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発明の名称 精米機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−99700
公開日 平成10年(1998)4月21日
出願番号 特願平8−258424
出願日 平成8年(1996)9月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】廣江 武典
発明者 菊地 哲也
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】機枠の上端に支持したホッパと、このホッパ内に投入された玄米を精米する精米部と、この精米部の直下に配置されて前記精米作用により生じた米糠を収納する米糠容器とを備えた精米機において、前記精米部と前記米糠容器との間に、前記精米部から自然落下してくる米糠を前記米糠容器内に振り分ける振り分け板を前記精米部に対して斜設したことを特徴とする精米機。
【請求項2】前記振り分け板に、精米部から自然落下してくる米糠の一部が通過する貫通孔を複数設けたことを特徴とする請求項1記載の精米機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精米機に関し、特に、スーパーやコンビニエンスストアのように、他の一般商品とともにお米(玄米)の販売をも行う販売店が店頭に置いて不特定多数の一般の利用客が使用するのに適した、言わば中型の1回通し自然落下方式の精米機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】玄米を白米に精米する中型の精米機としては種々なものが提案されているが、中でも、米糠を自然落下させる方式の小型の精米機が家庭用のものとして提案されている。この種の小型の精米機は、特開平5−317730号公報にて提案されているものがあり、具体的には、図6に示すような構成になっている。
【0003】即ち、この種の従来の精米機においては、ホッパ401の下部に送りロール404と同軸に配置した搗精ロール405と精米ネット406及び、精米ネット406の出口側端面に圧力板402を設けて精米部を構成し、上記両ロール404、405をモータ407により回転駆動して精米作用を行なうように構成され、上記精米部を構成している精米ネット406から自然落下してきた米糠を、その下側の糠容器411内に収納するようになっている。しかしながら、精米ネット406から自然落下してきた米糠は、重力により落下してくるので、その落下点を中心に米糠が山盛りに堆積された状態になってしまい、糠容器411のスペースを有効に活用することができず、使用する人が糠容器411内の収納状態を1回の精米毎に常にチェックしなければならないものとなっていて、当然、大容量の玄米を連続的に精米するには適さないものであった。
【0004】従って、この種の精米機をそのまま不定多数の人が利用するスーパーやコンビニエンスストア等で、サービスの一環として設置するには、その不便性ゆえに適さないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のような経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題は、スーパーやコンビニエンスストアに設置するのに適し、米糠の収納・取り出しを容易に行うことができて、不特定多数の人が簡単に利用することができる中型の精米機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するために、まず請求項1に係る発明の採った手段は、以下に述べる実施の形態の説明中において使用する符号を付して説明すると、まず、請求項1の発明は、「機枠10の上端に支持したホッパ20と、このホッパ20内に投入された玄米を精米する精米部30と、この精米部30の直下に配置されて前記精米作用により生じた米糠を収納する米糠容器50とを備えた精米機100において、前記精米部30と前記米糠容器50との間に、前記精米部30から自然落下してくる米糠を前記米糠容器50内に振り分ける振り分け板43を前記精米部30に対して斜設したことを特徴とする精米機100」である。
【0007】次に、請求項2の発明は、「前記振り分け板43に、精米部30から自然落下してくる米糠の一部が通過する貫通孔44を複数設けたことを特徴とする請求項1記載の精米機100」である。
【0008】
【発明の実施の形態】以上のように構成した各請求項の発明について、図面に示した実施の形態である精米機100について説明する。
【0009】図1には、現在精米を行っている精米機100の斜視図が示してあるが、この精米機100は、通常一般的な人の背丈の半分程度の高さを有するものであって、その機枠10内を、上段部分と、中段部分、及び下段部分の三つの部分に区画してあり、上段部分内にホッパ20や精米部30を収納し、中段部分内の略全体の容積を有する米糠容器50を当該中段部分内に出入り自在に収納するとともに、下段部分内に精米部30を駆動するための駆動源60を収納配置したものである。
【0010】このように、その機枠10内を上・中・下の三つの部分に分けることにより、スーパーやコンビニエンスストアにおいて設置した場合に、不特定多数の人が使用するのに十分な能力・機能を備えたものとすることができるようになり、米糠容器50の容積を最大限のものとすることができるのである。すなわち、この精米機100の機枠10内を三つの部分に分けることにより、それぞれの部分において、所謂デッドスペースを生じさせることなく、各機能発揮部材をコンパクトにまとめて収納することができるのである。
【0011】そして、その上面は、作業する人の手前側に向けて傾斜するものとしてある。なお、この上面の手前側部分は操作面12としてあり、この操作面12上の各スイッチを操作することにより、当該精米機100の駆動停止が行われるものである。
【0012】また、図1に示した精米機100では、その上段部分の前端部を他より前方に突出させ、この突出部分の下面において、内部の精米部30に連なる白米排出ガイド42から白米を袋等に受けるように構成されているのである。
【0013】また、この精米機100は、図2に示したように構成してあり、この精米機100は、キャスター90によって移動可能とされた支持台14上に組み付けた機枠10を有するものであり、この機枠10に対して各部材を組み付けることにより、全体として上記の三層構造となるようにしたものである。勿論、この機枠10に対しては、図1等において示したように、側板11や扉53を取り付けることによって、その全体が包み込まれるものである。
【0014】また、機枠10の上端開口部は、図1に示したように、カバー13によって覆蓋される。なお、このカバー13は、作業者が手前から開けられるようにしているものであり、後述するホッパ20の上端開口と略同じ大きさを有したものである。
【0015】ホッパ20の下端には、図2にも示したように、精米部30が接続してあり、この精米部30には、これから後方に延びる回動軸31が接続してある。精米部30は、図6の従来例のものと略同様に構成したものであり、内部の回転子が回動軸31によって回転されることにより、回転子と周囲の網体との共働によって、玄米から米糠を剥離するようにしたものである。尚、この精米部30による精米状態は、この精米部30の前方側に配置してある押圧部40によって調整されるものである。
【0016】押圧部40は、精米部30を構成している網体の出口側に配置されて、玄米送りロールによる送り力に対する抵抗力を付与し、玄米の搗精度を調整するものであるが、その下部には、図2にも示したように、精米部30出口から送り出されてきた白米を白米排出ガイド42側に案内するための排出樋41が形成してある。
【0017】以上の、ホッパ20、精米部30、その回動軸31、及び押圧部40は、精米機100の上段部分内に収納配置されるものである。
【0018】一方、中段部分は、機枠10に設けた桟や区画板によって、精米機100の略中央部分に区画したものであるが、この中段部分内に米糠容器50が出入自在に収納されるものであり、この米糠容器50は、図2〜図4に示すような大きな容積を有したものとなっている。勿論、この米糠容器50の引き出し側前面には、引き手が設けてあって、中段部分に対する出し入れを行い易くなるようにしてあり、その上方は開口したものとしてある。
【0019】そして、上段部分と中段部分の間、即ち、精米部30と米糠容器50との間には、図2に示すように、精米部30から自然落下してくる米糠を米糠容器50の長手方向(後方)に振り分ける振り分け板43を精米部30に対して斜めに後方に向けて設けてある。この振り分け板43は機枠20に設けた区画板にブラケットを介して設置してある。尚、この振り分け板43の設置方法は上記方法に限定されることなくどの様なものでもあってもよい。また、振り分け板43は、図示しない一般的な公知手段により、設置角度と設置位置を調整自在に設けられているので、精米時の状況に応じて最適な位置に設置可能となっている。
【0020】従って、本各発明のように設置された振り分け板43によって、精米部30から自然落下してくる米糠を振り分けることが可能となり、図2において説明すると、従来であれば米糠の山盛りAの一つだけが堆積された状態になるところを、米糠の一部を米糠容器50の後方に振り分けることにより、さらに山盛りBを堆積することが可能となり、米糠容器50の体積を有効に活用することができ、米糠容器50内のデットスペースを減少させることができるである。
【0021】また、さらに、この振り分け板43には、図5に示すように、少なくとも米糠の大きさより大きい複数の貫通孔44を一定間隔で形成しておくことによって、精米部30から自然落下してくる米糠は振り分け板43によって米糠容器50の後方に向けて振り分けられると共に、さらに、米糠の一部はその振り分けられて案内される途中で貫通孔44を通過して米糠容器50に落下するので、図2に示したように、米糠の山盛りCが堆積され、米糠容器50内のデットスペースをさらに減少させることができるのである。
【0022】また、一般に玄米というものは種類等によって大きさ等が多少違うため、精米時の状況はその都度違うものである。よって、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、振り分け板43のうち、精米部30から自然落下してくる米糠の量が一番多い箇所に貫通孔44を多く設けたり、また貫通孔44の穴のサイズを変える等、その分布とサイズは適宜選定することができ、特に貫通孔44を設ける位置と穴のサイズは限定するものではない。
【0023】ところで、本実施形態の精米機100では、図2に示したように、中段部分内に収納された米糠容器50の引き出し側前端上部の機枠10にすり切り板80が取付けてあり、米糠が山盛り状態に堆積した米糠容器50を引き出したときに、その米糠の山のすり切りを行うものである。つまり、すり切り板80が存在することにより、米糠容器50内の米糠が山盛りになって堆積していても、米糠容器50を引き出せば、その米糠の表面を自動的に平らになるようにして、米糠が機内は勿論、機外にも散らないようにするものである。
【0024】また、本実施形態の米糠容器50の下側には、米糠容器50内に堆積した米糠の量をその重さで検知する計量部52が設けてあり、この計量部52によって所定以上の重量が検知されたとき、図示しない制御部にて当該精米機100の作動停止を行わせ、米糠容器50内の米糠の処理を行うよう、操作面12に表示するようにしてある。
【0025】そして、この米糠容器50の下側になる下段部分内には、図2〜図4に示したように、精米部30を駆動するための駆動源60が収納配置してあり、この駆動源60の回転軸61は、図2及び図4に示したように、精米機100の背面側に延在させてあり、この回転軸61上のプーリには駆動索条70であるベルトが掛装してある。そして、このベルトである駆動索条70は、前述した米糠容器50の背面を通ってその上方にある精米部30側の回動軸31端部のプーリ31aに掛装してある(図4参照)。これにより、米糠容器50を最大容積としながらその出し入れにも邪魔にならず、精米機100内にデッドスペースを生じさせないようにすることができるのである。
【0026】なお、上段部分の前面側も、中段部分の扉53等と同様に扉15により覆蓋するようにしてあり、これらの扉15・53・62の内側には、これらが閉じられているが否かを検知するスイッチが設けてあり、ホッパ20を覆蓋するカバー13の内側にも同様なスイッチが設けてある。つまり、当該精米機100では、これら各扉やカバーが完全に閉じられていることを検知したとき、その精米作業を起動できるようにしてあるのである。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した通り、本各発明に係る精米機100においては、上記実施形態にて例示した如く、使用する人が米糠の収納状態を常にチェックしなくても、米糠容器内に十分収納できるように、精米部から自然落下してくる米糠を米糠容器の長手方向(後方)に振り分けて米糠容器内に均等に収納することができ、米糠容器のデットスペースを減らし有効に利用することができるので、不特定多数の人が利用するスーパーやコンビニエンスストアに設置するのに適し、玄米を購入した一般の顧客が必要に応じて糠の収納・取り出しを容易に行うこともできて、不特定多数の人が簡単に且つ連続的に利用することができるという中型の精米機を提供することができる。




 

 


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