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発明の名称 部品供給シュート
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−118853
公開日 平成10年(1998)5月12日
出願番号 特願平8−293295
出願日 平成8年(1996)10月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】村上 智司 (外2名)
発明者 西村 真二
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 底面を搬送部品の滑落面とし、その両側部にガイドバーを備えた第一シュート及び第二シュートを並設し、該第一シュートと第二シュートとを一箇所で合流せしめて一つの合流シュートに形成するとともに、該合流シュートと前記第一シュート又は第二シュートとの連通状態を制御する振り分けガイドを前記合流部に設けた部品供給シュートであって、前記振り分けガイドを、上下に並設し且つ揺動自在に設けた少なくとも二枚のガイド板から構成し、該ガイド板間に前記ガイドバーが位置するように構成するとともに、前記ガイド板が一方向に揺動した際、該ガイド板の一方側部が前記第二シュートの搬送路を閉鎖する一方、他方側部が前記第一シュートと合流シュートとを連通する搬送路の一部を形成し、前記ガイド板が反対方向に揺動した際、該ガイド板の他方側部が前記第一シュートの搬送路を閉鎖する一方、前記一方側部が前記第二シュートと合流シュートとを連通する搬送路の一部を形成するように構成した部品供給シュート。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立工程に部品を順次供給する等、一定の距離を隔てた場所に所定の部品を搬送するための部品供給シュートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種分野における自動組立工程にあっては、自動組立装置に順次必要な部品を供給するといったことが一般的になされている。例えば、化粧品,食品の分野においては、内容物を充填した容器(瓶等)にキャップを締結するにあたり、ソータによりキャップの天地を整え、このソータより排出されたキャップをシュートにより搬送してキャップ締結装置に供給するということがなされている。このソータはホッパーを備え、ホッパーに一括投入されたキャップの天地を整えて排出する公知の装置である。また、前記シュートは上下に所定間隔をあけて並設した底板及び天板と、この底板,天板間の両側部に設けたガイドバーとからその基本的部分が構成され、この底板,天板及びガイドバーで囲まれる空間を搬送路とするものである。そして、キャップは底板,天板及びガイドバーによりガイドされてその姿勢を一定に保ちつつ底板上面を滑落して所定の場所に搬送される。尚、滑落するキャップの安定性を考慮すると、底板からのガイドバーの高さ位置を、キャップの重心位置と対応した位置とすることが好ましい。
【0003】そして、ソータのキャップ供給能力よりもキャップ締結装置の処理能力が高い場合には、従来、図4に示すような供給装置が用いられていた。この供給装置は、同図に示すように、第一ソータ1及び第一シュート3と、第二ソータ2及び第二シュート4とを並設するとともに、合流部Aにおいて第一シュート3と第二シュート4とを合流して合流シュート5となし、前記第一ソータ1及び第二ソータ2から供給されるキャップを適宜切替えて合流シュート5に流し、キャップ締結装置に供給するようにしたものである。
【0004】前記合流部Aについて図5及び図6に基づいて更に詳しく説明する。図5は合流部Aを一部破断して示す平面図であり、図6はその矢視B−B方向の断面図である。図5及び図6に示すように、この合流部Aは、平面視Y字形状の底板11及び天板12を所定間隔をあけて上下に並設し、この底板11,天板12間の両側部にガイドバー13,14,15,16を設けた構成を備えるものである。そして、この合流部Aにおいては、第一シュート3の第一搬送路21、第二シュート4の第二搬送路22、合流シュート5の合流搬送路23の三者が平面視Y字状となるようにそれぞれを連結している。また、図6に示すように、ガイドバー13,14,15,16は、カラー17,18により上下から挟持された状態で支持され、前記底板11,天板12,ガイドバー13,14,15,16は取付ボルト19及び取付ナット20により一体的に組み付けられている。
【0005】また、図5に示すように、第一シュート3及び第二シュート4と合流シュート5との連結状態を制御する振り分けガイド30を当該合流部Aに設けている。この振り分けガイド30は、前記Y字状の搬送路の付け根付近に立設した回転軸31と、この回転軸31に対して垂設したガイド板32と、前記回転軸31を矢示C−D方向に回転させる、例えば電動モータ等の駆動手段(図示せず)とを備えたものである。前記ガイド板32はガイドバー13,14,15,16の上方に位置し且つ、前記第一搬送路21,第二搬送路22及び合流搬送路23中に設けられる平板状の部材であって、その両側部は凹曲面となっている。回転軸31の回転によりガイド板32は矢示C−D方向に揺動し、合流部Aに設けたカラー17a又は17bに当接してその方向の移動が制止される。そして、回転軸31及びガイド板32が矢示D方向に回転すると(図5において実線で示す位置)、第二搬送路22と合流搬送路23とが連通し、回転軸31及びガイド板32が矢示C方向に回転すると(図5において二点鎖線で示す位置)、第一搬送路21と合流搬送路23とが連通する。また、特に図示しないが、合流部Aの手前側の第一シュート3及び第二シュート4には、キャップの有無を検知するセンサを備えている。
【0006】そして以上の構成を備えるキャップ供給装置によれば、第一ソータ1及び第二ソータ2に供給されたキャップはその天地が整えられて、それぞれ第一シュート3,第二シュート4に排出される。そして、合流部Aの振り分けガイド30が図5に実線で示す位置にあるものとすると、第一シュート3を滑落するキャップはガイド板32の側面32aにより制止されて第一シュート3中に滞留される一方、第二シュート4を滑落するキャップはガイド板32の側面32bに案内されて合流シュート5に流れる。即ち、第二ソータ2から排出されるキャップが次工程に供給される。
【0007】ついで、第一シュート3に設けたセンサがキャップを検知し、第二シュート4に設けたセンサが所定時間キャップを検知しない場合には、ガイド板32を図5において二点鎖線で示す位置に揺動させる。これにより、第一シュート3中に滞留していたキャップがガイド板32の側面32aに案内されて合流シュート5に流れ、ガイド板32の揺動後に第二シュート4を滑落するキャップはガイド板32の側面32bにより制止されて第二シュート4中に滞留される。以上により、第一ソータから排出されるキャップが次工程に供給される。
【0008】ついで、第二シュート4に設けたセンサがキャップを検知し、第一シュート3に設けたセンサが所定時間キャップを検知しない場合には、ガイド板32を図5において実線で示す位置に揺動させる。
【0009】このようにして、振り分けガイド30のガイド板32を交互に矢示C−D方向に揺動させることにより、第一ソータ1及び第二ソータ2から排出されるキャップを交互に切替えて次工程に供給することができ、キャップの供給量を増加させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、化粧品等の分野で使用されるキャップには、図7に示すような各種のものが使用されている。(a)は円柱形をしたものであり、(b)はドーム形をしたものである。また、(c)は逆T字状をしたものであり、一般に異形状のキャップといわれる。
【0011】ところが、これらのキャップを上述した図4に示すキャップ供給装置に仕掛けた場合、(c)のキャップについては、合流部Aに設けた振り分けガイド30のガイド板32に引っ掛かり易く、連続的な搬送ができないという問題を有していた。これは、ガイドバー13,14,15,16をキャップ40の重心位置と対応した位置に設けた場合、ガイド板32をガイドバー13,14,15,16の上方に設けるとすると、その位置がキャップ40の底辺42の上面より僅かに低い位置となることに原因するものである。即ち、シュート内を滑落するキャップ40は種々の作用によって振動し、ガイド板32に接触する際に、図8に示すように多少搬送方向に前のめりになって、その先端部分43がガイド板32と底板11との間に噛み込み、同部に引っ掛かるのである。特に、合流部Aはキャップ40の移動方向がガイド板32によって変更されるところであり、キャップ40がガイド板32と強く接触するので、キャップ40がガイド板32と底板11との間に噛み込み易くなっている。
【0012】これに対し、ガイド板32をガイドバー13,14,15,16の下方に設けることも考えられるが、この場合にはガイド板32がキャップ40の重心よりも低い位置に接触し、キャップ40の姿勢が不安定となるので、キャップ40が転倒する等して同部において更に詰まり易くなり、却って不都合である。
【0013】本発明は以上の実情に鑑みなされたものであって、並設シュートの合流部に設けた振り分けガイドに噛み込み易い異形状の部品であっても、障害無くこれを搬送することのできる部品供給シュートの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を達成するための本発明は、底面を搬送物品の滑落面とし、その両側部にガイドバーを備えた第一シュート及び第二シュートを並設し、該第一シュートと第二シュートとを一箇所で合流せしめて一つの合流シュートに形成するとともに、該合流シュートと前記第一シュート又は第二シュートとの連通状態を制御する振り分けガイドを前記合流部に設けた部品供給シュートであって、前記振り分けガイドを、上下に並設し且つ揺動自在に設けた少なくとも二枚のガイド板から構成し、該ガイド板間に前記ガイドバーが位置するように構成するとともに、前記ガイド板が一方向に揺動した際、該ガイド板の一方側部が前記第二シュートの搬送路を閉鎖する一方、他方側部が前記第一シュートと合流シュートとを連通する搬送路の一部を形成し、前記ガイド板が反対方向に揺動した際、該ガイド板の他方側部が前記第一シュートの搬送路を閉鎖する一方、前記一方側部が前記第二シュートと合流シュートとを連通する搬送路の一部を形成するように構成したものである。
【0015】この部品供給シュートによれば、前記ガイド板が一方側に揺動することによって、ガイド板の一方側部が前記第二シュートの搬送路を閉鎖する一方、他方側部が前記第一シュートと合流シュートとを連通する搬送路の一部を形成し、第二シュートを滑落する部品はガイド板によって第二シュート内に滞留され、第一シュートを滑落する部品はガイド板によって合流シュートに案内される。逆に、前記ガイド板が反対方向に揺動することによって、ガイド板の他方側部が前記第一シュートの搬送路を閉鎖する一方、前記一方側部が前記第二シュートと合流シュートとを連通する搬送路の一部を形成し、第一シュートを滑落する部品はガイド板によって第一シュート内に滞留され、第二シュートを滑落する部品はガイド板によって合流シュートに案内される。
【0016】そして、ガイド板を上下に並設した少なくとも二枚のガイド板から構成しているので、第一シュート又は第二シュートによって搬送される部品がガイド板によって合流シュートに案内される際に、例え搬送する部品が異形状のものであっても、最上位のガイド板より下方のガイド板が障害となって、最上位のガイド板とシュート底面との間に搬送部品が噛み込むという事態が防止され、並設したシュートにより搬送される部品を適宜切替えながら一つのシュートに安定して導くことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一具体的実施形態に係るキャップ供給シュートについて添付図面に基づき説明する。尚、このキャップ供給シュートは、既述の従来のキャップ供給シュートにおける振り分けガイドを改良したものであって、基本的構成は従来のキャップ供給シュートのものと同じである。従って、同じ構成については同じ符号を使用し、その詳しい説明は省略するものとする。
【0018】図1は、図5の従来のキャップ供給シュートにおけると同様の矢視B−B方向の断面図である。同図に示すように、このキャップ供給シュートにおける振り分けガイド30は、回転軸31に対して垂設したガイド板32の直下に、このガイド板32と同形状のガイド板33を更に回転軸31に対して垂設したものである。そして、このガイド板32及び33を、当該ガイド板32とガイド板33との間にガイドバー13が位置するように所定の間隔をあけて設けている。例えば、搬送されるキャップが図6(c)に示す前述の逆T字状をした異形状のものである場合には、図2に示すように、ガイド板32がキャップ40の底辺42の上面より僅かに低い位置に接触し、ガイド板33がキャップ40の底面よりやや高い位置に接触するように、それぞれガイド板32及び33を設けている。
【0019】このキャップ供給シュートによれば、第一シュート3又は第二シュート4から合流部Aに至ったキャップ40は、同部においてガイド板32及び33の双方にガイドされて合流シュート5に導かれ、図2に示すようにガイド板32及び33と接触する。従って、キャップ40が種々の作用によって振動し、ガイド板32及び33に接触する際に多少搬送方向に前のめりになったとしても、図3に示すように、ガイド板33とキャップ40の底部とが接触してこれをブロックするので、キャップ40の先端部分43がガイド板32と底板11との間に噛み込まれるのが防止される。
【0020】尚、この例では2枚のガイド板32,33を設け、その形状を同形状のものとしたが、本発明の実施形態がこれに限られるものでないことは言うまでもない。即ち、ガイド板は3枚以上設けても良く、更に、その形状がそれぞれ異なっていても良い。取り扱うキャップが図7(c)に示すキャップ40よりも更に複雑な形状を備える場合には、その形状に合わせてガイド板の数及び形状を適宜設定することで、安定して当該キャップを振り分けることができる。
【0021】また、如上のように、ガイド板を複数に分割して設けているので、ガイド板が揺動する際にガイドバー13,14,15,16と干渉することなく、キャップ側面の広範囲にわたってこれと接触することができ、安定したキャップの制御を実現することができる。また、分割することによって駆動部分であるガイド板を軽量化することができるため、ガイド板が揺動する際の衝撃が少なく、装置が障害の生じ難いものとなる。




 

 


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