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発明の名称 油濾過フィルタの脱着装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−128680
公開日 平成10年(1998)5月19日
出願番号 特願平8−290403
出願日 平成8年(1996)10月31日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎 (外1名)
発明者 野村 達博
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 油タンク内に設けられた円筒状の油濾過フィルタを脱着する油濾過フィルタの脱着装置において、作業者が把持する棒状体と、この棒状体の一端に上下動する如く係合された半円状の下部把持部材と、この下部把持部材に相対するように前記棒状体に固定して設けられた半円状の上部把持部材と、前記棒状体の他端に設けられ、前記下部把持部材とワイヤーを介して上動させる操作体と、この操作体の無操作時、前記下部把持部材を下方へ移動させるばねとから構成したことを特徴とする油濾過フィルタの脱着装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油タンク内の油濾過フィルタを脱着する油濾過フィルタの脱着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に油圧エレベータ等に用いられる油圧パワーユニットにおいては、油タンク内に油を濾過するためのフィルタが設けられている。この油濾過フィルタは、目詰り防止のため定期的に清掃する必要があり、油タンク内に肩まで手を挿入してフィルタを取外すという操作が行なわれていた。しかし、この方法では、身体が汚れ衛生面で問題があったため、同一出願人より特願平6−233262号に示すように、作業者が把持する棒状体と、作業者により操作され、油濾過フィルタを把持する把持手段と、作業者により駆動され、油濾過フィルタを、この油濾過フィルタの軸心を中心にして回転させる回転手段とを備えた油濾過フィルタの脱着治具が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案された従来技術においては、油濾過フィルタを把持する把持手段の開閉機構が複雑となり、製作費に多大の費用がかかるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、簡単な構成で把持手段の開閉を行なえるようにした油濾過フィルタの脱着装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、油タンク内に設けられた円筒状の油濾過フィルタを脱着する油濾過フィルタの脱着装置において、作業者が把持する棒状体と、この棒状体の一端に上下動する如く係合された半円状の下部把持部材と、この下部把持部材に相対するように前記棒状体に固定して設けられた半円状の上部把持部材と、前記棒状体の他端に設けられ、前記下部把持部材とワイヤーを介して上動させる操作体と、この操作体の無操作時、前記下部把持部材を下方へ移動させるばねとから構成したことにより達成される。
【0006】本発明は上記のように構成したので、油タンク内から油濾過フィルタを取外す場合、まず油タンク上部のカバーを取外して開口部を設けた後、作業者が棒状体の上端を把持し、この棒状体の下端側を前記の開口部から差し入れて、操作体を操作し下部把持部材を上動させて、上部把持部材とで油濾過フィルタを保持する。次いで、この状態で棒状体を回転し、所定位置にきたら操作体を無操作状態とし下部把持部材を油濾過フィルタから離し、保持を解除する。その後、棒状体を元の状態に戻し、再度同一行動を行なって油濾過フィルタを取外し、このフィルタをつかんだまま棒状体を引き上げることにより油濾過フィルタを油タンクの外部に取出す。その後前記の手順と逆の手順で、油タンク内に油濾過フィルタを取付けるようになっている。これによって、作業者が油タンク内に手を差し入れることを要せずに、油濾過フィルタを脱着することができる。また、作業者が屈み込んで油タンク内に手を差し入れた状態で作業を行なう必要がないため、作業姿勢が良好であり安全性を向上できるとともに、油濾過フィルタの脱着作業を迅速に行なうことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の油濾過フィルタの脱着装置の一実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の油濾過フィルタの脱着装置の一実施形態を示す正面図、図2は図1の脱着装置の背面図、図3は図1は脱着装置を用いて油濾過フィルタの取外し作業を行なっている全体構成図である。
【0008】図1、図2において、1は作業者が把持する棒状体、2は棒状体1の下端に設けられた半円状の下部把持部材で、この下部把持部材2はブラケット3を介して筒体4に固設され、この筒体4の上部は、棒状体1の下部にスライドできるよう嵌合されている。5は棒状体1の下部に設けられたスリットで、このスリット5には筒体4に設けられた突起6が係合し、筒体4が棒状体1から抜け出すのを防止している。7は棒状体1と筒体4との間に設けられたばねで、このばね7は、常時筒体4を下方に押圧している。8は棒状体1の下方に、下部把持部材2と対向して設けられた半円状の上部把持部材で、ブラケット9を介して棒状体1に固定されている。10は棒状体1の上部に固定体11を介して取付けられた操作体で、この操作体11にはワイヤー12の一端が取付けられ、ワイヤー12の他端は、棒状体1、筒体4の中を通り、ブラケット3に設けられた軸13に取付けられている。したがって、操作体10を操作するとワイヤー12、軸13を介して筒体4及び下部把持部材がばね7に抗して上動し、操作部10を無操作状態にすると、ばね7により筒体4及び下部把持部材は元の状態へと戻る。
【0009】図3に示す油圧パワーユニット20は、油21を蓄える油タンク22と、この油タンク22に吸込用配管23を介して接続される油ポンプ24と、この油ポンプ24の吐出側に接続されるコントロールバルブ25と、油ポンプ24を駆動する電動モータ26とからなっている。前記の吸込用配管23の端部にねじ部23aが形成され、このねじ部23aに油濾過フィルタ27の一端が螺合する。前記のコントロールバルブ25には、油タンク22内に油を戻し入れる配管29も接続されている。このような油圧パワーユニットでは、アクチュエータの作動時に、油タンク22内の油21を油ポンプ24に吸入し、この油ポンプ24から吐出した油をコントロールバルブ25を介してアクチュエータに送り、一方、アクチュエータの停止時に、コントロールバルブ25から油を配管28を介して油タンク22内に戻し入れるようになっている。そして、油タンク22内の油21を油ポンプ24に吸入する際、油21に含まれる異物を油濾過フィルタ27で捕捉することにより油21を濾過し、これによって、油ポンプ24内への異物の侵入を防止するようになっている。
【0010】しかして今、油濾過フィルタ27を取外し清掃を行なうにあたり、油タンク22のカバーを取外して開口部30をあける。この開口部30より棒状体1の上部を作業者がもち、油21内に下部を挿入する。次いで図3に示すように油濾過フィルタ27の位置に、上部把持部材8及び、下部把持部材2を位置させ、操作体10を操作して、ワイヤー12を介して筒体4と共に下部把持部材2を上動し、上部把持部材8とでフィルタ27を把持する。この状態で、棒状体1を回転し、フィルタ27をねじ部23から緩める。棒状体1を所定位置まで回転したら操作体10を緩め、ばね7によって筒体4と下部把持部材2を元の状態へと戻し、先の作業を、フィルタ27がねじ部23aから離れるまで繰り返す。
【0011】フィルタ27がねじ部23aから離れたら、フィルタ27を把持したまま棒状体1を油タンク22から取出し、フィルタを清掃する。
【0012】清掃後は、下部把持部材2と上部把持部材8とでフィルタ27を把持した状態で、油タンク22内に入れ、先の取外しと逆の操作で、フィルタ27をねじ部23aに螺合させる。
【0013】このように油21に身体の一部を浸すことなく、しかも下部把持部材をワイヤー12とばね7により上下動させる構成であるため、機構が簡単で、かつ全体に軽量であり、作業も簡単に行なうことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、油に身体の一部を浸すことなく、しかも下部把持部材をワイヤーとばねにより上下動させる構成であるため、機構が簡単で、かつ全体に軽量であり、作業も簡単に行なうことができる。




 

 


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