米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 株式会社リコー

発明の名称 画像形成装置の反転装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−35980
公開日 平成10年(1998)2月10日
出願番号 特願平8−211923
出願日 平成8年(1996)7月22日
代理人
発明者 岡本 政己
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 画像形成装置内に転写材の反転を行う機能を有し、反転経路途中に配した搬送ローラと反転分岐爪の間に転写材を挟み、反転分岐爪に圧を掛けて搬送力を出して転写材を搬送し、搬送終了後に上記反転分岐爪に掛けた圧により該反転分岐爪先端を移動させて転写材を反転させる画像形成装置の反転装置において、上記転写材の種類及びサイズにより上記反転分岐爪に掛ける圧力を変更可能な手段を有することを特徴とする画像形成装置の反転装置。
【請求項2】 画像形成装置内に転写材の反転を行う機能を有し、反転経路途中に配した搬送ローラと反転分岐爪の間に転写材を挟み、反転分岐爪に圧を掛けて搬送力を出して転写材を搬送し、搬送終了後に上記反転分岐爪に掛けた圧により該反転分岐爪先端を移動させて転写材を反転させる画像形成装置の反転装置において、上記転写材の画像面積により上記反転分岐爪に掛ける圧力を変更可能な手段を有することを特徴とする画像形成装置の反転装置。
【請求項3】 上記反転分岐爪に掛ける圧力を変更可能な手段が、上記反転分岐爪先端を上記搬送ローラ側へ移動付勢する第1の付勢手段と、上記反転分岐爪先端を上記搬送ローラから離れる側へ移動付勢する第2の付勢手段と、これら付勢手段の付勢力を可変させる手段とからなることを特徴とする請求項1または2の画像形成装置の反転装置。
【請求項4】 上記第1、第2の付勢手段が対向配置したスプリングであり、上記付勢力を可変させる手段が、可動部材と、該可動部材を移動させる駆動源とからなり、上記第1の付勢手段をなすスプリングの一端を上記反転分岐爪側に、他端を上記可動部材に連結し、上記第2の付勢手段をなすスプリングの一端を固定し、他端を上記可動部材の他端に対向させて上記可動部材に連結してなることを特徴とする請求項3の画像形成装置の反転装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置の反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置内に転写材の反転を行う機能を有するものとしては、例えば特開平5−35018号公報に開示されるものがあるが、一般にこの種の反転装置は、反転経路途中に配した搬送ローラと反転分岐爪の間に転写材を挟み、反転分岐爪に圧を掛けて搬送力を出して転写材を搬送し、搬送終了後に反転分岐爪に掛けた圧により反転分岐爪先端を移動させて転写材を反転させる分岐爪反転方式が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような反転装置を有する画像形成装置においては、厚紙及びサイズの比較的大きな転写材は、搬送ローラと転写材のスリップを防ぐために、分岐爪に比較的高い圧力を掛けて搬送することが望ましい。ところが分岐爪に高い圧力を掛けると、厚さの薄い紙及び小サイズの転写材は、分岐爪による爪跡が発生しやすい。また逆に、薄紙及び小サイズ等の転写材に合わせて分岐爪の圧力を低く設定すると、厚紙及びサイズの比較的大きな転写材においては搬送力不足となり、転写材と搬送ローラのスリップにより転写材の搬送時間に遅れが生じる。
【0004】また、従来分岐爪反転方式による反転装置を有する画像形成装置においては、転写材の画像面側に分岐爪が圧力を掛けている場合、厚紙及びサイズの比較的大きな転写材をスリップさせずに搬送させるために比較的高い圧力を分岐爪に掛けているときに、画像面積の比較的大きい転写材は画像面上の爪こすれ跡が目立ちやすい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の反転装置のうち請求項1に係るものは、上記従来の問題点を解決するために、画像形成装置内に転写材の反転を行う機能を有し、反転経路途中に配した搬送ローラと反転分岐爪の間に転写材を挟み、反転分岐爪に圧を掛けて搬送力を出して転写材を搬送し、搬送終了後に上記反転分岐爪に掛けた圧により該反転分岐爪先端を移動させて転写材を反転させる画像形成装置の反転装置において、上記転写材の種類及びサイズにより上記反転分岐爪に掛ける圧力を変更可能な手段を有することを特徴とする。
【0006】同請求項2に係るものは、上記従来の問題点を解決するために、画像形成装置内に転写材の反転を行う機能を有し、反転経路途中に配した搬送ローラと反転分岐爪の間に転写材を挟み、反転分岐爪に圧を掛けて搬送力を出して転写材を搬送し、搬送終了後に上記反転分岐爪に掛けた圧により該反転分岐爪先端を移動させて転写材を反転させる画像形成装置の反転装置において、上記転写材の画像面積により上記反転分岐爪に掛ける圧力を変更可能な手段を有することを特徴とする。
【0007】同請求項3に係るものは、上記反転分岐爪に掛ける圧力を変更可能な手段が、上記反転分岐爪先端を上記搬送ローラ側へ移動付勢する第1の付勢手段と、上記反転分岐爪先端を上記搬送ローラから離れる側へ移動付勢する第2の付勢手段と、これら付勢手段の付勢力を可変させる手段とからなることを特徴とする。
【0008】同請求項4に係るものは、上記第1、第2の付勢手段が対向配置したスプリングであり、上記付勢力を可変させる手段が、可動部材と、該可動部材を移動させる駆動源とからなり、上記第1の付勢手段をなすスプリングの一端を上記反転分岐爪側に、他端を上記可動部材に連結し、上記第2の付勢手段をなすスプリングの一端を固定し、他端を上記可動部材の他端に対向させて上記可動部材に連結してなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施対象とする画像形成装置の一例を示す。図中Aは読取系、Bは書込系、Cは給紙系、Dは作像系(即ち感光体等)、Eは定着系、そしてFは転写材の反転排出系である。そして読取系Aによって読み取られた画像をもとに書込系Bが作像系Dの感光体上に潜像を作り、作像系Dの現像装置によって感光体上にトナーの可視像を作る。一方給紙系Cから供給された転写材は、作像系Dまで運ばれ、作像系Dにてトナーの転写材への転写が行われ、定着系Eで画像を定着された転写材は装置外へ排出されるか、あるいは反転排出系Fに運ばれる。経路Iは画像形成装置外への転写材のストレート(通常)排出経路である。また経路IIは反転排出系F内で転写材を反転させて装置外へ排出する経路、経路IIIは反転排出系F内で転写材を反転させて両面に画像形成するために作像系Dへ再供給し、上述の作像プロセスを再び経て経路Iで装置外へ排出する。
【0010】図2は図1中の反転排出系Fの詳細と動作を示すための断面図である。定着系Eを通過した転写材は、排紙上ガイド板1と排紙下ガイド板2との間に配した排紙分岐爪3の切り替えにより、経路Iと経路IIに分かれる。すなわち排紙分岐爪3を図中実線で示した方向へ切り替えることによって転写材を反転排出系Fに運び、図中破線で示した方向へ切り替えることによってストレート排出が行われる。
【0011】排紙分岐爪3が実線方向に切り替わると、排紙下ガイド板2、排紙中間ガイド板4の間の経路II−1を経由して反転入口ガイド板5、反転入口下ガイド板11間に進入する。反転入口ガイド板5には検知センサ6が設けてあり、転写材の進行方向後端を検知する。反転入口ガイド板5に設けた検知センサ6の横に設けた反転ローラ7の下側に位置する反転分岐爪24の先端は、図示せぬが上方向に圧が掛けられている。反転ローラ7と反転分岐爪24はそれぞれ図の奥行き方向に複数設けてあり、反転分岐爪24の先端は反転ローラ7の間に互い違いに入り込んでおり、転写紙が反転ローラ7と反転分岐爪24の間に入ると、反転分岐爪24の圧力により転写材が反転ローラ7に押し付けられ、搬送力が出て反転搬送ガイド板10上を搬送される。
【0012】そして転写材後端が反転分岐爪24を抜けると、検知センサ6による後端検知情報をもとに逆転従動ローラ8が図中点線で示すように下がり、逆転ローラ9とともに転写材を挟み込み(この状態の転写材を符号28で示す。)、転写材28の搬送方向を逆転させる。搬送方向を逆転された転写材28は経路II−2に沿って搬送され、両面駆動ローラ13と両面従動ローラ12の間に挟まれると、逆転従動ローラ8はもとの実線の位置まで戻り、両面駆動ローラ13と両面従動ローラ12により転写材28の搬送を行う。
【0013】そして両面分岐爪14を図中実線方向に切り換えると、経路II−3方向に反転排出され、排紙中間ガイド板4、反転入口下ガイド板11と再排出ガイド板25の間から排出駆動ローラ26、排出従動ローラ27により排出される。一方、両面分岐爪14を図中破線方向に切り換えると、搬送上ガイド板15、搬送下ガイド板16、再給紙ガイド板21の間の経路IIIに沿って、搬送左駆動ローラ17及び搬送左従動ローラ18、搬送右駆動ローラ19及び搬送右従動ローラ20により、両面再給紙方向に搬送され、給紙グリップローラ対22、23を経て再給紙、両面画像形成が行われる。
【0014】図3は本発明に係る画像形成装置の反転装置の一実施形態における反転ローラ7と反転分岐爪24周りを拡大して示す概念図、また図4はその動作のフローチャートである。図3に示すように、反転分岐爪24はレバー29と回転支点において連結固定されており、レバー29の他端には分岐爪用バネ31が引っ掛けられている。分岐爪用バネ31の他端は図中左右に移動可能なブラケット30に引っ掛けられている。分岐爪用バネ31と対向させて設けた反力用バネ32は、一端をブラケット30に引っ掛け、他端は装置本体に引っ掛けて固定されている。分岐爪用バネ31の張力は反力用バネ32の張力より小さく設定されている。またブラケット30の下方はソレノイドレバー33に連結されており、ソレノイドレバー33の他端はソレノイド35のプランジャー34に連結されており、ブラケット30の移動位置は、図の実線位置と点線位置の間に規制されている。なおレバー29はレバー突き当て用軸36に突き当たり、反転分岐爪24の位置を決めている。
【0015】ここで画像形成装置が画像形成を開始し(ステップ1)、装置本体内の転写材の設定を判断し(ステップ2)、設定が「薄紙か小サイズ」以外の場合、分岐爪用バネ31の張力が反力用バネ32の張力より小さく設定されているため、ブラケット30は図3の実線の位置に停止しており、分岐爪用バネ31のバネ長にて反転分岐爪24から反転ローラ7に圧が掛かっており、転写材はこの分岐爪圧にて搬送され(ステップ3)、画像形成プロセスは終了する(ステップ4)。
【0016】一方、ステップ2での判断で装置本体内の転写材の設定が「薄紙か小サイズ」の場合、ソレノイド35が吸引を行う(ステップ5)。ソレノイド35の吸引力は反力用バネ32の張力より大きいため、レバー29及びブラケット30は図3の点線の位置に移動する。このため分岐爪バネ31はバネ長がソレノイド35の吸引前よりも縮まり、反転分岐爪24の圧力は弱くなり、転写材は比較的弱い分岐爪31の圧力で搬送される(ステップ6)。画像形成が終了(ステップ7)した後は、ソレノイド35の吸引を解き、分岐爪圧を初期状態に戻す。
【0017】図5に本発明の第2実施形態のフローチャートを示す。ここで画像形成装置が画像形成を開始し(ステップ1)、装置本体側で転写材の画像面積を判断し(ステップ2)、転写材の画像面積がある一定面積未満の場合、分岐爪用バネ31の張力が反力用バネ32の張力より小さく設定されているため、ブラケット30は図3の実線の位置に停止しており、分岐爪用バネ31のバネ長にて反転分岐爪24から反転ローラ7に圧が掛かっており、転写材はこの分岐爪圧にて搬送され(ステップ3)、画像形成プロセスは終了する(ステップ4)。
【0018】一方、ステップ2での判断で転写材の画像面積がある一定面積以上の場合、ソレノイド35が吸引を行う(ステップ5)。ソレノイド35の吸引力は反力用バネ32の張力より大きいため、レバー29及びブラケット30は図3の点線の位置に移動する。このため分岐爪バネ31はバネ長がソレノイド35の吸引前よりも縮まり、反転分岐爪24の圧力は弱くなり、転写材は一定面積未満の場合よりも比較的弱い分岐爪31の圧力で搬送される(ステップ6)。画像形成が終了(ステップ7)した後は、ソレノイド35の吸引を解き、分岐爪圧を初期状態に戻す。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置の反転装置は、以上説明してきたように、転写材の種類及びサイズにより、あるいは転写材の画像面積により、反転分岐爪の圧力を変更可能とすることにより、厚紙及び大サイズ等の転写材のスリップ等による搬送の遅れを防ぎ、薄紙及び小サイズ等の転写材の爪跡や画像面積の比較的大きい転写材の画像面上の爪こすれ跡の発生を防ぐことが可能となるという効果がある。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013