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発明の名称 給紙装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−53348
公開日 平成10年(1998)2月24日
出願番号 特願平8−226123
出願日 平成8年(1996)8月9日
代理人
発明者 福邊 徳明
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 フィードコロと、ピックアップアームに支持されて用紙に接離するように昇降するピックアップコロと、これらを上方から覆う筺体とを備えた給紙装置において、上記ピックアップアームに、上記フィードコロ及びピックアップコロの側部を下方から覆うカバーを設け、上記ピックアップコロが上昇して用紙から離反したとき、上記カバーが上昇して筺体とカバーとでほぼ閉ざされた空間を形成することを特徴とする給紙装置。
【請求項2】 上記給紙装置がペーパエンドフィラーを有し、該ペーパエンドフィラーが上記筺体とカバーとの間に支持され、上記カバーが上昇して筺体とカバーがほぼ閉ざされた空間を形成したとき、上記ペーパエンドフィラーの先端部以外が上記空間内に収容される構成とすることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
【請求項3】 上記ペーパエンドフィラーがその支持端部にペーパエンドフィラーの高さを検知する検知手段を有することを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
【請求項4】 上記給紙装置が画像形成装置に設けられるとともに上記カバーを昇降するカバー操作手段を備え、該画像形成装置が着脱自在な用紙トレイを有し、該用紙トレイが画像形成装置に着脱されることで、上記カバー操作手段がカバーを昇降することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置。
【請求項5】 上記カバーは用紙の搬送を案内するガイド板であることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙装置に関し、特に、画像形成装置の給紙装置で、メンテナンス作業が容易にでき、部品の破損を防止できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の給紙装置としては、たとえば、特開平6−171786号に記載されているものが知られている。この給紙装置は、ピックアップコロ、フィードコロ、セパレートコロなどを有し、これらの駆動を行う軸や歯車、また、ピックアップコロを昇降させるガイド板等が設けられている。また、給紙されるペーパが無くなったのを検知するためのペーパエンドフィラーや、その高さを検知するフォトインタラプタ等も配置されている。
【0003】しかし、上記の従来例では、ピックアップコロ、フィードコロ、セパレートコロなどのコロの部分は勿論、これらの駆動を行う軸部や歯車類、軸部に近接して配置されているガイド板、ペーパエンドフィラー、フォトインタラプタ等の各種部品も露出した状態で配置されているため、次のような問題があった。コロを交換する際に、作業者が交換すべきコロを識別しにくかったり、不用意に他の部品に触れることによって部品を傷つけたり、変形させたり、あるいは汚したりすることがあった。
【0004】また、上記の給紙装置はユニット構造になっており、画像形成装置本体から着脱が自在になっているが、ユニット着脱の際に、作業者が不用意なところに触れて、上記のように、部品を変形させたり、破損させるといったこともあった。
【0005】特に、ペーパエンドフィラーは、ピックアップコロの近傍にむき出しの状態で設けられており、また、接触するべきペーパに対して搬送負荷を増加させないように軽く作られている。そのため、コロ交換作業時に触れ易く、強度も弱いので、不用意に触れることによって、変形したり、破損することも多かった。さらに、ペーパエンドフィラーは、上記のユニット構造から突出した構造となっているので、ユニット着脱時や、ユニット単体で保管や輸送を行う際に、破損する例もあった。
【0006】一方、検知手段も上方は筺体で覆われているが、下方はむき出しなので、画像形成装置内で発生するトナーなどの塵が舞い上がって付着し易く、誤検知を生じる原因となっていた。特に、ある程度稼動した画像形成装置では、装置内のあちこちにトナーが堆積しており、ユニットの着脱時や画像形成装置の移動の際に、これらのトナーが落下し、検知手段の内部に入って誤検知の原因となることがあった。
【0007】本発明は上記の問題を解決することを目的とし、具体的には、給紙装置において、ジャム処理時やメンテナンス時に、必要な部分のみに触れ、関係の無い部分には不用意に触れることを防止できる給紙装置を提供することを目的としている。
【0008】また、本発明は、上記の目的に加え、ペーパエンドフィラーを破損しにくい給紙装置を提供することを目的としている。さらに、フォトインタラプタ等の検知手段の誤検知を防止できる給紙装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明は、フィードコロと、ピックアップアームに支持されて用紙に接離するように昇降するピックアップコロと、これらを上方から覆う筺体とを備えた給紙装置において、上記ピックアップアームに、上記フィードコロ及びピックアップコロの側部を下方から覆うカバーを設け、上記ピックアップコロが上昇して用紙から離反したとき、上記カバーが上昇して筺体とカバーとでほぼ閉ざされた空間を形成することを特徴としている。
【0010】また、上記給紙装置がペーパエンドフィラーを有し、該ペーパエンドフィラーが上記筺体とカバーとの間に支持され、上記カバーが上昇して筺体とカバーがほぼ閉ざされた空間を形成したとき、上記ペーパエンドフィラーの先端部以外が上記空間内に収容される構成とすることもできる。
【0011】上記ペーパエンドフィラーがその支持端部にペーパエンドフィラーの高さを検知する検知手段を有する構成としてもよい。
【0012】さらに、上記給紙装置が画像形成装置に設けられるとともに上記カバーを昇降するカバー操作手段を備え、該画像形成装置が着脱自在な用紙トレイを有し、該用紙トレイが画像形成装置に着脱されることで、上記カバー操作手段がカバーを昇降する構成とする構成や、上記カバーは用紙の搬送を案内するガイド板である構成とすることもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によって説明する。図1は本発明の給紙装置の斜視図で、図2は図1のB−B断面図である。これらの図に示す給紙装置Aは、給紙ユニットとして図示しない画像形成装置に着脱自在に取り付けられるもので、箱形状の筺体1内にピックアップコロ2、フィードコロ3、セパレートコロ4を備えている。
【0014】ピックアップアーム5はフィードコロ3の軸3aに支持されており、このピックアップアーム5は軸3aを中心に回動自在で、回動することによって、ピックアップコロ2を図1の実線に示す位置と仮想線に示す位置とに移動できる。ピックアップコロ2は、フィードコロ3からギヤ7により駆動される。
【0015】給紙装置Aにおけるこれらのコロの作用を簡単に説明すると、次のとおりである。ピックアップコロ2は、用紙を送るときは、図2の位置(図1の仮想線)にあり、給紙トレイ8内に積層された用紙9の最上の紙に接触し、反時計方向に回転して用紙をフィードコロ3に向けて送り出す。
【0016】フィードコロ3に達した用紙はフィードコロ3とセパレートコロ4とに挟まれ、反時計方向に回転するフィードコロ3により図の右方向に進行する。このとき、セパレートコロ4は同じく反時計方向に回転し、用紙が2枚以上重なっている場合、一番上の一枚のみが送られるように下側の用紙を図の左方へ押し戻す。
【0017】本発明では、ピックアップアーム5にカバー6が一体に形成されていることに特徴がある。このカバー6は、上記ピックアップコロ及びフィードコロの側部、すなわち、図1においてピックアップコロ及びフィードコロ3の左側で、フィードコロ3の軸3aの下方を覆い、下方から舞い上がる塵の上昇を阻止するものである。また、このカバー6は用紙をピックアップコロからフィードコロへ案内するガイド板を兼ねている。
【0018】カバー6と筺体1とで囲う空間内には、上記の軸3aの他に、積層された用紙が使い終わって無くなったのを検知するペーパエンドフィラー10と、このペーパエンドフィラー10の高さを検知する検知手段11等が納められている。
【0019】ペーパエンドフィラー10は、先端に拡大部10aを有する「く」の字状のレバーで、軸10bを中心に回動自在である。軸10bは、筺体1に固定されたブラケット10cに支持され、このブラケット10cには、ペーパエンドフィラー10の高さを検知する検知手段11も固定されている。
【0020】検知手段11はフォトインタラプタが使用されており、これは投光器と受光器とがセットされたもので、用紙が無くなってペーパエンドフィラー10の先端の拡大部10aが下方に下がると、ペーパエンドフィラー10の後端部10dが投光器と受光器との間に入り、光りを遮断するので用紙が無くなったことを検知できる。
【0021】図5に示すように、本発明の実施例では、カバー6及びピックアップアーム5が給紙トレイ8の着脱に連動して作動する構成となっている。図1に示すように給紙装置の左下には、カバー操作手段12が設けられている。このカバー操作手段12は、図5(a)に示すように、全体としてL型のレバーで、その角部に回動軸12aがある。カバー操作手段12の短辺の先端12bには引っ張りばね13があって、カバー操作手段12を反時計回りに付勢している。カバー操作手段12の長辺には、中間に突起12dが立設され、突起12dの先端にはテーパ面12eが形成されている。また、カバー操作手段12の長辺の先端には凸部12fが形成されている。
【0022】給紙トレイ8がセットされていない状態では、図5(b)に示すように、カバー操作手段12は引っ張りばね12によって反時計方向に回動し、突起12dの先端のテーパ面12eは、カバー6の端部に形成されたテーパ面6aに圧接してカバー6を上方に押し上げた状態となる。
【0023】給紙トレイ8がセットされると、図5(c)のように給紙トレイ8がカバー操作手段12の先端の凸部12fを押し、カバー操作手段12は図5(a)の仮想線に示す位置に移動する。そして、テーパ面12eはレバー6のテーパ面6aから離れるので、レバー6及びピックアップアーム5は下降し、ピックアップコロ2は用紙上に乗る。
【0024】ジャム処理やメンテナンス作業などで給紙装置を画像形成装置から外す場合は、給紙装置の取り外しに先だって給紙トレイ8を取り外す。すると、ピックアップアーム5は図5(b)の位置、すなわち、図4の位置に上昇し、筺体1とカバー6とでほぼ密閉された空間を形成し、その空間の中に検知手段11の総てと、ペーパエンドフィラー10の先端以外の大部分が収容され、これらを外部から覆い隠すことができる。したがって、ジャム処理やコロ交換時に作業者が無用の部分に触れることを防止できる。また、このときペーパエンドフィラー10は図4に示すように上記の空間から先端のみを突出した状態で筺体1とカバー6とによって保持されるので、作業中に触れても破損しにくくなる。
【0025】さらに、検知手段11は、上記の空間内にすっぽりと収容され、空間がほぼ閉空間となるので、メンテナンスなどの作業中に、埃や塵が入って汚されるといったことを防止できる。
【0026】ピックアップアーム5とカバー6の上下動は、本発明の実施例におけるカバー操作手段12の構成に限定されるものではなく、ソレノイドを利用した構成など、他の構成とすることも可能である。また、ピックアップアーム5は、ピックアップコロ2のギヤ部、ギヤ7及びフィードコロ3のギヤ部を覆うように構成することが望ましい。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、フィードコロと、ピックアップアームに支持されて用紙に接離するように昇降するピックアップコロと、これらを上方から覆う筺体とを備えた給紙装置において、上記ピックアップアームに、上記フィードコロ及びピックアップコロの側部を下方から覆うカバーを設け、上記ピックアップコロが上昇して用紙から離反したとき、上記カバーが上昇して筺体とカバーとでほぼ閉ざされた空間を形成する構成としたので、ジャム処理やメンテナンス作業中に不用意に無関係な部分に触れることが無くなり、部品の汚れや破損を防止することができる。
【0028】上記カバーが上昇して筺体とカバーがほぼ閉ざされた空間を形成したとき、ペーパエンドフィラーの先端部以外が上記空間内に収容される構成とすれば、軽く、強度的にも弱く形成されたペーパエンドフィラーがその大部分を筺体とカバーとの間に保護されることとなり、破損されにくくなる。
【0029】ペーパエンドフィラーの支持端部に検知手段を設けた構成にすれば、この検知手段も筺体とカバーとで形成する空間内に収容され、外部からの塵や埃により汚れ、誤検知することを防止することができる。
【0030】上記給紙装置が画像形成装置に設けられるとともに上記カバーを昇降する操作手段を備え、該画像形成装置が着脱自在な用紙トレイを有し、該用紙トレイが画像形成装置から外された状態のとき、上記操作手段が上記カバーを上昇させ筺体とカバーとでほぼ閉ざされた空間を形成する構成とすれば、ジャム処理時やメンテナンス時に確実に空間内部を保護することが可能となる。カバーがガイド板を兼ねる構成とすれば、別に用紙を案内する部品を持つ必要が無くなり、装置をコンパクトかつ低コストにすることができる。




 

 


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