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発明の名称 ウェザーストリップの装着方法および装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−109278
公開日 平成10年(1998)4月28日
出願番号 特願平8−260385
出願日 平成8年(1996)10月1日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】名嶋 明郎 (外2名)
発明者 早川 恭史 / 鈴木 厚樹 / 永井 禎久
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ドアトリム本体のガーニッシュ部にウィンドガラスシール用のウェザーストリップをその上部に設けられた断面略コ字状の挟持枠部をもって嵌着するウェザーストリップの装着方法であって、前記ウェザーストリップの挟持枠部の開口部をガーニッシュ部の先端にあてがったうえ、前記開口部を中心としてウェザーストリップを回動させながらガーニッシュ側に前進させることを特徴とするウェザーストリップの装着方法。
【請求項2】 ウェザーストリップをガーニッシュ側に前進させる間に挟持枠部の開口部を中心とするウェザーストリップの回動を繰り返す請求項1に記載のウェザーストリップの装着方法。
【請求項3】 ドアトリム本体のガーニッシュ部にウィンドガラスシール用のウェザーストリップをその上部に設けられた断面略コ字状の挟持枠部をもって嵌着するウェザーストリップの装着方法であって、前記ウェザーストリップの挟持枠部の開口部をガーニッシュ部の先端にあてがったうえ、ウェザーストリップを上下に振動させながらガーニッシュ側に前進させることを特徴とするウェザーストリップの装着方法。
【請求項4】 断面略コ字状の挟持枠部の上顎部と下顎部の長さを異ならせて挟持枠部の開口部をガーニッシュ部の先端にあてがう時に傾斜させた状態とする請求項1または2または3に記載のウェザーストリップの装着方法。
【請求項5】 ドアトリム本体のガーニッシュ部にウィンドガラスシール用のウェザーストリップを装着するウェザーストリップの装着装置であって、ドアトリム本体(1) を保持する基材受け機構(11)と、上部に設けられた断面略コ字状の挟持枠部がガーニッシュ部と対向するようにウェザーストリップを保持するウェザーストリップ保持機構(12)からなり、該ウェザーストリップ保持機構(12)には挟持枠部の開口部を中心として回動する回動手段(13)と、ウェザーストリップ(2) をガーニッシュ側に前進させる前後動手段(14)が設けられてウェザーストリップ保持機構(12)が前記挟持枠部の開口部を中心とする回動を行いながら前進するようにしたことを特徴とするウェザーストリップの装着装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアトリムにおけるウェザーストリップの取り付けを正確かつ容易に行うことができるウェザーストリップの装着方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ドアトリム本体のガーニッシュ部にウィンドガラスシール用のウェザーストリップを装着する手段としては、両部材を位置決め保持する簡単な治具を用いて人手により行うのを普通としているため、生産性に劣るとともにコスト的にも高くなるという問題点がある。そこで、ウィンドガラスシール用のウェザーストリップの上部にガーニッシュ部を挿入する断面略コ字状の挟持枠部を設けておき、この挟持枠部にガーニッシュ部を強制的に挿入できるようにして生産性を高めることを試みたが、挟持枠部にガーニッシュ部を強制的に挿入するためには大きな力が必要なため、ガーニッシュ部に貼着されている表皮材が引っ張られて破損したりダブリ等を生じ外観品質を低下するという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような従来の問題点を解決して、従来のような人手によることなく自動装着装置により優れた生産性で且つ低コストで自動車用ドアトリムにおけるウェザーストリップの取り付けを行うことができ、また、ガーニッシュ部に貼着されている表皮材の破損やダブリ等もなく外観品質に優れた製品を効率よく提供することができるウェザーストリップの装着方法および装置を提供することを目的として完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するためになされた本発明は、ドアトリム本体のガーニッシュ部にウィンドガラスシール用のウェザーストリップをその上部に設けられた断面略コ字状の挟持枠部をもって嵌着するウェザーストリップの装着方法であって、前記ウェザーストリップの挟持枠部の開口部をガーニッシュ部の先端にあてがったうえ、前記開口部を中心としてウェザーストリップを回動させるか、ウェザーストリップを上下に振動させながら、ガーニッシュ側に前進させるようにしたことを特徴とするウェザーストリップの装着方法と、このような方法を実施するための装置である、ドアトリム本体のガーニッシュ部にウィンドガラスシール用のウェザーストリップを装着するウェザーストリップの装着装置であって、ドアトリム本体を保持する基材受け機構と、上部に設けられた断面略コ字状の挟持枠部がガーニッシュ部と対向するようにウェザーストリップを保持するウェザーストリップ保持機構からなり、該ウェザーストリップ保持機構には挟持枠部の開口部を中心として回動する回動手段と、ウェザーストリップをガーニッシュ側に前進させる前後動手段が設けられてウェザーストリップ保持機構が前記挟持枠部の開口部を中心とする回動を行いながら前進するようにしたことを特徴とするウェザーストリップの装着装置とよりなるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。図1〜図4は本発明に係るウェザーストリップの装着装置を示すものであって、図中11はドアトリム本体1を押さえ型11aと受け型11b間で保持するための基材受け機構、12はウェザーストリップ2を押さえブラケット12aと受けブラケット12b間で保持するためのウェザーストリップ保持機構であり、該基材受け機構11とウェザーストリップ保持機構12とは、ウェザーストリップ2に設けられた断面略コ字状の挟持枠部22を前記ドアトリム本体1のガーニッシュ部に対向するよう配置されている。
【0006】そして、前記ウェザーストリップ保持機構12には挟持枠部22の開口部を中心に揺動運動を行わせる回動手段13と、ウェザーストリップ2をガーニッシュ側に前進させる前後動手段14が設けられている。この回動手段13は、例えばウェザーストリップ保持機構12をリンク13a、13bを介してシリンダ13cに連結し、該シリンダ13cの上下動によりウェザーストリップ2の挟持枠部22の開口部を中心に揺動運動を行わせるよう構成することができ、また、前後動手段14はウェザーストリップ保持機構12をブラケット14aを介してシリンダ14cに連結し、該シリンダ14cの水平動によりウェザーストリップ2をガーニッシュ側に前進させるよう構成することができる。
【0007】ウェザーストリップ2としては、図5に示されるように、全体を弾性のある軟質塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂からなるものとしてその中心部に鋼板からなる補強用の芯材23を埋設し、上顎部22bとこれより長い下顎部22cを連繋部22aにより連繋させた断面略コ字状の挟持枠部22を上端に備えた本体部21の裏側にリップ部24を張設した構造のものなどが用いられる。なお、上顎部22bを下顎部22cより長くしたり、上下顎部を同じ長さにすることもできる。そして、前記挟持枠部22の上顎部22b及び下顎部22cには、ドアトリム本体1のガーニッシュ部を弾力性をもって密着保持するための弾性突起25、26がその先端間にガーニッシュ部の厚みより幅狭の挿入間隔が形成されるようにそれぞれ枠内に向け長手方向に突設されている。また、前記のドアトリム本体1は図6に示されるように、基材31の表面を発泡層付きの塩化ビニル樹脂等からなる表皮材32で添装されたものである。なお、前記ウェザーストリップ2は本体部21を例えば硬質塩化ビニル樹脂等の硬質合成樹脂からなるものとし、リップ部24と弾性突起25、26を軟質合成樹脂からなるものとして押出成形法やインジェクション成形法などで一体成形するか、両者を一体成形せずに別々に成形し、その後において貼り合わせ一体化したものとすることもできる。
【0008】以下、前記の装着装置によりウェザーストリップ2をドアトリム本体1に取り付ける手順につき説明する。先ず、図1に示されるように、ドアトリム本体1を基材受け機構11にセットするとともに、ウェザーストリップ2を断面略コ字状の挟持枠部22が前記ドアトリム本体1のガーニッシュ部に対向するようウェザーストリップ保持機構12にセットする。次いで、図2に示されるように、シリンダ13cを上昇させて挟持枠部22の開口部をガーニッシュ部の先端の垂直面に対し約30°傾斜させた状態としてガーニッシュ部の挿入が容易になるようにしておく。次いで、図3に示されるように、シリンダ14cを作動させ挟持枠部22の開口部をガーニッシュ部に傾斜して密着した状態とする。以上の準備を終えたなら、図4に示されるように、前記回動手段13と前後動手段14を同時に作動させることにより、挟持枠部22の開口部を中心とする回動運動を加えつつウェザーストリップ2をガーニッシュ側に前進させることにより挟持枠部内にドアトリム本体のガーニッシュ部を嵌め込む。
【0009】以上の手順でウェザーストリップ2をドアトリム本体1に装着すれば、回動運動の作用により従来のような単なる直進運動のみの挿入操作に比べてガーニッシュ部が断面略コ字状の挟持枠部22内に摩擦抵抗が小さい状態で挿入されることとなり、優れた生産性を奏することとなる。また、ガーニッシュ部に貼着されている表皮材が引っ張られて破損したりダブリ等を生じることもないので優れた外観品質の製品が得られることとなる。なお、上記のような作用効果を得るには、前記回動手段13の回動は1回の前進に対して1回でもよいが、1回の前進に対して数回から数十回好ましくは十回程度回動を繰り返すことが好ましい。また、このような回動の繰り返しの代わりに上下振動を行ないながら前進させるようにしても、回動を繰り返す場合に近い効果が得られるので、ウェザーストリップを上下に振動させながらガーニッシュ側に前進させるようにしてもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上の説明からも明らかなように、従来のような人手によることなく自動装着装置により優れた生産性でかつ低コストで自動車用ドアトリムにおけるウェザーストリップの取り付けを行うことができ、またガーニッシュ部に貼着されている表皮材の破損やダブリ等もなく外観品質に優れた製品を効率よく提供することができるものである。よって本発明は従来の問題点を一掃したウェザーストリップの装着方法および装置として、産業の発展に寄与するところは極めて大である。




 

 


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