、記録紙用時間差算出部124は記録紙の先端部検出の時間の差の計測及びオンになった記録紙検出センサ9a〜9nを記録紙が通過するのに要する時間の計測を開始する。
【0038】その後、記録紙がさらに搬送されてもう一方の記録紙検出センサ9a〜9nがオンになると、記録紙用時間差算出部124は記録紙の先端部検出時間の差の計測を終了し、また、今回オンになった記録紙検出センサ9a〜9nを記録紙が通過するのに要する時間の計測を開始する。このように、各記録紙検出センサ9a〜9nが記録紙の先端部を検出する時間の差を計測することにより、記録紙が印刷部5に到達する前に斜行した場合にそれを検出することができる。
【0039】その後、記録紙がさらに搬送されて上記記録紙検出センサ9a〜9nの一方がオフになると、記録紙用時間差算出部124はオフになった記録紙検出センサ9a〜9nを通過するのに要した時間の計測を終了し、また、記録紙の後端部検出時間の差の計測を開始する。さらに、もう一方の記録紙検出センサ9a〜9nがオフになると、記録紙用時間差算出部124はもう一方の記録紙検出センサ9a〜9nを通過するのに要した時間の計測及び記録紙の後端部検出時間の差の計測を終了する。さらに、記録紙用時間差算出部124は測定した各記録紙検出センサ9a〜9nを通過するのに要した時間の差を算出する。このように、記録紙の後端部検出時間の差を測定することにより、記録紙が記録紙検出センサ9a〜9nの通過中に斜行した場合であってもそれを検出できる。また、記録紙が各記録紙検出センサ9a〜9nを通過するのに要した時間の差を検出するので、記録紙が記録紙検出センサ9a〜9nの通過中に斜行した場合及び記録紙が折れ曲がっている場合にその検出をすることができる。
【0040】記録紙用比較部125は記録紙用時間差算出部124の処理が終了すると、記録紙用時間差算出部124が求めた記録紙の先端部検出時間の差、記録紙の後端部検出時間の差及び記録紙通過時間の差をそれぞれ予め閾値記憶部2に記憶した閾値と比較する。このように、閾値と比べることにより、画像印刷に影響がある一定度合以上の斜行及び記録紙の折れ曲がりのみを検出することができる。
【0041】エラー処理部126は記録紙用比較部125が比較した結果においていずれかの時間差が予め定めた閾値を越える場合に、記録紙の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を操作表示部6から出力するとともに、そのときの画像データを画情報記憶部3から再び呼び出して印刷処理をするように印刷部5及び記録紙搬装置11を制御する。これにより、正常な画像を印刷することができるとともに、印刷不良が発生した記録紙が混じっていることをオペレータに通知することができる。
【0042】ここで、上記実施例では紙サイズ検出センサ8a〜8nを原稿読取部4の上流に設け、記録紙検出センサ9a〜9nを給紙ローラ113に向けて設けたが、紙サイズ検出センサ8a〜8nを原稿排出口近くに、記録紙検出センサ9a〜9nを記録紙排出口近くに設けても良い。これにより搬送路のどこで斜行が発生した場合であっても確実に検出することができる。
【0043】次ぎに、他の実施例として記録紙搬送方向にずれた少なくとも2か所において記録紙の位置検出信号を出力する記録紙位置検出センサを用いて斜行等の検出をする場合について説明する。
【0044】図7に示すように記録紙位置検出センサ13a,13bは、例えば印刷部5を挟んで記録紙搬送方向に離れて位置する。主制御部12aは、図8に示すようにクロック発生部121、原稿用時間差算出部122、原稿用比較部123、記録紙用時間差算出部124a、記録紙用比較部125a、エラー処理部126および紙サイズ検出部127を有する。記録紙用時間差算出部124aは、記録紙幅検出部25a〜25n及び記録紙長差検出部26を備える。記録紙幅検出部25a〜25nは記録紙位置検出センサ13a〜13nからの信号を基に記録紙が各記録紙位置検出センサ13a〜13nを通過する時間T1k,T2kを計測する。記録紙長差検出部26は、記録紙用時間差算出部124aは計測した両時間T1k,T2kの差ΔTkを算出する。記録紙用比較部125aは記録紙用時間差算出部124aが算出した時間差ΔTkを予め定めた閾値と比較する。この場合の記録紙の斜行検出処理を、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0045】オペレータが画情報記憶部3に記憶した画像データの印刷指示を操作表示部6から入力すると、既に説明したように印刷部5は画情報記憶部3から印刷する画像の画像のデータを読み出し、記録紙搬送部11は印刷部5の画像データ読み出しに応じて、記録紙カセット111から所定のサイズの記録紙を1枚ずつ印刷部5に向けて搬送する(ステップS21)。記録紙が上流側の記録紙位置検出センサ13aに到達して上流側の記録紙位置検出センサ13aがオンになると(ステップS22)、記録紙用時間差算出部124aは記録紙が上流側の記録紙位置検出センサ13aを通過するのに要する時間T1kの計測を開始する(ステップS23)。記録紙がさらに進んで、上流側の記録紙位置検出センサ13aがオフになると(ステップS24)、記録紙用時間差算出部124aは記録紙が上流側の記録紙位置検出センサ13aを通過するのに要する時間T1kの計測を終了する(ステップS25)。
【0046】記録紙がさらに進み下流側の記録紙位置検出センサ13bに到達し、下流側の記録紙位置検出センサ13bがオンになると(ステップS26)、記録紙用時間差算出部124aは同様に記録紙が下流側の記録紙位置検出センサ13bを通過するのに要する時間T2kの計測を開始し(ステップS27)、下流側の記録紙位置検出センサ13bがオフになると(ステップS28)、記録紙用時間差算出部124aは記録紙が下流側の記録紙位置検出センサ13bを通過するのに要する時間T2kの計測を終了する(ステップS29)。記録紙用時間差算出部124aは記録紙が上流側の記録紙位置検出センサ13aを通過するのに要した時間T1kと記録紙が下流側の記録紙位置検出センサ13bを通過するのに要した時間T2kとの差ΔTkを算出する(ステップS30)。記録紙用比較部125aは閾値記憶部2に記憶した閾値と記録紙用時間差算出部124aが計測した時間の差ΔTkとを比較する。エラー処理部126は、記録紙用比較部125aが比較した結果、記録紙が上流側の記録紙位置検出センサ13aを通過するのに要した時間と記録紙が下流側の記録紙位置検出センサ13bを通過するのに要した時間との差ΔTkが閾値を越えていた場合は(ステップS31)、操作表示部6から斜行等が発生した旨の警告を表示するとともに(ステップS32)、印刷部5及び記録紙搬送部11を再印刷処理するように制御する(ステップS33)。このように、例えば印刷部5の上流及び下流で記録紙が通過する時間を検出して、その差が閾値を越える場合に斜行等が発生したと判断するので、印刷部5の近傍で斜行又は紙折れが発生したことを検出できる。さらに、記録紙位置検出センサ13a〜13nを記録紙の供給開始位置及び記録紙の排出口に設ければその間の斜行等の発生を検出することができる。
【0047】また、このように構成することにより、斜行検出専用のセンサを設ける必要がなく、構成を簡単にすることができる。
【0048】さらに、印刷部5を挟んで記録紙搬送方向に離れて記録紙位置検出センサ13a、13bを備える場合に、記録紙用時間差算出部124aの記録紙幅検出部25a〜25nは算出した各記録紙位置検出センサ13a、13bを記録紙が通過するのに要した時間T1k,T2kを算出し、記録紙用比較部125aは記録紙用時間差算出部124aが算出した各記録紙位置検出センサ13a、13bを記録紙が通過するのに要した時間T1k,T2kをそれぞれ予め定めた閾値と比較して、搬送速度が異なった2か所で斜行を検出できるようにするようにしても良い。この場合の、画像処理装置の記録紙搬送動作を、図10にフローチャートを参照して説明する。
【0049】オペレータが画情報記憶部3に記憶した画像データの印刷指示を操作表示部6から入力すると、記録紙用比較部125aは画像を印刷する記録紙サイズを基に閾値記憶部2に記憶した閾値を選択する(ステップS41)。また、印刷部5は画情報記憶部3から印刷する画像の画像データを読み出し、記録紙搬送部11は印刷部5の画像データ読み出しに応じて、記録紙カセット111から所定のサイズの記録紙を1枚ずつ印刷部5に向けて搬送する(ステップS42)。その後、上流側の記録紙位置検出センサ13aがオンになると(ステップS43)、記録紙用時間差算出部124aは記録紙が上流側の記録紙位置検出センサ13aを通過するのに要する時間T1kの計測を開始する(ステップS44)。記録紙がさらに進んで、上流側の記録紙位置センサ13aがオフになると(ステップS45)、記録紙用時間差算出部124aは記録紙が上流側の記録紙位置検出センサ13aを通過するのに要する時間T1kの計測を終了する(ステップS46)。記録紙用比較部125aは選択した閾値と記録紙用時間差算出部124aが計測した時間T1kとを比較する。エラー処理部126は、記録紙用比較部125aが比較した結果、記録紙が上流側の記録紙位置検出センサ13aを通過するのに要した時間T1kが閾値を越えていた場合は(ステップS47)、操作表示部6から斜行等が発生した旨の警告を表示するとともに(ステップS53)、印刷部5及び記録紙搬送部11に対して再印刷処理するように指示する(ステップS54)。
【0050】記録紙がさらに進み下流側の記録紙位置検出センサ13bに到達し、下流側の記録紙位置検出センサ13bがオンになると(ステップS48)、記録紙用時間差算出部124aは記録紙が下流側の記録紙位置検出センサ13bを通過するのに要する時間T2kの計測を開始し(ステップS49)、下流側の記録紙位置検出センサ13bがオフになると(ステップS50)、記録紙用時間差算出部124aは記録紙が下流側の記録紙位置検出センサ13bを通過するのに要する時間T2kの計測を終了する(ステップS51)。記録紙用比較部125aは選択した閾値と記録紙用時間差算出部124aが計測した時間T2kとを比較する。エラー処理部126は、記録紙用比較部125aが比較した結果、記録紙が下流側の記録紙位置検出センサ13bを通過するのに要した時間T2kが閾値を越えていた場合は(ステップS52)、操作表示部6から斜行等が発生した旨の警告を表示するとともに(ステップS53)、印刷部5及び記録紙搬送部11を再印刷処理するように制御する(ステップS54)。このように、画像処理装置は印刷部5の前後で斜行又は紙折れが発生したことを検出するので、さらに正確に印刷に影響を及ぼす斜行等が発生したか否かを検出できる。
【0051】また、印刷部5を挟んで記録紙搬送方向に離れて記録紙位置検出センサ13a、13bを備える場合であって、特に下流側の記録紙位置検出センサ13bが印刷部5の近く位置する場合、記録紙用時間差算出部124aは各記録紙位置検出センサ13a,13bが記録紙の先端部を検出する時間差ΔTkf及び後端部を検出する時間差ΔTkbを計測し、計測した両時間差ΔTkf,ΔTkbを基にその差を算出し、記録紙用比較部125aは記録紙用時間差算出部124aが算出した記録紙先端部の検出時間差ΔTkfと記録紙後端部の検出時間差ΔTkbとの差を閾値記憶部2に予め定めた閾値と比較するようにしても良い。これにより、記録紙の先端部が記録紙位置検出センサ13bにかかり、印刷部5で印刷している最中に斜行が発生した場合にその検出をすることができる。
【0052】また、印刷部5を挟んで記録紙搬送方向に離れて記録紙位置検出センサ13a、13bを備える場合であって、特に両記録紙位置検出センサ13a,13bが近い位置にある場合、記録紙用時間差算出部124aの記録紙長検出部26は記録紙幅検出部25a〜25nからの記録紙先端部の検出時間及び記録紙後端部の検出時間を基に両記録紙位置検出センサ13a,13bがともに記録紙を検出している時間ΔT12を計測し、記録紙用比較部125aは記録紙用時間差算出部124aが計測した時間と予め定めた閾値と比較するようにしても良い。記録紙の搬送方向の長さ及び記録紙の搬送速度は予め分かっているので、両記録紙位置検出センサ13a,13bがともに記録紙を検出している時間は予め分かる。斜行又は紙折れが発生した場合には、この時間と記録紙用時間差算出部124aが計測した時間ΔT12とに差が生じるために、斜行等を検出することができる。この場合の記録紙搬送動作を、図11のフローチャートを参照して説明する。
【0053】オペレータが画情報記憶部3に記憶した画像データの印刷指示を操作表示部6から入力すると、既に説明したように記録紙用比較部125aは画像を印刷する記録紙サイズを基に閾値記憶部2に記憶した閾値を選択し(ステップS61)、印刷部5は画情報記憶部3から印刷する画像の画像データを読み出し、記録紙搬送部11は印刷部5の画像データ読み出しに応じて、記録紙カセット111から所定のサイズの記録紙を1枚ずつ印刷部5に向けて搬送する(ステップS62)。記録紙搬送部11が搬送した記録紙が記録紙位置検出センサ13a,13bに到達し、両記録紙位置検出センサ13a,13bがオンになると(ステップS63)、記録紙用時間差算出部124aは記録紙通過時間ΔT12の計測を開始し(ステップS64)、記録紙位置検出センサ13a,13bのいずれか一方がオフになるまで計測を続ける(ステップS65)。エラー処理部126は選択した閾値と記録紙用時間差算出部124aが計測した通過時間ΔT12とを比較する(ステップS66)。記録紙用時間差算出部124aが計測した通過時間ΔT12が閾値を越えている場合は、エラー処理部126は、操作表示部6から斜行等が発生した旨の警告を表示するとともに(ステップS67)、印刷部5及び記録紙搬送部11を再印刷処理するように制御する(ステップS68)。このように、両記録紙位置検出センサ13a,13bがともにオンの場合の時間を基にして記録紙の斜行及び折れ曲がりを検出するので、記録紙の搬送が途中で遅くなった場合であってもその旨を検出することができる。
【0054】なお、閾値記憶部2に記憶した各閾値を、例えば操作表示部6からの入力で変更することができるようにすれば、各画像処理装置の状態及びその使用状況に合わせて閾値を変更することができ、汎用性が増す。
【0055】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、原稿搬送方向と直交する線上の最小原稿幅の範囲に並べた紙サイズ検出センサからの信号を基に各紙サイズ検出センサが原稿の先端部を検出した時間の差、各紙サイズ検出センサが原稿の後端部を検出した時間の差及び原稿が各紙サイズ検出センサを通過するのに要した時間の差を算出し、算出した各時間の差をそれぞれ予め定めた閾値と比較し、いずれかの時間の差が予め定めた閾値を越える場合に原稿の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を出力するので、原稿の斜行を確実に検出し警告を出力することができる。
【0056】さらに、紙サイズ検出センサを用いて斜行等を検出するので、新たにセンサを設ける必要がなく装置構成を簡単にできる。
【0057】また、原稿搬送方向と直交する線上の最小記録紙幅の範囲に並べた記録紙検出センサからの信号を基に各記録紙検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差、各記録紙検出センサが記録紙の後端部を検出した時間の差及び記録紙が各記録紙検出センサを通過するのに要した時間の差を算出し、算出した各時間の差をそれぞれ予め定めた閾値と比較し、いずれかの時間の差が予め定めた閾値を越える場合に記録紙の搬送が正しく行なわれなかった旨の警告を出力するとともに、そのときの画像データを再び呼び出して印刷処理をするように制御するので、記録紙の斜行を確実に検出し、印刷不良となった画像を再び印刷することができるとともに印刷不良となった記録紙を取り除くようにオペレータに通知できる。
【0058】また、記録紙搬送方向にずれて位置する記録紙位置検出センサからの信号を基に記録紙が各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間の差を算出し、算出した時間の差を予め定めた閾値と比較するので、例えば印刷位置の前後で記録紙の斜行を検出することができ、印刷位置近傍で発生した斜行等を検出できる。また、記録紙位置検出センサを記録紙搬送開始位置及び記録紙排出口に設ければその間の斜行等の発生を検出することができる。
【0059】さらに、記録紙の位置を検出するセンサを記録紙位置検出センサとして用いるので、新たにセンサを設ける必要がなく装置構成を簡単にできる。
【0060】さらに、記録紙搬送方向にずれて位置する記録紙位置検出センサからの信号を基に記録紙が各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間を算出し、算出した各記録紙位置検出センサを通過するのに要した時間をそれぞれ予め定めた閾値と比較するので、搬送速度が異なった2か所で斜行を検出でき、さらに正確に斜行等を検出することができる。
【0061】また、記録紙搬送方向にずれて位置する記録紙位置検出センサからの信号を基に各記録紙位置検出センサが記録紙の先端部を検出した時間の差及び後端部を検出した時間の差を計測し、計測した両時間の差を基にその差を算出し、算出した記録紙先端部の検出時間差と記録紙後端部検出時間差との差を予め定めた閾値と比較するので、例えば、下流側の記録紙位置検出センサを印刷位置近傍に設けた場合に印刷中に発生した斜行等を検出することができる。
【0062】また、記録紙搬送方向に所定の距離だけずれて位置する記録紙位置検出センサからの信号を基に各記録紙位置検出センサがともに記録紙を検出している時間を計測し、計測した時間と予め定めた閾値と比較するので、搬送速度の変化を含め記録紙の斜行等を検出できる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013