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発明の名称 シャフトとブラケットとの溶接構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−180458
公開日 平成10年(1998)7月7日
出願番号 特願平8−355583
出願日 平成8年(1996)12月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】秋山 修
発明者 木 村 周三郎
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 シャフトと、該シャフトの軸心と直交する方向に溶着されるブラケットとの溶接構造において、前記ブラケットの溶接面が円弧状に形成され、該ブラケットの円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトと前記ブラケットの複数の突起部が溶着されていることを特徴とするシャフトとブラケットとの溶接構造。
【請求項2】 シャフトと、該シャフトの軸心と直交する方向に溶着されるブラケットとの溶接構造において、前記ブラケットの溶接面が半円弧状に形成され、該ブラケットの半円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接により溶着されていることを特徴とするシャフトとブラケットとの溶接構造。
【請求項3】 シャフトと、該シャフトの軸心と直交する方向に溶着されるブラケットとの溶接構造において、前記ブラケットの溶接面が半円弧状に形成され、該ブラケットの半円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接時に同時に加圧される形状に形成され、シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接により溶着されていることを特徴とするシャフトとブラケットとの溶接構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャフトとブラケットとの溶接構造に関し、更に詳しくはシートリフターの連結シャフトと、該シャフトの軸心と直交する方向に溶着されるブラケットとの溶接構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用シートにはリフター機構が組み込まれ、このリフター機構にはリンク機構が設けられ、シートクッションを上下調節し得るようになされている。このリフター機構1は、図4及び図5(a),(b)に夫々示す如く、連結シャフト3とブラケット5との溶接構造を有している。
【0003】前記溶接構造は、支持リンク等が枢支される連結シャフト3と、この連結シャフト3の軸心と直交する方向に溶着されるブラケット5とを備え、ブラケット5の両側端部は連結シャフト3の外周面にアーク溶接のすみ肉溶接7により溶着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の連結シャフト3とブラケット5とのすみ肉溶接7による溶接構造にあっては、連結シャフト3とブラケット5とを直角方向に固定するためアーク溶接のすみ肉溶接7をブラケット5の両側端部に行なわなければならず、このアーク溶接のすみ肉溶接の加工工数が増大し、価格が高くなり経済性に欠けるものであった。
【0005】本発明は上記従来の未解決の課題に着目してなされたものであり、シャフトと、該シャフトの軸心と直交する方向に延びるブラケットとを簡易迅速に溶着することができ、加工工数を減少させることができ、経済性に優れたシャフトとブラケットとの溶接構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に係るシャフトとブラケットとの溶接構造は、シャフトと、該シャフトの軸心と直交する方向に溶着されるブラケットとの溶接構造において、前記ブラケットの溶接面が円弧状に形成され、該ブラケットの円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトと前記ブラケットの複数の突起部が溶着されていることを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2に係るシャフトとブラケットとの溶接構造は、前記ブラケットの溶接面が半円弧状に形成され、該ブラケットの半円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接により溶着されていることを特徴とする。
【0008】更に、本発明の請求項3に係るシャフトとブラケットとの溶接構造は、前記ブラケットの溶接面が半円弧状に形成され、該ブラケットの半円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接時に同時に加圧される形状に形成され、シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接により溶着されていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項1に係るシャフトとブラケットとの溶接構造においては、ブラケットの溶接面が円弧状に形成され、該ブラケットの円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトと前記ブラケットの複数の突起部が溶着されているので、アーク溶接のすみ肉溶接を両側に行う必要がなく、突起部の溶着によりスポット溶接と同様の工数で溶着することができる。
【0010】また、本発明の請求項2に係るシャフトとブラケットとの溶接構造においては、ブラケットの溶接面が半円弧状に形成され、該ブラケットの半円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接により溶着されているので、アーク溶接のすみ肉溶接を両側に行う必要がなく、突起部のプロジェクション溶接による溶着によりスポット溶接と同様の工数で溶着することができる。
【0011】更に、本発明の請求項3に係るシャフトとブラケットとの溶接構造においては、ブラケットの溶接面が半円弧状に形成され、該ブラケットの半円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接時に同時に加圧される形状に形成され、シャフトと接するブラケット面に局部的に加圧電流が集中し、複数の突起部に電流が均一に分散し、シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接により溶着されるので、溶接強度を一定にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(a),(b),(c)乃至図3(a),(b),(c)には本発明に係わるシャフトとブラケットとの溶接構造の実施の形態が夫々示されており、本実施の形態では車両用シートのリフター機構のシャフトとブラケットに本発明を適用した場合として説明するが、その他のシャフトとブラケットとの溶接構造にも本発明を適用することができるものである。
【0013】車両用シートのリフター機構11にはリンク機構が設けられ、このリフター機構11のリンク機構は、図4に示すと同様に、連結シャフト13とブラケット15との溶接構造を有している。
【0014】前記ブラケット15の溶接面16が半円弧状に形成され、該ブラケット15の半円弧状の溶接面16に複数の突起部18が形成されている。この複数の突起部18は、図2(a),(b),(c)及び図3(a)に示す実施の形態では5個形成されている。また突起部18は、略三角形状に形成されている。
【0015】また、図3(b)に示す実施の形態では、複数の突起部18は3個形成されている。また図3(c)に示す実施の形態では、複数の突起部18は2個形成されている。また突起部18は、略台形状に形成されている。
【0016】前記連結シャフト13の外周面と前記ブラケット15の溶接面16の複数の突起部18がプロジェクション溶接時に同時に加圧される形状に形成されている。
【0017】前記連結シャフト13の直径が12mmの場合に、高さ1mm、幅3mmの略三角形状の突起部18を5個形成することにより連結シャフト13とブラケット15とを略隙間なく溶着することができる。
【0018】尚、連結シャフト13の直径が太い場合には突起部18を増やし、連結シャフト13の直径が細い場合には突起部18を減らすのが好ましい。
【0019】前記連結シャフト13の外周面と前記ブラケット15の複数の突起部18がプロジェクション溶接により溶着されている。このプロジェクション溶接による溶着部を符号21で示す。
【0020】次に、図2(a),(b),(c)を参照して連結シャフト13の外周面と前記ブラケット15の複数の突起部18とのプロジェクション溶接の工程を説明する。
【0021】図2(a)に示す如く、前記連結シャフト13の外周面を前記ブラケット15の複数の突起部18の両外側の突起部18に当接させ、1.8〜2.0kgの圧力を加え、8〜9kAの電流を流す。
【0022】図2(b)に示す如く、連結シャフト13と接するブラケット15の複数の突起部18に局部的に加圧電流が集中し、複数の突起部18に電流が均一に分散し、連結シャフト13の外周面と前記ブラケット15の複数の突起部18のうち、外側の突起部18がプロジェクション溶接により順次溶着される。
【0023】次いで、図2(c)に示す如く、連結シャフト13の外周面と前記ブラケット15の複数の突起部18が溶着し、連結シャフト13の外周面と前記ブラケット15の溶接面16とがプロジェクション溶接により密着した状態で溶着され、溶着部21が形成される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、シャフトと、該シャフトの軸心と直交する方向に溶着されるブラケットとの溶接構造において、前記ブラケットの溶接面が円弧状に形成され、該ブラケットの円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトと前記ブラケットの複数の突起部が溶着されているので、アーク溶接のすみ肉溶接を両側に行う必要がなく、突起部の溶着によりスポット溶接と同様の工数で溶着することができる。
【0025】また、請求項2に記載の発明によれば、ブラケットの溶接面が半円弧状に形成され、該ブラケットの半円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接により溶着されているので、アーク溶接のすみ肉溶接を両側に行う必要がなく、突起部のプロジェクション溶接による溶着によりスポット溶接と同様の工数で溶着することができる。
【0026】更に、請求項3に記載の発明によれば、ブラケットの溶接面が半円弧状に形成され、該ブラケットの半円弧状の溶接面に複数の突起部が形成され、前記シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接時に同時に加圧される形状に形成され、シャフトと接するブラケット面に局部的に加圧電流が集中し、複数の突起部に電流が均一に分散し、シャフトの外周面と前記ブラケットの複数の突起部がプロジェクション溶接により溶着されるので、溶接強度を一定にすることができる。
【0027】本発明によれば、シャフトと、該シャフトの軸心と直交する方向に延びるブラケットとを簡易迅速に溶着することができ、加工工数を減少させることができ、製造コストを低減することができる経済性に優れたシャフトとブラケットとの溶接構造を得ることができる。




 

 


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