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発明の名称 基板取外工具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−156750
公開日 平成10年(1998)6月16日
出願番号 特願平8−316257
出願日 平成8年(1996)11月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎 (外1名)
発明者 宮嶋 勝利 / 高橋 直樹 / 田尻 哲也
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 パネル側に固定された支持体の一端部に形成された弾性片が、取付穴を挿通した後に開脚することにより前記支持体に固定される基板であって、この基板を、前記弾性片を開脚することで前記パネル側から取外す基板取外工具において、少なくとも、前記弾性片を開脚させる挿入穴が形成された2個の短方体と、これら2個の短方体を連結した鎖状体とから構成したことを特徴とする基板取外工具。
【請求項2】 前記支持体の取付穴の径と前記挿入穴の径とを略同一寸法に設定したことを特徴とする請求項1記載の基板取外工具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路部品が搭載され、かつ、印刷配線が施されているプリント基盤等の基板を、制御盤等のパネルに固定されている支持体、例えばロッキングカードスペーサから取外すのに好適な基板取外工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリント基板などの基板をパネルに固定する場合、前記パネル側に複数個の支持体を固定し、この支持体の一端部に設けられた爪状の弾性片を、前記基板の取付穴に挿通した後、その弾性片を開脚させるようになっている。そして、前記基板を前記支持体から取外す場合は、開脚させた弾性片を、ラジオペンチ等で挟んで閉脚させた状態で基板を外方に引っ張ることにより、前記弾性片が取付穴から抜けるようにしている。なお、ここで開脚とは、弾性片が基板の取付穴の径より大きく膨らむことを意味し、かつ、閉脚とは、弾性片が基板の取付穴の径より小さく縮み、通り抜け可能となることを意味する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従来の方法では、開脚させた弾性片をラジオペンチ等で挟むと、その挟む力が強すぎ、前記弾性片を切断してしまうという問題があった。また、基板の側方に障害物があり、十分な空間が無い場合、弾性片をラジオペンチ等で挟む作業は困難なものであった。さらに、弾性片を保守員が指で挟むには、弾性片が数mmしかないため、閉脚させるのは極めて困難であった。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的は、弾性片を破損させることなく、かつ、誰でも安全に、かつ、簡単に基板を支持体から取外すことのできる基板取外工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、パネル側に固定された支持体の一端部に形成された弾性片が、取付穴を挿通した後に開脚することにより前記支持体に固定される基板であって、この基板を、前記弾性片を開脚することで前記パネル側から取外す基板取外工具において、少なくとも、前記弾性片を開脚させる挿入穴が形成された2個の短方体と、これら2個の短方体を連結した鎖状体とから構成することにより達成される。
【0006】前記のように構成した本発明によれば、短方体を把持した保守員は、その短方体の挿入穴を、支持体の弾性片に対向させ、次いで、前記短方体を基板方向へ押し付けると、前記挿入穴の内壁により前記弾性片が押圧されて閉脚する。この状態で、前記基板を基板取外工具のある方向へ引っ張ると、前記弾性片が前記基板の取付穴から抜け、前記基板が前記支持体から外れる。このように、前記弾性片は前記挿入穴の内壁により押圧されて閉脚するため、不必要な力が加えられることなく、したがって、弾性片を破損させることなく容易に基板を支持体から取外すことができる。
【0007】また、2個の短方体を、2個の支持体の弾性片にそれぞれ対向させて2個の弾性片を閉脚させることで、2個の支持体を同時に基板から外すことができ、基板の取外作業時間を大幅に短縮させることができる。
【0008】また、2個の短方体を、保守員の指先で把持できる程度の短い寸法にしても、その2個の短方体が鎖状体で連結されているので、2個の短方体がばらばらに紛失してしまうことを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板取外工具の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明の基板取外工具の一実施形態を示す正面図、図2は図1の基板取外工具を支持体に対向させた状態を示す断面図、図3は図1の基板取外工具に弾性体が挿入された状態を示す断面図、図4は基板を支持体から取外した状態を示す断面図、図5は図1の基板取外工具の使用状態を説明する説明図である。
【0011】本実施形態の基板取外工具1は、図1に示すように、合成樹脂からなる2個の短方体2、3と、この短方体2、3とを有している。短方体2、3は、一端2a、3aに挿入穴2c、3cが形成されており、かつ、他端2bに接続具4、5を介して鎖状体6に取付けられる。短方体2は、その長さLを15〜20mmに設定してある。挿入穴2c、3cの径φ1は、後述する取付穴9aの径と略同一に設定してある。
【0012】制御盤等のパネル7には、図5に示すように、ロッキングカードスペーサからなる支持体8が複数個固定されている。そして、支持体8は合成樹脂製であって、プリント基板9の取付穴9aに挿通されて開脚する第1の弾性片8aと、プリント基板9の裏面に弾接する第1のストッパ8bと、パネル7に形成された取付穴7aに挿通されて開脚する第2の弾性片8cと、パネル7の表面に弾接する第2のストッパ8bとを一体的に有してなっている。
【0013】この実施形態にあっては、まず、基板取外工具1を把持した保守員は、図2に示すように短方体2の一端に形成された挿穴2cを支持体8の第1の弾性片8aに対向させ、次いで、図3に示すように短方体2をプリント基板9方向へ押し付けると、挿入穴2cの内壁により第1の弾性片8aが押圧されて閉脚する。この状態でプリント基板9を基板取外工具1のある方向へ引っ張ると、図4に示すように第1の弾性片8aがプリント基板9の取付穴9aから抜け、プリント基板5が支持体4から外れる。
【0014】このように構成した実施形態では、第1の弾性片8aは挿入穴2cの内壁により押圧されて閉脚するため、不必要な力が加えられることなく、したがって、第1の弾性片8aを破損させることなく容易にプリント基板9を支持体8から取外すことができる。また、プリント基板9の上方に十分な空間が無い場所であっても、その空間に短方体2を挿入してその短方体2を第1の弾性片8aに対向させることができ、容易にプリント基板9を支持体8から取外すことができる。
【0015】本実施形態にあっては、短方体2、3は、合成樹脂から形成しているが、これに限定されるものではなく、金属製であってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、弾性片を破損させることなく、かつ、基板の上方に十分な空間が無い場所であっても、容易に基板を支持体から取外すことができ、これによって、作業性を向上するとともに、作業に要する時間を短縮することができる。




 

 


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