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発明の名称 空気清浄システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−286420
公開日 平成10年(1998)10月27日
出願番号 特願平9−97041
出願日 平成9年(1997)4月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】滝本 智之 (外1名)
発明者 小川 典子
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 少なくとも1つの吸込み口と少なくとも1つの吹出し口と前記吸込み口と前記吹出し口の間に空気清浄手段と送風手段を設けた空気清浄装置を天井に設置し、前記吹出し口から吹出した清浄空気を任意の分煙空間を囲むエアーカーテンを形成するように偏向する遮蔽板を前記空気清浄装置の周囲の前記天井に前記分煙空間以上の面積を囲むように垂設した空気清浄システム。
【請求項2】 エアーカーテンが分煙空間の外側へ広がらないように清浄空気を偏向することのできる整流遮蔽板を設けた請求項1記載の空気清浄システム。
【請求項3】 天井に補助送風手段を設けた請求項1または2記載の空気清浄システム。
【請求項4】 分煙空間の周囲にパーティションを設けた請求項1、2または3記載の空気清浄システム。
【請求項5】 空気を吸込む1つ以上の吸気口と分煙空間内へ空気を吐出す1つ以上の吐出し口と前記吸気口と前記吐出し口の間に内装送風手段を設けた送風パーティションを分煙空間の周囲に設けた請求項1、2、3または4記載の空気清浄システム。
【請求項6】 1つ以上の吸気口と1つ以上の吐出し口と前記吸気口と前記吐出し口の間に空気浄化手段と内装送風手段を設けた送風パーティションを分煙空間の周囲に設けた請求項1、2、3、4または5記載の空気清浄システム。
【請求項7】 1つ以上の吸気口と1つ以上の吐出し口と前記吸気口と前記吐出し口の間に内装送風手段と消臭手段を設けた送風パーティションを分煙空間の周囲に設けた請求項1、2、3、4、5または6記載の空気清浄システム。
【請求項8】 1つ以上の吸気口と分煙空間外へ空気を吐出す1つ以上の外吐出し口と前記吸気口と前記外吐出し口の間に内装送風手段を設けた送風パーティションを分煙空間の周囲に設けた請求項1、2、3、4、5、6または7記載の空気清浄システム。
【請求項9】 暖房手段を設けたパーティションを設けた請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の空気清浄システム。
【請求項10】 冷暖房手段を設けたパーティションを設けた請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の空気清浄システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、喫煙コーナーに使用される空気清浄システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気清浄システムは、特許登録2036184号に記載されたものが知られている。
【0003】以下、その空気清浄システムについて図15を参照しながら説明する。図に示すように、下向きのエアーカーテン107を形成するエアー吹出し口118のある空気清浄機本体103を天井104にエアーカーテン107により部屋102を囲い空間105を形成するように1台以上配置し、空気清浄機本体103に空間105内の空気を吸込むエアー吸込み口109および空間105内に空気を排出するエアー排出口111を設け、エアー吸込み口109とエアー排出口111との間に空気清浄機および送風機を設け、エアー排出口111からの排出量をエアーカーテン107の外部巻込み風量よりも大に設定することで、空間105内を負圧にし、空間105の汚染物質を外に流出させず清浄空気としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気清浄システムでは、エアーカーテンを形成するエアー吹出し口およびエアー排出口の2つの空気出口が必要であり、空気清浄機本体の構造が複雑であり、自由に分煙空間範囲を設定することができないという課題があり、自由に分煙空間範囲を設定できることが要求されている。
【0005】また、空気清浄機本体から吹出されたエアーカーテンの送風が分煙空間外へ向かって流れると、分煙空間内の汚染物質が分煙空間から居住域へ漏れて拡散するという課題があり、汚染物質の分煙空間外への拡散を防止することが要求されている。
【0006】また、空気清浄機本体から吹出されたエアーカーテンの送風が空気清浄機本体の吸気とショートサーキットするという課題があり、分煙空間内の汚染物質を空気清浄機の吸込み口にスムーズに導くことが要求されている。
【0007】また、エアーカーテンの送風は外部からの影響を受けやすいという課題があり、外部からの影響を抑制することが要求されている。
【0008】また、空気清浄機の吸気と汚染物質の距離が遠いと分煙空間内で汚染物質が滞留するという課題があり、分煙空間内で循環流を形成して汚染物質を空気清浄機の吸込み口に速やかに導くことが要求されている。
【0009】また、エアーカーテンの送風は分煙空間の汚染空気と混合しながら居住域に達するため汚染物質を含んでいるという課題があり、居住域に達した汚染物質を含む送風空気の汚染物質を除去することが要求されている。
【0010】また、エアーカーテンの送風は煙草臭などのにおいを含むという課題があり、エアーカーテンの送風空気の悪臭を感じさせないことが要求されている。
【0011】また、分煙空間が正圧であると分煙空間の汚染物質が分煙空間外へ流出するという課題があり、分煙空間を負圧にして汚染物質の分煙空間外への流出を防ぐことが要求されている。
【0012】また、気流により不快感を生じるという課題があり、気流による不快感を防止することが要求されている。
【0013】また、他の空間とエアーカーテンにより区切られているため、室全体の対流方式による空調ができないという課題があり、分煙空間を容易に空調することが要求されている。
【0014】本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、自由に分煙空間範囲を設定でき、また、汚染物質の分煙空間外への拡散を防止することができ、また、分煙空間内の汚染物質を空気清浄機の吸込み口にスムーズに導くことができ、また、外部からの影響を受けにくくすることができ、また、分煙空間内で循環流を形成して汚染物質を空気清浄機の吸込み口に速やかに導くことができ、また、居住域に達した汚染物質を含む送風空気から汚染物質を除去することができ、また、エアーカーテンの送風空気の悪臭を感じさせないことができ、また、分煙空間を負圧にして汚染物質の分煙空間外への流出を防ぐことができ、また、気流による不快感を防止することができ、また、分煙空間を容易に空調することのできる空気清浄システムを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄システムは上記目的を達成するために、送風機により吸込み口から空気清浄機に吸込んだ汚染空気を空気清浄フィルタにより浄化し、清浄空気を吹出し口から天井に沿うように吹出し、遮蔽板に達した空気の流れは遮蔽板によって下向きに偏向され、エアーカーテンを形成する。分煙空間はエアーカーテンによって囲まれるので、分煙空間の汚染物質は外部へ流出することなく、空気清浄機により浄化される。分煙空間を囲むようにエアーカーテンが形成されるように遮蔽板位置を設置するため、自由に分煙空間範囲を設定できるものとしたものである。
【0016】本発明によれば、自由に分煙空間範囲を設定できる空気清浄システムが得られる。
【0017】また、他の手段は、エアーカーテンが分煙空間の外側へ広がらないように清浄空気を偏向することのできる整流遮蔽板の形状として、エアーカーテンが垂直または分煙空間の内側へ向かって形成されるため、分煙空間内の汚染物質が分煙空間外の居住域へ流出することがないものとしたものである。
【0018】本発明によれば、汚染物質の分煙空間外への拡散を防止することができる空気清浄システムが得られる。
【0019】また、他の手段は、補助送風機を運転して空気清浄機からの吹出し空気を吸引、送風するので、空気清浄機の吹出し口から吹出された空気は空気清浄機の吸込み口へとショートサーキットせず、補助送風機により送風された空気は遮蔽板により下向きに偏向され、充分なエアーカーテン効果を得ることができ、エアーカーテンにより囲まれた分煙空間内の汚染物質は、空気清浄機の吸込み口にスムーズに吸込まれる。
【0020】本発明によれば、分煙空間内の汚染物質を空気清浄機の吸込み口にスムーズに導くことができる空気清浄システムが得られる。
【0021】また、他の手段は、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンに対する外部からの影響を分煙空間の周囲に設けたパーティションにより遮断して外部からの気流などの影響を抑制するものとしたものである。
【0022】本発明によれば、外部からの影響を抑制することができる空気清浄システムが得られる。
【0023】また、他の手段は、分煙空間内の汚染物質を含んだ空気を空気清浄フィルタにより浄化し、清浄空気を吹出し口から吹出し、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンの送風を送風パーティションに設けられた内装送風機により吸気口に吸込み、吐出し口から分煙空間内へ空気を吐出す。吐出された空気は、分煙空間内で循環流を形成し、分煙空間内を汚染物質を取込みながら通過して空気清浄機の吸込み口に速やかに吸込まれる。
【0024】本発明によれば、分煙空間内で循環流を形成して汚染物質を空気清浄機の吸込み口に速やかに導くことができる空気清浄システムが得られる。
【0025】また、他の手段は、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンは、室内の汚染空気と混合しながら下降し、居住域に達する。汚染空気と混合したエアーカーテンの空気は送風パーティションに設けられた内装送風機により吸気口に吸込まれ、空気清浄フィルタにより浄化され、清浄空気を吐出し口から分煙空間内へ吐出される。
【0026】本発明によれば、居住域に達した汚染物質を含む送風空気から汚染物質を除去することができる空気清浄システムが得られる。
【0027】また、他の手段は、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンは、煙草臭などの匂いを含む。居住域へ達したエアーカーテンの空気を送風パーティションに設けられた内装送風機により吸気口に吸込み、消臭装置によりエアーカーテンの送風空気の臭いを消して、吐出し口から分煙空間内へ空気を吐出す。
【0028】本発明によれば、エアーカーテンの送風空気の悪臭を感じさせないことができる空気清浄システムが得られる。
【0029】また、他の手段は、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンの送風を送風パーティションに設けられた内装送風機により吸気口に吸込み、吐出し口から分煙空間外へ空気を吐出す。分煙空間から吸込んだ空気を分煙空間外へ吐出すことにより分煙空間は負圧となり、分煙空間からの汚染物質の流出を防ぐ。
【0030】本発明によれば、分煙空間を負圧にして汚染物質の分煙空間外への流出を防ぐことができる空気清浄システムが得られる。
【0031】また、他の手段は、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンにより在室者に受ける気流による不快感は寒さとして捉えられ、パーティションに設けた暖房装置により寒さを取除き、不快感を防止する。
【0032】本発明によれば、気流による不快感を防止することができる空気清浄システムが得られる。
【0033】また、他の手段は、エアーカーテンにより区切られた分煙空間をパーティションに設けた冷暖房装置により容易に空調する。
【0034】本発明によれば、分煙空間を容易に空調することのできる空気清浄システムが得られる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明は、少なくとも1つの吸込み口と少なくとも1つの吹出し口と前記吸込み口と前記吹出し口の間に空気清浄手段と送風手段を設けた空気清浄機を天井に設置し、前記吹出し口から吹出した清浄空気を任意の分煙空間を囲むエアーカーテンを形成するように偏向する遮蔽板を前記空気清浄機の周囲の前記天井に前記分煙空間以上の面積を囲むように垂設したものであり、送風機により吸込み口から空気清浄機に吸込んだ汚染空気を空気清浄フィルタにより浄化し、清浄空気を吹出し口から天井に沿うように吹出し、遮蔽板に達した空気の流れは遮蔽板によって下向きに偏向され、エアーカーテンを形成する。分煙空間はエアーカーテンによって囲まれるので、分煙空間の汚染物質は外部へ流出することなく、空気清浄機により浄化される。分煙空間を囲むようにエアーカーテンが形成されるように遮蔽板位置を設置するため、自由に分煙空間範囲を設定できるという作用を有する。
【0036】また、エアーカーテンが分煙空間の外側へ広がらないように清浄空気を偏向することのできる整流遮蔽板を設けたものであり、エアーカーテンが分煙空間の外側へ広がらないように清浄空気を偏向することのできる整流遮蔽板の形状として、エアーカーテンが垂直または分煙空間の内側へ向かって形成されるため、分煙空間内の汚染物質が分煙空間外の居住域へ流出することがないという作用を有する。
【0037】また、天井に補助送風手段を設けたものであり、天井に補助送風機を設けており、補助送風機を運転して空気清浄機からの吹出し空気を吸引、送風するので、空気清浄機の吹出し口から吹出された空気は空気清浄機の吸込み口へとショートサーキットせず、補助送風機により送風された空気は遮蔽板により下向きに偏向され、充分なエアーカーテン効果を得ることができ、エアーカーテンにより囲まれた分煙空間内の汚染物質は、空気清浄機の吸込み口にスムーズに吸込まれるという作用を有する。
【0038】また、分煙空間の周囲にパーティションを設けたとしたものであり、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンに対する外部からの影響を分煙空間の周囲に設けたパーティションにより遮断して外部からの気流などの影響を抑制することができる。
【0039】また、空気を吸込む1つ以上の吸気口と分煙空間内へ空気を吐出す1つ以上の吐出し口と前記吸気口と前記吐出し口の間に内装送風手段を設けた送風パーティションを分煙空間の周囲に設けたものであり、分煙空間内の汚染物質を含んだ空気を空気清浄フィルタにより浄化し、清浄空気を吹出し口から吹出し、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンの送風を送風パーティションに設けられた内装送風機により吸気口に吸込み、吐出し口から分煙空間内へ空気を吐出す。吐出された空気は、分煙空間内で循環流を形成し、分煙空間内を汚染物質を取込みながら通過して空気清浄機の吸込み口に速やかに吸込まれるという作用を有する。
【0040】また、1つ以上の吸気口と1つ以上の吐出し口と前記吸気口と前記吐出し口の間に空気浄化手段と内装送風手段を設けた送風パーティションを分煙空間の周囲に設けたものであり、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンは、室内の汚染空気と混合しながら下降し、居住域に達する。汚染空気と混合したエアーカーテンの空気は送風パーティションに設けられた内装送風機により吸気口に吸込まれ、空気清浄フィルタにより浄化され、清浄空気を吐出し口から分煙空間内へ吐出することができる。
【0041】また、1つ以上の吸気口と1つ以上の吐出し口と前記吸気口と前記吐出し口の間に内装送風手段と消臭手段を設けた送風パーティションを分煙空間の周囲に設けたものであり、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンは、煙草臭などの匂いを含む。居住域へ達したエアーカーテンの空気を送風パーティションに設けられた内装送風機により吸気口に吸込み、消臭装置によりエアーカーテンの送風空気の匂いを消臭して、空気を吐出し口から分煙空間内へ吐出すという作用を有する。
【0042】また、1つ以上の吸気口と分煙空間外へ空気を吐出す1つ以上の吐出し口と前記吸気口と前記吐出し口の間に内装送風手段を設けた送風パーティションを分煙空間の周囲に設けたものであり、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンの送風を送風パーティションに設けられた内装送風機により吸気口に吸込み、吐出し口から分煙空間外へ空気を吐出す。分煙空間から吸込んだ空気を分煙空間外へ吐出すことにより分煙空間は負圧となり、分煙空間からの汚染物質の流出を防ぐことができる。
【0043】また、暖房手段を設けたパーティションを分煙空間の周囲に設けたものであり、空気清浄機の吹出し口から吹出された清浄空気が遮蔽板で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテンにより在室者が受ける気流による不快感は寒さとして捉えられ、パーティションに設けた暖房装置により寒さを取除き、不快感を防止することができる。
【0044】また、冷暖房手段を設けたパーティションを設けたものであり、エアーカーテンにより区切られた分煙空間をパーティションに設けた冷暖房装置により容易に空調するという作用を有する。
【0045】以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0046】
【実施例】
(実施例1)図1、図2および図3は本発明の第1の実施例を示したものである。なお、従来例と同一箇所は同一番号を附し、詳細な説明を省略する。
【0047】図に示すように、吸込み口109と吹出し口111a、111bと吸込み口119と吹出し口111の間に空気清浄フィルタ1と送風機2を設けた空気清浄機3を天井4に設置し、分煙空間5を囲むエアーカーテン107を形成するように吹出し口111a、111bから吹出した清浄空気を偏向する遮蔽板6を空気清浄機3の周囲の天井4に分煙空間5以上の面積を囲むように垂設したものである。
【0048】上記構成において、送風機2により吸込み口109から空気清浄機3に分煙空間5内の汚染空気を吸込み、空気清浄フィルタ1により浄化し、清浄空気を吹出し口111a、111bから天井4に沿うように吹出す。吹出した清浄空気は天井4に沿って広がり、遮蔽板6に達すると、清浄空気の流れは遮蔽板6によって下向きに偏向され、エアーカーテン107を形成し、分煙空間5はエアーカーテン107によって囲まれて他の空間と区切られる。分煙空間5の汚染物質はエアーカーテン107により区切られた分煙空間5の外部へ流出することなく、空気清浄機3の吸込み口109に吸込まれ、空気清浄フィルタ1により浄化され、清浄空気が吹出される。遮蔽板6は自由に設置することができるため、自由に分煙空間5の範囲を設定できる。
【0049】なお、吸込み口109の形状は特に限定がない。また、本実施例では空気清浄機3の吹出し口111は2つとしたが、吹出し口111は少なくとも1つあればよく、また、吹出し口111は清浄空気を天井4に沿わせて吹出すものであれば吹出しの形状は特に限定しない。
【0050】また、送風機2の形式は特に限定はない。また、空気清浄フィルタ1も形式に特に限定はなく、電気集塵機を用いても良い。
【0051】なお、本実施例では空気清浄機3を天井4に埋めこみ設置したが、天井4に釣り下げ設置しても良い。
【0052】なお、本実施例では送風量を調節するコントローラを設けなかったが、コントローラを設けて風量調節を行っても良い。
【0053】なお、本実施例では分煙空間5の汚染状況を検知するガスセンサなどの汚染検知装置および、汚染検知装置の情報により空気清浄機3の運転をコントロールするコントロール装置を設けなかったが、汚染検知装置およびコントロール装置を設けて自動運転を行っても良い。
【0054】なお、本実施例では分煙空間5の在室状況を検知する人感センサなどの人検知装置および、人検知装置の情報により空気清浄機3の運転をコントロールするコントロール装置を設けなかったが、人検知装置およびコントロール装置を設けて自動運転を行っても良い。
【0055】(実施例2)図4および図5は本発明の第2の実施例を示し、従来例および図1〜2の実施例と同一の構成作用については同一番号を附して詳細の説明は省略する。
【0056】図において、整流遮蔽板7と天井4の接合部は滑らかに繋がれ、整流遮蔽板7の下端部は分煙空間5の内側へ曲げられている。
【0057】上記構成において、空気清浄機3より吹出された清浄空気は天井4に沿って流れ、整流遮蔽板7に衝突、偏向する。天井4と整流遮蔽板7との接合部が滑らかに繋がっているため、偏向時の気流の乱れが生じず、損失が少ない。また、清浄空気は整流遮蔽板7に沿って下降するが、整流遮蔽板7が分煙空間5の内側へ曲げられているため、清浄空気は分煙空間5の内側へ流れやすくなり、エアーカーテン107は、分煙空間5の外側へ広がらずに、垂直または分煙空間5の内側へ向かって形成されるため、分煙空間5内の汚染物質が分煙空間5外へ流出することを防ぐこととなる。
【0058】なお、整流遮蔽板7の形状は清浄空気を垂直あるいは分煙空間5の内側へ向かうように偏向する形状、構成であれは良く、特に限定はない。
【0059】(実施例3)図6および図7は、本発明の第3の実施例を示し、従来例および図1〜5の実施例と同一の構成作用については同一番号を附して詳細な説明は省略する。
【0060】図において、天井4と遮蔽板6の接合部に天井4付近の空気を遮蔽板6に沿って送風する補助送風機8を設けている。
【0061】上記構成において、空気清浄機3より吹出された清浄空気は天井4に沿って遮蔽板6に向かって流れる。天井4と遮蔽板6の接合部に設けた補助送風機8により天井4付近の空気を吸引し、送風する。送風された清浄空気は遮蔽板6に沿って下降し、エアーカーテン107を形成する。補助送風機8から吹出された空気は加速されているため、空気清浄機3の吸込み口109へショートサーキットせず、形成されたエアーカーテン107は充分にエアーカーテン効果を得ることができる。エアーカーテン107により囲まれた分煙空間5内の汚染物質は、エアーカーテン効果により外部へ流出することなく、空気清浄機3の吸込み口109にスムーズに吸込まれる。
【0062】なお、補助送風機8の形式は限定しない。なお、本実施例では補助送風機8を天井4と遮蔽板6の接合部に設置したが、補助送風機8により空気清浄機3からの吹出し空気を加速送風すればよく、補助送風機の設置場所は特に限定しない。
【0063】(実施例4)図8は、本発明の第4の実施例を示し、従来例および図1〜7の実施例と同一の構成作用については同一番号を附して詳細の明は省略する。
【0064】図において、分煙空間5の周囲にパーティション9を設けている。上記構成において、空気清浄機3の吹出し口111から吹出された清浄空気は遮蔽板6で下向きに偏向されて、エアーカーテン107を形成して分煙空間5と分煙空間5外とに分割する。分煙空間5の周囲に設けたパーティション9は外部からの気流を遮るので、たとえば外部からの気流がエアーカーテン107に衝突してエアーカーテン107が乱れ、エアーカーテン効果が低減するのを防ぐことができる。このように、パーティション9は外部からの影響を抑制することができる。
【0065】なお、パーティションの形状に特に限定はない。
(実施例5)図9は、本発明の第5の実施例を示し、従来例および図1〜8の実施例と同一の構成作用については同一番号を附して詳細な説明は省略する。
【0066】図において、エアーカーテン107の送風空気を吸込む吸気口10と分煙空間5内へ空気を吐出す吐出し口11と吸気口10と吐出し口11の間に内装送風機12を設けた送風パーティション13を分煙空間5の周囲に設けている。
【0067】上記構成において、空気清浄機3の吹出し口111から吹出された清浄空気が遮蔽板6により下向きに偏向されて形成されたエアーカーテン107の送風を送風パーティション13に設けられた内装送風機12により吸気口10に吸込み、吐出し口11から分煙空間5内へ空気を吐出す。吐出された空気は、分煙空間5内を汚染物質を取込みながら通過して空気清浄機の吸込み口109に速やかに吸込まれ、汚染物質を含んだ空気を空気清浄フィルタ1(図示せず)により浄化し、清浄空気を吹出し口111から吹出す。このように、分煙空間5内で循環流を形成して汚染物質を空気清浄機の吸込み口109に速やかに導くことができる。
【0068】なお、吸気口10および吐出し口11の形状に限定はない。なお、内装送風機12の形式には限定はない。
【0069】(実施例6)図10は、本発明の第6の実施例を示し、従来例および図1〜9の実施例と同一の構成作用については同一番号を附して詳細な説明は省略する。
【0070】図において、吸気口10と吐出し口11との間に空気浄化フィルタ14と内装送風機12を設けた送風パーティション13を分煙空間5の周囲に設けている。
【0071】上記構成において、空気清浄機3の吹出し口111から吹出された清浄空気が遮蔽板6で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテン107は、室内の汚染空気と混合しながら下降し居住域に達する。汚染空気と混合したことによりエアーカーテン107は汚染物質を含むことになり、このエアーカーテン107の空気を送風パーティション13に設けられた内装送風機12により吸気口10に吸込み、空気浄化フィルタ14により浄化し、吐出し口11から分煙空間5内へ浄化された清浄空気を吐出す。このように、居住域に達した汚染物質を含むエアーカーテン107の送風空気から汚染物質を除去することができる。
【0072】なお、空気浄化フィルタ14は電気集塵方式などの他の方式でもよく、方式に限定はない。
【0073】(実施例7)図11は、本発明の第7の実施例を示し、従来例および図1〜10の実施例と同一の構成作用については同一番号を附して詳細な説明は省略する。
【0074】図において、吸気口10と吐出し口11の間に内装送風機12と消臭装置15を設けた送風パーティション13を分煙空間5の周囲に設けている。
【0075】上記構成により、空気清浄機3の吹出し口111から吹出された清浄空気が遮蔽板6で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテン107は、煙草臭などの匂いを含む。居住域へ達したエアーカーテン107の空気を送風パーティション13に設けられた内装送風機12により吸気口10に吸込み、消臭装置15により吸込まれた空気の臭いを消す。消臭された空気を吐出し口11から分煙空間5内へ空気を吐出す。吐出した空気は消臭装置15により消臭されているため、煙草臭などの悪臭を感じさせない。
【0076】なお、本実施例と第6の実施例と組合わせて構成しても良い。なお、消臭装置15の形状および形式には限定はない。
【0077】なお、本実施例では消臭装置を用いたが、芳香装置を用いて悪臭を感じさせないようにしても良い。
【0078】(実施例8)図12は、本発明の第8の実施例を示し、従来例および図1〜11の実施例と同一の構成作用については同一番号を附して詳細な説明は省略する。
【0079】図において、吸気口10と分煙空間5外へ空気を吐出す外吐出し口16と吸気口10と吐出し口11の間に内装送風機12を設けた送風パーティション13を分煙空間5の周囲に設けている。
【0080】上記構成により、空気清浄機3の吹出し口111から吹出された清浄空気が遮蔽板6で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテン107の送風を送風パーティション13に設けられた内装送風機12により吸気口10に吸込み、外吐出し口16から分煙空間5外へ空気を吐出す。分煙空間5から吸込んだ空気を分煙空間5外へ吐出すことにより分煙空間5は負圧となり、分煙空間5から汚染物質が流出しない。
【0081】なお、本実施例と第6または7実施例と組合わせて構成してもよい。
(実施例9)図13は、本発明の第9の実施例を示し、従来例および図1〜12の実施例と同一の構成作用については同一番号を附して詳細な説明は省略する。
【0082】図において、パネルヒータ17を設けたパーティション9を分煙空間5の周囲に設けている。
【0083】上記構成において、空気清浄機3の吹出し口111から吹出された清浄空気が遮蔽板6で下向きに偏向されて形成されたエアーカーテン107は居住域に達する。エアーカーテン107が在室者に与える気流による不快感は寒さとして捉えられる。パーティション9に設けたパネルヒータ17により暖房を行い、寒さを取除く。この寒さを解消することによって、不快感を防止することができる。
【0084】なお、本実施例と第6、7および8の実施例と組合わせて構成してもよい。なお、本実施例では暖房手段にパネルヒータを用いたが、暖房手段の方式に限定はない。
【0085】(実施例10)図14は、本発明の第10の実施例を示し、従来例および図1〜13の実施例と同一の構成作用については同一番号を附して詳細な説明は省略する。
【0086】図において、ペルチェ素子パネル18を設けたパーティション9を設けている。
【0087】上記構成において、居室全体の対流方式の空調では空調できない場所をエアーカーテン107により区切られた分煙空間5をパーティション9に設けたペルチェ素子パネル18により容易に空調する。
【0088】なお、本実施例と第6、7および8の実施例と組合わせて構成してもよい。なお、本実施例では冷暖房手段にペルチェ素子パネルを用いたが、冷暖房手段の方式に限定はない。
【0089】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発明によれば自由に分煙空間範囲を設定できるという効果のある空気清浄システムを提供できる。
【0090】また、汚染物質の分煙空間外への拡散を防止することができる効果のある空気清浄システムを提供できる。
【0091】また、分煙空間内の汚染物質を空気清浄機の吸込み口にスムーズに導くことできる効果のある空気清浄システムを提供できる。
【0092】また、外部からの影響を抑制できる効果のある空気清浄システムを提供できる。
【0093】また、分煙空間内で循環流を形成して汚染物質を空気清浄機の吸込み口に速やかに導くことができる効果のある空気清浄システムを提供できる。
【0094】また、居住域に達した汚染物質を含む送風空気の汚染物質を除去することができる効果のある空気清浄システムを提供できる。
【0095】また、エアーカーテンの送風空気の悪臭を感じさせないことができる空気清浄システムを提供できる。
【0096】また、分煙空間を負圧にして汚染物質の分煙空間外への流出を防ぐことができる効果のある空気清浄システムを提供できる。
【0097】また、気流による不快感を防止することができる効果のある空気清浄システムを提供できる。
【0098】また、分煙空間を容易に空調することができる効果のある空気清浄システムを提供できる。




 

 


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