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発明の名称 パネルの固定構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−337783
公開日 平成10年(1998)12月22日
出願番号 特願平9−161835
出願日 平成9年(1997)6月4日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】三好 祥二
発明者 岡田 格
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 合成樹脂製のフレーム表面に凹部と凸部を設け、フロントパネルの一部を前記凹部に嵌合する様形成し、前記凸部を加熱して軟化させると共に圧潰し、前記凹部に嵌合したフロントパネルの一部を覆うことにより、フロントパネルをフレームに固定することを特徴としたパネルの固定構造。
【請求項2】 前記フレーム表面に複数の凹部を設けて該凹部それぞれから突起を延出させ、前記フロントパネルには前記突起それぞれに対応する位置に孔を穿設し、該孔を含み前記凹部に嵌合する押出し部を形成し、前記フロントパネルの孔に前記突起を貫通させ、該突起を加熱して軟化させると共に圧潰し、前記フロントパネルの押出し部を偏平に埋めることにより、フロントパネルをフレームに固定させる請求項1のパネルの固定構造。
【請求項3】 前記フレーム表面に線状の隆起部を設け、該隆起部の内縁側に溝を形成し、前記フロントパネル周縁に沿って少なくともテーパ部を形成し、該テーパ部を前記フレーム表面の溝に嵌合させ、前記隆起部を加熱して軟化させると共に圧潰し、前記溝を偏平に埋めることにより、フロントパネルをフレームに固定させる請求項1のパネルの固定構造。
【請求項4】 前記フレーム表面に複数の凹部を設け、該凹部それぞれからスリットを有する突起を延出させ、前記フロントパネルに前記凹部に対応する様孔が穿設された爪を形成し、該爪を前記孔の中途位置で折下げて前記スリットに嵌合させ、前記フレームの突起を加熱して軟化させると共に圧潰して前記スリットを塞ぎ、前記爪を封込めることによりフロントパネルをフレームに固定する請求項1のパネルの固定構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポケットベル等各種小型電子機器の筐体に於けるパネルの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10〜図12に於いて、従来のパネルの固定構造について説明する。
【0003】図10で示す様に、筐体1は表面に表示部2を有し、図11及び図12で示す様に前記筐体1のフレーム3は枠部4と該枠部4の内壁に掛渡され、前記表示部2に対応する孔(図示せず)が穿設された仕切板5とから成る様一体成形されている。該仕切板5により前記フレーム3の両面には上凹部6、下凹部7が形成されている。
【0004】前記上凹部6にはダブルフェース等の粘着剤8を介して前記表示部2に対応する孔(図示せず)が穿設されたフロントパネル9が嵌入、貼付され、該フロントパネル9表面にカラーシート10が裏面の粘着性を利用して貼付され、前記筐体1の上面が平となる様前記上凹部6が充足される。
【0005】前記下凹部7には電子回路(図示せず)が形成された配線基板11が収納され、開口部は適宜な方法で取付けられたリアパネル12及び該リアパネル12下面に貼付されたカラーシート13によって平に閉塞され、前記配線基板11は前記リアパネル12上面に半田付等によって固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した様なダブルフェース等の粘着剤8を利用したフロントパネル9の固定構造では、フロントパネル9や粘着剤8の大きさがフレーム3の仕切板5と合わなかったり、或はフロントパネル9が反っている等の原因により、カラーシート10とフロントパネル9が粘着剤8から浮上がりフロントパネル9の端面が外観上に現れてしまい(図12(B)参照)、意匠性を損なう。又、粘着剤8及びフロントパネル9の接着は手作業となる為手間が掛かり、生産効率が悪いという問題があった。
【0007】本発明は斯かる実情に鑑み、粘着剤を用いずにフロントパネルをフレームに固定することにより、部品点数の削減を図ると共に、生産効率の向上を図るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂製のフレーム表面に凹部と凸部を設け、フロントパネルの一部を前記凹部に嵌合する様形成し、前記凸部を加熱して軟化させると共に圧潰し、前記凹部に嵌合したフロントパネルの一部を覆うことにより、フロントパネルをフレームに固定するパネルの固定構造に係るものであり、又前記フレーム表面に複数の凹部を設けて該凹部それぞれから突起を延出させ、前記フロントパネルには前記突起それぞれに対応する位置に孔を穿設し、該孔を含み前記凹部に嵌合する押出し部を形成し、前記フロントパネルの孔に前記突起を貫通させ、該突起を加熱して軟化させると共に圧潰し、前記フロントパネルの押出し部を偏平に埋めることにより、フロントパネルをフレームに固定させるパネルの固定構造に係るものであり、又前記フレーム表面に線状の隆起部を設け、該隆起部の内縁側に溝を形成し、前記フロントパネル周縁に沿って少なくともテーパ部を形成し、該テーパ部を前記フレーム表面の溝に嵌合させ、前記隆起部を加熱して軟化させると共に圧潰し、前記溝を偏平に埋めることにより、フロントパネルをフレームに固定させるパネルの固定構造に係るものであり、更に又前記フレーム表面に複数の凹部を設け、該凹部それぞれからスリットを有する突起を延出させ、前記フロントパネルに前記凹部に対応する様孔が穿設された爪を形成し、該爪を前記孔の中途位置で折下げて前記スリットに嵌合させ、前記フレームの突起を加熱して軟化させると共に圧潰して前記スリットを塞ぎ、前記爪を封込めることによりフロントパネルをフレームに固定するパネルの固定構造に係るものである。
【0009】粘着剤等別途部品を用いることなく、フレームの一部を融解することでフロントパネルをフレームに固定することにより、部品点数を削減させ、生産効率を向上させる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に於いて本発明の実施の形態について説明する。尚、図1〜図3中、図10〜図12中と同様のものには同符号を付してある。
【0011】図1で示す様に合成樹脂製の筐体1は表面に表示部2を有し、図2で示す様に前記筐体1のフレーム3は枠部4と該枠部4の内壁に掛渡され、前記表示部2に対応する孔(図示せず)が穿設された仕切板5とから成る様、一体成形されている。該仕切板5により前記フレーム3の両面には上凹部6、下凹部7が形成されている。
【0012】該下凹部7については図10〜図12で示したものと同様、電子回路(図示せず)が形成された配線基板11が収納され、前記下凹部7開口部は適宜な方法で取付けられたリアパネル12及び該リアパネル下面に貼付されたカラーシート13によって平に閉塞され、前記配線基板11は前記リアパネル12上面に半田付等によって固定されている。
【0013】図3(A)で示す様に、前記仕切板5上面には所要箇所に適宜な間隔をもって凹部14及び該凹部14から延出する突起15が形成されている。又、前記表示部2に対応する孔(図示せず)の穿設されたフロントパネル9には前記突起15それぞれに対応する孔16が穿設され、更に該孔16を中心とした押出し部17がそれぞれ設けられており、該押出し部17は前記フロントパネル9の孔16に前記仕切板5上面の突起15を貫通させた時に、前記凹部14に嵌込まれる様になっている。尚、前記孔16は必ずしも前記押出し部17の中央になくてもよい。
【0014】前記孔16に前記突起15を貫通させた後に該突起15を加熱して軟化させると共に圧潰し、溶着部15′とし、図3(B)で示す様に該溶着部15′により前記フロントパネル9の押出し部17開口部を偏平に埋める。而して前記仕切板5上に前記フロントパネル9を熱カシメにより固定し、図2で示す様に該フロントパネル9上をカラーシート10により覆って前記フレーム3上面を平にする。
【0015】前記突起15と前記孔16との嵌合により、前記フレーム3と前記フロントパネル9との位置合わせが容易になり、粘着剤を用いないので部品点数を削減でき、又複数箇所で前記溶着部15′により前記フロントパネルの押出し部17の開口部を覆うことにより、前記フレーム3への前記フロントパネル9の固定強度が向上する。
【0016】次に図4〜図6に於いて、本発明の他の実施の形態について説明する。尚、図4〜図6中、図1〜図3中と同様のものには同符号を付してある。
【0017】図4で示す様に筐体1は表面に表示部2を有し、図5で示す様に前記筐体1のフレーム3は枠部4と該枠部4の内壁に掛渡され、前記表示部2に対応する孔(図示せず)が穿設された仕切板5とから成る様、一体成形されている。
【0018】図6(A)で示す様に、前記仕切板5には該仕切板5上面の周縁に沿って線状の隆起部18が形成され、該隆起部18の内縁側に溝19が形成されている。前記表示部2に対応する孔(図示せず)の穿設されたフロントパネル9には、該フロントパネル9を前記仕切板5上面に載置した時に前記溝19に嵌合する様、周縁部にテーパ部20及び該テーパ部20に連続するフランジ部21が形成されている。尚、該フランジ部21は省略することも可能である。
【0019】該テーパ部20及びフランジ部21を前記溝19に嵌合させた後、前記隆起部18を加熱して軟化させると共に圧潰して溶着部18′とし、図6(B)で示す様に、該溶着部18′により前記溝19を偏平に埋める。而して前記仕切板5上に前記フロントパネル9を固定し、図5で示す様に該フロントパネル9上をカラーシート10により覆って前記筐体1の上面が平となる様上凹部6開口部を充足する。
【0020】次に図7〜図9に於いて、本発明の更に他の実施の形態について説明する。尚、図7〜図9中、図1〜図3中と同様のものには同符号を付してある。
【0021】前述した実施の形態と同様、フレーム3は枠部4と該枠部4の内壁に掛渡された仕切板5とから成る様一体成形されている。該仕切板5により前記フレーム3の両面には上凹部6、下凹部7が形成されている。
【0022】図7(A)で示す様に前記仕切板5上面には所要箇所に適宜な間隔で凹部14及び該凹部14から延出し、スリット22を有する突起15が設けられている。
【0023】図8(A)及び図9(A)で示す様に、フロントパネル9上には前記凹部14に対応して所要箇所に穿設されたコの字状のスリット孔23により爪24が形成されており、該爪24の略中央には矩形の孔25が穿設されている。
【0024】図8(B)及び図9(B)で示す様に、前記爪24を折曲げ線が前記矩形の孔25を横断する様に約半分の位置で下へ折下げ、図7(A)の様に前記仕切板5上の突起15aを前記矩形の孔25へ、突起15bを前記コの字状のスリット孔23へ、前記フロントパネル9の約半分に折下げた爪24を前記スリット22へそれぞれ嵌合させる。
【0025】前記突起15a,15bを加熱して軟化させると共に圧潰して溶着部15′とし、図7(B)で示す様に、該溶着部15′により前記スリット22を塞いで前記爪24を封込めることにより、前記フレーム3へ前記フロントパネル9を固定する。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、フレーム、フロントパネル間の凹凸により位置合わせが容易になり、熱カシメにより固定するので粘着剤を用いないで済み、部品点数を削減できると共に手作業が省略できる為生産効率が向上し、又フロントパネルの一部をフレームで覆って固定する為固定強度が増し、品質が向上する。




 

 


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