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発明の名称 粉体塗装機の色替え装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−165857
公開日 平成10年(1998)6月23日
出願番号 特願平8−353532
出願日 平成8年(1996)12月16日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】野口 宏
発明者 島田 哲也
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 インジェクタにより粉体塗料を送給する複数の塗料タンクを塗料切り替え装置の固定板の同一円周上に形成した複数の通孔に別々に接続し、かつ、該固定板の前記円周上に塗料ホースより少し大径の弾性球体を圧縮空気で前記通孔と異なる通孔内に押し込む弾性球体圧送装置を設け、前記固定板に摺接して回転する回転板に前記固定板の通孔の1つを選択して連通する接続孔を設けるとともに、該接続孔を塗料ホースを介してスプレイガンに接続する状態と、該接続孔を塗料ホースを介して弾性球体排出孔に接続し、かつ加圧空気を前記スプレイガンに供給する状態とに変更する変更装置を設けた粉体塗装機の色替え装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は色の異なる複数の粉体塗料を切り替えて使用する粉体塗装機の色替え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粉体塗装機は塗料タンクが1個であるため、色替えを行う際には、まず、加圧空気の流れにより粉体塗料を吸い上げるインジェクタと粉体塗料タンクとの間にある開閉弁を閉じてインジェクタから空気のみを噴き出して塗料ホース内および及びスプレイガンの内部経路内に付着している粉体塗料を吹き飛ばして洗浄した後に、塗料タンク内に残った粉体塗料を取り出し、インジェクタ内外部と塗料タンクを加圧空気の吹き付けにより洗浄してから新しい粉体塗料を塗料タンクに入れて塗装を再開していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塗料タンクに設置してあるインジェクタからの空気の噴き出しだけでは塗料ホース及びスプレイガンのノズルを通る際の抵抗により圧力が低下し、特に、スプレイガンに近い塗料ホース内に付着した粉体塗料を吹き飛ばすに十分な風量が得られず、粉体塗料がホース内に残るという欠点があった。
【0004】もともと、塗料ホース内においては中心部の風速が高く、塗料の付着した内周面近くでは風速が低いため塗料を除去しにくいのであり、特に、塗料ホースが湾曲している場合にはその内側の内周面に付着した塗料が除去しにくかった。
【0005】このように、空気流による吹き飛ばしだけでは塗料ホース内に付着した塗料を十分に除去することができず、別の塗料に交換(色替え)したときに塗料経路内に残っていた塗料が新しい塗料に混じって塗装不良を生じるという問題があった。
【0006】また、色替えの際に塗料タンク及びインジェクタの洗浄が必要となって、洗浄に時間と手間がかかるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題を解決するための手段として、本発明はインジェクタにより粉体塗料を送給する複数の塗料タンクを塗料切り替え装置の固定板の同一円周上に形成した複数の通孔に別々に接続し、かつ、その固定板の前記円周上に塗料ホースの内径より少し大径の弾性球体を圧縮空気で前記通孔と異なる通孔内に押し込む弾性球体圧送装置を設け、固定板に摺接して回転する回転板に固定板の通孔の1つを選択して連通する接続孔を設けるとともに、その接続孔を塗料ホースを介してスプレイガンに接続する状態と、その接続孔を塗料ホースを介して弾性球体排出孔に接続しかつ加圧空気をスプレイガンに供給する状態とに変更する変更装置を設けた構成としたものであって、塗装時には、塗料切り替え装置の固定板の1つの通孔を回転板の回転により接続孔に連通して塗料ホースを1つの塗料タンクに接続するとともに変更装置を接続孔がスプレイガンに接続された状態にしておいてインジェクタから加圧空気を供給して塗料タンク内の粉体塗料を加圧空気とともにスプレイガンから噴出させる。
【0008】色替えの際には、まず、塗料タンクをインジェクタから遮断して加圧空気のみを塗料経路に流し、その塗料経路中の塗料をスプレイガンから放出させて塗料経路を予備洗いした後、切り替え装置の回転板を回転させて接続孔を弾性球体圧送装置の通孔に接続するとともに、変更装置を接続孔が弾性球体排出孔に接続する状態にしかつ圧縮空気を前記スプレイガンに供給する状態にして弾性球体を加圧空気により接続孔を通して塗料ホース内に押し込み、変更装置の弾性球体排出孔から排出すると、弾性球体は塗料ホースより少し大径であるから、塗料ホースの内周面に弾接して移動しながらその内周面に付着した残留塗料をこすり取って塗料ホースの内周面をきれいに拭き取る。
【0009】弾性球体排出孔から排出された弾性球体は洗浄することにより再使用することができる。
【0010】スプレイガン内は圧縮空気により高圧洗浄される。
【0011】このようにして、塗料経路の洗浄が終了すると切り替え装置の回転板を回転して接続孔を所望の通孔に接続するとともに、変更装置を動かして接続孔がスプレイガンに接続された状態に戻し、所望の塗料タンクのインジェクタに加圧空気を供給して塗料タンク内の粉体塗料を圧縮空気とともにスプレイガンから噴出させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0013】図1においてA、B、Cは塗料タンクであって、それぞれ、細かい金網1の上に載せられた粉体塗料a、b、cがパイプ2a、2b、2cから吹き出される加圧空気により舞い上がった状態となる。
【0014】3a、3b、3cはインジェクタであって、それぞれ、パイプ5a、5b、5cから供給される加圧空気により粉体塗料a、b、c、が舞い上がっていて開閉弁4a、4b、4cが開いた1つの塗料タンクA、B、Cから粉体塗料a、b、cを吸い上げて塗料ホース6a、6b、6cに送給するようになっている。
【0015】図1において、7は図2〜5において詳述する切り替え装置、8は図6〜9において詳述する変更装置、9はスプレイガンであり、また、10は切り替え装置7と変更装置8とを接続する塗料ホースである。
【0016】切り替え装置7は固定板71と回転板72とからなり、固定板71には同一円周上に等間隔で通孔71a、71b、71c、71d及び予備の通孔が形成されていて、通孔71a、71b、71cには塗料ホース6a、6b、6cが接続されているとともに、通孔71dには裏面にパイプ73が接続され、そのパイプ73の上面に充填筒74が立設されてその中に塗料ホース10の内径より少し大径のスポンジまたは綿製のボール等からなる弾性球体xが充填され、パイプ7の後端に接続されたノズル75から噴出する加圧空気により弾性球体xが1個ずつ通孔71d内に圧送されるようになっており、パイプ73、充填筒74及びノズル75により弾性球体圧送装置12が構成されている。
【0017】回転板72は固定板71に密着して同心軸上で回転し前端の中心から後端の外周近くに向かって接続孔11が透設されていて、回転板72を回すことにより接続孔11が固定板71の通孔71a、71b、‥‥‥の任意の一つに整合するようになっており、接続孔11の前端は塗料ホース10に気密にかつ相対的回転自由に接続されている。
【0018】変更装置8は固定体81と移動体82からなり、固定体81には上段において後面からスプレイガン9に連通する通孔84と下段において後面から前面の斜め下方に向かって連通する弾性球体排出孔83が形成されており、移動体82には上段において加圧空気供給管87に連通する通孔85と下段において塗料ホース10に接続する通孔86が形成されていて、移動体82は固定体81の後面に密着して上下動し、上方位置において通孔86が通孔84に整合し、下方位置において通孔85が通孔84に、通孔86が弾性球体排出孔83にそれぞれ整合するようになっている。
【0019】以下、本実施の形態の作動を説明する。
【0020】塗装時には、図2、3に示すように、塗料切り替え装置7の固定板71の1つの通孔71a、71b‥‥‥を回転板72の回転によりその接続孔11を1つの塗料タンクA、B、Cに接続するとともに変更装置8を、図6、7の状態にして塗料切り替え装置7の接続孔11がスプレイガン9に接続された状態にしておいてそのインジェクタ3a、3b、3cに圧縮空気を供給して塗料タンクA、B、C内の粉体塗料a、b、cの1つをを圧縮空気とともにスプレイガン9から噴出させる。
【0021】色替えの際には、まず、塗装していた塗料a、b、cの塗料タンクの開閉弁4a、4b、4cを閉じ、その塗料タンクA、B、Cをインジェクタ3a、3b、3cから遮断して加圧空気のみを塗料ホース6a、6b、6cに流し、その塗料ホース6a、6b、6c及び塗料ホース10中の塗料a、b、cをスプレイガン9から放出させて塗料経路を予備洗いした後、切り替え装置7の回転板72を図4、5に示す位置に回転させて接続孔11を固定板71の通孔71dに接続するとともに、図8、9に示すように、変更装置8をホース10が弾性球体排出孔83に接続するとともに加圧空気を前記スプレイガン9に供給する状態にして弾性球体xを弾性球体圧送装置12のノズル75から噴出する加圧空気により接続孔11を通して塗料ホース10内に押し込み変更装置8の弾性球体排出孔83から排出すると、弾性球体xは塗料ホース10より少し大径であるから、塗料ホース10の内周面に弾接して移動しながらその内周面に付着した残留塗料をこすり取って塗料ホース10の内周面をきれいに拭き取る。
【0022】弾性球体排出孔83から排出された弾性球体xは洗浄することにより再使用することができる。
【0023】スプレイガン内は加圧空気供給管87から供給される加圧空気により高圧洗浄される。
【0024】このようにして切り替え装置7からスプレイガン9までの塗料経路の洗浄が終了すると切り替え装置7の回転板72を回転して接続孔11を所望の通孔71a、71b、‥‥‥に接続するとともに変更装置8の移動体82を上方へ動かして接続孔11が塗料ホース10を介してスプレイガン9に接続された状態に戻し、所望の塗料タンクA、B、Cの開閉弁4a、4b、4cを開いてインジェクタ3a、3b、3cにより塗料タンクA、B、C内の粉体塗料a、b、cの1つを圧縮空気とともにスプレイガン9から噴出させる。




 

 


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