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発明の名称 研削装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−156716
公開日 平成10年(1998)6月16日
出願番号 特願平8−319098
出願日 平成8年(1996)11月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】青山 葆 (外2名)
発明者 平岡 比呂志
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 研削砥石を回転させることにより被加工物を研削加工する研削装置において、前記研削砥石の交換後、研削加工の開始前に、該研削砥石を所定時間空転させることを特徴とする研削装置。
【請求項2】 研削砥石の周囲を覆う保護位置と、離間して退避する退避位置とに旋回可能に保護カバーを配設し、研削砥石を空転させる所定時間は、前記保護カバーを保護位置に旋回させることを特徴とする研削装置。
【請求項3】 前記研削砥石の空転時、回転駆動するためのモータへの負荷が所定値以上に変化すれば、研削砥石の回転を中止して異常報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の研削装置。
【請求項4】 前記研削砥石を空転させる所定時間は、装置本体のドアをロック状態とすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の研削装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は研削装置、特に、研削砥石の交換直後に発生する不具合を的確に防止することのできる研削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】研削装置で、研削砥石を交換した場合、研削砥石に割れ等の欠陥があったり、ボルトを閉め忘れたりすることが想定される。この場合、前記研削砥石で研削加工を開始すると、破損して飛び散ったり、脱落したりしてワークに傷をつけたり、装置自体を損傷したりする恐れがある。
【0003】そこで、本発明は、研削砥石の交換直後に発生する破損等の不具合を防止して、研削加工にスムーズに移行することのできる研削装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため、本発明では、研削砥石を回転させることにより被加工物を研削加工する研削装置において、前記研削砥石の交換後、研削加工の開始前に、該研削砥石を所定時間空転させるようにしたものである。研削砥石の周囲を覆う保護位置と、離間して退避する退避位置とに旋回可能に保護カバーを配設し、研削砥石を空転させる所定時間は、前記保護カバーを保護位置に旋回させるようにするのが好ましい。
【0005】前記研削砥石の空転時、回転駆動するためのモータへの負荷が所定値以上に変化すれば、研削砥石の回転を中止して異常報知するのが好ましい。
【0006】前記研削砥石を空転させる所定時間は、装置本体のドアをロック状態とするのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0008】図1は、本実施の形態に係る研削装置の部分断面図である。この研削装置は、大略、装置本体1に、研削台2とワーク保持台(図示せず)を設けた構成である。
【0009】装置本体1には、スライドして開閉可能なドア3が設けられている。このドア3の内面下部には、側方から下方に向かって屈曲する係止片4が取り付けられている。この係止片4には係止孔4aが穿設されている。一方、装置本体1の内部には、エアシリンダ5が設けられ、そのロッド5aが前記係止孔4aに出没してドア3のロック・アンロックが可能となっている。
【0010】研削台2は、図2に示すように、モータ6により回転するホイールシャフト7の先端に研削砥石8をボルト止めしたものである。本実施の形態では、ワーク(図示せず)は円筒状で、その内周面を前記研削砥石8の外周面で研削するようになっている。また、研削台2には、研削砥石8の周囲の保護位置と、この保護位置から離間した退避位置とに、旋回シリンダ9の駆動により旋回する保護カバー10が設けられている。
【0011】前記モータ6やシリンダ5,9等は図3に示す制御装置11により駆動制御される。制御装置11には、ホイール回転開始スイッチ12,確認スイッチ13等から信号が入力される。
【0012】次に、前記制御装置11による研削制御を図4を参照して説明する。
【0013】すなわち、ホイールシャフト7に研削砥石8が取り付けられ、作業完了を示す確認スイッチ13が押圧されることによりその入力信号があれば(ステップS1)、砥石径を初期値dnとする(ステップS2)。そして、ホイール回転開始スイッチ12が押圧されることによりその入力信号があれば(ステップS3)、ドア3がロック状態で、かつ、保護カバー10が保護位置にあるか否かを判断し(ステップS4,S5)、両条件を満たす場合に研削砥石8の回転を開始する(ステップS6)。
【0014】研削作業の開始はすぐには行わず、モータ6への負荷、すなわちその供給電圧を関しして、そのモータ6への負荷変化が所定値を越えれば、異常が発生した、あるいは、発生する可能性があると判断し(ステップS7)、研削砥石8の回転を強制的に停止し(ステップS8)、作業者に異常を報知する(ステップS9)。また、モータ6への負荷変化が所定値を越えなければ、研削砥石8が3分間空転したか否かを判断する(ステップS10)。ここで、研削砥石8を3分間空転させるのは、研削砥石8が不良品で、例えば、内部亀裂等がある場合のほか、ボルトの止め忘れや、その締め付けが不十分である場合等に、研削砥石8の回転開始後に研削砥石8が破損・脱落する異常事態が発生する恐れがあるからである。万一、研削砥石8が破損・脱落したとしても、その異常は前述したように負荷の変化により判断され、研削砥石8の回転が停止される。また、研削砥石8の破片は、保護カバー10やドア3によって周囲に飛散するのを防止されるので安全である。
【0015】モータ6への負荷が変化せず、かつ、3分間の空転を経て異常がないと判断されれば、ワークWの研削加工を開始する(ステップS11)。そして、ワークWの研削が終了すれば(ステップS12)、ワークWの加工回数に基づいて随時研削砥石8のドレスが必要か否かの判断を行う(ステップS13)。ドレスが必要となれば、研削砥石8に図示しないドレス砥石を摺接させることによりドレスを行う(ステップS14)。そして、ドレス回数nから式d=dn-n・Δdに基づいて現在の砥石径を算出し(ステップS15)、砥石径dが使用限界値dminまで減少すれば(ステップS16)、砥石交換メッセージを出し(ステップS17)、以下、前記同様の処理を繰り返す。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明に係る研削装置によれば、研削砥石を、交換後、研削加工の開始前に、所定時間空転させるようにしたので、研削砥石が不良品である場合やネジ止めが不十分である場合等に研削加工を開始することを防止できる。したがって、研削砥石の破損等でワークを損傷するといった不具合も発生しない。
【0017】また、研削砥石の周囲と、離間した位置とに旋回可能に保護カバーを配設し、研削砥石の交換後、研削加工の開始前の所定時間は、研削砥石の周囲に保護カバーを位置させると共に、研削砥石を空転させるようにしたので、たとえ研削砥石が飛散したりしても保護カバーによってガイドされ、他の部分を損傷することがない。
【0018】さらに、前記研削砥石の空転時、回転駆動するためのモータへの負荷が所定値以上に変化すれば、研削砥石の回転を中止して異常報知するようにしたので、作業者は研削砥石の交換作業にスムーズに移行することができる。
【0019】さらにまた、研削砥石の交換後、研削加工の開始前の所定時間は、研削砥石を収容する装置本体のドアをロック状態としたので、たとえ研削砥石が破損して飛び散ったとしても、作業者が負傷することを確実に回避することが可能である。




 

 


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