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発明の名称 濾材及びユニット型フィルタ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−15329
公開日 平成10年(1998)1月20日
出願番号 特願平8−174560
出願日 平成8年(1996)7月4日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】廣江 武典
発明者 井上 達朗 / 中村 善幸
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 プリーツ加工された濾材の折りひだに山折り線と交差するように折目線を形成して、前記濾材の山折り線方向に収縮が生じたときに、前記各折りひだが折目線に沿って同一方向に折れ曲がるようにしたことを特徴とする濾材。
【請求項2】 プリーツ加工された濾材の折りひだに山折り線と交差するように折目線を形成して、前記濾材の山折り線方向に収縮が生じたときに、前記各折りひだが折目線に沿って同一方向に折れ曲がるようにした濾材の周囲に樹脂枠を設けたことを特徴とするユニット型フィルタ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば一般的な空気浄化のためやトナーなどの特定の粒子を捕集するためのフィルタなどに使用される濾材及びユニット型フィルタに関する。詳細には濾材の山折り線方向に収縮が生じても、隣接する折りひだ同志が接触し難く、濾過に寄与しない領域が形成され難い濾材及びユニット型フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、図4に示すようなプリーツ加工された濾材2の周囲に樹脂枠3を設けたユニット型フィルタ1が知られている。このユニット型フィルタ1において樹脂枠3は、プリーツ加工された濾材2の気体流入部と気体流出部のある面以外の四方面に成形型(図示しない)を用いて形成されるのであるが、樹脂が冷える過程で濾材2の山折り線方向に収縮して歪みが生じることがあり、この場合、図4に示すように、濾材2の互いに隣接する折りひだ2aが曲がって接触し、濾過に寄与しない領域(デッドスペース)が形成されるという課題があった。
【0003】本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、濾材の山折り線方向に収縮が生じても、隣接する折りひだ同志が接触し難く、濾過に寄与しない領域が形成され難い濾材及びユニット型フィルタを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、プリーツ加工された濾材の折りひだに山折り線と交差するように折目線を形成して、前記濾材の山折り線方向に収縮が生じたときに、前記各折りひだが折目線に沿って同一方向に折れ曲がるようにしたことを特徴とする濾材をその要旨とした。
【0005】請求項2記載の発明は、プリーツ加工された濾材の折りひだに山折り線と交差するように折目線を形成して、前記濾材の山折り線方向に収縮が生じたときに、前記各折りひだが折目線に沿って同一方向に折れ曲がるようにした濾材の周囲に樹脂枠を設けたことを特徴とするユニット型フィルタをその要旨とした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の濾材及びユニット型フィルタについて、その実施の形態を図面に従い詳しく説明する。図1及び図2に示すユニット型フィルタ11は、プリーツ加工された濾材12の周囲に樹脂枠13を設けたものである。
【0007】濾材12は、折り加工後の形状が容易に崩れない程度の伸度と強度とを備えた不織布、紙、織物、編み物、ネットなどを素材としており、一層のみからなるもの、同一種の不織布や紙を複数枚積層して一体化したもの、あるいは樹脂接着不織布とメルトブロー不織布とを積層一体化したもののように異なる種類の素材を積層したものなど、その構造は当該フィルタの大きさや用途に合わせて自由に設計することができる。特には樹脂接着不織布とメルトブロー不織布とを積層一体化したものが好ましい。
【0008】この濾材12をプリーツ加工する方法としては、レシプロ方式、ロータリー方式などのプリーツ加工機によって濾材にジグザグ形状を付与したり、ジグザグ形状に成形された押型で濾材をプレスすることによって、当該濾材にジグザグ形状を付与するなど、従来より知られた方法を用いることができる。
【0009】こうしてプリーツ加工された濾材12の折りひだ12aのほぼ中央部分には、濾材12の山折り線14と交差するように、特に好ましくは直交するように折目線15が形成されている。折目線15は、プリーツ加工に先だって濾材12の折目線15を形成すべき位置を線状に押圧して線状の凹部を設けたり、治具等を用いてプリーツ加工後に濾材12を折目線15を形成すべき位置で折り曲げることで折り癖を付けたりして形成することができる。
【0010】この折目線15の位置は、図1及び図2の場合、折りひだ12aの中央部分に形成したが、これに限らず側方であってもよい。しかしながら、濾材12の山折り線14の方向への収縮による歪みをバランス良く吸収させるという点からは、折りひだ12aの中央部分に形成するのが最も良い。
【0011】また折目線15は、濾材12の山折り線14を境にした左右の折りひだ12aの少なくとも一方面に形成されていればよい。
【0012】このように折目線15が形成された濾材12の周囲に樹脂枠13が設けられている。樹脂枠13は、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)などの樹脂からなり、これらの樹脂を成形型を用いて前記濾材12の周囲に流し込み、冷却することで形成されている。
【0013】こうして濾材12の周囲に樹脂枠13を設けたとき、樹脂が冷える過程で樹脂が収縮して濾材12は山折り線14の方向に歪みを生じることがある。このとき、濾材12は、図1に示すように各折りひだ12aが折目線15に沿って同一方向に折れ曲がるようになっているので、隣接する折りひだ12a同志が接触し難く、濾過に寄与しない領域が形成され難くなっている。
【0014】また図3に示す態様は広幅のユニット型フィルタ11に適用したものであり、各折りひだが、折目線15aに沿って同一方向に折れ曲がるようにすると共に、折目線15bに沿ってこれと反対方向に折れ曲がるように濾材12を配置したものである。この場合、樹脂が冷える過程で濾材12が山折り線14の方向に収縮したときに、濾材12が折目線15aに沿う方向と折目線15bに沿う方向とに折れ曲がるので、1つの折目線に沿って折り曲げた場合に比べて、濾材12の各折りひだの折り曲り角が浅くなり、濾材12の山折り線14の方向への収縮による歪みをより安定に吸収することができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の濾材にあっては、濾材の山折り線方向に収縮が生じても、濾材の折りひだに山折り線と交差するように形成した折目線に沿って、各折りひだが同一方向に折れ曲がるようにしたので、隣接する折りひだ同志が接触し難く、濾過に寄与しない領域が形成され難い。
【0016】請求項2記載のユニット型フィルタにあっては、濾材の山折り線方向に収縮が生じても、濾材の折りひだに山折り線と交差するように形成した折目線に沿って、各折りひだが同一方向に折れ曲がるようにした濾材を用い、この濾材の周囲に樹脂枠が設けられているので、隣接する折りひだ同志が接触しておらず、濾過に寄与しない領域がなく、より効率的な濾過を行うことができる。




 

 


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