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発明の名称 切断機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−58227
公開日 平成10年(1998)3月3日
出願番号 特願平8−217385
出願日 平成8年(1996)8月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎 (外1名)
発明者 久保倉 邦明 / 山本 諭 / 八巻 正光
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 被切断材の外周に周回して巻き掛けられるチェーンを締め込むことにより被切断材の外周に圧接するチェーンバイス、チェーンバイスと装置との間に設けられた装置回動用機構、のこ刃を往復駆動する往復駆動連結部を有し、装置回動用機構の廻りに回動しながら往復駆動してのこ刃を被切断材に当てて切断を行なう切断機において、のこ刃の巾の両側に各々歯部を設けかつのこ刃の長さ方向の両端に各々に装置の往復駆動連結部と結合する開口部を設けたことを特徴とする切断機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建屋内の既設設備の改修時の、組み立てられた状態の電動機等の回転部材の解体時の中心軸の切断に好適な小型の可搬型の切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建屋内の既設設備の改修時の、組み立てられた状態の電動機等の設備の解体時の切断機としては、火気を用いず、火花も出ない安全で小型の可搬型の切断機が適する。小型の可搬型の切断機としては各種の電動工具が周知である。例えば、セーバソーやパイプソーと称される往復鋸の類はのこ刃を電動機で往復駆動しながら被切断部材に押し当て切断する。
【0003】この往復鋸は、装置本体の先端部にピン貫通穴を持ち、被切断部材の切り残し側を把持するチェーンバイス上に設けたピンに貫通させ、取り付ける。
【0004】そして部材を把持するチェーンバイスは、切断の際の切断反力を受けながら装置の位置を安定させ、作業の品質と安全を保つためのもので、断面が円形のパイプ等の部材を把持することを主目的に構成しており、チェーンバイスの把持力調整機構は、チェーンの一端をバイス本体の固定の一位置に係合し、チェーンの他端をねじ棒等により位置調整されるアームの一位置に係合して、ねじ棒等を調整変位させて部材把持力を発生させる。
【0005】部材把持後は、その把持位置を変えずに、装置を前述のピン廻りに回動して、被切断部材に往復するのこ刃を押しつけて切断する。
【0006】切断のための切削は、のこ刃の片側にのみ設けた歯部により、刃を装置側に引く際にのみ行なわれる。
【0007】のこ刃の長さは、チェーンバイスで把持する被切断部材の奥行きの最遠方部もカバーするだけの十分な長さを用いるのが一般である。
【0008】この種の装置としては、メーカのカタログ類、例えば「日立電動工具」(1992年2月日立工機株式会社発行カタログNO.SD−457Q、40ページ)、実開平3−62722号公報、実開平3−19623号公報等が挙げられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、小型の装置で相対的に大型のパイプ状の部材の中心部の支持の軸を切断の主対象とする場合は、パイプ状の部材の外周部をチェーンバイスで把持し、のこ刃で中心部の軸の切断を行なう。しかし、装置が小型のため、最長ののこ刃の長さで、軸の奥行きの最遠方部をなんとかカバーする程度となる。そして、この場合、のこ刃の歯部は一部分のみが軸切断に使用され、摩耗が激しく、寿命が短いという不具合がある。
【0010】本発明の目的は、小型の装置で相対的に大型のパイプ状の部材の中心部の支持の軸を切断の主対象とする場合にも、のこ刃を有効利用して、摩耗の少ないのこ刃を有する切断機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、被切断材の外周に周回して巻き掛けられるチェーンを締め込むことにより被切断材の外周に圧接するチェーンバイス、チェーンバイスと装置との間に設けられた装置回動用機構、のこ刃を往復駆動する往復駆動連結部を有し、装置回動用機構の廻りに回動しながら往復駆動してのこ刃を被切断材に当てて切断を行なう切断機において、のこ刃の巾の両側に各々歯部を設けかつのこ刃の長さ方向の両端に各々に装置の往復駆動連結部と結合する開口部を設ける構成としたものである。
【0012】本発明により切断機は上記のごとく構成したため、のこ刃は、往復駆動連結部との結合方法により、切断対象の軸を切断する歯部を異なる4部分から選択することができ、これらを順次変え、1部分の歯部のみを使用する場合に比較して、のこ刃寿命を4倍にして利用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図1〜図4により説明する。
【0014】100は解体の対象となる電動機等の切断の対象となる軸である。1は解体の対象となる電動機等の電機子等のパイプ状の部材で、ボス101とリブ102により軸100に固定されており、91はその外周部である。4は部材1を把持するチェーンバイスで、5はその本体部、6は本体部5に植立した装置回動用の支持ピンである。10はバイス張力調整用のねじ棒であり、63はそのねじ部であり、60はその他端である。90はバイス本体に設けたねじ棒10の貫通穴である。52はバイス本体5に設けたピン支持部であり、53はその先端部である。70はアームであり、61はアーム70とねじ棒10の端部60とに微小移動可能な形で係合する第2のピンである。62はピン支持部52とアーム70とに係合する第1のピンである。72はアーム70の端部に設けたチェーンフックである。
【0015】8は部材1を把持するためのチェーンで、80はチェーン構成のプレート、81はチェーン構成のピンであり、9および12はその把持端部、82、83は各々端部12、9にあるチェーン構成のピンである。11はねじ棒の調整用のナットである。
【0016】チェーンフック72はフック状でピン82に係合するものである。ピン83はピン支持部52の先端部53と係合している。
【0017】41、42はバイス本体5の底面であり、43、44は底面で鈍角で凹んだV状面である。32はバイス本体5の他の底面であり、図示しないが底面41、42と同様の鈍角で凹んだV状面を有する。
【0018】部材1の外周部91にチェーンバイス4の底面32、41、42を接触させ、部材1の廻りにチェーンバイス8を通し、端部12のピン82をアーム70のチェーンフック72に係止する。そしてナット11を廻してねじ棒10をA方向に移動させると、アーム70は第1のピン62を支点として回動し、アーム70のチェーンフック72はチェーン端部12を伴ってB方向に移動する。その時チェーン8の他端部9は、ピン83がピン支持部52と係合しているので変位はない。これによりチェーン8の張力が調整され、チェーン8に把持用の張力を与え、チェーンバイス4による部材1の把持ができる。
【0019】2は対象となる電動機等の電機子の他の部分等のパイプ状の部材で、ボス200とリブ201により軸100に固定されており、部材1とは空隙300を隔てて配置されている。
【0020】22は切断装置の往復鋸の本体部を収納するハウジング部であり、500はのこ刃であり、21は往復駆動連結部500に取り付けたのこ刃である。23は装置回動用のピン6に嵌合する図示せざる貫通穴を備えた支持ピン受けである。25は電源コードであり、24はハウジング22内にある図示せざるモータへの通電制御のスイッチである。そしてスイッチ24を入れてのこ刃21を往復駆動しながら、ハウジング22をピン6の廻りに回動してのこ刃21を軸100に押し当て、切断を行なう。
【0021】のこ刃21は、C方向に引いた際に切削力を発する歯部405、及び406をその巾の両側に有している。そして、歯部405、406は、のこ刃21が切断作業時に工作物との側面摩擦を減らすために、あさりと称する歯を交互に外側へ曲げて出した部分407、408を持つ。更に、のこ刃21は、装置の往復駆動連結部500と結合する開口401、402および403、404を両端に有する。
【0022】のこ刃21の往復駆動による軸100の切断方法は、以下の4方法が可能である。
【0023】(1)装置の往復駆動連結部500と開口401、402側を連結して、歯部405側を軸100に当て、C方向にのこ刃21を引いて切断を行なう。この際は、のこ刃21の開口部403に近い歯部405の一部歯が摩耗する。
【0024】(2)装置の往復駆動連結部500と開口401、402側を連結して、歯部406側を軸100に当て、C方向にのこ刃21を引いて切断を行なう。この際は、のこ刃21の開口部403に近い歯部406の一部歯が摩耗する。
【0025】(3)装置の往復駆動連結部500と開口403、404側を連結して、歯部405側を軸100に当て、C方向にのこ刃21を押して切断を行なう。この際は、のこ刃21の開口部401に近い歯部405の一部歯が摩耗する。
【0026】(4)装置の往復駆動連結部500と開口403、404側を連結して、歯部406側を軸100に当て、C方向にのこ刃21を押して切断を行なう。この際は、のこ刃21の開口部401に近い歯部406の一部歯が摩耗する。
【0027】すなわち、1箇所の歯部で切断する場合の4分の1の摩耗であり、1枚の刃が4倍の寿命を持つことに等しくなる。
【0028】のこ刃21をC方向に押して切断する(3)、(4)の場合は、切断の反力は、チェーンバイス4を部材1の外周部91から径方向に分離する力として働くので、チェーンバイス4による部材1の把持はより重要となる。
【0029】
【発明の効果】本発明により切断機は上記のごとく構成したため、のこ刃は、往復駆動連結部との結合方法により、切断対象の軸と接触するすなわち軸を切断する歯部を異なる4部分から選択することができ、これらを組み合わせて、1部分の歯部のみを使用する場合に比較して、のこ刃の寿命を4倍にして利用することができる。




 

 


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