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発明の名称 転写紙搬送装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−59588
公開日 平成10年(1998)3月3日
出願番号 特願平8−239931
出願日 平成8年(1996)8月23日
代理人
発明者 小川 和夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 原稿読み取り装置と、転写紙の搬送タイミングを決めるレジストクラッチ制御装置と、該レジストクラッチ制御装置により駆動されるレジストクラッチと、転写紙を制御しているマイコンと、を有し、上記転写紙を制御しているマイコンが原稿読み取り装置に読み取り開始の指示をすると共に、レジストクラッチ装置に初期化信号を与え、上記レジストクラッチ制御装置が、原稿読み取り装置からの原稿先端信号を検出してあらかじめ決められたレジストON時間経過後にレジストクラッチを駆動して転写紙を送り出すことを特徴とする転写紙搬送装置。
【請求項2】 上記レジストクラッチ装置が、基準クロックをカウントするタイマカウントレジスタと、原稿読み取り装置からの原稿先端信号を検出する遷移検出器と、該遷移検出器の信号でタイマカウントレジスタの値を取り込むキャプチャレジスタと、原稿読み取り装置が原稿の先端を読んでからレジストクラッチをONするまでの時間を書き込んでおくオフセットレジスタと、上記キャプチャレジスタの値とオフセットレジスタの値を加算する加算器と、加算結果を保持する一致レジスタと、タイマカウントレジスタの値と一致レジスタの値を比較する比較器と、該比較器からの信号により上記レジストクラッチを駆動する出力ラッチと、上記転写紙を制御しているマイコンからの信号により上記遷移検出器と出力ラッチとを初期化する初期化信号デコーダと、を有することを特徴とする請求項1記載の転写紙搬送装置。
【請求項3】 上記初期化信号デコーダが上記出力ラッチに上記レジストクラッチを駆動する信号を出力可能なことを特徴とする請求項2記載の転写紙搬送装置。
【請求項4】 上記遷移検出器の信号でセットされる遷移検出ラッチを有し、該遷移検出ラッチが上記マイコンに原稿先端信号を送ることを特徴とする請求項3記載の転写紙搬送装置。
【請求項5】 上記遷移検出ラッチが他の動作と無関係な遷移検知クリア信号でリセットされることを特徴とする請求項4記載の転写紙搬送装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機において転写紙の搬送タイミングを取るレジストクラッチの制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機では、原稿読み取り装置で読み取った原稿像は、感光体上に結像されて潜像を形成し、これを現像装置でトナー像としてから転写紙に転写し、複写像を作る。原稿の複写像は、転写紙のあらかじめ決められた位置に形成される必要があるので、原稿の先端を露光するタイミングと、転写紙を転写部へ送り感光体上のトナー像と重ねるタイミングの同期を取る必要がある。
【0003】アナログ複写機の場合、原稿読み取り装置が原稿を読み取るのと感光体に露光するのとは、同時に行われる。また、給紙部から送られてきた転写紙は、転写部への搬送経路の手前にあるレジスト部で、一度止められてタイミングを合わせて転写部へ送られている。したがって、原稿読み取り装置が原稿の先端を読み出してから一定時間後にレジスト部の転写紙搬送ローラに駆動を伝えるレジストクラッチをONして、転写紙を転写部へ送れば良い。
【0004】上記の一定時間は、作像モードにより異なる。通常の作像モードでは、原稿の先端を転写紙の先端に合わせて作像するので、感光体に露光してから転写するまでの時間から、レジストクラッチをONしてから転写紙が転写部まで搬送されるのに掛かる時間を引いた時間である。
【0005】綴じ代を付ける場合は、原稿の先端を転写紙の先端より綴代分だけ後ろにずらして作像する。この場合は、その分だけレジストクラッチをONするタイミングを速くする。例えば、搬送速度が、430mm/sの場合は、11.6msだけ速くすると、430mm/s×0.0116s=4.988mm、すなわち、先端にほぼ5mmの綴代が出来る。この原稿読み取り装置が原稿の先端を読みとってからレジストクラッチをONするまでの一定時間をレジストON時間と呼ぶ。
【0006】このレジストクラッチをONするタイミングがずれてしまうと、画像と転写紙の位置関係がずれて、複写不良となる。ONタイミングが遅れると画像が転写紙の前の方にずれ、ONのタイミングが早まると画像が転写紙の後方にずれて転写される。ONタイミングのずれ時間に転写紙の搬送速度をかけた値だけ像と転写紙の位置がずれてしまう。例えば、搬送速度が、430mm/sの場合、ONタイミングが5msずれると、像は2.15mmずれることとなる。
【0007】従来の装置では、転写紙の送り出しを制御しているマイコンが、原稿読み取り装置からの原稿先端信号を割込み信号として受取り、割込み処理でレジストON時間後に割込みがかかるようにワンショットタイマをセットしている。そして、ワンショットタイムからの割込み信号を受け取るとその割込み処理でレジストクラッチをONしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、転写紙の送り出しを制御しているマイコンは、これだけでなく複写機全体の制御をやっているので、場合によっては、他の割込み処理とぶつかるなど、原稿先端信号を受けてから、ワンショットタイマをセットするまでに時間がかかって、ワンショットタイマからの割込み信号を受けてから、レジストクラッチONするまでに時間がかかって、レジストクラッチをONするタイミングが遅れてしまうことがある。
【0009】本発明は、上記の事実から考えられたもので、転写紙を制御しているマイコンの処理時間がレジストクラッチをONするタイミングに影響しないレジストクラッチ制御装置を提供するものである。
【0010】また、装置のメンテナンス時などでは、動作の確認をするために、操作部のキー操作によりレジストクラッチのON/OFF動作を行うことが有り、画像先端信号が来ないときでもレジストクラッチのON/OFF動作を行えるようにする必要がある。
【0011】そこで、本発明の他の目的は、原稿先端信号を受けなくても、転写紙を制御しているマイコンの制御により、レジストクラッチをON/OFFすることの出来るレジストクラッチ制御装置を提供することにある。
【0012】また、転写紙を制御しているマイコンは、原稿読み取り装置が、装置全体のタイミングに合って原稿を読み取りを開始したかどうかを原稿先端信号が一定時間内に来たかどうかを見ることにより判断している。したがって、原稿先端信号が来たことを示す信号を発生し前記マイコンが認識できるようにする必要がある。
【0013】そこで、本発明の他の目的は、転写紙を制御しているマイコンに原稿先端信号を受けたことを知らせる信号を発生することができるレジストクラッチ制御装置を提供することにある。
【0014】また、前記マイコンは、原稿先端信号が来たことを認識してしまうこの信号をクリアして、次の画像先端信号が来ることに備える必要がある。このクリアする動作は、レジストクラッチ制御装置の動作には無関係に、信号が来たことを認識したときに行うのが、制御が簡単になり望ましい。
【0015】そこで、本発明のまた別の目的は、レジスト制御装置からの信号により原稿先端信号を受けたことを転写紙を制御しているマイコンが認識すると、前記マイコンはレジスト制御装置の動作と無関係に前記信号をクリア出来るレジストクラッチ制御装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明は、原稿読み取り装置と、転写紙の搬送タイミングを決めるレジストクラッチ制御装置と、該レジストクラッチ制御装置により駆動されるレジストクラッチと、転写紙を制御しているマイコンと、を有し、上記転写紙を制御しているマイコンが原稿読み取り装置に読み取り開始の指示をすると共に、レジストクラッチ装置に初期化信号を与え、上記レジストクラッチ制御装置が、原稿読み取り装置からの原稿先端信号を検出してあらかじめ決められたレジストON時間経過後にレジストクラッチを駆動して転写紙を送り出すことを特徴としている。
【0017】上記レジストクラッチ装置が、基準クロックをカウントするタイマカウントレジスタと、原稿読み取り装置からの原稿先端信号を検出する遷移検出器と、該遷移検出器の信号でタイマカウントレジスタの値を取り込むキャプチャレジスタと、原稿読み取り装置が原稿の先端を読んでからレジストクラッチをONするまでの時間を書き込んでおくオフセットレジスタと、上記キャプチャレジスタの値とオフセットレジスタの値を加算する加算器と、加算結果を保持する一致レジスタと、タイマカウントレジスタの値と一致レジスタの値を比較する比較器と、該比較器からの信号により上記レジストクラッチを駆動する出力ラッチと、上記転写紙を制御しているマイコンからの信号により上記遷移検出器と出力ラッチとを初期化する初期化信号デコーダと、を有することが望ましい。
【0018】また、上記初期化信号デコーダが上記出力ラッチに上記レジストクラッチを駆動する信号を出力可能な構成や、上記遷移検出器の信号でセットされる遷移検出ラッチを有し、該遷移検出ラッチが上記マイコンに原稿先端信号を送る構成や、上記遷移検出ラッチが他の動作と無関係な遷移検知クリア信号でリセットされる構成とすることもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によって説明する。図1は本発明のレジストクラッチ装置の構成を示すブロック図である。タイマカウントレジスタ1は、16bitのフリーランニングカウンタで、32μ秒周期の基準クロックをカウントしている。遷移検出器2は、原稿読み取り装置が、原稿の先端を読み出した時に発生する原稿先端信号の立ち下がりエッジを検出すると、パルスを発生する。一度エッジを検出すると、初期化信号デコーダ3からのクリア信号を受けるまでは、もう一度原稿先端信号がたち下がってもパルスは発生しない。
【0020】初期化信号デコーダ3の初期化信号は、2bitの信号で、bit1で遷移検出器2の初期化を行い、bit0で出力ラッチ4のセット/リセットを行う。bit1が1の書き込みが初期化信号デコーダ3に行われると遷移検出器2にクリア信号が送られ、初期化される。bit0が1の書き込みが初期化信号デコーダ3に行われると出力ラッチ4にセット信号が送られ、クラッチ制御信号が、Highレベルになる。bit0が0の書き込みが行われると出力ラッチ4にリセット信号が送られ、クラッチ制御信号が、Lowレベルになる。
【0021】キャプチャレジスタ5は、遷移検出器2からのパルスを受けるとタイマカウントレジスタ1のカウント値を取り込み、保持する。オフセットレジスタ6は、図3に示す転写紙制御マイコン11が、あらかじめレジストON時間に相当する値を書き込んで置くレジスタである。
【0022】加算器7は、遷移検出器2からのパルスを受けるとキャプチャレジスタ5が保持したタイマカウントレジスタ1の値と、オフセットレジスタ6の値とを加算し、一致レジスタ8に出力し、一致レジスタ8は、これを取り込み保持する。比較器9は、一致レジスタ8が、加算器7の出力を保持してから動作を始め、一致レジスタ8の保持している値とタイマカウントレジスタ1のカウント値とを比較し、両方の値が等しいと、パルスを出力ラッチ4に出力する。比較器9は、一度パルスを出力すると新たに、一致レジスタ8が加算器7の出力を保持するまでは、比較動作を行わない。出力ラッチ4からのクラッチ制御信号は、比較器9からのパルスを受ける度に反転する。
【0023】遷移検出ラッチ10は、遷移検出器2からのパルスによりセットされ、遷移検知クリア信号を受けるまで、その状態を保ち、遷移検知信号として出力する。この信号により、前記転写紙制御マイコン11は、原稿先端信号が原稿読み取り装置12から来たことを知る。
【0024】まず、図2に図示した動作を開始する前の動作説明を行う。前記転写紙制御マイコン11は、オフセットレジスタ6に、レジストON時間を基準クロックの周期である32μ秒で割った値を書き込む。たとえば、レジストON時間が、23m秒の時は、718(16進だと2CFh)を書き込む。次に、転写紙制御マイコン11は、初期化信号bit1=1,bit0=0を初期化信号デコーダ3に書き込む。これにより、遷移検出器2が初期化され、出力ラッチ4がリセットされる。また、前記転写紙制御マイコン11は、遷移検知クリア信号を送り、遷移検出ラッチ10をクリアしておく。
【0025】そして、図3に示す原稿読み取り装置11に対してスタート信号を発生し、図示しない給紙部より転写紙をレジストローラまで送る。出力ラッチ4がリセットされ、クラッチ制御信号がLowレベルなので、図3に示すドライバ14の回路によりレジストローラを駆動するレジストクラッチ15は、OFF状態になり、転写紙の先端は、レジストローラまで搬送されて止まる。
【0026】次に、図2に図示した動作の説明を行う。スタート信号を受けた原稿読み取り装置12は、スキャナをスタートさせ、原稿の先端を読みはじめたときに原稿先端信号をLowレベルにする。
【0027】レジストクラッチ制御装置13は、原稿先端信号の立ち下がりエッジを検出するとキャプチャレジスタ5にタイマカウントレジスタ1の値(この場合は1000h)を取り込み、基準時間とする。基準時間にレジストON時間に相当する値02CFhを加算した値12CFhが、一致レジスタ8に取り込まれる。また、遷移検出ラッチ10がセットされ、原稿読み取り装置12が原稿を読みはじめたことを認識すると、遷移検知クリア信号を送り、遷移検知信号をクリアするが、これは、レジストクラッチ15の制御動作に影響を与えること無く行うことが出来る。
【0028】原稿先端信号の立ち下がりを検出してから、レジストON時間だけ経過すると、タイマカウントレジスタ1の値と一致レジスタ8の値が等しくなるので、比較器9からパルスが出力され、出力ラッチ4の出力が反転し、クラッチ制御信号がHighレベルになり、ドライバ14を経てレジストクラッチ15がON状態になる。レジストクラッチ15がONすると転写紙は、転写部へ搬送が開始され、感光体上のトナー像と転写紙の位置があった状態で、転写される。
【0029】そして、図2に図示した動作の後の動作の説明を行う。遷移検知信号により、画像先端信号が来たことを検知した前記転写紙制御マイコン11は、一定時間たつと、初期化信号bit1=0,bit0=0を初期化信号デコーダ3に書き込む。これにより、出力ラッチ4がリセットされ、レジストクラッチ15はOFF状態になる。これは、レジストON時間と転写紙の長さによって決まる一定時間経つと、転写紙の後端がレジストローラを通過するので、次の転写紙に備える為である。
【0030】また、メンテナンス時にレジストクラッチの動作確認の為にON状態にするときのように、原稿先端信号とは無関係にレジストクラッチをON状態にするときは、前記転写紙制御マイコン11は、初期化信号bit1=0,bit0=1を初期化信号デコーダ3に書き込む。これにより、出力ラッチ4がセットされ、レジストクラッチ15はON状態になる。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、画像先端信号を受けてから、レジストクラッチをONするまで、転写紙を制御しているマイコンの関与なく動作しているので、マイコンの処理時間がレジストクラッチをONするタイミングに影響しない転写紙搬送装置が得られる。
【0032】初期化信号デコーダが出力ラッチをセット/リセットするようにすれば、転写紙を制御している転写紙制御マイコンは、任意のタイミングで、レジストクラッチのON/OFFができ、メンテナンス時の動作確認が容易にできる。
【0033】遷移検出器の信号でセットされる遷移検出ラッチを設ければ、転写紙制御マイコンは、原稿先端信号が来たことを検出できる。遷移検知クリア信号で、リセットされる遷移検出ラッチを設ければ、レジスト制御装置からの信号により原稿先端信号を受けたことを転写紙を制御している転写紙制御マイコンが認識すると、前記転写紙制御マイコンはレジスト制御装置の動作と無関係に前記信号をクリア出来る。




 

 


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