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発明の名称 給紙トレイ引出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−7270
公開日 平成10年(1998)1月13日
出願番号 特願平8−159303
出願日 平成8年(1996)6月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】柏木 明 (外1名)
発明者 堀 英介
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 両外側面から突出するガイドが手前側から奥側に向けて形成されているとともに多数枚の用紙を積層状態で収納する給紙トレイと、前記ガイドの底面を支えるガイド支えと、前記ガイドの上面に対向するガイド押えとを有して前記給紙トレイを引き出し自在に支持する左右一対のガイドレールと、前記ガイドの奥側の後端付近に形成されて外側方向に突出する突部と、前記ガイドの少なくとも前記突部の手前側における上面に凹状に形成された段付凹部と、前記ガイド押えの手前側の端部の近傍に形成されて前記突部に当接することにより前記給紙トレイの引き出し長さを制限するストッパと、前記ガイド押えの手前側の端部の近傍から奥側に向けて所定の長さで切り欠かれ、前記ガイドの全底面を前記ガイド支えから浮かせた状態でのみ前記ストッパの上部空間において前記給紙トレイの引き出し方向に沿う前記突部の移動を許容する切欠と、を備えることを特徴とする給紙トレイ装置。
【請求項2】 ガイドには、突部を間にして手前側と奥側とに配置された段付凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の給紙トレイ引出装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に利用される給紙トレイ引出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、装置本体に給紙トレイを収納し、用紙の交換や補充に際しては給紙トレイを引き出すようにした画像形成装置がある。このような画像形成装置においては、給紙トレイを引き出す際に装置本体からの脱落を防止することが安全規格として定められている。このために、給紙トレイの両側を引出自在に支持するガイドレールを装置本体に設け、このガイドレールの手前側にストッパを設け、これらのストッパに当接する当接部材を給紙トレイの両側の後端部に取り付け、不用意に給紙トレイを引き出した場合には、ガイドレールのストッパに給紙トレイの当接部材を当接させることにより、装置本体からの給紙トレイの脱落を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した構成では、メンテナンスに際して給紙トレイの取り外しの操作性に難がある。逆に、給紙トレイを傾けながら引き出すことにより、給紙トレイの取り外しの操作性を優先した装置があるが、このような装置は、不用意に操作すると給紙トレイが装置本体から脱落して操作する人の足の上に落下したり、給紙トレイが破損する等のおそれがある。
【0004】本発明は、給紙トレイの脱落を確実に防止し、且つ、給紙トレイの取り外しの操作性の向上を図り得る給紙トレイ引出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の給紙トレイ引出装置は、給紙トレイの両側面から突出するガイドの底面を支えるガイド支えと、前記ガイドの上面に対向するガイド押えとを有する左右一対のガイドレールを設け、前記ガイドの奥側の後端付近に外側方向に突出する突部を形成し、前記ガイドの少なくとも前記突部の手前側における上面に凹状の段付凹部を形成し、前記突部に当接することにより前記給紙トレイの引き出し長さを制限するストッパを前記ガイド押えの手前側の端部の近傍に形成し、前記ガイド押えの手前側の端部の近傍に、奥側に向けて所定の長さで切り欠かれて前記ガイドの全底面を前記ガイド支えから浮かせた状態でのみ前記ストッパの上部空間において前記給紙トレイの引き出し方向に沿う前記突部の移動を許容する切欠を形成した。したがって、突部の上面が切欠以外のガイド押えの部分に対向する状態では、ガイド支えからのガイドの浮きがガイド押えにより抑制される。したがって、給紙トレイを傾けて引き出した場合でも突部とストッパとの当接によりガイドレールからの給紙トレイの脱落が阻止される。また、ガイドの上面には突部の手前側にガイド押えとの間隔を広げる段付凹部が形成されているため、突部がストッパに当接する状態でガイド支えからガイドを平行に浮かせた場合にのみ、ガイドをガイド押えで押えることなく突部を切欠から突出させ、その状態で突部をストッパの上部空間において引き出し方向に移動させてストッパの手前側に位置させることが可能となる。
【0006】ここで、手前側、奥側とは、給紙トレイの引き出し方向に対応する位置を示す。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の給紙トレイ引出装置において、ガイドには、突部を間にして手前側と奥側とに配置された段付凹部が形成されている。したがって、突部がストッパに当接するまで給紙トレイを引き出した状態において、給紙トレイの手前側を不用意に押し下げた場合には、ガイドの底部を支えるガイド支えの手前側の縁を支点として突部が切欠の上方に突出する方向に給紙トレイが傾くが、その傾きは突部から後方に延出する段付凹部の後端縁とガイド押えとの当接により抑制されるため、ストッパの上方への突部の動きが阻止される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図面に基づいて説明する。まず、図2に画像形成装置としての複写機1の全体構成を示す。この複写機1の装置本体2には、複数の給紙トレイ3が引き出し自在に収納されている。これらの給紙トレイ3には、多数枚の用紙を積層状態で収納する用紙収納部4と、前面に配置された凹状の把手5と、両側面から外側に突出する細長いガイド6とが形成されている。これらのガイド6の奥側の後端の近傍には外側に突出する突部7が形成されている。また、ガイド6の上面には、突部7を間にして手前側と奥側とに配置された段付凹部8,9が形成されている。したがって、突部7の上面は、段付凹部8,9以外のガイド6の上面と同一の高さに定められているが、段付凹部8,9に対しては上方にも突出されている。
【0009】また、前記給紙トレイ3を引き出し自在に支持する左右一対のガイドレール10が前記装置本体2に固定的に設けられている。これらのガイドレール10は、前記ガイド6の底面を支えるガイド支え11と、ガイド6の上面に対向するガイド押え12と、ガイド6の外側面に対向する側面13とを有して内方が開放されたコの字形の断面形状に形成されている。そして、ガイド押え12には、その手前側の端部の近傍から奥側に向けて所定の長さに定めて切り欠かれた切欠14が形成され、側面13にはストッパ15が切り起こされた状態で形成されている。
【0010】ここで、ガイド6とガイドレール10との関係を上方から見た様子を図3に、ガイド6とガイドレール10との関係を側面から見た様子を図4に示す。前記突部7の上面及び前記段付凹部8,9以外のガイド6の上面は前記ガイド押え12に対しては所定の間隔で対向するが、段付凹部8,9の上面はガイド押え12に対しては比較的大きな間隔で対向する。
【0011】また、図3(a)に示すように、前記ストッパ15は、前記切欠14の中間部における下方に配置されている。ここで、給紙トレイ3の引き出し方向に沿う方向において、切欠14の長さをA、突部7の長さをB、ストッパ15の長さをCとすると、Aは2B+Cと同等又はそれよりやや大きい寸法に定められている。また、ストッパ15の上下方向の位置は、図4(a)に示すように、ガイド6の底面の略全域をガイド支え11で支えた状態では、給紙トレイ3を引き出したときにガイド6の外側に突出する突部7の部分がストッパ15に当接し、図4(e)に示すように、突部7を切欠14から突出させるまでガイド6の全底面をガイド支えから浮かせた状態でのみストッパ15の上部空間における突部7の移動(給紙トレイ3の引き出し方向に沿う方向の移動)を許容する位置に定められている。
【0012】このような構成において、給紙トレイ3を装置本体2に収納した状態では、図3(a)および図4(a)に示すように、給紙トレイ3のガイド6の底面の略全域がガイド支え11により支えられ、突部7はストッパ15よりはるか奥側後方に位置する。この状態では、仮にガイド6をガイド支え11に対して平行に浮かしたとしても、ガイド押え12により上方への移動量が制限されるので、この状態で給紙トレイ3を引き出したとしても突部7はストッパ15に当接する。
【0013】給紙トレイ3を手前側に引き出すと、図3(b)および図4(b)に示すように、突部7がストッパ15に当接するため給紙トレイ3の引き出し長さが制限される。このときに、4(c)に示すように、給紙トレイ3を不用意に上方に傾けながら引き出したとしても、ガイド押え12の手前側の先端縁がガイド6を押えるため給紙トレイ3の傾き(ガイド6の傾き)が制限される。すなわち、突部7は切欠14の下方に達しているにも拘らず上方への移動が制限されるためストッパ15の上方に外れることはない。
【0014】突部7がストッパ15に当接する状態において、図4(d)に示すように、給紙トレイ3を不用意に下方に傾けながら引き出した場合には、ガイド6の底部を支えるガイド支え11の手前側の縁を支点として突部7が切欠14の上方に突出する方向に給紙トレイ3が傾くが、その傾きは突部7から後方に延出する段付凹部9の後端縁とガイド押え12との当接により抑制されるため、突部7がストッパ15の上方に外れることはない。
【0015】さらに、給紙トレイ3を左右方向に傾けたとしても、少なくとも片側の突部7がストッパ15に当接する。このように、給紙トレイ3を上下方向又は左右方向に傾けながら引き出したとして、ガイドレール10からの給紙トレイ3の脱落を確実に防止することができる。
【0016】ガイドレール10から給紙トレイ3を外す場合には、図3(b)および図4(b)に示すように、突部7がストッパ15に当接するまで給紙トレイ3を引き出した後に、ガイド支え11からガイド6が平行に浮くように給紙トレイ3を持ち上げる。この状態では突部7が切欠14の下方に達しているため、図4(e)に示すように、突部7が切欠14の上方へ突出するまで給紙トレイ3を持ち上げることができる。このことを可能にするのは、ガイド6の段付凹部8,9がガイド押え12に対して比較的広い間隔で対向し、給紙トレイ3の上方への移動の制限が小さいからである。この状態では突部7の下面がストッパ15の上縁より上方に変位するため、この状態を維持しながら給紙トレイ3を手前側に引き、図4(f)に示すように、突部7をストッパ15の手前側に変位させることができる。この状態では、ガイド6の下面をガイド支え11で支えた状態で給紙トレイ3をさらに手前側に引き出すことにより、給紙トレイ3をガイドレール10から容易に外すことができる。また、前述した動作の逆の動作により、ガイドレール10に給紙トレイ3をセットすることができる。
【0017】なお、突部7は段付凹部8,9と共にガイド6に一体に形成され、ストッパ15は切欠14と共にガイドレール10に一体に形成されているため、部品点数を増やすことなく、給紙トレイ3の脱落防止と、ガイドレール10に対する給紙トレイ3の着脱操作性の向上とを図ることができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、給紙トレイの両側面から突出するガイドの底面を支えるガイド支えと、前記ガイドの上面に対向するガイド押えとを有する左右一対のガイドレールを設け、前記ガイドの奥側の後端付近に外側方向に突出する突部を形成し、前記ガイドの少なくとも前記突部の手前側における上面に凹状の段付凹部を形成し、前記突部に当接することにより前記給紙トレイの引き出し長さを制限するストッパを前記ガイド押えの手前側の端部の近傍に形成し、前記ガイド押えの手前側の端部の近傍に、奥側に向けて所定の長さで切り欠かれて前記ガイドの全底面を前記ガイド支えから浮かせた状態でのみ前記ストッパの上部空間において前記給紙トレイの引き出し方向に沿う前記突部の移動を許容する切欠を形成したので、突部の上面が切欠以外のガイド押えの部分に対向する状態では、ガイド支えからのガイドの浮きをガイド押えにより抑制することができる。したがって、給紙トレイを傾けて引き出した場合でも突部とストッパとの当接によりガイドレールからの給紙トレイの脱落を確実に阻止することができる。また、ガイドの上面には突部の手前側にガイド押えとの間隔を広げる段付凹部が形成されているため、突部がストッパに当接する状態でガイド支えからガイドを平行に浮かせた場合にのみ、ガイドをガイド押えで押えることなく突部を切欠から突出させ、その状態で突部をストッパの上部空間において引き出し方向に移動させてストッパの手前側に位置させることができる。これにより、ガイドレールから給紙トレイを容易に外すことができる。
【0019】請求項2の発明によれば、ガイドには、突部を間にして手前側と奥側とに配置された段付凹部が形成されているので、突部がストッパに当接するまで給紙トレイを引き出した状態において、給紙トレイの手前側を不用意に押し下げた場合には、ガイドの底部を支えるガイド支えの手前側の縁を支点として突部が切欠の上方に突出する方向に給紙トレイが傾くが、その傾きを突部から後方に延出する段付凹部の後端縁とガイド押えとの当接により抑制することができ、これにより、ストッパの上方への突部の動きを阻止し、突部とストッパとを当接させてガイドレールからの給紙ローラの脱落をさらに効果的に防止することができる。




 

 


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