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発明の名称 空気清浄機のフィルタ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−156121
公開日 平成10年(1998)6月16日
出願番号 特願平8−323749
出願日 平成8年(1996)12月4日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】滝本 智之 (外1名)
発明者 橋本 博史
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 PP不織布またはガラス繊維等からなる平板濾材をひだ状に折り曲げて形成したひだ折り濾材と、このひだ折り濾材の4周に設けられる断面が枠状に形成された紙材よりなる枠部と、この枠部の内面に充填される二液発泡充填材とを備え、前記ひだ折り濾材に前記二液発泡充填材を浸透させて前記枠部内に固定させる構成とした空気清浄機のフィルタ。
【請求項2】 ひだ折り濾材の山部に、山部と直交する方向にホットメルトを間隔をおいてすじ条に塗布し、前記ひだ折り濾材のひだ折り状態を保持し、ひだ折り濾材をユニット化した請求項1記載の空気清浄機のフィルタ。
【請求項3】 活性炭ユニットをひだ折り濾材とともに枠部に一体的に固定した請求項1記載の空気清浄機のフィルタ。
【請求項4】 展開時に多角形状の空間が多数形成される折りたたみ自在な紙材よりなる間仕切りと、この間仕切りの開口面を覆う不織布と、前記間仕切り内の空間に設けられる活性炭とにより活性炭ユニットを構成した請求項3記載の空気清浄機のフィルタ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気清浄機に用いて流体の濾過を行う空気清浄機のフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフィルタは、実開平4−14095号公報に記載されたものが知られている。
【0003】以下、そのフィルタについて図8および図9を参照しながら説明する。図に示すように、ひだ折りされた濾材101と、厚み方向に弾性を有する粗密2層構造の不織布よりなる外枠102とを常温において剛性のある接着剤103で結合してフィルタ104を構成していた。
【0004】また、フィルタとともに空気清浄機に用いられる活性炭ユニットとしては図10に示すものが知られていた。
【0005】図10に示すように、底部にネット201を有した多数の箱部202を合成樹脂で一体成形して合成樹脂枠203を形成し、箱部202内に活性炭204を入れ、くもの巣状の接着シート205と不織布206を同時接着して活性炭ユニットを構成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のフィルタ104では、ホットメルト樹脂による接着剤103を用いた場合には、濾材101と表面に接着剤103の塗布された不織布製の外枠102とを加熱溶融して接着するので、完全密封が困難で濾材101と外枠102間に隙間が生じる場合があり、外枠102が不織布より形成されているので剛性が小さく、変形もしやすくなり空気清浄機に組込んだときに未濾過流体が装置へ流入するという課題があり、気密性を高めるようにすることが要求されている。
【0007】また、ひだ折り濾材101は、外枠102に固定するまでは、フリーの状態にあるので、ひだ折り方向に延び一定の形状を保持できないので取扱い性が悪く、治具等を用いて一定の形状に保持して外枠102に固定する必要があり、製造工程における作業性も悪くなるという課題があり、ひだ折り濾材をユニット化することが要求されている。
【0008】また、活性炭ユニットは合成樹脂枠203を用いて形成しているので、折り畳みができず、合成樹脂枠203の保管、運搬時の容積が大きく取扱い性が悪いとともに、活性炭ユニットの廃却処理も困難となる課題があり、取扱い性が良く廃却処理も容易にすることが要求されている。
【0009】本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、ひだ折り濾材と枠部との気密性を高めることができ、ひだ折り濾材のユニット化による取扱い性の向上、またフィルタと活性炭ユニットの一体成形による生産性の向上を図ることのできる空気清浄機のフィルタを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄機のフィルタは上記目的を達成するために、PP不織布またはガラス繊維等からなる平板濾材をひだ状に折り曲げて形成したひだ折り濾材と、このひだ折り濾材の4周に設けられる断面が枠状に形成された紙材よりなる枠部と、この枠部の内面に充填された二液発泡充填材とを備え、前記ひだ折り濾材に前記二液発泡充填材を浸透させて前記枠部内に固定させる構成としたものである。
【0011】本発明によれば、ひだ折り濾材と枠部との気密性を高めることができる空気清浄機のフィルタが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、PP不織布またはガラス繊維等からなる平板濾材をひだ状に折り曲げて形成したひだ折り濾材と、このひだ折り濾材の4周に設けられる断面が枠状に形成された紙材よりなる枠部と、この枠部の内面に充填された二液発泡充填材とを備え、前記ひだ折り濾材に前記二液発泡充填材を浸透させて前記枠部内に固定させる構成としたものであり、枠部内に充填された二液発泡充填材が、ひだ折り濾材に浸透するので、枠部とひだ折り濾材との気密性が高まるとともに、紙製の枠部によりひだ折り濾材が保持されることによりフィルタを強固に形成できるという作用を有する。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0014】図1〜図7に示すように、フィルタ1はPP不織布またはガラス繊維からなる平板濾材をひだ状に折り曲げて山部と谷部を交互に設けてひだ折り濾材2を形成し、ひだ折り濾材2の山部に山部と直交する方向にホットメルト3を間隔をおいてすじ条に塗布し、ひだ折り濾材2のひだ折り状態を保持し、ひだ折り濾材2をユニット化する。
【0015】また、展開時に多角形の空間が多数形成される折り畳み可能な紙材よりなる間仕切り4の上面および下面の4周に紙枠5を設けて間仕切り4を展開状態で保持し、間仕切り4の下面および下面側の紙枠5に下側の不織布6を貼り付け、間仕切り4内の各空間内に活性炭7を設け、間仕切り4の上面および、上面側の紙枠5に上側の不織布6を貼り付けて活性炭ユニット8を形成する。
【0016】そして、厚み0.5mm程度のダンボール紙等よりなる紙材を長方形に形成し、ひだ折り濾材2と活性炭ユニット8を重ね合わせた状態の縁部に嵌挿されるように断面U字状で枠状に折り曲げ、長手方向の両端部は付き合わせできるように斜めにカットして枠部9を形成し、枠部9の内面にポリウレタン主剤とポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートよりなる二液発泡充填材10を充填するための治具11に枠部9を挿入し、二液発泡充填材10を充填し、充填された二液発泡充填材10の液だれがなくなり、発泡し始めた状態でひだ折り濾材2の4周に枠部9の内面を当接し、枠部9の内面に充填した二液発泡充填材10をひだ折り濾材2に浸透させて接着しフィルタ1を構成する。
【0017】上記のように構成されたフィルタ1を空気清浄機に組み込む場合、空気清浄機の本体12にファンモータ13を介して形成される空気流路14の吸込み側に設けられたフィルタ収納部15内にパッキン16を介してフィルタ1を装着し、フィルタ1の風上側にはフロントパネル17を設ける。
【0018】このようにフィルタ1を組込んだ空気清浄機を運転すると、ファンモータ13により、フロントパネル17より吸込まれた汚染空気はフィルタ1を通り、ひだ折り濾材2により濾過され、活性炭ユニット8により脱臭されて吐出されることとなる。
【0019】そして、ひだ折り濾材2は適度の厚みを有するダンボール紙を用いた枠部9により保持されているので、空気洗浄機に組み込むときには、フィルタ1は適度の剛性を有することとなり、装着も容易となるとともに、二液発泡充填材10がひだ折り濾材2に浸透し、枠部9とひだ折り濾材2が接着されるので、枠部9とひだ折り濾材2間の気密性が高まり、未濾過流体が空気清浄機内に流入するのが防止できる。
【0020】また、ひだ折り濾材2の山部にホットメルト3を施工し、ひだ折り濾材2のひだ折り状態を保持できるようにして、ひだ折り濾材2をユニット化しているので、ひだ折り濾材2は一定の大きさに保持されることとなり、取扱い易くなる。また、活性炭ユニット8をひだ折り濾材2とともに、一体的に枠部9に設けているので、別々に形成する場合と比較して生産性が良くなるとともに、空気清浄機への組込み作業も容易となる。
【0021】また、活性炭ユニット8を紙材よりなる折畳み自在な間仕切り4を用いているので、合成樹脂製の間仕切りを用いる場合と比較して保管や運搬および廃却処理が容易となる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発明によれば二液発泡充填材がひだ折り濾材に浸透し、ひだ折り濾材が枠部と接合されるので、ひだ折り部材と枠部との気密性が向上する空気清浄機のフィルタを提供できる。
【0023】また、ひだ折り濾材がユニット化されるので、ひだ折り濾材の取扱い性が向上し、ひだ折り濾材と枠部の接合作業が容易となる。
【0024】また、ひだ折り濾材と活性炭ユニットを同時に枠部に接合することができ生産性を向上することができる。
【0025】また、活性炭ユニットを紙材よりなる折り畳み自在な間仕切りを用いているので、樹脂で成形された間仕切りを用いる場合に比較して、保管や運搬および廃却処理が容易となる。




 

 


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