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発明の名称 鋼板の接合方法とその装置及び送風機用ハウジング
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−296355
公開日 平成10年(1998)11月10日
出願番号 特願平9−104487
出願日 平成9年(1997)4月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】滝本 智之 (外1名)
発明者 山本 幸宏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 鋼板よりなる第1の被加工材の接合面を第2の被加工材に形成したコの字状部で挟み、前記コの字状部を圧するパンチにより局部的に塑性変形させながら、前記コの字状部に沿い移動し、連続的にパンチングをして第1の被加工材と第2の被加工材をかしめ接合する鋼板の接合方法。
【請求項2】 パンチを上下移動自在に保持する保持部とかしめ台を一体的に設けたかしめヘッドと、このかしめヘッドを取り付け、前記かしめヘッドのパンチを上下駆動させる駆動装置を設けた治具本体と、この治具本体を取り付け、治具本体をかしめ面に沿い移動させるロボット等の移動装置とを備えた鋼板の接合装置。
【請求項3】 両縁に断面コの字状部を形成したスクロール材と、このスクロール材のコの字状部に係合する周縁を有したハウジング側板とを備え、前記スクロール材のコの字状部にハウジング側板の周縁を挟み請求項1記載の接合方法で接合し形成した送風機用ハウジング。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状の異なる2種類の鋼板よりなる被加工材をかしめて接合する鋼板の接合方法とその装置および送風機用ハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の鋼板の接合方法の一例として2種類の被加工材の板厚より隙間の狭い2つのローラー間に被加工材の接合部分を通すことにより、被加工材に塑性加工を起し、連続的に接合する接合方法があった。
【0003】また、他の例として被加工材に合わせた金型を用いプレス機などで接合箇所を押さえ込み被加工材を塑性変形させ接合する接合方法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の鋼板の接合方法では、前者においてはローラーを用いて接合するため、凹部などのある狭い部分の接合ができないという課題があった。
【0005】また、後者においては、金型を用いるため加工機種ごとに金型や、金型のガイドとなる大きな治具が必要となり、機種の切換時間が多くかかるとともにコスト高になるという課題があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、被加工材の形状が曲線や凹部を含む異形状であっても、大型の治具を必要とすることなく、容易に接合ができ、自動化も可能な鋼板の接合方法とその装置および接合方法を用いて容易に加工できる送風機用ハウジングを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の鋼板の接合方法は上記目的を達成するために、鋼板よりなる第1の被加工材の接合面を第2の被加工材に形成したコの字状部で挟み、前記コの字状部をパンチにより局部的に塑性変形させながら、前記コの字状部に沿い移動し、連続的にパンチングをして第1の被加工材と第2の被加工材をかしめ接合する方法としたものである。
【0008】本発明によれば、被加工材の形状が曲線や凹部を含む異形状であっても、大型の治具を必要とすることなく容易に接合ができる鋼板の接合方法が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、鋼板よりなる第1の被加工材の接合面を第2の被加工材に形成したコの字形状で挟み、前記コの字状部を圧するパンチにより局部的に塑性変形させながら、前記コの字状部に沿い移動し連続的にパンチングをして第1の被加工材と第2の被加工材をかしめ接合する方法としたものであり、第1の被加工材と第2の被加工材はパンチにより塑性変形して接合することにより、接合箇所が凹部状や狭い部分であっても容易にパンチングをして接合することができるという作用を有する。
【0010】以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0011】
【実施例】
(実施例1)図1〜図3に示すように、直径数mmのパンチ1を上下移動自在に保持する保持部2とパンチ1の下方に設けられるかしめ台3を一体的に設けてかしめヘッド4を形成し、かしめヘッド4に設けられるパンチ1の取付具5を介して上下駆動させる駆動装置6を内部に設けた治具本体7にかしめヘッド4を取り付け、治具本体7をかしめ面に沿い移動させるロボットよりなる移動装置8により接合装置を形成する。
【0012】そして、鋼板よりなる第1の被加工材9の接合面を第2の被加工材10に形成したコの字状部11で挟み、加工台上に載置し、移動装置8によりかしめヘッド4を移動し、コの字状部11をパンチ1とかしめ台3により挟む状態において、治具本体7内に設けた駆動装置6によりパンチ1を高速で上下運動させるとともに、移動装置8によりかしめヘッド4をかしめ面となるコの字状部11に沿い移動させ、パンチ1により局部的に塑性変形させながら連続的にパンチングをして第1の被加工材9と第2の被加工材10を接合する。
【0013】このように本発明の鋼板の接合方法とその装置によれば、第1の被加工材9と第2の被加工材10の接合面等に凹状部があったり狭い部分があっても、直径数mmのパンチ1により移動しながら連続的にパンチングを行うので容易に接合ができ、金型や大型の治具の必要がないのでコストも安くなる。
【0014】また、直径が数mmのパンチ1を上下駆動させる治具本体7および治具本体7をかしめ面に沿い移動する移動装置8により接合装置が形成できるので接合加工の自動化が可能となる。なお、パンチの直径は数mmに限定されるものではなく、コの字状部11を局部的に圧し、連続的にパンチングできる形状であれば良いことはいうまでもない。
【0015】(実施例2)図4に示すように、一定の幅と長さに切断し形成されたスクロール材12の両縁にコの字状部11Aを形成したのち、スクロール状に丸め、スクロール状に形成されたスクロール材12に設けられたコの字状部11Aに挟まれる周縁を有したハウジング側板13を形成する。
【0016】そして、スクロール状に形成されたスクロール材12のコの字状部11Aにハウジング側板13の周縁を挟み、実施例1の接合装置を使用した接合方法によりスクロール材12とハウジング側板13を接合し、送風機用のハウジング14を形成する。
【0017】このように本発明の実施例2の送風機用ハウジングによれば、凹状部が形成されるスクロール材12とハウジング側板13が確実に接合され、空気洩れのないハウジング14が形成できるとともに、送風機の機種により形状が変っても、機種切換による切換時間も節減することができ、自動化も容易となる。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、パンチにより連続的にパンチングを行い接合するので、金型や大型の治具の必要がないコストの安い接合方法が得られるとともに、接合加工の自動化が可能な接合装置を提供できる。
【0019】また、スクロール材とハウジング側板が確実に接合され、空気洩れのないハウジングを形成できるとともに、機種切換による切換時間も節減することができ、自動化も容易となる送風機用ハウジングを提供できる。




 

 


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