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発泡成形型のベント構造 - 池田物産株式会社
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発明の名称 発泡成形型のベント構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−6344
公開日 平成10年(1998)1月13日
出願番号 特願平8−180037
出願日 平成8年(1996)6月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】秋山 修
発明者 小 川 文 雄 / 片 桐 裕 之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 下型と上型とを備える発泡成形型の上型にベントホールを設け、発泡成形時に発生する発泡ガスを上型のベントホールより外部に排出するようになされた発泡成形型のベント構造において、前記上型のベントホールに、発泡ガスを排出し得る多孔質材料からなる弁体を着脱自在に設けたことを特徴とする発泡成形型のベント構造。
【請求項2】 下型と上型とを備える発泡成形型の上型にベントホールを設け、発泡成形時に発生する発泡ガスを上型のベントホールより外部に排出するようになされた発泡成形型のベント構造において、前記上型のベントホールに弁体を着脱自在に設け、該弁体は前記ベントホールに螺合するネジ部を外周縁に形成した筒状体と、該筒状体に充填された発泡ガスを排出し得る多孔質材料とを備えていることを特徴とする発泡成形型のベント構造。
【請求項3】 前記弁体の多孔質材料が多孔質高分子からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の発泡成形型のベント構造。
【請求項4】 前記弁体の多孔質材料が多孔質金属からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の発泡成形型のベント構造。
【請求項5】 前記弁体の多孔質材料が多孔質高分子からなり、該多孔質高分子は液状エポキシ樹脂にガラスビーズを混合して形成した主剤に液状アミンを硬化剤として添加して所定形状に成形され、セル孔径が1〜5μであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の発泡成形型のベント構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は下型と上型とを備える発泡成形型の上型にベントホールを設け、発泡成形時に発生する発泡ガスを上型のベントホールより外部に排出するようになされた発泡成形型のベント構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より車両等のシートのクッション体はパッド材を表皮材により被覆して形成されている。パッド材はウレタン等の発泡体原料から成形されている。
【0003】図4に示す如く、発泡成形型1は下型2と上型3とを備え、上型3に、図5に拡大して示す如く、ベントホール5が設けられている。下型2に発泡体原料を注入し、下型2と上型3とを型締めすると、発泡体原料の初期の発泡過程で発生する発泡ガスはベントホール5より外部に排出され、成形されるパッド材の欠肉を防いでいる。
【0004】次いで、発泡体原料の発泡の進行により、ウレタンパンと呼ばれる発泡体カス7aがベントホール5の外部に形成され、発泡体カス7aによりベントホール5が自己シールされ、パッド材7が成形される。パッド材7の脱型後、発泡体カス7aを除去し、発泡成形型1に離型剤を塗布している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のベントホール5を形成したものでは、発泡体カス7aが形成されるため発泡体原料の使用量が増大し、歩留りが悪くなり、また自己シールした発泡体カス7aを取り除く作業を作業者が行う必要があり、また発泡体カス7aを取り除く作業が煩雑で作業能率を向上させることができず、また上型3の外側に発泡体カス7aができるため、この上型3の外側にも離型剤を塗布しなければならず、離型剤の使用量が増大し、経済性に欠けるものであった。
【0006】本発明の目的は自己シールした発泡体カスを取り除く作業を簡易迅速に行え、省人化することができ、離型剤の塗布作業を簡易迅速に行え、離型剤の使用量を減少させることができ、発泡体原料の使用量を減少させ、歩留りを向上させることができる発泡成形型のベント構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる問題点に鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の発泡成形型のベント構造は、下型と上型とを備える発泡成形型の上型にベントホールを設け、発泡成形時に発生する発泡ガスを上型のベントホールより外部に排出するようになされた発泡成形型のベント構造において、前記上型のベントホールに、発泡ガスを排出し得る多孔質材料からなる弁体を着脱自在に設けたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に記載の発泡成形型のベント構造は、下型と上型とを備える発泡成形型の上型にベントホールを設け、発泡成形時に発生する発泡ガスを上型のベントホールより外部に排出するようになされた発泡成形型のベント構造において、前記上型のベントホールに弁体を着脱自在に設け、該弁体は前記ベントホールに螺合するネジ部を外周縁に形成した筒状体と、該筒状体に充填された発泡ガスを排出し得る多孔質材料とを備えていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に記載の発泡成形型のベント構造は、弁体の多孔質材料が多孔質高分子からなることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に記載の発泡成形型のベント構造は、弁体の多孔質材料が多孔質金属からなることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5に記載の発泡成形型のベント構造は、弁体の多孔質材料が多孔質高分子からなり、該多孔質高分子は液状エポキシ樹脂にガラスビーズを混合して形成した主剤に液状アミンを硬化剤として添加して所定形状に成形され、セル孔径が1〜5μであることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項1に記載の発泡成形型のベント構造によれば、上型のベントホールに、発泡ガスを排出し得る多孔質材料からなる弁体を着脱自在に設けたので、発泡ガスは弁体の多孔質材料の連通孔より外部に排出することができ、発泡体原料が多孔質材料の連通孔より外部に排出されることがなく、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の発泡成形型のベント構造によれば、上型のベントホールに弁体を着脱自在に設け、該弁体は前記ベントホールに螺合するネジ部を外周縁に形成した筒状体と、該筒状体に充填された発泡ガスを排出し得る多孔質材料とを備えているので、筒状体の外周縁のネジ部をベントホールに螺合させることにより、弁体を簡易迅速に取付けることができ、発泡ガスは弁体の多孔質材料の連通孔より外部に排出することができ、発泡体原料が多孔質材料の連通孔より外部に排出されることがなく、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0014】本発明の請求項3に記載の発泡成形型のベント構造によれば、弁体の多孔質材料が多孔質高分子からなるので、セル孔径を変化させることにより、種々の異なる性質の多孔質材料を得ることができ、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0015】本発明の請求項4に記載の発泡成形型のベント構造によれば、弁体の多孔質材料が多孔質金属からなるので、気孔の大きさ,形状を調整することにより、種々の異なる性質の多孔質材料を得ることができ、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0016】本発明の請求項5に記載の発泡成形型のベント構造によれば、弁体の多孔質材料が多孔質高分子からなり、該多孔質高分子は液状エポキシ樹脂にガラスビーズを混合して形成した主剤に液状アミンを硬化剤として添加して所定形状に成形され、セル孔径が1〜5μであるので、セル孔径を変化させることにより、種々の異なる性質の多孔質材料を得ることができ、またガラスビーズを混合しているので液状成分の量を減少させることができ、この液状成分の量の減少により通気性を向上させることができ、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る発泡成形型のベント構造を図面を参照して詳述する。図1及び図2には本発明に係る発泡成形型のベント構造の実施の形態が夫々示されており、発泡成形型11は下型と上型13とを備えているが、下型の図示説明は省略する。
【0018】前記上型13には円筒状の透孔からなるベントホール15が形成され、このベントホール15に弁体21が着脱自在に設けられている。ベントホール15の内周面には雌ネジ17が螺設されている。
【0019】前記弁体21は前記ベントホール15の雌ネジ17に螺合するネジ部23を外周縁に形成した筒状体22と、該筒状体22に充填された発泡ガスを排出し得る多孔質材料25とを備えている。尚、弁体21の筒状体22を省略し、多孔質材料25のみより弁体21を形成することができる。
【0020】図1に示す実施の形態は、前記弁体21を従来のベントホール状に形成したもので、前記弁体21の高さが上型13の厚みと同程度に形成されている。また図2に示す実施の形態は、前記弁体21を煙突状に上型13の上面より突出させて形成したもので、前記弁体21の高さが上型13の厚みの約二倍程度に形成されている。
【0021】前記弁体21の多孔質材料25は多孔質高分子から形成することができ、この多孔質高分子は高分子材料が連続相を形成し、その中に独立気泡または連通気泡が分散しているものがあげられる。この多孔質高分子の材料は高分子プラスチックであるフォームや、天然多孔質高分子である綿塊等の各種繊維塊,織物,木毛,羊毛フェルト、及び木材,わら等の乾燥した植物組織等がある。
【0022】例えば、高分子プラスチックからなる多孔質高分子は熱硬化性樹脂の液状エポキシ樹脂に、図3に示す如く、ガラスビーズ26を混合して形成した主剤に液状アミンを硬化剤として添加して所定形状に成形されている。一例として、前記液状エポキシ樹脂90gに、ガラスビーズ10gを混合して形成した主剤に、液状アミン28gを硬化剤として添加して成形されている。
【0023】図3には、液状エポキシ樹脂にガラスビーズ26を混合して形成した主剤の模式図が示されており、ガラスビーズ26の球体同士の接触は必ず点接触となり、ガラスビーズ26間に空隙27が形成され、この空隙27に存在する液状エポキシ樹脂成分28の量により通気性を調節することができる。
【0024】ここで、液状エポキシ樹脂成分28が空隙27を完全に満たすと非通気性混合物となり、満たさない場合には通気性または気孔を有する混合物となる。液状エポキシ樹脂成分28にガラスビーズ26を添加することにより液状エポキシ樹脂成分28の使用量を減少させることができる。
【0025】多孔質材料25のセル孔径は1〜5μであり、このセル孔径を変化させることにより、種々の異なる性質の多孔質材料25を得ることができ、またガラスビーズ26を混合しているので液状エポキシ樹脂成分28の量を減少させることができ、この液状エポキシ樹脂成分28の量の減少により通気性を向上させることができる。
【0026】また、前記弁体21の多孔質材料25は多孔質金属から形成することができ、この多孔質金属は各種金属粉あるいは合金粉を焼結する粉末冶金法により作られた焼結体からなる。この焼結体の気孔の大きさ,形状を調整することにより、種々の異なる性質の多孔質材料25を得ることができる。
【0027】筒状体22の外周縁のネジ部23をベントホール15の雌ネジ17に螺合させることにより、弁体21を簡易迅速に取付けることができ、発泡ガスは弁体21の多孔質材料25の連通孔より外部に排出することができ、発泡体原料が多孔質材料25の連通孔より外部に排出されることがなく、発泡体原料の使用量を少なくすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上が本発明に係る発泡成形型のベント構造の実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の発泡成形型のベント構造によれば、上型のベントホールに、発泡ガスを排出し得る多孔質材料からなる弁体を着脱自在に設けたので、発泡ガスは弁体の多孔質材料の連通孔より外部に排出することができ、発泡体原料が多孔質材料の連通孔より外部に排出されることがなく、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0029】本発明の請求項2に記載の発泡成形型のベント構造によれば、上型のベントホールに弁体を着脱自在に設け、該弁体は前記ベントホールに螺合するネジ部を外周縁に形成した筒状体と、該筒状体に充填された発泡ガスを排出し得る多孔質材料とを備えているので、筒状体の外周縁のネジ部をベントホールに螺合させることにより、弁体を簡易迅速に取付けることができ、発泡ガスは弁体の多孔質材料の連通孔より外部に排出することができ、発泡体原料が多孔質材料の連通孔より外部に排出されることがなく、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0030】本発明の請求項3に記載の発泡成形型のベント構造によれば、弁体の多孔質材料が多孔質高分子からなるので、セル孔径を変化させることにより、種々の異なる性質の多孔質材料を得ることができ、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0031】本発明の請求項4に記載の発泡成形型のベント構造によれば、弁体の多孔質材料が多孔質金属からなるので、気孔の大きさ,形状を調整することにより、種々の異なる性質の多孔質材料を得ることができ、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0032】本発明の請求項5に記載の発泡成形型のベント構造によれば、弁体の多孔質材料が多孔質高分子からなり、該多孔質高分子は液状エポキシ樹脂にガラスビーズを混合して形成した主剤に液状アミンを硬化剤として添加して所定形状に成形され、セル孔径が1〜5μであるので、セル孔径を変化させることにより、種々の異なる性質の多孔質材料を得ることができ、またガラスビーズを混合しているので液状成分の量を減少させることができ、この液状成分の量の減少により通気性を向上させることができ、発泡体原料の使用量を少なくすることができ、ベントホールより発泡体カスを取除く作業が不要で、発泡成形型の仕上げを簡易迅速に行え、エアー溜まりを減少させることができる。
【0033】本発明によれば、発泡体カスを取り除く作業を簡易迅速に行え、省人化することができ、離型剤の塗布作業を簡易迅速に行え、離型剤の使用量を減少させることができ、発泡体原料の使用量を減少させ、歩留りを向上させることができる発泡成形型のベント構造を得ることができる。




 

 


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