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発明の名称 切断加工装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−138199
公開日 平成10年(1998)5月26日
出願番号 特願平8−292610
出願日 平成8年(1996)11月5日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】早川 政名 (外1名)
発明者 村松 義和
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 切断刃のホルダーに、ストリッパーを支持する支持用のシリンダを設け、該支持用のシリンダを、作動時に前記ストリッパーをホルダー下面に向けて上昇させると共に作動停止時に同ストリッパーを自重降下するように構成し、そのホルダーに、作動時に前記ストリッパーに強制押圧力を付与し且つ作動停止時にその強制押圧力を解除する押圧用のシリンダを設け、前記支持用のシリンダ、押圧用のシリンダにその作動停止及び切替えを行う切替手段を接続すると共に、その切替手段に供給圧力を調整する圧力調整手段を接続してなり、且つ前記圧力調整手段の圧力調整及び切替手段の切り替えを制御する制御部を設けていることを特徴とする切断加工装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平刃からなる切断刃を昇降させてワーク材料をカットする切断加工装置、更に詳しくはその切断加工装置においてワーク材料を移動不能に押さえるストリッパーの制御に関するものである。
【0002】
【技術背景】従来、切断加工装置は昇降用の駆動源に連結されたホルダーに切断刃を支持し、そのホルダー下端にストリッパーを備え、下降するワーク材料を切断刃でカットする前にストリッパーで押さえて移動不能に保持し、その押さえを、切断した後切断刃が少なくともワーク材料から離間するまで続行している。このようなストリッパーは一般的にバネを介して備えられ、ワーク材料の種類に関わらず、一定圧でワーク材料を押圧保持するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワーク材料には柔らかいものから硬いものまで多種あり、押さえ力を一定に設定しておくと、軟らかいワーク材料では切断の度に押さえ力が断続的に作用することによって展延し、硬いワーク材料ではストリッパーの押さえ力が不十分となり、切断の度に衝撃でワーク材料が微動し、共に精度の良い切断が期待できなくなる。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処はストリッパによる押さえ力を皆無にしたり、ワーク材料の性質(硬さ具合、粘性の有無)に応じてそのストリッパによる押さえ力を所要に設定したり、更には下降時または上昇時のみにワーク材料に押さえ力を作用させたりする等、ワーク材料の性質(硬さ具合、粘性の有無)に適したストリッパー制御が行えるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために講じた技術的手段は、切断刃のホルダーに、ストリッパーを支持する支持用のシリンダを設け、該支持用のシリンダを、作動時に前記ストリッパーをホルダー下面に向けて上昇させると共に作動停止時に同ストリッパーを自重降下するように構成し、そのホルダーに、作動時に前記ストリッパーに強制押圧力を付与し且つ作動停止時にその強制押圧力を解除させる押圧用のシリンダを設け、前記支持用のシリンダ、押圧用のシリンダにその作動停止及び切替えを行う切替手段を接続すると共に、その切替手段に供給圧力を調整する圧力調整手段を接続してなり、且つ前記圧力調整手段の圧力調整及び切替手段の切り替えを制御する制御部を設けていることを要旨とする。この技術的手段によれば支持用のシリンダの作動すると共に押圧用のシリンダを作動停止することによってストリッパーを上昇させて切断刃をストリッパーよりも下位に位置させ、切断時にワーク材料にストリッパーが当接しないようする。支持用のシリンダ、押圧用のシリンダを共に作動停止させてストリッパーを自重降下させ軽い力でワーク材料に押さえ力を付与する。支持用のシリンダを作動停止すると共に押圧用のシリンダを作動させて制御された所望の強制押圧力でワーク材料を押さえ付ける。等数種のパターンの組み合わせ選択でストリッパーを制御する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図8は本実施の形態の切断加工装置の要部を示し、符号1は切断刃、2はそのホルダー、3は支持用のシリンダ、4は押圧用のシリンダ、5は圧力調整手段、6、6は切替手段、7は制御部である。
【0007】ホルダー2は、機体(図示せず)に備設した昇降用サーボモータ(図示せず)やシリンダ(図示せず)を介して上死点から下死点まで昇降動するようにそのサーボモータやシリンダに連結した取付体100 で支持され、下端に平刃からなる切断刃1を着脱可能に取着している。
【0008】また、このホルダー2は、上部内に支持用のシリンダ3を装備してなり、前記切断刃1の通孔18を長孔状に開孔したストリッパー8を、その支持用のシリンダ3でもってホルダー2の下面下方に吊持状に備えている。
【0009】この支持用のシリンダ3は、単動型のエアーシリンダであり、この支持用のシリンダ3は、作動時に圧縮バネ53の弾撥力に抗してピストン63が上昇することによってピストンロッド43がホルダー2の上面から取付体100 内に凹設した空間101 に突出するように構成されており、ストリッパー8の支持機構30に連絡されている。この支持機構30は、ストリッパー8に下端を固定し且つホルダー2を縦貫して上下動可能とする複数本のロッド13…と、そのロッド13…の上下動を案内するベアリング23と、そのロッド13…の上端同士を連結する連結板33とを備え、前記支持用のシリンダ3作動時に連結板33を前記ピストンロッド43で押し上げてストリッパー8をホルダー2の下面に当接させて切断刃1をストリッパー8から下方に露出し、作動停止時に前記ストリッパー8を自重(ストリッパー8、ロッド13、連結板33等の総和重量)で降下させて、その自重でもってワーク材料Aを押さえつけるようになっている。尚、符号9は、ホルダー2内に設けたエアー供給路であり、図6に示すように切替手段6に接続してある。
【0010】押圧用のシリンダ4は、単動型のエアーシリンダであり、ホルダー2の下端に、ピストンロッド24をホルダー2内に没入させて複数個装備され、作動時にピストン34を圧縮バネ14の弾撥力に抗して下降させることによってピストンロッド24が下方に突出してストリッパー9に強制押圧力を付与し、作動停止時に圧縮バネ24の弾撥力でピストンロッド24がホルダー2内に没入してその強制押圧力を解除するようになっている。尚、符号10は、ホルダー2内に設けたエアー供給路であり、図6に示すように切替手段6に接続してある。
【0011】前記切替手段6、6は、本実施の形態では周知の電磁式の切替弁(3ポート切替弁)、圧力調整手段5は、本実施の形態ではパイロット作動形比例電磁式の圧力制御弁であり、相互に接続され、またその切替手段6、6、圧力調整手段5は制御部7に連絡されている。
【0012】図6はエアー供給源(流体供給源)200 、圧力調整手段5、切替手段6、制御部7、支持用のシリンダ3、押圧用のシリンダ4の関係を示す回路図であり、制御部7のROMに入力された複数のプログラムに基づいて圧力調整手段5、切替手段6、6を制御できるようになっている。
【0013】プログラムを複数の選択モード(本実施の形態では5つの選択モードを実行できるようにしている)別にフローチャート(図7)(図8)に基づいて説明すると。図7において、・モード選択入力によって選択モード(1)を選択した場合(ステップ1)。選択モード(1)かどうか判断し(ステップ2)、選択モード(1)であれば、支持用のシリンダ3及び押圧用のシリンダ4を共に作動停止(OFF)し、その状態で切断刃1を下降端(下死点)まで下降させて切断する(ステップ3、4)。続いて下降端(下死点)までの切断が完了したかどうか判断され(ステップ5)。下死点まで切断刃が下降していることを確認すると、支持用のシリンダ3及び押圧用のシリンダ4が共に作動停止(OFF)状態のまま切断刃1を上昇端(上死点)まで上昇させる(ステップ6、7)。最後に上昇端まで切断刃1が上昇したかどうか判断する(ステップ8)。この選択モード(1)の場合、ストリッパー8は自重降下してワーク材料Aに押さえ力(ストリッパー8、ロッド13、連結板33等の総和重量)を付与して切断し、上昇時にも切断刃1がワーク材料Aから刃離れするまではその押さえ力の付与を継続する。従って、比較的軽い力でワーク材料Aを押さえ付けることが可能となり、軟らかく展延し易い材料の切断に適している。図8において・モード選択によって選択モード(2)を選択した場合(ステップ1)。選択モード(2)かどうか判断され(ステップ9)。選択モード(2)であれば、支持用のシリンダ3及び押圧用のシリンダ4を共に作動停止(OFF)して、切断刃1を下降端(下死点)まで下降して切断する(ステップ10、11)。下降端(下死点)までの切断を判断し(ステップ12)。下降端(下死点)まで切断刃1が下降していることを確認すると、支持用のシリンダ3が作動停止(OFF)すると共に、押圧用のシリンダ4が作動(ON)し(ステップ13)、切断刃1を上昇端(上死点)まで上昇させ、それを確認する(ステップ7、8)。この選択モード(2)の場合、選択モード(1)と同様に下降時にストリッパー8を自重降下させてワーク材料Aに押さえ力(ストリッパー8、ロッド13、連結板33等の総和重量)を付与して切断し、上昇時に押圧用のシリンダ4による所望の強制押圧力でワーク材料Aを押さえることができる。展延し易く且つ刃離れが悪い粘性のあるワーク材料Aの切断に好適である。・また、モード選択によって選択モード(3)を選択すると(ステップ1)。選択モード(3)かどうか判断され(ステップ14)。選択モード(3)であれば、支持用のシリンダ3を作動(ON)すると共に押圧用のシリンダ4を作動停止(OFF)し、切断刃1を下降端(下死点)まで下降させて切断させる(ステップ15、16)。そして下降端までの切断を判断し(ステップ17)、下降端まで切断刃が下降していることを確認すると、支持用のシリンダ3を作動停止(OFF)すると共に押圧用のシリンダ4を作動(ON)し(ステップ18)、切断刃を上昇端(上死点)まで上昇させ、前述する選択モードと同様に確認する(ステップ7、8)。この選択モードでは、下降時に支持用のシリンダ3を作動させて切断刃1をストリッパー8から露出させてワーク材料Aにストリッパー8の負荷を掛けずに切断し、上昇時に押圧用のシリンダ4による所望の強制押圧力でワーク材料Aを押さえることができる。そのため、より軟らかくて展延し易く且つ刃離れが悪い粘性のあるワーク材料Aの切断に好適である。・更にモード選択によって選択モード(4)を選択した場合(ステップ1)。選択モード(4)かどうか判断され(ステップ19)。選択モード(4)であれば、支持用のシリンダ3を作動停止(OFF)すると共に押圧用のシリンダ4を作動(ON)し、切断刃1を下降端(下死点)まで下降させて切断させる(ステップ20、21)。そして下降端までの切断を判断し(ステップ22)、下降端まで切断刃が下降していることを確認すると、支持用のシリンダ3を作動停止(OFF)すると共に押圧用のシリンダ4を作動(ON)し(ステップ23)、切断刃1を上昇端(上死点)まで上昇させ、前述する選択モードと同様に確認する(ステップ7、8)。この選択モードの場合には、押圧用のシリンダ4の所望の強制押圧力でストリッパー8を加圧して切断時から刃離れ時までワーク材料Aの固定を継続するため、硬いワーク材料Aの切断に適している。・また、モード選択によって選択モード(5)を選択した場合(ステップ1)。選択モード(5)かどうか判断され(ステップ24)。選択モード(5)であれば、支持用のシリンダ3を作動(ON)すると共に押圧用のシリンダ4を作動停止(OFF)させ、切断刃1を下降端(下死点)まで下降させて切断する(ステップ25、26)。そして、下降端までの切断を判断し(ステップ27)、下降端まで切断刃1が下降していることを確認すると、双方のシリンダ3、4を作動停止(OFF)し(ステップ28)、前述と同様に切断刃1を上昇端(上死点)まで上昇させ、それを確認する(ステップ7、8)。この選択モードはクリーナーモードであり、下降時に支持用のシリンダ3を作動させて切断刃1をストリッパー8から露出させてワーク材料Aにストリッパー8の負荷を掛けずに切断し、上昇時にストリッパー8の自重降下による押さえ力(ストリッパー8、ロッド13、連結板33等の総和重量)で切断対象になっているワーク材料Aに押さえ力を付与することができ、切断刃1に付着した切り屑を除去する際に使用する。
【0014】このように選択モードの選択で切断対象となるワーク材料Aにとって最適な切断加工が行え、ワーク材料Aが展延したり、刃離れが悪かったり、移動したりして切断精度が悪くするような不具合が一切なくなる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上にように構成したから、各種ワーク材料の硬さ具合、粘性の有無等に応じた最適な状態にストリッパーを制御し、各種ワークの切断加工を高精度にして歩留まりの向上を図ることができる。




 

 


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