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発明の名称 自動給紙機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−29735
公開日 平成10年(1998)2月3日
出願番号 特願平8−184339
出願日 平成8年(1996)7月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】有我 軍一郎
発明者 北岡 聡
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】給紙ローラと、用紙の給紙方向に延在し該給紙ローラの外周面に先端部が圧接される分離パッドと、を有し、給紙ローラと分離パッドの間に用紙束を挿入させた後、給紙ローラを回転させることにより用紙束から用紙を1枚ずつ分離するようにした自動給紙機構において、前記分離パッドを給紙ローラに圧接する圧接部材を分離パッドに取付け、該圧接部材は、給紙ローラの回転中心軸と平行な軸線を有する回転支点を中心に揺動可能に設けられるとともに、回転支点を中心にその先端部を所定の圧力で分離パッドに圧接させる圧接力付与部材を有し、前記回転支点は、分離パッドを給紙ローラに圧接する圧接部材の先端部および分離パッドと給紙ローラの間に用紙束の先端部が接触する圧接部材の所定箇所の間に設けられ、分離パッドと給紙ローラの間に接触する用紙束の先端位置に応じて圧接部材を回転支点を中心に揺動させることにより、分離パッドによる用紙束の分離圧を可変させることを特徴とする自動給紙機構。
【請求項2】前記回転支点を構成するシャフトと、該シャフトが挿通される長穴を有する圧接部材支持板と、を設け、該長穴が給紙ローラの外周面と同方向に所定長延在することを特徴とする請求項1記載の自動給紙機構。
【請求項3】最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動する駆動手段と、前記回転支点を構成するシャフトが挿通され、給紙ローラの外周面の所定位置から給紙ローラから離隔する位置に所定長延在して設けられた長穴を有する圧接部材支持板と、を設け、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動することによりシャフトを長穴に沿って給紙ローラから離隔する方向に移動させ、給紙ローラと分離パッドの間隔を広げることを特徴とする請求項1記載の自動給紙機構。
【請求項4】最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動する駆動手段と、前記回転支点を構成するシャフトと、該シャフトが挿通される長穴を有する圧接部材支持板と、を設け、該長穴を給紙ローラの外周面と同方向に用紙の搬送方向先端部から後端部に所定長延在させるとともに、該後端部から給紙ローラ外方に離隔する位置に所定長延在するように屈曲して形成し、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動することによりシャフトを長穴に沿って給紙ローラから離隔する方向に移動させ、給紙ローラと分離パッドの間隔を広げることを特徴とする請求項1記載の自動給紙機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシミリ装置、スキャナー装置、プリンター装置等の画像処理装置に設けられる自動給紙機構に関し、詳しくは、給紙ローラおよびこの給紙ローラに圧接する分離パッドにより用紙束から用紙を1枚ずつ分離する自動給紙機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から複写機、ファクシミリ装置、スキャナー装置、プリンター装置等の画像処理装置にあっては、用紙載置台に載置された複数の用紙を分離して給紙するために自動給紙機構が備えられており、この自動給紙機構としては、給紙ローラおよび用紙の給紙方向に延在しこの給紙ローラの外周面に圧接される分離パッドから構成されるものがある。
【0003】このような構成を有する自動給紙機構にあっては、給紙ローラと分離パッドの間に用紙束を挿入し、給紙ローラを用紙の給紙方向に回転させることにより、分離パッドに圧接される側の用紙の分離を阻止して用紙束から用紙を1枚ずつ分離するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の自動給紙機構にあっては、用紙束のセット時に給紙ローラと分離パッドの間に挿入される用紙束の先端の挿入位置によって分離パッドが用紙束に押上げられて用紙の分離圧がばらついてしまい、用紙が重送されたり送り不良が発生してしまうという問題があった。
【0005】そこで本発明は、給紙ローラと分離パッドの間に挿入される用紙束の先端位置がばらついた場合でも、用紙の分離圧を自動的に調整することができるようにして、用紙の重送および送り不良が発生するのを防止することができ、用紙の分離給紙性能を向上させることができる自動給紙機構を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、上記課題を解決するために、給紙ローラと、用紙の給紙方向に延在し該給紙ローラの外周面に先端部が圧接される分離パッドと、を有し、給紙ローラと分離パッドの間に用紙束を挿入させた後、給紙ローラを回転させることにより用紙束から用紙を1枚ずつ分離するようにした自動給紙機構において、前記分離パッドを給紙ローラに圧接する圧接部材を分離パッドに取付け、該圧接部材は、給紙ローラの回転中心軸と平行な軸線を有する回転支点を中心に揺動可能に設けられるとともに、回転支点を中心にその先端部を所定の圧力で分離パッドに圧接させる圧接力付与部材を有し、前記回転支点は、分離パッドを給紙ローラに圧接する圧接部材の先端部および分離パッドと給紙ローラの間に用紙束の先端部が接触する圧接部材の所定箇所の間に設けられ、分離パッドと給紙ローラの間に接触する用紙束の先端位置に応じて圧接部材を回転支点を中心に揺動させることにより、分離パッドによる用紙束の分離圧を可変させることを特徴としている。
【0007】その場合、用紙束の先端が給紙ローラと分離パッドの間に挿入されたとき、用紙束の挿入圧によって圧接部材が回転支点を中心に揺動して、その先端部が分離パッドを給紙ローラに圧接する圧接力が発生する。このとき、用紙束の先端部が分離パッドと給紙ローラの間に奥気味(用紙の搬送方向下流側)に挿入された場合に、用紙束が圧接部材を押圧する力が大きくなり、圧接部材が回転支点を中心に揺動してその先端部が分離パッドを給紙ローラに圧接する圧接力が強くなり、給紙ローラの回転に伴って分離パッドが用紙束を圧接する圧接力が強くなって、用紙の重送が発生することがない。
【0008】また、用紙束の先端部が分離パッドと給紙ローラの間に手前気味(用紙の搬送方向上流側)に挿入された場合に、用紙束が圧接部材を押圧する力が小さくなり、圧接部材が回転支点を中心に揺動してその先端部が分離パッドを給紙ローラに圧接する圧接力が弱くなり、給紙ローラの回転に伴って分離パッドが用紙束を圧接する圧接力が弱くなって、用紙の送り不良が発生することがない。
【0009】このように、用紙束先端の挿入位置によって圧接部材の圧接力を調整することができるので、用紙の重送および送り不良が発生するのを防止して用紙の分離給紙性能を向上させることができる。請求項2記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明において、前記回転支点を構成するシャフトと、該シャフトが挿通される長穴を有する圧接部材支持板と、を設け、該長穴が給紙ローラの外周面と同方向に所定長延在することを特徴としている。
【0010】その場合、請求項1記載の発明の作用に加えて、給紙ローラの回転に伴い用紙と分離パッドの間の摩擦力と分離パッドと給紙ローラの間の摩擦力との差によって分離パッドと共に圧接部材が給紙ローラの外周面に沿って往復運動し、用紙束から分離される用紙以外の用紙を分離パッドによって引戻すことができる。この結果、用紙の重送が発生するのをより確実に防止することができ、用紙の分離給紙性能をより一層向上させることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明において、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動する駆動手段と、前記回転支点を構成するシャフトが挿通され、給紙ローラの外周面の所定位置から給紙ローラから離隔する位置に所定長延在して設けられた長穴を有する圧接部材支持板と、を設け、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動することによりシャフトを長穴に沿って給紙ローラから離隔する方向に移動させ、給紙ローラと分離パッドの間隔を広げることを特徴としている。
【0012】その場合、請求項1記載の発明の作用に加えて、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動することにより給紙ローラと分離パッドの間隔を広げることができるため、多数枚の厚束用紙を給紙ローラと分離パッドの間に容易に挿入して給紙ローラに確実に接触させることができ、用紙の重送が発生するのをより確実に防止して用紙の分離給紙性能をより一層向上させることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明において、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動する駆動手段と、前記回転支点を構成するシャフトと、該シャフトが挿通される長穴を有する圧接部材支持板と、を設け、該長穴を給紙ローラの外周面と同方向に用紙の搬送方向先端部から後端部に所定長延在させるとともに、該後端部から給紙ローラ外方に離隔する位置に所定長延在するように屈曲して形成し、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動することによりシャフトを長穴に沿って給紙ローラから離隔する方向に移動させ、給紙ローラと分離パッドの間隔を広げることを特徴としている。
【0014】その場合、請求項1記載の発明の作用に加えて、給紙ローラの回転に伴い用紙と分離パッドの間の摩擦力と分離パッドと給紙ローラの間の摩擦力との差によって分離パッドと共に圧接部材が給紙ローラの外周面に沿って往復運動し、用紙束から分離される用紙以外の用紙を分離パッドによって引戻すことができる。これに加えて、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動することにより給紙ローラと分離パッドの間隔を広げることができるため、多数枚の厚束用紙を給紙ローラと分離パッドの間に容易に挿入して給紙ローラに確実に接触させることができ、用紙の重送が発生するのをより確実に防止して用紙の分離給紙性能をより一層向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜3は本発明に係る自動給紙機構の第1実施形態を示す図であり、請求項1記載の発明に対応している。なお、本発明の自動給紙機構は、複写機、ファクシミリ装置、スキャナー装置、プリンター装置等の画像処理装置に適用することができる。
【0016】まず、構成を説明する。図1〜3において、1は画像処理装置としての複写機の給紙部を示す図であり、この給紙部1は、複写機の本体2に対して開閉可能なカバー3を有しており、このカバー3が破線で示すように開放されると原稿(用紙)の搬送路が外部に露出され、搬送路からジャム原稿を除去できるようになっている。
【0017】複写機の本体2側には、複数の原稿からなる原稿束(用紙束)Pが載置可能な原稿載置台4が設けられている。この原稿載置台4の原稿搬送方向下流側には給紙ローラ5と、原稿の給紙方向に延在し給紙ローラ5の外周面に先端部が圧接される分離パッド6と、が設けられており、給紙ローラ5と分離パッド6の間に原稿束Pを挿入させた後、給紙ローラ5を回転させることにより原稿束Pから原稿が1枚ずつ分離されるようになっている。
【0018】この分離された原稿は給紙ローラ5の原稿搬送方向下流側に設けられた搬送ローラ対7に挟持されて搬送路10に沿って搬送されるようになっており、ホワイトローラ8によってコンタクトイメージセンサ(以下、単にCISという)9のコンタクトガラス9aに押し付けられるようになっている。CIS9は、コンタクトガラス9aの下方に公知の露光ランプ、反射ミラー、レンズ、撮像素子等が配設されたものから構成されており、公知のように原稿の画像を読取るようになっている。また、ホワイトローラ8は原稿をコンタクトガラス9aに押し付けてコンタクトガラス9aから浮き上がるのを防止するとともに、原稿読取時の白基準を構成するようになっている。
【0019】一方、分離パッド6には圧接部材11が取付けられており、この圧接部材11は給紙ローラ5の回転中心軸と平行な軸線を有する回転支点を構成するシャフト12に揺動自在に設けられ、このシャフト12はカバー3に固定されている。また、圧接部材11の先端部は分離パッド6を給紙ローラ5に当接しており、基端部には引張りばね(圧接力付与手段)13の一端部が取付けられている。この引張りばね13の他端部はカバー3に取付けられており、圧接部材11は引張りばね13の引張り力を受けることによりシャフト12を中心に先端部が所定の圧力(初期圧力)で分離パッド6に圧接されるようになっている。
【0020】また、シャフト12は分離パッド6を給紙ローラ5に圧接する圧接部材11先端部と、分離パッド6と給紙ローラ5の間に原稿の先端部が接触する圧接部材11の所定箇所の間に設けられている。次に、作用を説明する。原稿載置台4に原稿束Pを載置してスタートスイッチを押下すると、給紙ローラ5が回転して原稿束Pを分離パッド6に当接してF1の押圧力が分離パッド6に加えられる。
【0021】このとき、分離パッド6はシャフト12を支点としてこの押圧力F1と引張りばね13の引張り力S2の合力に相当する分離圧F3を発生させ、この分離圧F3で分離パッド6を給紙ローラ5に圧接する。そして、矢印方向に回転する給紙ローラ5によって原稿束Pから最下位に位置する原稿が分離され、搬送ローラ対7に向かって給紙される。
【0022】この分離に際して、原稿束Pの先端部が分離パッド6と給紙ローラ5の間に奥気味(原稿の搬送方向下流側)に挿入された場合に、原稿束Pが圧接部材11を押圧する力F1が大きくなり、圧接部材11がシャフト12を中心に揺動してその先端部が分離パッド6を給紙ローラ5に圧接する圧接力F3が強くなり、給紙ローラ5の回転に伴って分離パッド6が原稿束Pを圧接する圧接力が強くなって、原稿の重送が発生することがない。
【0023】また、原稿束Pの先端部が分離パッド6と給紙ローラ5の間に手前気味(原稿の搬送方向上流側)に挿入された場合に、原稿束Pによって圧接部材11を押圧する力F1が小さくなり、圧接部材11がシャフト12を中心に揺動してその先端部が分離パッド6を給紙ローラ5に圧接する圧接力F3が弱くなり、給紙ローラ5の回転に伴って分離パッド6が原稿束Pを圧接する圧接力が弱くなって、原稿の送り不良が発生することがない。
【0024】このように本実施形態では、給紙ローラ5の回転中心軸と平行な軸線を有するシャフト12を中心に揺動可能な圧接部材11を設けるとともに、この圧接部材11にシャフト12を中心にその先端部を所定の圧力F1で分離パッド6に圧接させる引引張りばね13を設け、前記シャフト12を、分離パッド6を給紙ローラ5に圧接する圧接部材11の先端部および分離パッド6と給紙ローラ5の間に原稿の先端部が接触する圧接部材11の所定箇所の間に設け、分離パッド6と給紙ローラ5の間に接触する原稿束Pの先端位置に応じて圧接部材11をシャフト12を中心に揺動させることにより、分離パッド6による原稿の分離圧を可変させているため、原稿束P先端の挿入位置によって圧接部材11の圧接力を調整することができ、原稿の重送および送り不良が発生するのを防止して原稿の分離給紙性能を向上させることができる。
【0025】図4は本発明に係る自動給紙機構の第2実施形態を示す図であり、請求項2記載の発明に対応している。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。図4において、カバー3が圧接部材支持板を構成し、このカバー3にシャフトが挿通される長穴15を設け、この長穴15を給紙ローラ5の外周面と同方向に所定長延在させている。
【0026】本実施形態では、給紙ローラ5と分離パッド6の相対位置は変わらないため、基本的な動作は第1実施形態と同様であるが、長穴15が給紙ローラ5の外周面と同方向に所定長延在しているため、第1実施形態と同様の効果に加えて、給紙ローラ5の回転に伴い原稿束と分離パッド6の間の摩擦力と分離パッド6と給紙ローラ5の間の摩擦力との差によって分離パッド6と共に圧接部材11が給紙ローラ5の外周面に沿って実線で示す位置と破線で示す位置との間で往復運動し、原稿束Pから分離される原稿以外の原稿を分離パッド5によって引戻すことができるという効果を得ることができる。
【0027】図5は本発明に係る自動給紙機構の第3実施形態を示す図であり、請求項3記載の発明に対応している。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。本実施形態では、給紙ローラ5を正逆回転駆動する正逆回転可能な図示しない給紙モータと、原稿載置台4に載置された原稿の有無を検知する図示しない原稿セットセンサーと、この原稿セットセンサーが原稿載置台4上に原稿がないことを検知したとき、このセンサーからの検知情報に基づいて最終原稿の給紙が終了したものと判断して、給紙モータを逆転駆動するように制御する図示しないコントローラを備えている。なお、本実施例では、給紙モータ、原稿セットセンサーおよびコントローラが駆動手段を構成している。
【0028】また、カバー(圧接部材支持板)3にはシャフト12が挿通される長穴16が形成されており、この長穴16は給紙ローラ5の外周面の所定位置から給紙ローラ5から離隔する位置に所定長延在して設けられている。本実施形態では、給紙ローラ5と分離パッド6の相対位置は変わらないため、基本的な動作は第1実施形態と同様であるが、最終原稿の給紙が終了したときに、給紙ローラ5を逆転駆動することによりシャフト12が長穴16に沿って給紙ローラ5から離隔する方向に移動して給紙ローラ5と分離パッド6の間隔を広げるようになっているため(原稿束の先端挿入位置がAからBに示す位置に変更されるため)、第1実施形態と同様の効果に加えて、多数枚の厚束原稿を給紙ローラ5と分離パッド6の間に容易に挿入して給紙ローラ5に確実に接触させることができ、原稿の重送が発生するのをより確実に防止して原稿の分離給紙性能をより一層向上させることができる。
【0029】図6は本発明に係る自動給紙機構の第4実施形態を示す図であり、請求項4記載の発明に対応している。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。本実施形態では、給紙ローラ5を正逆回転駆動する正逆回転可能な図示しない給紙モータと、原稿載置台4に載置された原稿の有無を検知する図示しない原稿セットセンサーと、この原稿セットセンサーが原稿載置台4上に原稿がないことを検知したとき、このセンサーからの検知情報に基づいて最終原稿の給紙が終了したものと判断して、給紙モータを逆転駆動するように制御する図示しないコントローラを備えている。なお、本実施例では、給紙モータ、原稿セットセンサーおよびコントローラが駆動手段を構成している。
【0030】また、カバー(圧接部材支持板)3にはシャフト12が挿通される長穴17が形成されており、この長穴17は給紙ローラ5の外周面と同方向に原稿の搬送方向先端部から後端部に所定長延在されるとともに、この後端部から給紙ローラ5外方に離隔する位置に所定長延在するように屈曲して形成され、最終原稿の給紙が終了したときに、給紙ローラ5が実線の矢印で示すように逆転駆動されることによりシャフト12が長穴17に沿って給紙ローラ5から離隔する方向に移動され、給紙ローラ5と分離パッド6の間隔が広げられるようになっている。
【0031】このような構成を有する本実施形態では、給紙ローラ5と分離パッド6の相対位置は変わらないため、基本的な動作は第1実施形態と同様である。これに加えて、給紙ローラ5の回転に伴い原稿と分離パッド6の間の摩擦力と分離パッド6と給紙ローラ5の間の摩擦力との差によって分離パッド6と共に圧接部材11が給紙ローラ5の外周面に沿って往復運動し、原稿束Pから分離される原稿以外の原稿を分離パッド5によって引戻すことができるという効果を得ることができる。
【0032】これに加えて、最終原稿の給紙が終了したときに、給紙ローラ5を逆転駆動することにより分離パッド6を実線で示す位置に移動させて給紙ローラ5と分離パッド6の間隔を広げることができるため、多数枚の厚束原稿を給紙ローラ5と分離パッド6の間に容易に挿入して給紙ローラ5に確実に接触させることができ、原稿の重送が発生するのをより確実に防止して原稿の分離給紙性能をより一層向上させることができるという効果を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿束先端の挿入位置によって圧接部材の圧接力を調整することができるので、用紙の重送および送り不良が発生するのを防止して用紙の分離給紙性能を向上させることができる。請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、給紙ローラの回転に伴い用紙と分離パッドの間の摩擦力と分離パッドと給紙ローラの間の摩擦力との差によって分離パッドと共に圧接部材を給紙ローラの外周面に沿って往復運動させ、用紙束から分離される用紙以外の用紙を分離パッドによって引戻すことができる。この結果、用紙の重送が発生するのをより確実に防止することができ、用紙の分離給紙性能をより一層向上させることができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動することにより給紙ローラと分離パッドの間隔を広げることができるため、多数枚の厚束用紙を給紙ローラと分離パッドの間に容易に挿入して給紙ローラに確実に接触させることができ、用紙の重送が発生するのをより確実に防止して用紙の分離給紙性能をより一層向上させることができる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、給紙ローラの回転に伴い用紙と分離パッドの間の摩擦力と分離パッドと給紙ローラの間の摩擦力との差によって分離パッドと共に圧接部材が給紙ローラの外周面に沿って往復運動させ、用紙束から分離される用紙以外の用紙を分離パッドによって引戻すことができる。
【0036】これに加えて、最終用紙の給紙が終了したときに、給紙ローラを逆転駆動することにより給紙ローラと分離パッドの間隔を広げることができるため、多数枚の厚束用紙を給紙ローラと分離パッドの間に容易に挿入して給紙ローラに確実に接触させることができ、用紙の重送が発生するのをより確実に防止して用紙の分離給紙性能をより一層向上させることができる。




 

 


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