米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 加工処理操作 -> 池田物産株式会社

発明の名称 鍋における握持部の取付方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−296361
公開日 平成10年(1998)11月10日
出願番号 特願平9−106301
出願日 平成9年(1997)4月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】吉井 昭栄 (外2名)
発明者 池田 敏明
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 鍋周面に取付具を介して棒状の握持部を付設する鍋における握持部の取付方法において、板材にプレス加工やしぼり加工などの切断変形加工を施して鍋周面の取付面に当接する当接面部と、外方へ突出する突出部を有する取付用座板を形成すると共に、この取付用座板の突出部に所定向きに開口した取付孔を形成し、この取付孔の孔縁に内方に向けて環状鍔を形成し、前記棒状の握持部の先端部を嵌合する嵌合筒の先端部に、前記取付孔に差し込む先端縁を残して筒周面に係止鍔を突設状態に繞設し、前記嵌合筒に前記棒状の握持部の先端部を嵌合固定すると共に、この嵌合筒の前記係止鍔を前記取付孔の孔縁に当接させて前記差し込み先端縁を前記取付孔に差し込み、この差し込み先端縁と前記環状鍔とを折曲若しくはかしめ止着させて前記棒状の握持部と取付板用座板とを前記嵌合筒を介して一体化すると共に、この取付板用座板の前記当接面部を前記鍋用面の取付面に止着することを特徴とする鍋における握持部の取付方法。
【請求項2】 鍋周面に取付具を介して棒状の握持部を付設する鍋における握持部の取付方法において、板材に切断変形加工を施して鍋周面の取付面に当接する当接面部と、外方へ突出する突出部を有する一枚板状の取付用座板を形成すると共に、この取付用座板の突出部に所定向きに開口する取付孔を形成し、且つこの取付孔の孔縁を内方に向けて折曲加工して環状鍔を形成し、前記棒状の握持部の先端部を差し込み嵌合する嵌合筒の先端部に、前記取付孔に差し込む筒状の差し込み先端縁を残して筒周面に係止鍔を突設状態に一体に繞設し、前記嵌合筒に前記棒状の握持部の先端部を嵌合固定すると共に、この嵌合筒の前記係止鍔を前記取付孔の孔縁に当接させて前記差し込み先端縁を前記取付孔に差し込み、この差し込み先端縁と前記環状鍔とを重合折曲若しくは重合巻き込み折曲止着させて前記棒状の握持部と取付板用座板とを前記嵌合筒を介して一体化すると共に、この取付板用座板の前記当接面部を前記鍋用面の取付面にスポット溶接止着することを特徴とする請求項1記載の鍋における握持部の取付方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍋における握持部の取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】鍋周面に取付金具を介して棒状の握持部を突設する取付方法としては様々な手法が提案されているが、例えばゆきひらと称される片手鍋において木製の握持棒を取手として鍋周面に突設する取付方法は、握持棒を差し込み固定する取付金具を鍋周面に止着する手法をとっている。
【0003】即ち、握持棒を差し込み固定する被嵌筒部と鍋周面に当接止着する当接面部とを有する取付金具を製作し、この取付金具の当接面部を鍋周面に止着し、この取付金具の被嵌筒部に木製の握持棒の先端部を差し込み嵌合して止めネジなどで固定するという構造であった。
【0004】従来、この取付金具はダイカストで一体成形したものが多いが、このダイカスト方式は取付金具に溶接部分などがないため見た目は良いものの、金型費用が高くコスト高となるし、また当接面部が厚くなるために鍋周面にスポット溶接できず、かしめピンなどを鍋周面に貫通させてかしめ止着しなければならず取付がやっかいであるなどの欠点があった。
【0005】この欠点を考慮して取付金具を板材で製作し、鍋周面にスポット溶接止着する構造のものもあるが、この取付金具は鍋周面に止着する座金板に前記被嵌筒部を溶接止着する構造が一般的であり、溶接作業を要するために製作がやっかいであり、また見た目も悪く仕上げ加工を要する他、取付強度も弱いという欠点があった。
【0006】本発明はこのような問題点を見い出し、製作が容易で量産性に秀れると共に、かしめ止着でも良いがスポット溶接止着も可能となる取付方法であって、見た目も強度も良好な前記問題点を解決し得る画期的な鍋における握持部の取付方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0008】鍋周面Aに取付具Bを介して棒状の握持部Cを付設する鍋における握持部の取付方法において、板材にプレス加工やしぼり加工などの切断変形加工を施して鍋周面Aの取付面1に当接する当接面部2と、外方へ突出する突出部3を有する取付用座板4を形成すると共に、この取付用座板4の突出部3に所定向きに開口した取付孔5を形成し、この取付孔5の孔縁に内方に向けて環状鍔6を形成し、前記棒状の握持部Cの先端部を嵌合する嵌合筒7の先端部に、前記取付孔5に差し込む先端縁9を残して筒周面に係止鍔8を突設状態に繞設し、前記嵌合筒7に前記棒状の握持部Cの先端部を嵌合固定すると共に、この嵌合筒7の前記係止鍔8を前記取付孔5の孔縁に当接させて前記差し込み先端縁9を前記取付孔5に差し込み、この差し込み先端縁9と前記環状鍔6とを折曲若しくはかしめ止着させて前記棒状の握持部Cと取付板用座板4とを前記嵌合筒7を介して一体化すると共に、この取付板用座板4の前記当接面部2を前記鍋用面Aの取付面1に止着することを特徴とする鍋における握持部の取付方法に係るものである。
【0009】また、鍋周面Aに取付具Bを介して棒状の握持部Cを付設する鍋における握持部の取付方法において、板材に切断変形加工を施して鍋周面Aの取付面1に当接する当接面部2と、外方へ突出する突出部3を有する一枚板状の取付用座板4を形成すると共に、この取付用座板4の突出部3に所定向きに開口する取付孔5を形成し、且つこの取付孔5の孔縁を内方に向けて折曲加工して環状鍔6を形成し、前記棒状の握持部Cの先端部を差し込み嵌合する嵌合筒7の先端部に、前記取付孔5に差し込む筒状の差し込み先端縁9を残して筒周面に係止鍔8を突設状態に一体に繞設し、前記嵌合筒7に前記棒状の握持部Cの先端部を嵌合固定すると共に、この嵌合筒7の前記係止鍔8を前記取付孔5の孔縁に当接させて前記差し込み先端縁9を前記取付孔5に差し込み、この差し込み先端縁9と前記環状鍔6とを重合折曲若しくは重合巻き込み折曲止着させて前記棒状の握持部Cと取付板用座板4とを前記嵌合筒7を介して一体化すると共に、この取付板用座板4の前記当接面部2を前記鍋用面Aの取付面1にスポット溶接止着することを特徴とする請求項1記載の鍋における握持部の取付方法に係るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0011】以下の手順の順序は問わないが、前記嵌合筒7に前記棒状の握持部Cの先端部を嵌合固定すると共に、この嵌合筒7の前記係止鍔8を前記取付孔5の孔縁に当接させて前記差し込み先端縁9を前記取付孔5に差し込み、この差し込み先端縁9と前記環状鍔6とを折曲若しくはかしめ止着させて前記棒状の握持部Cと取付板用座板4とを前記嵌合筒7を介して一体化する。
【0012】また、この取付板用座板4の前記当接面部2を前記鍋用面Aの取付面1に止着する。
【0013】従って、取付用座板4の当接面部2はさほど厚くしなくても良いから、(実施例においては板材であるから、)この取付用座板4を鍋周面Aにスポット溶接止着でき、また取付用座板4と嵌合筒7との接合方法も容易なため、取付作業が容易となり、強度もあり、またコストもかからず量産性に秀れた鍋における握持部の取付方法となる。
【0014】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0015】本実施例は、ゆきひらと称される片手鍋において、鍋周面Aに取付具Bを介して木製棒状の握持部Cを突設する鍋における握持部の取付方法に本発明を適用している。
【0016】図1〜図3並びに詳細に図示した図4に基づいて以下具体的に(本実施例)を説明する。
【0017】板材にプレス加工を施して、鍋周面Aの所定取付面1に当接する大きさを有する当接面部2から外方へ袋状に突出する突出部3を有する取付用座板4を一枚板で変形切り出し形成する。
【0018】この取付用座板4の突出部3に所定の開口向きを有するように取付孔5をプレス形成し、この取付孔5の孔縁を内方に向けて折曲加工して所定垂下長の環状鍔6を形成する。
【0019】また、前記棒状の握持部Cの先端部を段当たりする位置まで差し込み嵌合する嵌合筒7の先端部に、前記取付孔5に差し込む筒状の差し込み先端縁9を残して筒周面に係止鍔8を突設状態に一体に繞設し、この嵌合筒7の基端部は握持部Cを差し込み易いようにテーパ管状に形成する。
【0020】前記嵌合筒7に前記棒状の握持部Cの先端部を段当たり係止するまで嵌合固定し、固定手段10により固定する。
【0021】本実施例では止めネジにより止着しているが、圧入固定でも良いし、接着固定でも螺着方式でも良い。
【0022】この嵌合筒7の前記係止鍔8を前記取付孔5の孔縁に当接させて前記差し込み先端縁9を前記取付孔5に差し込み、この差し込み先端縁9と前記環状鍔6とを重合状態とし、この双方を折り返し重合折曲させて止着させ前記棒状の握持部Cと取付板用座板4とを前記嵌合筒7を介して一体化する。
【0023】従って、全周に設けた係止鍔8で支承させた状態で差し込み先端縁9を巻き締めるから十分な接合強度を有し、見た目も良く、作業性にも秀れる。
【0024】そして、この取付板用座板4の前記当接面部2を前記鍋用面Aの取付面1にスポット溶接止着する。
【0025】従って、本実施例では、ダイカスト方式と同様に外観上に溶接接合部分がないため、スッキリとした体裁の良いものとなり、仕上げ研摩加工なども要しないし、また鍋当接部分は板材であるため、スポット溶接にて鍋周面に止着できるから、この点においても外観(見た目)も非常にきれいで取付作業も容易であり量産性に秀れる。
【0026】また、一枚板をプレス加工などを施して取付用座板を成形できるからコストもかからず、更に嵌合筒とこの取付用座板との接合は溶接せずに折曲止着で良いから、取付作業(接合作業)が容易である上に、見た目もダイカストに劣らず秀れ、且つ十分な接合強度を確保できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、取付用座板の当接面部はさほど厚くしなくても良いから、この取付用座板を鍋周面にスポット溶接止着でき、また取付用座板と嵌合筒との接合方法も容易なため、取付作業が容易となり量産性に秀れ、しかも取付強度も秀れた画期的な鍋における握持部の取付方法となる。
【0028】また、請求項2記載の発明においては、更に前記効果が一層良好に発揮される鍋における握持部の取付方法となる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013