米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 株式会社リコー

発明の名称 用紙分離装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−29734
公開日 平成10年(1998)2月3日
出願番号 特願平8−183898
出願日 平成8年(1996)7月12日
代理人
発明者 山田 満
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】用紙収容部に積載した用紙を呼び出す呼び出しコロと、呼び出された用紙を給紙する給紙コロと、給紙コロに圧接されて給紙コロにより給紙される用紙を分離する分離部材とを有する用紙分離装置において、給紙コロに圧接する清掃コロを設けたことを特徴とする用紙分離装置。
【請求項2】前記清掃コロは前記給紙コロの回転と同じ方向に回転することを特徴とする請求項1に記載の用紙分離装置【請求項3】前記清掃コロの軸の中心と前記給紙コロの軸の中心との距離は前記清掃コロの半径と前記給紙コロの半径との和より小さいことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の用紙分離装置。
【請求項4】前記清掃コロは用紙の搬送方向の下流側から前記給紙コロに圧接することを特徴とする請求項1乃至3のいづれか1項に記載の用紙分離装置【請求項5】前記給紙コロの挿入側に位置する前記清掃コロの末端の形状はテーパ状であることを特徴とする請求項1乃至4のいづれか1項に記載の用紙分離装置【請求項6】前記清掃コロはゴムにフッ素樹脂をコートした部材からなることを特徴とする請求項1乃至5のいづれか1項に記載の用紙分離装置
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に用紙を一枚ずつ給紙する給紙装置の用紙分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の用紙分離装置を図4で説明する。用紙収容部1には用紙2が収容される。呼び出しコロ3は用紙2の上面に当接し、ブラケット4に設置された軸のまわりに回動可能に取り付けられる。呼び出しコロ3は、ブラケット4に設置された軸の回りに回動可能に設置されたギア5を介して給紙コロ6と連結しており給紙コロ6とは同じ方向に回転する。ブラケット4は画像形成装置の機枠に装着された給紙コロ軸13のまわりに回動可能に設置される。給紙コロ6は給紙コロ軸13のまわりに回動可能に取り付けられ、下方に設置してある分離部材としての分離コロ12と圧接する。
【0003】給紙コロ6と呼び出しコロ3とは同じ方向に回転して用紙を搬送する。用紙はガイド11の上を通り、ガイド9、10の間を通過して図示しない画像形成部へ搬送される。分離コロ12は、給紙コロ6とは同方向に回転するように図示しない駆動装置により駆動されるが、給紙コロ6と分離コロ12との間に用紙が無いときには、図示しないトルクリミタにより駆動は制限されて圧接している給紙コロ6に連れ回りするように、すなわち給紙コロ6とは逆方向に回転するようにしてある。
【0004】用紙収容部1から呼び出しコロ3により用紙が1枚給紙されると、用紙は給紙コロ6と分離コロ12の間を通り、画像形成部へと搬送される。もし呼び出しコロ3により用紙が2枚給紙された場合には、給紙コロ6と分離コロ12の間に到達したとき、2枚の用紙のうちの給紙コロ6側の用紙は給紙コロ6との摩擦によって搬送される。分離コロ12は給紙コロ6との間に用紙があれば搬送方向とは逆方向に回転するから分離コロ12側の用紙は搬送方向に進むことはできず止まってしまい、用紙は1枚だけが分離されて画像形成部に搬送される。
【0005】以上のような給紙コロは搬送を確実にするために摩擦力を求められるので、一般にはその表面の材質はゴムが用いられている。
【0006】しかし摩擦によって給紙コロの表面に静電気が起こり、用紙の種類によっては紙粉を発生して、紙粉は給紙コロのゴム面に吸着される。この状態で用紙を搬送すると、用紙と給紙コロの間に紙粉が介在してコロの摩擦力を低下させる。摩擦力が低下すれば用紙を分離しにくくなったり、さらに用紙の搬送もうまくできなくなって、紙詰まりが発生する問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来技術の問題に鑑み、用紙搬送性能や分離性能を低下させない用紙分離装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する手段】上記の目的を達成するために本発明は、用紙収容部に積載した用紙を呼び出す呼び出しコロと、呼び出された用紙を給紙する給紙コロと、給紙コロに圧接されて給紙コロにより給紙される用紙を分離する分離部材とを有する用紙分離装置において、給紙コロに圧接する清掃コロを設けたことを特徴としている。
【0009】また、清掃コロは給紙コロの回転と同じ方向に回転することを特徴としている。
【0010】さらに、清掃コロの軸の中心と給紙コロの軸の中心との距離は清掃コロの半径と給紙コロの半径との和より小さいことを特徴としている。
【0011】また、清掃コロは用紙の搬送方向の下流側から給紙コロに圧接することを特徴としている。
【0012】さらに、清掃コロの末端の形状はテーパ状であることを特徴としている。
【0013】また、清掃コロはゴムにフッ素樹脂をコートした部材からなることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図1によって説明する。ただし従来の技術で説明したのと同じ部材には同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0015】清掃コロ8は、ブラケット4に設置された清掃コロ軸14のまわりに回動可能に取り付けられて、用紙の搬送方向の下流側から給紙コロ6に圧接するように設置される。清掃コロ8と給紙コロ6との軸間距離は、両コロの半径の和より若干小さく設定されていて、両コロの圧接状態を良好にしている。清掃コロ8は、ブラケット4に設置された軸の回りに回動可能に設置されたギア7を介して給紙コロ6と連結しており、給紙コロ6とは同じ方向に回転する。
【0016】清掃コロ8による清掃動作について説明する。清掃コロ8はギア7を介して給紙コロ6と連結している。清掃コロ8の回転方向は給紙コロ6の回転方向と同じであるので、清掃コロと給紙コロとが圧接する圧接面では清掃コロ面は下方向に給紙コロ面は上方向に動いて、すなわち両コロの表面は逆方向で摺動する。給紙コロ6の表面に付着した紙粉は清掃コロの表面によって掻き取られるが、両コロの表面は逆方向に摺動するので紙粉は確実に掻き取られる。
【0017】さらに清掃コロ8は給紙コロ6の下流側から給紙コロ6に圧接するように配置されているので、給紙コロ6から掻き取られた紙粉は図1の点線の矢印で示されるようにそのまま落下する。あるいは紙粉は落下の途中で給紙コロ6へ再度付着しても、給紙コロ面は上方に動いてすぐに清掃コロと摺動するから紙粉は掻き取られてしまい、いつまでも給紙コロ面に留まることはない。
【0018】この配置の清掃コロ8は搬送される用紙の上面に近いが、清掃コロ8は給紙方向に回転しているから用紙の搬送のガイドの効果もある。
【0019】図2は給紙コロ6、清掃コロ8を上面から見た図である。清掃コロ8の軸方向の長さは給紙よりも長く、給紙コロ6と圧接していない部分は圧接部から離れるにしたがってコロの直径が小さくなるような形状(テーパー状)になっている。
【0020】給紙コロ6は磨耗が激しいので交換を時々行う必要がある。交換は古い給紙コロを取り除いた後、図2に示すように新しい給紙コロ(鎖線で図示してある)を、給紙コロ軸13に沿って矢印方向に挿入して行う。両コロの軸間距離は両コロの半径の和より小さく配置されていても、清掃コロ8の末端部はテーパー形状になっているので、給紙コロ6は清掃コロ8に挿入を妨害されることなくテーパー面に沿って所定位置に容易に取り付けることができる。
【0021】上記実施例では給紙コロ6、分離コロ12、呼び出しコロ3は低硬度のゴムで表面ができており(JIS−Aで20度〜40度)、材料としてはEPゴムやノルボーネンゴムを使用する。清掃コロ8の表面も柔らかい材質が好ましく、発泡ポリウレタンなどのスポンジ材や、スポンジ材に薄くシリコンゴムをコーティングしたものを使用する。
【0022】また清掃コロ8には、積極的に静電気を帯電させて、紙粉を引きつけて清掃効果を高めるためにゴムにテフロンのようなフッ素樹脂をコートした部材を用いても良い。
【0023】上記実施例では、分離部材として分離ローラを用いる分離装置を説明したが、図3に示すように、分離部材として分離板15、すなわち摩擦係数の大きなコルク板あるいはゴム板などを用いた分離装置であっても本発明は有効である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、清掃コロ8を給紙コロ6に圧接するように設けたので、給紙コロの表面に付着した紙粉を除去する効果がある。
【0025】清掃コロ8と給紙コロ6とは紙の搬送方向に回転するから、清掃コロ8と給紙コロ6との圧接する圧接面では両コロは逆方向で摺動して給紙コロ6の表面に付着した紙粉を掻き取って清掃効果が向上する。
【0026】また、清掃コロ8と給紙コロ6との軸間距離は、両コロの半径の和より小さく設定されていて、両コロの圧接状態を良好にするので清掃効果が向上する。
【0027】さらに清掃コロ8は給紙コロ6の下流側から給紙コロ6に圧接するように配置されているので、給紙コロから掻き取られた紙粉はそのまま落下して、給紙コロ6へ再度付着することがないから清掃効果が保たれる。
【0028】新しい給紙コロに交換するときには、清掃コロ8にテーパーがついているので、新しい給紙コロを給紙コロ軸13に沿って容易に挿入できて、保守性能が良い。
【0029】清掃コロ8はフッ素樹脂コートしたゴムからなっているので、その表面は帯電して紙粉を引きつけるから清掃効果がいっそう向上する。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013