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発明の名称 内装基材および内装材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−16073
公開日 平成10年(1998)1月20日
出願番号 特願平8−194004
出願日 平成8年(1996)7月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】宇佐見 忠男
発明者 辻村 照男 / 森本 初郎 / 棚部 和雄 / 加納 浩司 / 児玉 雅博
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】融点110〜160℃の低融点繊維を30〜50重量%混合した繊維ウェブの加熱融着物からなることを特徴とする内装基材【請求項2】請求項1の内装基材の片面または両面に融点110〜160℃の低融点繊維ウェブ加熱融着層を積層したことを特徴とする内装基材【請求項3】請求項1または2に記載の内装基材の表面に単層表皮材を加熱融着しかつ所定形状に成形したことを特徴とする内装材【請求項4】該単層表皮材は感熱性接着層を介して内装基材表面に接着されている請求項3に記載の内装材【請求項5】該単層表皮材は融点110〜160℃の低融点繊維を15〜25重量%含む繊維ウェブである請求項3または4に記載の内装材
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として自動車に使用される内装基材および該内装基材を用いた内装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように基材(2) の表面に感熱性接着剤層を介して表皮材(3)を融着した内装材(1) が提供されている。該基材(2) としては例えばダンボール、レジンボード、ポリスチレン発泡体パネル、合成樹脂含浸ポリウレタン発泡体シート等が使用され、表皮材(3) としては例えばポリ塩化ビニルレザー、ポリプロピレン繊維ニードルパンチ不織布等の表面材(3A)にポリエチレン発泡体やポリウレタン発泡体等のワディング材(3B)を裏打ちしたものが使用されている。更に従来、図6に示すように厚手のニードルパンチ不織布を基材(12)として、該基材(12)の表面に感熱性接着層(14)を介してニードルパンチ不織布からなる単層表皮材(13)を融着した内装材(11)が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来例では、基材(2) が硬質でクッション性がないために、また基材(2) 表面の凹凸を吸収するために表皮材(3) において表面材(3A)にワディング材(3B)を裏打ちする必要がありコスト高になる。また表面材(3A)にニードルパンチ不織布を使用すれば、針跡が内装材(1) 表面に露出して見栄えが悪くなる。図6に示す従来例では、基材(12)および表皮材(13)にニードルパンチ不織布を使用しているからクッション性があり、またプレス成形時に内装材(11)表面が平滑化されるから、表皮材にワディング材を裏打ちする必要がなく、その分コストダウンが可能であるが、基材(12)および表皮材(13)共にニードリングによって構造が極端に緻密化して厚手のものが得られにくいこと、そして針跡が内装材(11)表面に露出して見栄えが悪くなること等の問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、融点110〜160℃の低融点繊維を30〜50重量%混合した繊維ウェブの加熱融着物からなる内装基材(22)または該内装基材(22)の片面または両面に融点110〜160℃の低融点繊維ウェブ加熱融着層(23C,23D) を積層した内装基材(22)を提供するものであり、該内装基材(22)の表面に単層表皮材(24)を加熱融着しかつ所定形状に成形した内装材が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一具体例を図1〜図4に示す。図1に示すように第1梳毛機(25)によって融点110〜160℃の低融点繊維のカードウェブ(23A) が形成され、更に第2梳毛機(26)によって該低融点繊維ウェブ(23A) 上に基材用のカードウェブ(22A) が形成される。該基材用ウェブ(22A) は低融点繊維混合ウェブである。該低融点繊維ウェブ(23A) および基材用ウェブ(22A) に使用される低融点繊維としては融点110〜160℃のポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維等が使用され、該基材用ウェブ(22A) に使用される他の繊維としては融点200℃以上のポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、木綿等が使用され、該ウェブ(22A) 中に低融点繊維は30〜50重量%混合されている。他の繊維として中空繊維を使用すれば基材の剛性が向上する。
【0006】該基材用ウェブ(22A) 上には更に第3梳毛機(27)によって低融点繊維ウェブ(23A) と同様な低融点繊維ウェブ(23B) が形成される。
【0007】上記三層ウェブ(23A,22A,23B) 上には更に表皮材(24)がロール(24A) から引出し重合される。該表皮材(24)は単層であり、例えば繊維編織物、ポリ塩化ビニルレザー、ポリウレタンレザー等であるが、低融点繊維を混合した表皮材用ウェブも使用される。該ウェブには基材用ウェブに使用されている低融点繊維と同様な繊維が15〜25重量%混合されており、他の繊維も基材用ウェブと同様な繊維が使用されている。
【0008】上記三層ウェブ(23A,22A,23B) および表皮材(24)の重合物は加熱炉(28)中で該三層ウェブ(23A,22A,23B) に含まれている低融点繊維、あるいは表皮材(24)が低融点繊維を混合したウェブの場合には該低融点繊維を融点以上の温度、通常150〜200℃の熱風加熱によって該三層ウェブ(23A,22A,23B) あるいは表皮材(24)の低融点繊維が軟化せしめられ、そしてコンベアプレス(29)によってプレスされ所定の厚みに調節される。
【0009】このようにして図2に示すような内装材原反(21)が製造される。図に示す原反(21)において、基材(22)は厚み30〜40mm、目付600〜1000g/m2 、低融点繊維ウェブ加熱融着層(23C,23D) は目付20〜50g/m2 であり、表皮材(24)がウェブの場合には目付100〜210g/m2 とされ、プレス前の全体の厚みは5〜10mm、プレス後の全体の厚みは1〜3mmとされている。上記原反(21)の基材(22)においてはウェブ(22A) は低融点繊維によって結着され、低融点繊維ウェブ加熱融着層(23C,23D) においては軟化した低融点繊維相互が結着し、そして表皮材(24)は低融点繊維ウェブ加熱融着層(23D) によって該基材(22)に接着されている。
【0010】上記原反(21)は混合されている低融点繊維が軟化状態を維持しているうちに図3に示すようなプレス成形型(30)によって冷間プレス成形され、例えば図4に示すような自動車の天井材(31)が製造される。上記天井材(31)において該基材(22)として低融点繊維ウェブで結着したものを使用するから、繊維相互の結着にニードルパンチを行なう必要がなく、したがってニードルの長さに制限されず、厚手でかつ内部構造の緻密化が極端に行なわれずクッション性のある基材となり、表皮材のワディング材を省略することが出来、また基材(22)両面には低融点繊維ウェブ加熱融着層(23C,23D) が存在しているので、基材(22)の剛性が大巾に向上せしめられている。更に表皮材に低融点繊維混合ウェブを使用した場合、該ウェブは該低融点繊維によって結着されるので、ニードルパンチの必要がなく、表面に針跡が存在せず外観良好な内装材が得られる。
【0011】上記具体例では低融点繊維ウェブ加熱融着層は基材両面に積層されているが、片面のみに積層されてもよい。また基材と表皮材との接着に低融点繊維ウェブ加熱融着層(23D) を使用したが、所望なれば該低融点繊維ウェブ加熱融着層(23D)に加えまたは代えて感熱性シートを使用してもよい。該感熱性シートとして望ましいものは成形温度よりも高い融点の高融点シートの両側に成形温度よりも低い融点の低融点シートを積層した三層感熱性シートである。該三層感熱性シートを使用すれば、天井材の通気性を確実に止めることが出来、車内の汚濁空気の通過による天井材表面の汚染を阻止することが出来る。
【0012】
【発明の効果】本発明では上記したように基材が厚手でクッション性を有するから、表皮材にワディング材を裏打ちする必要がなく、その分コストダウンを図ることが出来、また基材の両面または片面に低融点繊維ウェブ加熱融着層を積層すれば剛性が大巾に向上する。更に表皮材として低融点繊維混合ウェブを使用すれば、ニードルパンチの必要がなく該低融点繊維によってウェブが結着され、針跡の存在しない外観良好な内装材が得られる。




 

 


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