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発明の名称 シート材のテンション装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−249927
公開日 平成10年(1998)9月22日
出願番号 特願平9−57952
出願日 平成9年(1997)3月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
発明者 磯村 吉宣
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 成形型間にて圧着成形するシート材にテンションをかけるテンション装置において、前記シート材を支持可能なるクランプ部材を一端に固定したワイヤーの他端を、牽引または牽引の解除を可能にしたテンション駆動手段を設けて成ることを特徴とするシート材のテンション装置。
【請求項2】 前記テンション駆動手段は、エアーシリンダーから成ることを特徴とする請求項1記載のシート材のテンション装置。
【請求項3】 前記エアーシリンダーは、ハンドバルブによりロープのテンションまたは開放を可能に構成して成ることを特徴とする請求項2記載のシート材のテンション装置。
【請求項4】 前記エアーシリンダーは、テンションを調整しうる圧力調整手段を設けて成ることを特徴とする請求項2または3記載のシート材のテンション装置。
【請求項5】 クランプとエアーシリンダーとの間にてテンションに追従しうる弾性体を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項4何れかに記載のシート材のテンション装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形型間にて圧着成形するシート材にテンションをかけるテンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシート材テンション装置は、図5の側面図及び図6の上面図に示すように、プレスの上型1に対向して下型2をプレスボルスター3の上面に固定し、下型2の作業者8と反対側におけるプレスボルスター3の面からハイローターまたはシリンダークランプ4を立設し、一方、上型1には、作業者8側の上方にクランプ6をスプリング7を介して懸垂させている。
【0003】なお、クランプ6は、図7に示すようにクランプ側に2本の係止針9を設け、反対側は図示しないスプリングによりクランプ方向に付勢された平板状のレバー10を形成し、レバー10を押圧操作することにより、普通の洗濯クリップと同様にクランプすることが可能に構成している。
【0004】図5及び図6において、下型2の面に搬送された表皮材5の一辺における両端の2箇所をハイローターまたはシリンダー操作するクランプ4にてクランプし、対向する辺の2箇所は、作業者8が手作業にてクランプ6のスプリング7を引き延ばしてクランプする。
【0005】表皮材5の4箇所を支持した状態は、図8に示すように、クランプ4側を基端としてクランプ6側が斜め上方に吊り上がった状態となる。
【0006】この状態で、図9に示すように、下型2の面に、圧着すべき基材11を投入し、図10に示すように上型1を降下させ表皮材5を基材11の面に圧着させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来のシート材のテンション装置は、作業者8が手操作にてスプリング7を引き延ばしながら支持しなければならないことにより、スプリング7を引き伸ばす労力を要するとともに、引き伸ばす量には個人差が生じ、表皮材5に加えるテンションに差が生じたり、加圧時にスプリング7が伸びて撓むことにより表皮材に加わるテンションが弱くなったりすることがある。これにより圧着後の成形品にしわが発生する原因となるという問題がある。
【0008】よって本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、圧着後の成形品に皺が生じないシート材のテンション装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の、請求項1は、成形型間にて圧着成形するシート材にテンションをかけるテンション装置において、シート材を支持可能なるクランプを一端に固定したワイヤーの他端を、牽引または牽引の解除を可能にしたテンション駆動手段を設けて成ることを特徴とするものである。
【0010】本請求項では、テンション駆動手段の牽引を解除することにより、手作業にてシート材を支持することが容易になり、また支持後に牽引することによりシートにテンションをかけることが可能となる。
【0011】請求項2は、前記テンション駆動手段は、エアーシリンダーから成ることを特徴とするものである。
【0012】本請求項では、エアーシリンダーを用いたことにより、シートにテンションをかけるワイヤーの牽引または牽引の解除の操作が容易になるる。
【0013】請求項3は、前記エアーシリンダーは、ハンドバルブによりロープのテンションまたは開放を可能に構成して成ることを特徴とするものである。
【0014】本請求項では、ワイヤーの牽引または牽引の解除を、ハンドバルブにて簡単に切替え操作をすることができる。
【0015】請求項4は、前記エアーシリンダーは、テンションを調整しうる圧力調整手段を設けて成ることを特徴とするものである。
【0016】本請求項では、圧力調整手段を設けたことにより、適切なテンションに調整することが可能となる。
【0017】請求項5は、クランプとエアーシリンダーとの間にてテンションに追従しうる弾性体を設けて成ることを特徴とするものである。
【0018】本請求項では、クランプとエアーシリンダーとの間に弾性体を設けたことにより、シートに異常な張力が作用しても瞬時に対応してシート材の破損を防止することが可能となる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の効果は、テンション駆動手段にてワイヤーの牽引を解除することによりワイヤーの引き延ばしが可能となり、手作業にてシート材をクランプすることが容易になる。またクランプ後に駆動手段にてワイヤーを牽引することにより駆動手段のむらのない牽引力によりシートに均一なテンションをかけることが可能となる。従って、圧着後の成形品に皺が生じない。
【0020】請求項2から4の効果は、テンション駆動手段としてエアーシリンダーを用いているので、ハンドバルブにて切替え操作することによりクランプやテンションの作業が容易になる。またエアーシリンダーを予め調整しておくことにより、常に一定のテンションをかけることが可能となるので、テンションにむらが生じない。
【0021】請求項5の効果は、クランプとエアーシリンダーとの間にてテンションに追従しうる弾性体を設けたことにより、異常な張力に対応して一定のテンションを保持することが可能となり、シート材の破損を防止し、製品の品質が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】図1から図4は、本発明の実施の形態を示し、図1はシート材テンション装置を示す正面図、図2はシート材テンション装置の上面図、図3はクランプとエアーシリンダーとの間に設けた弾性体及びワイヤー長さ調整部を示す図、図4は図3におけるワイヤー長さ調節部の詳細図である。
【0024】図1及び図2に示すように、本発明のシート材のテンション装置は、プレスの上型1に対向して下型2をプレスボルスター3の上面に固定し、下型2の作業者8と反対側におけるプレスボルスター3の面にハイローターまたはシリンダークランプ4を立設し、一方、上型1の上面に、テンション駆動手段としてのエアーシリンダ12を水平方向、かつ図2に示すように上面から見て略対角方向に配置し、さらにエアーシリンダ12に接続したワイヤー13の他端にクランプ6を固定し、滑車14を介してクランプ6を作業者8側に懸垂させている。
【0025】クランプ6の構造は、図7に示すように、クランプ側に2本の係止針9を設け、反対側に図示しないスプリングによりクランプ方向に付勢された平板状のレバー10を形成し、レバー10を押圧操作することにより、普通の洗濯クリップと同様にクランプすることが可能に構成している。
【0026】また、図1における下型2の作業者8側に、ロープの緊張または緊張の解除を可能にするためにエアーシリンダ12の切替え操作をするハンドバルブ15を備え、また上型1の同じ側にはテンションを調整するための圧力調整手段としてレギュレーター16を備えている。
【0027】さらに、図3に示すように、シリンダ12とクランプ6との間にワイヤー長さ調節部17を設けて、エアーシリンダ12のストロークに相応して所要のテンションを発揮しうるようにワイヤー13の長さを調節することが可能に構成している。
【0028】このワイヤー長さ調節部17とエアーシリンダー12との間には、ワイヤーに作用する異常なテンションに追従することにより、クランプしたシートの破損を防止することが可能な弾性体18を設けている。
【0029】次に、この構成のシート材のテンション装置の作用について説明する。
【0030】先ず、下型2の面に搬送された表皮材5の一辺における両端の2箇所をクランプ4にてハイローターまたはシリンダー操作にて支持する。次に、ハンドバルブ15を操作してエアーシリンダー12の内圧をフリーにすることにより、作業者8はワイヤーを容易に引き延ばすことが可能となるので、この状態で手前側の辺の2箇所を手作業にて支持する。
【0031】次に、表皮材5の4箇所を支持した状態で、再びハンドバルブ15を操作してエアーシリンダ12に空気圧を入れ、ワイヤー13を牽引することにより、表皮材5の四方にテンションがかかった状態となる。なお、このテンションは空気圧を予め適正に調整しておけば常に一定のテンションに保つことができる。
【0032】また、エアーシリンダ12から表皮材5のクランプ部までの距離によりワイヤー13の長さをワイヤー長さ調節部17にて調節するか、またはエアーシリンダ12を長目にしておくことにより表皮材5に対するテンションを加圧終了時まで加え続けることが可能となる。




 

 


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