Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
切粉払い出し装置 - ジャトコ株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 加工処理操作 -> ジャトコ株式会社

発明の名称 切粉払い出し装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−296579
公開日 平成10年(1998)11月10日
出願番号 特願平9−107099
出願日 平成9年(1997)4月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 和夫 (外3名)
発明者 渡辺 勝宣
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 油溜まりの中から切粉を取り出して払い出す切粉払い出し装置であって、前記油溜まりの中の切粉を掻き出し可能なアームと、前記油溜まりの上方位置から斜め上方に延在する樋と、前記樋の上方寄りの部位に形成されて、その部位に位置する切粉を落下させて払い出す切粉払い出し口と、前記油溜まりの中と前記切粉払い出し口の位置との間において、前記アームを前記傾斜面の傾斜方向に沿って往復移動させる移動手段と、前記アームが前記油溜まりの中から前記切粉払い出し口の位置に移動するときに前記アームを前記樋の上面に摺接させ、かつ前記アームが前記切粉払い出し口の位置から前記油溜まりの中に移動するときに前記アームを前記樋の上方に離間させるガイド手段とを備えたことを特徴とする切粉払い出し装置。
【請求項2】 前記移動手段は、前記樋の上方において該樋の傾斜方向に沿って延在するガイド軸と、このガイド軸に沿って往復動可能な移動体とを有し、前記アームは、前記移動体に水平方向の軸線を中心として揺動自在に支持され、前記ガイド手段は、前記アームが前記油溜まりの中から前記切粉払い出し口の位置に移動するときに前記アームの下方への揺動を許容し、かつ前記アームが前記切粉払い出し口の位置から前記油溜まりの中に移動するときに前記アームを上方の揺動位置に規制するガイド部材を有することを特徴とする請求項1に記載の切粉払い出し装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油溜まりの中から切粉を掻き出して自動的に払い出す切粉払い出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、切削油と切粉とを分離する遠心分離機によって分離された切削油は、一旦、アルミニウム製などの分離箱に受けられ、その分離箱によって切削油中の細かな切粉が取り除かれてから、切削油タンクに戻されていた。その分離箱内に溜まった細かな切粉は、作業員によって切粉台車まで運ばれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、切削加工による製品の生産性の向上に伴い、分離箱内に溜まる細かな切粉の量も多くなり、その分、その切粉を捨てる作業員の負担も増大するという問題があった。
【0004】この発明の目的は、油溜まりの中から切粉を掻き出して油と分離させた上、その切粉を所定の払い出し位置から払い出して、切粉の払い出し作業の自動化を図ることができる切粉払い出し装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の切粉払い出し装置は、油溜まりの中から切粉を取り出して払い出す切粉払い出し装置であって、前記油溜まりの中の切粉を掻き出し可能なアームと、前記油溜まりの上方位置から斜め上方に延在する樋と、前記樋の上方寄りの部位に形成されて、その部位に位置する切粉を落下させて払い出す切粉払い出し口と、前記油溜まりの中と前記切粉払い出し口の位置との間において、前記アームを前記傾斜面の傾斜方向に沿って往復移動させる移動手段と、前記アームが前記油溜まりの中から前記切粉払い出し口の位置に移動するときに前記アームを前記樋の上面に摺接させ、かつ前記アームが前記切粉払い出し口の位置から前記油溜まりの中に移動するときに前記アームを前記樋の上方に離間させるガイド手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0007】図1は、本実施形態の払い出し装置を備えた設備の平面図、図2は、その側面図である。これらの図において、1は、油Oとアルミニウムなどの切粉Wとを分離するための遠心分離機であり、分離された油Oは樋2を通して油溜まり3内に導かれる。その樋2を通して油溜まり3内に導かれる油Oには細かな切粉W1が混入しており、その油Oは、油溜まり3のネット状の壁部3Aによって漉されてから切削油タンク4に戻される。壁部3Aは、このような濾過機能がなくなってもよく、また、このような濾過機能が元々ない壁であってもよく、このような場合には、油溜まり3から溢れた油Oが壁部3Aの上を越えて切削油タンク4に戻されることになり、その油Oと油溜まり3内に沈殿する切粉W1とが分離される。
【0008】本実施形態の切粉払い出し装置10は、このような油溜まり3内に沈殿する切粉W1を掻き出して、所定の払い出し位置P1から切粉台車5内に自動的に払い出すようになっている。
【0009】装置10の本体11は油溜まり3と払い出し位置P1の上方に設置されており、その内部に備えられた樋20の上面は、油溜まり3から払い出し位置P1に向かって斜め上方に傾斜する傾斜面20Aとなっている。樋20の上端部には、払い出し位置P1の上方に位置する払い出し口21が形成されており、この払い出し口21から払い出された切粉W1は、ガイド6、7内を通って切粉台車5内に落下する。
【0010】また、本体11内には、油溜まり3内の切粉W1を掻き出し可能なアーム30と、そのアーム30を傾斜面20Aに沿って矢印A1、A2方向に往復動させる移動機構(移動手段)40と、アーム30を所定の移動軌跡に沿うようにガイドするガイド機構(ガイド手段)50が配備されている。
【0011】本例の移動機構40は、樋20の上方において傾斜面20Aに沿って延在する中空のガイド軸41と、そのガイド軸41に摺動自在にガイドされる移動体42とを備えている。ガイド軸41内には、その内部に導入されるエアー圧によって矢印A1、A2方向に往復動する磁石(図示せず)が備えれらており、移動体42は、その磁石の磁力によって吸引保持されたまま、その磁石と共に矢印A1、A2方向に移動するようになっている。したがって、移動体22を移動させるための機構がガイド軸21に内蔵されることなり、劣悪な環境下において有利な構成となっている。このような構成の移動機構40は、一般に、ロッドレスシリンダとも称されている。アーム30は複数の部材の結合構造とされており、その上端は、水平方向の軸線O1を中心として移動体42の下部に揺動自在に軸支されている。アーム30の先端には、下方に向かう鍵状に形成された弾性の掻き出し部31が取り付けられており、またアーム30の中間部にはガイドローラ32が回転自在に軸支されている。ガイド機構50には、ガイドローラ32をガイドするガイド部材51が備えられており、そのガイド部材51には、矢印A1、A2方向に沿って延在する下方寄りの第1ガイド部51Aと、その第1ガイド部51Aの上端から傾斜面20Aに向かって傾斜する上方寄りの第2ガイド部51Bが形成されている。
【0012】次に、動作について説明する。
【0013】図2中実線のように掻き出し部31が油溜まり3内に位置するアーム30は、移動体42と共に矢印A1方向の移動し、そして同図中2点鎖線の上方位置まで移動する。その際、まず、アーム30は、その先端の掻き出し部31によって油溜まり3内に沈殿した切粉W1を掻き出し、その切粉W1を傾斜面20A上に載せる。それから、アーム30は、その自重によって傾斜面20Aに押し付けられたまま矢印A1方向に摺動し、切粉W1を傾斜面20Aに沿って徐々に上昇させる。その間、切粉W1と共に掻き出された油Oは、弾性体31と樋20との間を抜け、傾斜面20Aに沿って油溜まり3内に戻される。このように、傾斜面20A上の切粉W1は、油切りされつつ矢印A1方向に移動されることになる。そして、アーム30が図2中2点鎖線の上方位置まで移動することにより、油切りされた切粉W1が払い出し口21から払い出される。その払い出された切粉W1は、切粉台車5内に落下して収容される。切粉W1を充分に油切りするためには、傾斜面20A上においてアーム30を一時的に停止させたり、そのアーム30の移動速度を遅くすればよい。
【0014】このようにアーム30が矢印A1方向に移動する際、アーム30におけるガイドローラ32はガイド部材51の下方を通過する。ガイド部材51は、その第2ガイド部51Bの上端部51B−1のみがガイドローラ32の移動軌跡内に位置し、他の部分はガイドローラ32の移動軌跡の上方に離れている。したがって、ガイドローラ32は、上端部51B−1の下方を通過するときに、その上端部51B−1によって一時的に干渉される。その干渉は、アーム30の掻き出し部31が弾性変形することによって緩和される。また、その一時的な干渉を緩和するためには、上端部51B−1を弾性部材によって形成したり、第ガイド部材51Bを軸心O2を中心として上方に回動できるようにしてもよい。アーム30は、ガイドローラ32が上端部51B−1に当たって下動するときの衝撃、およびガイドローラ32が上端部51B−1から外れて上方に復帰動作するときの衝撃を利用して、切粉W1を確実に払い出し口21内に落とし込むことができる。
【0015】このようにして切粉W1を払い出したアーム30は、その後、移動体42の矢印A2方向の移動に伴って、同図中実線の下方位置まで移動する。その際、まず、アーム30におけるガイドローラ32が第2ガイド部51Bの上端部51B−1上に乗り上がり、アーム30が徐々に持ち上げられるようにして揺動される。そして、ガイドローラ32が第2ガイド部51Bおよび第1ガイド部51Aの上部にガイドされたまま移動する間、アーム30は傾斜面20Aの上方に持ち上げられたまま矢印A2方向に移動する。その後、ガイドローラ32が第1ガイド部51Aの下端部から外れることにより、アーム30が下方に揺動して、その掻き出し部31が図2中実線のように油溜まり3内に落とされる。その際、掻き出し部31は、上方から油溜まり3内に強く落とされることになり、その分、油溜まり3内の切粉W1を効率よく掻き出すことができる。
【0016】図3は、このようなアーム30の動きを説明するための要部の側面図である。同図では、移動体42が4つの位置PA、PB、PC、PDのそれぞれに移動しているときにおけるアーム30の4つの状態を同時に現している。PAは、アーム30が切粉W1を切粉払い出し口21から払い出したときにおける移動体42の移動位置、PBは、ガイドローラ32が第2ガイド部51Bの上端部51B−1上に乗り上がったときにおける移動体42の移動位置、PCは、ガイドローラ32が第1ガイド部51A上に乗っているときにおける移動体42の移動位置、PDは、ガイドローラ32が第1ガイド部51Aの下端から外れたときにおける移動体42の移動位置である。同図中のLは、ガイドローラ32の移動軌跡である。この図からも明らかなように、アーム30は、矢印A1方向に移動するときに、その自重によって傾斜面20A押し付けられて摺動し、一方、矢印A2方向に移動するときに、ガイド部材50によって傾斜面20Aの上方に持ち上げられる。この図3においては、説明の便宜上、アーム30の弾性体31が傾斜面20Aの延長線L1上を矢印A1方向に移動するものとして現している。
【0017】図1においてS1は、移動体42の矢印A1方向の移動限位置を検出するための近接スイッチであり、またS2は、移動体42の矢印A2方向の移動限位置を検出するための近接スイッチである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の切粉払い出し装置は、アームによって油溜まりの中の切粉を掻き出し、その切粉を斜め上方に移動させつつ油切りした上、所定の払い出し位置から払い出すことにより、切粉の払い出し作業の自動化を図ることができる。しかも、切粉の払い出し終了後は、アームを持ち上げたまま斜め下方に移動させて油溜まりの中に戻すことにより、アームの無用な摺動抵抗をなくして、それを効率よく移動させることができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013