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発明の名称 空気清浄器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−33925
公開日 平成10年(1998)2月10日
出願番号 特願平8−193202
出願日 平成8年(1996)7月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】滝本 智之 (外1名)
発明者 河崎 昌彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 室内空気を循環させるように形成された箱状の空気清浄器本体と、光学的に粒子成分を検知するセンサーと、このセンサーの検知信号を所定時間内の所定間隔で複数個の検知データーとして記憶する記憶手段と、前記記憶手段の最も低い値を基準値とする基準値判断手段と、この基準値判断手段の基準値と前記センサーの検知信号とを比較して風量を決定する風量決定手段と、この風量決定手段によって風量が制御される送風機と、この送風機の通風路に設けて空気の汚れを除去するフィルターとを備え、前記複数個の検知データーは、一定時間経過後に所定時間内の所定間隔で書き換えて、その中の最も低い値を新たな基準値として室内の空気の汚れを検知し運転風量を調節する構成とした空気清浄器。
【請求項2】 所定間隔を空気清浄器一回の運転時間よりも長く設定した請求項1記載の空気清浄器。
【請求項3】 所定時間を24時間とした請求項1記載の空気清浄器。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、居間等の室内空気の粉塵を除去して室内の空気を清浄する空気清浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、居間等の室内の空気清浄を行う空気清浄器は住宅内で発生するたばこの煙や、室外から侵入した花粉や大気中の浮遊粉塵等を検知して自動的に除去するものが求められている。
【0003】従来のこの種の空気清浄器について図4および図5を参照しながら説明する。図に示すように、壁面に取付られた空気清浄器本体101は正面を開口した箱体状で内部に送風機102を設け、内部の通風路を通過する空気の汚れの粒子を発光LED104と受光素子105を用いて光学的に検知するセンサー106を設けて室内の空気の汚れを検知して運転を行うように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気清浄器の構成では、室内空気中の粒子成分を光学的に検出するためにセンサー106の内部の通風路103の壁面に汚れが付着した場合に発光LED104や受光素子105等の光学部品が壁面の汚れによる反射光を検知することがあり、無塵時のセンサー106の出力電圧が経時的に変化をして正しく室内の汚れを検知することが難しかった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、室内空気の汚れを正しく検知して適切に清浄を行うことのできる空気清浄器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄器においては、光学的に粒子成分を検知するセンサーと、このセンサーの検知信号を所定時間内の所定間隔で複数個の検知データーとして記憶する記憶手段と、前記記憶手段の最も低い値を基準値とする基準値判断手段と、この基準値判断手段の基準値と前記センサーの検知信号とを比較して風量を決定する風量決定手段と、この風量決定手段によって風量が制御される送風機と、この送風機の通風路に設けて空気の汚れを除去するフィルターとを備え、前記複数個の検知データーは、一定時間経過後に所定時間内の所定間隔で書き換えて、その中の最も低い値を新たな基準値として室内の空気の汚れを検知し運転風量を調節する空気清浄器の構成としたものである。
【0007】この本発明によれば、室内空気の汚れを正しく検知して適切に清浄を行うことのできる空気清浄器を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、室内空気を循環させるように形成された箱状の空気清浄器本体と、光学的に粒子成分検知するセンサーと、このセンサーの検知信号を所定時間内の所定間隔で複数個の検知データーとして記憶する記憶手段と、前記記憶手段の最も低い値を基準値とする基準値判断手段と、この基準値判断手段の基準値と前記センサーの検知信号とを比較して風量を決定する風量決定手段と、この風量決定手段によって風量が制御される送風機と、この送風機の通風路に設けて空気の汚れを除去するフィルターとを備え、前記複数個の検知データーは、一定時間経過後に所定時間内の所定間隔で書き換えて、その中の最も低い値を新たな基準値として室内の空気の汚れを検知し運転風量を調節する構成の空気清浄器としたものであり、あらかじめ所定時間内の所定間隔で記憶した検知データーの最も低い値を基準値として、センサーの検知信号と比較して空気清浄器本体の風量を制御するという作用を有する。
【0009】以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を参照しながら説明する。
(実施の形態1)図に示すように、室内空気を循環させる箱体状の空気清浄器本体1は、内部に送風機2と、室内空気を送風機2へ案内する通風路内に0.01〜5μm程度の大きさの粒子の散乱光を発光LED3と受光素子4を用いて光学的に検知するセンサー5と、通風路内を通過する空気の汚れを除去するフィルター6と、センサー5の検知信号(VSA)を所定時間24時間内の所定間隔2時間で12個の検知データー(VC1〜VC12)として記憶する記憶手段7と、この記憶手段7の記憶した検知データーの中で最も低い値を基準値(VCR)とする基準値判断手段8と、この基準値判断手段8の基準値(VCR)とセンサー5の検知信号(VSA)とを比較して送風機2の風量を決定する風量決定手段9とから構成する。
【0010】そして、前記記憶手段7は、12個のデーターを一定時間すなわち2時間経過後に所定時間24時間内の所定間隔2時間のデーターで書き換えられるように設ける。
【0011】上記構成において、空気清浄器本体1の電源を入れると、センサー5は、室内の空気の汚れを検知して、2時間毎の検知データーの中で最もきれいな状態(低い値)を記憶手段7に順番に記憶して24時間分を12個のデーターとする。
【0012】通常、室内空気が汚れた場合、空気清浄器本体1は30〜60分程度で室内空気の汚れを除去できるように設けてあり、2時間毎の検知データーは、所定間隔内のきれいな状態での検知データーを記憶手段7に順番に記憶していくこととなる。
【0013】そして、基準値判断手段8は、この12個のデーターの中で最もきれいな状態(低い値)を基準値(VCR)とし、風量決定手段9は、基準値判断手段8の決定した基準値(VCR)と現在のセンサー5の検知信号(VSA)とを比較して、その差に応じて送風機2の風量を調節することとなる。
【0014】次に、空気清浄器を長期間使用してセンサー5の内部にたばこのやに等の汚れが付着してくると、検知信号は、受光素子4が内部に付着した汚れに反射した光の影響を受けて室内空気がきれいな状態でも汚い場合の値のほうに徐々にドリフトする。
【0015】また、記憶手段7は、センサー5のドリフトに追従して、2時間毎に検知データーの中で最もきれいな状態を順番に24時間分記憶していくこととなる。
【0016】そして、一定時間経過後に24時間分の記憶データーを書き換えて最新のものとすることとなり、基準値判断手段8は、室内環境の変化の1サイクル分24時間分の中から最も低い値をきれいな状態での値として基準値とする。
【0017】このように本発明の実施の形態1の空気清浄器によれば、光学的に粒子成分を検知するセンサー5の検知信号を所定時間内の所定間隔で複数個の検知データーとして記憶し、これらの検知データーの中の最も低い値を基準値として、この基準値とセンサー5の検知信号とを比較して風量を決定することで、室内の空気汚れを検知して空気清浄器本体1を運転することができると共に、複数個の検知データーを一定時間経過後に所定時間内の所定間隔で書き換えて、その中の最も低い値を新たな基準値とすることでセンサー5の内部が経年的に汚れて検知する無塵時の信号がドリフトしても室内空気のきれいな状態を基準にして正しく空気汚れを検知して空気清浄器本体1を運転することができる。
【0018】また、所定間隔を空気清浄器の清浄能力による1回の運転時間30〜60分よりも長い2時間にすることで所定間隔毎に室内のきれいな状態でのセンサー信号を記憶して、所定時間内での最低値の検出の精度を上げることができ、より正しく基準値を決定して、室内空気の汚れを検知して空気清浄器本体1を運転することができる。
【0019】また、所定時間を24時間にすることで、在室者の生活パターンの1サイクル分から基準値を決定することができ、空気清浄器本体1を自動運転して室内空気を最もきれいな状態で保つことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光学的に粒子成分を検知するセンサーの検知信号を所定時間内の所定間隔で複数個の検知データーとして記憶し、これらの検知データーの中の最も低い値を基準値として、この基準値とセンサーの検知信号とを比較して風量を決定することで、室内の空気汚れを検知して運転することができると共に、複数個の検知データーを一定時間経過後に所定時間内の所定間隔で書き換えて、その中の最も低い値を新たな基準値とすることでセンサーの内部が経年的に汚れて検知する無塵時の信号がドリフトしても室内空気のきれいな状態を基準にして正しく空気汚れを検知して適切に清浄を行うことができる空気清浄器を提供できる。
【0021】また、所定間隔を空気清浄器の清浄能力による1回の運転時間よりも長い時間にすることで所定間隔毎に室内のきれいな状態でのセンサー信号を記憶して、所定時間内での最低値の検出の精度を上げることができ、より正しく基準値を決定して、室内空気の汚れを検知して運転することができる。
【0022】また、所定時間を24時間にすることで、在室者の生活パターンの1サイクル分から基準値を決定することができ、空気清浄器を自動運転して室内空気を最もきれいな状態で保つことができる。




 

 


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